我が家の桜
家の裏の畑の向こうにある竹やぶにある墓地のそばの我が家の桜も見ごろとなりました。たった1本だけなのですが毎年大きくなって風格が増してきました。父が20年前に植えたということです。竹やぶの一角に我が家の犬と猫の墓地があってアウルもアーシャーもそこに眠っています。アウルを埋葬した時(4月1日)は桜の蕾も固くまだまだ冬という感じだったのですが・・・写真の左に幹が見えるのはやっと葉の色から花粉の赤茶色が薄れてきた杉の木です。この木はダヤーの前に飼っていたポリンちゃんがよく登っていた木なのです。アーシャーと散歩に行く時に必ずついてくるのはいいけれどまっすぐ一緒に歩かずにひとり変な方向に行ったり木に登ったりするのでアーシャーがいつも心配そうに立ち止まってはポリンの行方を確認していました。ポリンは私たちよりも遅れてしまうと杉の木にのぼって私たちの行方を確認してから夢中で走ってきました。ポリンが1歳にもならずに病気で亡くなってからアーシャーは元気がなくなってしまい食事もしなくなっていっきに老け込んでしまったくらいでした。そのころにはまだ細かった幹も今では当時の二倍以上に太く育ってしまいました。桜の裏側に墓地があるのですが夜中になっても帰ってこないアウルをさがして何度行ったことでしょう。懐中電灯でこわごわ墓石を照らして見たらアウルが墓石の上に座っていたなんてこともありました。私はおかげでどんどん夜更かし人間になっていったよ。今日はほとんど放置状態だったプランターの百合の球根を畑に全部移植しました。夕方畑に行ったら植えたばかりの百合のところをダヤーがさっそくトイレにしてしまい土をさかんにかき寄せていました。この前もカサブランカの芽が出ていたはずなのにこんもりときれいに土寄せされていてあれれと思ったのですが犯人は野良猫ではなくダヤーだったとは。