富士霊園でお花見と鯉のえさやり
ローカル新聞に富士霊園の桜が満開だという記事が載っていたので、午後の用事のついでに行ってきました。国道246から県道151に入ったらすでに葉桜ばかりなので、ちょっと不安になりましたが富士霊園の方はもっと上の方なので、桜は見ることができるだろうと。霊園に近くなるにつれて平日にしては下ってくる車が多くなりました。入口前の交差点で一時停止をすると大通りの満開の桜並木が見えていました。今日は大通り沿いの駐車場もいっぱいだし、高齢者を後ろに乗せていたので、大通りでは車からは降りずに最上部までゆっくり行ってUターンしてきました。しかしそのまま出口には向かわずに大通りから脇の道に行って瓢箪池近くの駐車場へ。無人鯉のえさ販売所です。ひとにぎりほどのこいのえさが一袋50円。今日は三人で行ったので3袋買いました。以前はなかったものが池のそばに設置されていました。なんと浮輪です。最初色を見て公共の場所に置いてある緊急用の医療器具かと思いましたが、浮輪でした。まあ、うっかり池に落ちる人もいるのかもしれません。今日はえさの大袋を持ち込んでいる団体さんがすでにいたので、私たちがいつもえさやりをする場所にはあまり鯉がいませんでした。のどかにえさやりする人たち。男性がえさを一粒ずつ池に投げているので、女性に指導されていたようです。池の向うに大通りの桜が見えています。私としては池のほとりの鮮やかなツツジがかなり気になりました。今回は大通りに車をとめなかったので、桜の写真を撮りませんでした。今咲いているのは落葉系のつつじですね。ところで後から来た10人くらいの家族連れも鯉のえさを買っていたのですが、小さい男の子がとても元気に走り回っていて、お父さんらしき人が、「おまえはこの前も落ちたんだから、おとなしくしなさい!」と言っていました。救命浮輪を実際に使ってしまった人だったのでしょうか。それともあの男の子のことがあって、浮輪を?帰り道で以前お世話になった介護施設の車4台ほどとすれ違いました。入所者さんが霊園の方に恒例のお花見に行くのでしょう。何日かに分けてお花見に行くんですよね。もちろん、事前に入所者の家族は参加させるかどうかを書面で返答し、参加するなら外出の際に着る服を用意します。それまで花見にさほど意義などを考えていなかった私ですが、老人介護施設のお花見というものを実際に見てから、この時期が特別なものに思うようになりました。私としては今年の「桜のお花見」はたぶんこれで最後かなあと思います。ソメイヨシノではない桜だったら、まだできるかもしれませんが。