☆　ポポロンのよかった探し　☆

2021.6.21
の日記より



子供の頃に、よく言われた言葉。

「親が言うことには、はい！と言いなさい！」

これは、私が親に反発するたびに
繰り返された言葉。


親は神様？

親は間違ってないの？



毎回喧嘩になった。

「親は間違ってない？」

「納得せんのに、なんではい！って言わないけんの？」



こんな問いかけに母は、

「お母さんは、親に、はい！しか言ったことない。
　親が言うことは正しい。」


こう言われてきた私。


どれほど、母と言い合いをしただろう。。

２歳上の姉と私とでは、
対応が違うことが多々あった。

姉は私より柔らかい性格で、
小さい頃から頭が良かった。

母は姉に対して、私とは
まるっきり違った。

高校生時代だったか、
それ以降だったか、はっきりは
思い出せないが、母は私に何度もこう言った。

「ぽぽろんちゃんは、どうして
　Qちゃんみたいな服を着ないの？」


ずっと忘れていたあの頃の記憶が怒涛のように
蘇ってきた。

理由は、家族に問題が生じ、それに向き合っていると
自分自身の記憶が脳裏に浮かぶ。



私が大人になった今、思うこと。

親でも間違うことはある。

子供と話し合う必要がある。

親だから、頭ごなしに、自分の言い分を
子供に従わせるなんて、おかしいのでは？


そして、何より、

どうして私が毎回、あなたの言うことを

「はい！」って言わなきゃ
　いけないんですか？


私が間違っている部分があるかもしれません。

私は子供の頃から、家族で集まり、話し合いなんて
した記憶はありません。


常に、父親は、怒り出す。

「寝言は寝て言え！」

母は、

「お父さんに聞かないとわからない！」

いつもこれ。

子供の頃の私はとにかくわからないこと
だらけでした。

実際、頼りにしていたのは、
２歳年上の姉でした。


この姉が私の人生を変えてくれた
エピソードを紹介します。


私が高校２年生の時、

姉は短大１年生。

姉は大学の寮に入っていて、
離れて暮らしていました。

ある日、自宅に帰ってきて、
私に言いました。


「ぽぽろんちゃんは、大学に行かんの？」

「うん、勉強嫌いだから、高校を卒業したら働く！」

姉は、言いました。

「大学、すっごい楽しいよ！専門的な勉強もできるし、
　絶対行った方がいいよ！今からでも遅くない。
　進路変えたら？」

この一言に、心を動かされて、私は猛勉強を始めました。

「私も頑張れば、大学に行ける！」

それから、私がどれほど勉強したか。
当然、部活をしていて、帰りは夜１０時過ぎだったので、
塾にはいけませんし、行く余裕もうちにはありませんでした。

とにかく自分で勉強するしかない！

毎日夜中まで夢中で勉強しました。


高校時代の友達に今でも言われること。


「ぽぽろんちゃん、いっつも勉強しよったよね！
　休み時間も本開いてね、やってたよね。」


ヘェ〜〜本当？？
自分のことですが、もうすっかりその頃のことを
忘れていました。


でも思い出すこと。
家で勉強していた時のこと。

隣の部屋から大きなテレビの音がして、
勉強の邪魔になったのです。

私は隣の部屋にいる両親に向かって言いました。


「勉強しよんやけ、テレビの音小さくして！」


生意気な子供ですね。笑


それから、私は無事に合格できて進学するのですが、
就職に失敗しました。

１年間、働いてお金を貯めて
留学しようと。またまた方向転換。

計画性はゼロ。
頼る人もいませんでした。

唯一、短大の外国人講師に相談に
のってもらいました。

感謝ですね！

本当にね、
人生何があるか、わからない！


話は戻りますが、
大人になって、姉から聞いた話。

母が姉にこう言ったそうです。

「Qちゃんが、ぽぽろんちゃんに進学したら？
なんて言うから、高校までで終わると思っていたのに、
もっとお金がかかったじゃない！」

みたいなこと。

姉もそれを聞いて、驚いた！
と言っていました。



追記、2023.6.21

色んな親がいて、
色んな親子関係がある。

自分の未来は
自分で掴むのだ！

私は素敵な旦那ムクに
出会えた事が、私にとっての
最高のプレゼントです。