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 真理の御霊 (三輪山より)

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2017.02.14
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神から人。神から人へ、授け、賜り、与える、数々の恩恵、恵み、

物質、環境、地球の自然、それら全て、神の御心に適うようにと作られ、

整えられ、仕組まれておられし。なれば、そを乱さば、統一狂い、調和乱れ、

破壊と滅亡、存続の危機、かかる危険に遭遇もし、また、困難、難題、

数限りなく 起こってまいらん。なれば人は、自分中心の欲望にとらわれず、

全体の一部、統一体の一部分、部品の一つなることを思い、おのが我を

通すことを戒め、常におのが身分、分際をわきまえ、出過ぎることなく、

控え過ぎることなく、行動すべし。ふるまうべし。なれど、そもまた人間の

弱さ、脆(もろ)さ、儚さ、哀しさ、哀れさよ。ときに己失い、神を見失い、

人にあるまじきの行い、言動、行動、暴虐あり。なれば、人を諌め、難じる

よりも、まずは己を見直すべし。振り返るべし。省みるべし。

 

 

われらが伝える日々のことばも、人により、魂により、心により、思想により、

捉(とら)え方異なり、与える意味も変わらん。表に表わる意味は異なれ、

知能によりて理解さるる内容変われど、裏に込められし神の神意は一つなり。

唯一絶対、無二普変、恒久普遍の真理なり。なれば人はわかろうとするなく、

理解解釈、試みるなく、素直に飲みこみ、肚(はら)に入るべし、納めるべし。

しかる後、おのずと現る、おのずと変わる。人の行い、感覚、考え。

人の思いも、神への信も。さにて神意は理解さる。神のことばは人に伝わる。

顕れる。人に広まる。浸透す。そが神の望む信仰なり。信心なり。宗教なり。

人の一人一人が、おのずと己高め、神の思いを自然に行い、神の心と一体化する。

そが神の望まる人の昇華(しょうげ)、精進なり。

 

 

人が己の勝手な神を祭り上げ、勝手に信じ、思い込み、愚かな考え振りかざし、

人にも広め、強制し、神のことばを作りあげ、金科玉条ありがたがる。

人の世界の愚劣な宗教、信仰信心、教義に宗派、いずれも同じ過ち犯す。

神は喜ばず。人の愚かな無駄な信仰。神は望まず。人が己を高めることなく、

ただ徒(いたずら)に神を持ち出し、崇(あが)めるを。神の望むは、人の心の

奥にある、人それぞれの魂浄め、己を高め、己を禊(みそ)ぐ。さにてまた、

人に尽くし、利他愛持ちて、人の苦しみ悲しみを、共に担わん、助けなん。

さなる思いを第一に持ち、見返り求めず、報い望まず、ただひたすらに、

神に帰依(きえ)する。なれば神の神意を悟りし者は、神の心を、願いを理解し、

行い改め、行に表さん。神に捧げる真の祈りは、神を崇め讃えるでなく、

神に感謝を示すため。神に捧げる真の思いは、神に役立つ心馳せ。

神に仕える真の魂は、神に愛でらる素直な魂。なれば、人の思い一つ一つに、

神は現る。神意込めらる。心に思う、神意高くば、行い清く、神に適わん。

行い尊く、人に見ゆれば、人はおのずと神を見る。神の存在、神の守護、

神の光を見出さん。なれば人は慎(つつし)み、行い、表に現せ。

 

 

神の心に宿る行。人間心に操らるる、浅く、卑しき行いは人に伝わる。

人を毒す。神の心は通じ難く、わかりにくきものなれど、積もり重ねて、

人を変えなん。神に愛され、守られて、行う者は救われん。おのが行い、

行動に、神の光は当てられん。神に照らされ、導かれ、知らずに進む神への道。

神に愛され見守られ、一人一人が昇華せん。一人一人が努力精進、怠らざらば、

この世は変わらん。清まらん。神に仕えることの神意は、神のお役に立つを喜び、

神に愛でられ、精進続ける、おのが御魂(みたま)の修業なり。神に使われる。

そを望み、喜ぶ者は、おのずと行動、行い変わらん。己の魂、心と体。全てに

神の光を受けなん。光賜り、浄められ、おのが行動、行いも、神の心に近づきて、

おのが考え、計りなく、自然に行ず。神の意のまま。神に使われ、神に仕え、

神の心を具現化する。

 

 

日々の祈りに、心を込めよ。誠を込めて、真を入れよ。次に現る行い、行は、

今の修行の結果なり。今を怠(おこた)り、怠ける者は、次の行にて諌めらる。

日々に続く行なれば、辛く苦しきこともあるらん。迷い、いら立ち、焦りも

生じん。なれど、神のことばは絶対なり。信じ、行い、奉(たてまつ)れ。

おのが魂、浄めていただけ。高めていただけ。おのが心。神の光は見えざれど、

信じる者には、さらに眩く、行じる者にはさらに強く、厚き御守護と導き、

授けん。神は人の全てに光を与う。満遍なく、偏りなく、差別なく。

なれど、光もことばと同じなり。受ける者の魂低く、心曇りて、汚れ多くば、

光は通らず。ことばは響かず。なれば、より強く神の光受け、より厚き御守護

賜らんとする者は、魂磨き、心浄めねばならぬ理(ことわり)なり。

 

 

神に近くある者は、神の存在、神の御力、神のことばを感じ易し。なれど、

神から離れ、避けるほど、神の光は眩しく、辛し。辛き修行もその為なり。

喜び行う、そが真。強いられ、無理して行うは、かえりてくすみ、翳りのもと。

なれば、まずは、楽しく、嬉しく、 喜びもちて、神の心に適うよう、おのが真を

探すべし。おのが誠を込めるべし。神の心に適うべく、神の心に近づくべく、

神に従い、行うべし。さなるとき、人間心は不要なり。神意を問うは徒労なり。

疑わず、ひたすら行う、それのみなり。ひたすら行い続けるべし。続けて行う、

その後に、見せられ、表れ、示されん。神の御意図と、神の御神意。神の誠と、

神の愛。さにて終わらん。本日、明日と日々続く。続きて書けよ。残してゆけよ。

それのみ思え。それのみ願え。

 

 

 


神の声を伝える人
ひふみともこさん著書  「神から人へ(上)」より抜粋
ひふみともこさんHP
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/






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最終更新日  2017.02.14 11:26:15


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