|
カテゴリ:gardening
先週、ガーデナーのジャスティンさんが作業にやって来た。
(もう1ヵ月経ったのね・・・早い・・・) 私が在宅の場合は、挨拶がてら、少しおしゃべりをする。 庭に関する話だけではなく、話題はいろいろ。 ジャスティンさんは、イギリスで生活したことがあり、ヨーロッパの 国々のこともよくご存知だ。 例えば・・・ ミモザ→イタリア→フランジェリコ(イタリアの宗教画家)→女性の 就職(日本)→北欧の女性→少子化→現代の子育て→→→ 話はこんなふうに発展していく。 こう見ると、会話というより議論をしているかのように思われるかも しれないが、ただのおしゃべりである。 簡単な質疑応答が重なり、こんなふうになるのである。 ちなみに、スポーツが話題になった月があった。 ジャスティンさんが嫌いなスポーツはクリケット。 「あんなまどろっこしいスポーツはない!見ていて退屈だ!」 (クリケットは、AUで人気スポーツである。) ジャスティンさんが大好きなスポーツはテニス。 「クレイコートの試合は好きじゃない。」 観戦にもこだわりがあるのですね・・・ジャスティンさん。 そして、今月の話題は「虫」! 2週間前、ガレージの脇にあるコニファーにイモムシが大量に 発生しているのを発見した。 裏庭にいたジャスティンさんに報告し、一緒に現場へ。 どうやら、我が大家さん、害虫駆除用の農薬散布などは *契約していないらしく、ジャスティンさんに処理をお願いする ことはできないそうだ。 私が自分で薬をまくことはかまわないとのこと。 薬でなく、虫を見つけるたびに処理する場合はどうするのか 質問すると、「バケツか何かに水を入れて、その中に入れれば いいさ。でも、できる?」と言われてしまった。(笑) *ガーデナーとの契約は、我が家のように貸主がしている場合と、 借主が自分でガーデナーを探して契約することを賃貸契約の 条件にしている場合などがある。 ミズナをアオムシに食べられた話をすると、やはり見たいとのこと。 で、リビング脇のアプローチに移動。 私がガーデニングを始めてから、ジャスティンさんがこのアプローチに 入るのは初めてだったので、ちょっとドキドキした。 植えてあるものをひとつ、ひとつチェックしては、「これは○○(虫)に 注意だよ。」とか、「これは水切れに注意しないと。毎日水遣りを忘れ ないようにね。」とか、いろいろアドバイスしてくれた。 「君は本当にガーデニングが好きなんだね。おや?これは?」 ジャスティンさんが目に留めたもの・・・ それはミツバ! いままで、「秘密の野菜」と記載していたのは、このミツバ。 この種をいただいたことで、渡豪以来、封印していたガーデニングを 再開することにしたのだった。 「日本のハーブで、ミツバといいます。試してみます?」 ミツバをひとつちぎって、ジャスティンさんに差し出した。 ジャスティンさんは、そのミツバを鼻の下にもって行き、ゆらゆらと 揺らして香を確かめ、葉を少しちぎって、手の平で擦り、また香を 確認。 そして、口に含んだ。 「とっても優しい香と味だね。何に使うの?」 「ジャパニーズスタイルのスープとか、サラダとか、生でもいただくし、 火を通すこともあります。味は違いますが、バジルのように いろいろな使い方をします。」 「ほ~」 形が香菜に似ているし、アジアのハーブと聞いて、スパイシーな香と 味を想像していたのかもしれない。 なるべくジャスティンさんの作業の邪魔にならないようにと、鉢や プランターを並べているつもりだし、必要なら、作業の前の日に 移動するつもりでもいる。 「これから、植えたものが育っていくのが楽しみだね。 好きなように楽しんだらいいさ!」 笑顔でジャスティンさんはこう言ってくれた。 ・・・歯止めがきかなくなったらどうしよう・・・(笑) <おまけ> 変な時間にケーキを食べてしまった週末の夕食に、歯科医に 行った日の夕食によく登場する「鶏と雑穀のスープご飯」。 ミツバをたっぷりのせて・・・のせすぎました。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[gardening] カテゴリの最新記事
|
|