カテゴリ:◆霊業・生業・心行・体行◆
昇華を、何より望み、何より祈らん。人の進化は日々遠く、果て無き道の 彼方の虹の、行けどもつかめぬ陽炎(かげろう)の如。なれども神の、 宇宙の真理は、進化の道を辿(たど)るもの。なれば人は真理に沿いて、 宇宙の摂理に外(はず)るなよ。宇宙の声に導かれ、進化の栄(は)えを 楽しめよ。さにて本日、自由の意味を解き示さん。 自由は本来なきものなり。人の自由は幻影・錯覚。人は宇宙の法則に、 生きる仕組みに縛られて、そこから離れし自由はあらず。許さる自由は、 ただひたすらに、神の道に目覚めし後に、いかに己の命を捧げ、神に 守らる生を楽しみ、豊かな命を讃えるかのみ。己独りの勝手に生きる、 自然を乱す自由はあらず。人の自由は進化の歩みを、戻らず進み、逆らわず、 許さるままの限りの中で、己の才能、個性を見つけ、持てる力を伸ばすこと のみ。なれば人は生ある間に、なすべき行から逃げることなく、道の途中の 難所を避けず、己の能力、命の限りを、尽すか否かの選択のみ。何を選ぶか、 求むるか。いかに進むか、どこを目指すか。そもまた人にそれぞれの、 自由な選択、決断なれど、神の意を問い、自ら尋ね、自ら道を拓きつつ、 最後に達する峰こそは、努力の証しの、祝福とならん。神の栄光、祝福を、 身に受けて、あの世へ旅立つように、人は命を使うべし。そこそが人の 自由の生き方。真の自由の意味なるらん。さにて。
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最終更新日
2017.01.04 11:00:59
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