ぽんちゃけ峠

最近いけばなブログと化しておりますが、昨日のお稽古はクジャクヒバのお生花でした。

昨日は隣町まで文化団体の会合に行って、終わってから花屋さんで花材を調達、いったん自宅に戻ってお昼を食べてから再び隣町のいけばなの先生宅へ行ってお稽古、そのあと家族の通院と忙しかったです。

忙しいのに花材を注文もしておらず、いつものお世話になっている花屋さんに行けば何とかなるだろうというずうずうしさ。

花屋さんの奥さんも困っていたようですが、この前あったいけばな展の際に仕入れて余っていたくじゃくひばがあるというのでそれにしました。

５本で１５００円はかなりお買い得なのでは。

２週間前の仕入れだけれど、華道展向けの上質の品なのでずっしり重く枝ぶりも見事でした。

これが夏だとたまに水に浸かっていた部分が臭くなっていたりするのですがそれもなし。

しかし奥さんに「ちょっと高いけれど。」と言われて３０００円以上だったらどうしようと思った私でした。

私、ふだん花材費を安くしようと努力しているのがバレバレなのかも。

そういえば二週間前の時も「１本４２０円ですがいいですか？」と他所のお店で聞かれましたね。

そこは単価が高い品が多く、買う時にはいつもお値段聞いてばかりなので、めったに行かないけれど顔をおぼえられているのかも。

結局４２０円の緑のトルコキキョウは使わずに家の玄関の花になりましたし。

そして高い割には花もちが悪かったので、いけばな展で使わなくて正解でした。

ちなみにモルセラはこれからドライフラワーにしてみるつもりです。


そんなわけでお生花のお稽古ができそうな花材はクジャクヒバしかなかったのです。

家族を病院に送迎しなければいけないのに！

でも５本だし、最近木密配りも手早くできるようになったから大丈夫かもということにして、受筒剣山を手下げに入れて木密を作るためのムクゲの枝を庭から切って、再び出発。

先生のご自宅が下水道工事中だったり、剣山を脚のそばに落としたりとひやりすることがありましたが、予定していた時間には生け終わり、さらにもう一度生けなおしてお稽古終了。

そこですぐに帰ればよかったのに、先生がお茶とお菓子を出してくださったのでついついおしゃべりしてしまい、結局家から電話がかかってきてしまい、あわてて帰りました。

そんなわけで昨日は時間がなかったので、家では今日生けました。



花器がお稽古用なのが残念ですが。

（テーブルなんてアウトドア用ですよ…）

もう少し重厚な感じの花器を欲しいなと思いますね。

それと写真だとはっきりしませんが、クジャクヒバはもっと金色のような色合いでゴージャスな感じです。

何年か前にいけばな展で生けた時よりもずっと素敵な色でした。

一年のちょうど今ごろだけ、こんな色合いになった花材が出回るらしいです。

もう少し葉を整理した方がよさそうですが葉が素敵なのでこの程度で。

それとひばは先が垂れるものなので、無理なことはしなくていいらしいです。