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2006.11.02
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カテゴリ:独り言
いや~すごい。

満員電車すごい!


福岡では学生時代も社会人だった頃もほぼ無縁だった電車。東京ではほぼ毎日お世話になっとるわけですが。

いやすごい。


つり革に引っ掛かる指先が命綱。
外れてしまえばたちまち人の波に押し潰され、自分も波と化して誰かを押し潰してしまうわけで。
で、周りの人ひとりひとりが同じような役割を担っていて、責任を全うしている。ある種共同体ですな。
背の低い女性なんかはどこに掴まることもできずに、人と人との間に挟まってしまっている。
恐ろしいですね~コレね~。

今日はそれだけにとどまらず、酔っ払ったおじさまの荒い鼻息が至近距離から左耳に向けて放たれ続け、かなりグロッキー。笑


社会人だった頃には、会社の玄関を出て車に乗り込み、エンジンをかけて音楽が鳴り出した瞬間に自分の空間に帰った感覚があったものだけれども。

電車に乗って窓の外を見やりながら、多くの他人の息遣い、感情に心を向けてみると、「家に帰る」という行為そのものがより浮き彫りになるもんですな。

満員電車で苦しい思いをしながらも、「これを切り抜ければ家に帰れる」っていう希望が皆にある。

立つ為に握る指先に力を込め、家に帰り着くまでのカウントダウンをしながら物思いにふけるっちゅーのも…なんか僕の中では新しい感覚です。

帰り着いてみて思い返してみれば、ね。
実際はそんなに余裕もないけどね。


写真はウチの電器の紐先についたルア~、POP-Xくん。
たくさんの魚を連れてきてくれた相棒。もちろん針は外してます。

帰り着いたらこいつを探り当ててクイっとね。



【古賀拓也】





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Last updated  2006.11.03 02:37:10
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