カテゴリ:◆輪廻転生(禊ぎ・昇華)◆
神から人へ。神から人へ、教えて残せよ。多少なるとも。残さぬ教えは 間違いのみの、偽り宗教、汚れしことばの、人の心をかどわかす、 甘言(かんげん)ばかりの戯言(たわごと)のみなり。さにて本日何を問いたし。
(人間が作られた時にすでに持っていた汚れ、つまり人類全てが持っている 汚れ、また生まれたときに持って生まれ、行によって禊がれる汚れについても お教え下さい) 現世、前世、前々世、この世に人の生まれしときより、人類全てが身につけし もの。それぞれ個々に異なれど、前世、来世とつながるなれば、人は己の生の あるうちに、積み越し過(あやま)ち、罪科(つみとが)を、まずは償(つぐな)う、 そが務め。さにて残せし罪科が、来世に汚れと持ち越されん。あるいはまた、 現世に課されし神のみ役を、怠(おこた)り怠(なま)けて神を忘れ、物質文明に 心奪われ、神のお邪魔をせし者も、同じ汚れを残すものなり。 始めの汚れは禊がれど、新たに作りし罪科あり。神を信じぬ心の汚れ、そが 最大の汚れならん。神を信じぬことの罪は、己の生を賜りし恩、この世に生きて 長らう事の、何に感謝を捧ぐべきかを忘れ、高ぶる傲慢不遜(ごうまんふそん)。 神への感謝をあとにして、物質文明、金銭に、感謝し執着、目をくらませり。 何ゆえ曇りを深めるや。神を失い、迷いし目には、何も見えぬや。心の汚れを 恐れよ、人よ。体を損なうことのみ気使い、心をなくしてよきものかは。 許されし、行(ぎょう)をば打ち捨てて、禁じられし業(わざ)のみ喜ぶ。 逆さまならずや。 神の心に適(かな)うこと、易きことなれ、振り向きもせで、あだに求むる、 汚れの道を。金銭、富が、さほどに尊く、ありがたかるや、至高のものか。 神の与える恵みを見忘れ、肉体のみの快楽に、魂捨てしか、交換せしか。 神の嘆きは、汚れにあらず。心の弱き人間たちの、哀れな末路を憂(うれ)うる ばかり。神の作りし、始めの清き、無垢なる魂、そを懐かしむ。 汚れを浄める、そもまた行なれ、この世にあるうち、よく働けよ。さにて償え、 己の汚れを。
あの世の禊ぎにては、神のみ役も果たされぬなり。この世に積みし汚れ罪科、 そもまた禊ぎは充分ならず。再度生まれて、試されざれば、いかに人は 昇華すべきや。前世、来生と汚れは残り、軽くなる者、幸いなるらん。 多くは貯めて、さらに増やして同じ過(あやま)ち、繰り返しぬる。いかに 禊ぎて浄めども、神との縁を結べぬ限りは、汚れは消えざる。減りもせぬ。 なれば神とのご縁を結びて、神のみ役を果たせることこそ、人には至高の幸い ならずや。神のことばを解し得る者、神の光を受ける者は、さらに喜び働けよ。
人の全ての努力と、一人一人の努力にて、汚れし罪も浄められ、残る汚れも わずかとなるらん。苦しき道にも光はあるらん。憩い与える木陰もあるらん。 神への感謝を忘るな、人よ。そのみが救われ、助かる道なり。 神への祈りを怠るなかれ。己の汚れを浄める上にも、さらなる昇華を賜るため なれ。神は人へと託せしを。この世に楽園作れよと。この世に神の国立てよ、 神の住む国、降りる地なれと。なれど汚れは蔓延しぬる。人の欲望、執着、 増悪。それらがはびこり、行き渡りぬる。 神の降り得ぬ地となれば、人は浄めよ、祈りのことばで、光で、文字で、音で、 絵で。神の許せし人の救いは、ただひたすらに神との縁を結び、神への感謝を 甦らすこと。そのみが人の可能な行い。あとは委ねよ、神の御心。 おのが慢心狂信は、かえりて邪魔なり。神にも救えぬ魂あれば、そもまた やむなし。仕方なし。汚れは体の奥底から、魂、心を蝕(むしば)むように、 知らずに汚してゆくものなれば、人はよくよく精進されよ。誰も汚れはあるもの なれば、なしと思いしそのときこそ、己を戒(いまし)め、気を引き締めよ。 さにて汚れも取れやすく、神とのご縁も強まらん。汚れなき心ほど、素直に 信じる心となるらん。汚れを認めて向き合えわば、恐ろしくもなし、 心の垢(あか)なれ。うまずたゆまず、浄めればよし。そのためなれよ人生は。
汚れの深く曇りし者にも、いかに結ぶか、神とのご縁を。禊(みそ)ぎと奇跡と 共に見て、尚信じぬが、人の心よ。神の仕組みを素直に観じて、人知の限界、 無駄なあがきを、やめし時こそ、悟りを得なん。浄めて浄めず、禊ぎて禊げず、 人間心の解釈ならば、いつまで待ちても低き行い。無欲になりて行いし時、 真の昇華は許されぬるを。さにてこれより、さらに高めよ。神への信と、 感謝の念を。謙虚に向かえよ、己のみ役に。おごり、不遜は、厳に戒め、 素直に無心に、一途に行え。さにて。
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最終更新日
2017.01.23 13:32:32
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