カテゴリ:◆神様・信仰と宗教◆
神から人へ、人から神へ。人の最も大切なるは、心底からの帰依と献身。 人の力を超えしもの、人の力の及ばぬものに、謙虚に従い、委ねる心。 さなる心の衰えて、失われゆくを憂うるばかり。人の人たる所以(ゆえん) とは、見えぬものにも頭(こうべ)を垂れて、己の欠けたる能力、知力を、 素直に認める心なり。なれば今の世、人の世界は、見えるものしか信じず、 認めず。科学の力や技術を過信し、人の力で作れぬものを、次から次へと 壊し、滅ぼす。信仰心の欠けたるものは、獣(けだもの)よりも猛々しく、 及ぼす害は甚(はなは)だし。 信仰心は、至高の心。至誠至純の心なり。己の役と分をわきまえ、その遂行に 心を砕く。望みや願いは理に適い、天の道へと通じゆく。さなる心を養えよ。 祈りの日々にて育まれむ。日々の短き祈りにて、蒔かれし種は育ちゆかむ。 一人ひとりの命の重さは、掛けがえもなき尊きもの。一つの命も輝けよ。 神の光に照らされよ。祈りの言葉を湛(たた)える心に、神の光は溢れゆかむ。 祝えよ、謳えよ、感謝と喜び。言葉の波動は光を増さむ。神の創りし自然万物、 祝福されざるものはなし。神の祈りと調和せば、自ずと心は喜び満てり。 讃えよ、唱えよ、神のみ名。人の心の根源に、つながる絆を確かめよ。 ほどけて離れる御魂の糸を、祈りの言葉で結び合わせよ。
求める心に、天は応えむ。示して明かさむ、宇宙の則を。人は素直に従うのみ。 逆らう生に、実り少なし。心の浄化と成長により、肉体次元を超えしとき、 高き御魂の世は顕われむ。日々の祈りを重ねてゆけよ。心の糧(かて)なる 祈りの声に、心も自ずと従わむ。祈りあらば、日々穏やかなり。平らかなり。 安らかなり。祈りの言葉を御魂に聞かせよ。御魂は喜び、波動を高めむ。 辛き時、苦しき時、悲しき時、迷いし時、光失いし御魂に聞かせよ。 言葉は神の光なり。己の祈りは神の声なり。神の祈りを、御魂に聞かせ、 御魂の光を取り戻せよ。神の慈愛は掌中(しょうちゅう)にあり。伸ばさずとも、 求めずとも、すでに己に届けられたり。信仰心は極まりて、神の願いと調和 せむ。神の願いを言霊にせよ。神の祈りと相和せよ。人の幸は、神と共にある こと。神と共にあるを常に感知し、悟ること。人は願えよ、真の幸い、真の 栄光、真の信仰。浄土は己の心に在り。そに気づくのも信仰ならむ。遠くに 見ゆるは幻にて、徒労の旅を続けるなかれ。心の浄土の標(しるべ)となるは、 祈りの他にあらざらむ。己の祈りに導かれ、心の浄土に辿り着かれよ。さにて。
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最終更新日
2022.01.27 09:30:32
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