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テーマ:いけばな ★彡 (3210)
カテゴリ:いけばな
昨日まで開催されていた第13回二市一町富士山いけばな展に今回も参加させていただきました。
二市一町というのは小山町、御殿場市、裾野市の華道団体が毎年今ごろに当番で開催する静岡県広域文化事業です。 今回は86作品が小山町総合文化会館菜の花ホールに並びました。 私は今回は現代華を生けました。 花材は家の裏の畑に家族が植えたトサミズキが今までになく大きくなって枝数も増え、つぼみもたくさんだったのでそれを切らしていただき、花屋さんでアイリスとアルストロメリアを買ってきました。 トサミズキは昨年の台風による強風と真夏の猛暑による畑の放置でつる性の植物に覆われてしまったことで、もともとおもしろい枝がさらに変わった曲がり方をしていたのでした。 花器は前々回小山町が会場になった時と同じものですが、その時は上に高くサンゴミズキを生けた作品だったので、今回は高さはおさえて横に広がるような生け方にしました。 会議用テーブルに白布を敷いた席で、スペースは横120センチ、奥行き90センチです。 今回は右端の席でパネルが横にもありました。 写真は開催十年の時に県から表彰された時の表彰状です。 二市一町では他に書道や詩吟や写真も合同展を開催しているそうですが、毎年続けているのは華道だけだとか。 ちなみに今年は書道の二市一町があるそうなので、楽しみです。 私の作品は、アイリスが開花するとかなり変わるだろうなと不安と期待があったのですが、結局会期中はというか、自宅に持ち帰った今もアイリスはつぼみのままです。 一方トサミズキは、最終日には開花が進みました。 いけこみの時は、もう少し作品を下の方向につぶしたいかなあと思ったのですが、トサミズキの花が咲くことで下向きの力が少し増したかなと。 会場では「春だねー。」と言われるほど黄色でした。 最近いろいろ暗い話題ばかり耳に入ってくるので、明るく元気に生けたかったという作品です。 とにかく無事に会期を終えることができてよかったです。 お天気もまったく心配なく、会場からはきれいな富士山も見えました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年03月18日 15時43分57秒
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