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 真理の御霊 (三輪山より)

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2017.02.17
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神から人へ、人から神へ。多くの人の祈りを受けて、御霊は天に昇りゆかむ。

この世に残せし悲しみも、天へ帰りて、清められむ。さにて本日、信じる

こと、即ち人にとりて、最も難しきことを教えむ。人はそれぞれ疑いと、

信じることの間にて、常に変わりて揺れ動くもの。なれど危うき選択は、

いずれかのみに傾くこと。信じるときも疑えよ。己の心を、考えを。

全てを信じ、疑わぬは、即ち慢心、独善の素。己を疑い、見直して、

信じる己の我を戒めよ。疑うことは悪ならず。信じる己に曇りはなきか。

己の心に歪(ゆが)みのあらば、信じる心も、歪みを生じ、いつか、己の我に

囚われむ。信じ切るとは任すにあらず。信じる者には責もあり。己の心を

外より眺め、己の勝手の願望に、己の心が狂わぬように、常に冷静沈着に、

己自身を問い直すべし。  

 

 

神を信じる者は危うし。疑うことをはばかりて、自ら陥る妄信、狂信。

信じることを美徳とし、理性知性を自ら捨てる。独善、慢心、そを恐るべし。

理性、知性を働かせ、常に己を問い直し、他人のことばに耳を傾け、

心の扉を閉ざすなよ。神を信じることは尊し。なれど、ときには疑えよ。

己の心の慢心を。信じるものへの執着を。疑うことは辛きこと。己を変えるは

難しきこと。己の心に非を認め、そを改むには勇気を要す。なれど真の信仰は、

心を閉ざすことになし。心の闇には光を当てよ。執着迷妄は、心の牢獄。

自縄自縛(じじょうじばく)の鎖を解きて、心の自由を取り戻せよ。

強き信とは柔軟なること。頑(かたく)ななるは脆(もろ)きもの。変化を恐れ、

拒まむとする。己の正しさ、善なるを、何より信じ、疑わず。信じるものは

神ならず。己の作りし虚像に過ぎず。虚像の崩れることを恐れて、己の殻に

籠(こも)るなかれよ。神のことばも信じるなかれ。信じることは止まるに

あらず。常に真理を、神意を問えよ。己の信に凝(こ)り固まらぬよう、常に

心の扉を開き、風を通せよ、光を当てよ。新しき意味を自ら求めよ。さなりて

信は自由を得、常に新たな命となるべし。さにて本日、信じることとは疑う

ことの意味を説きたり。よく読み直し、考えるべし。さにて。

 

 

 

 

神の声を伝える人
ひふみともこさんHP
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/






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最終更新日  2022.01.30 14:47:59


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