Musical Baton
なるものを頂きました。正直色んなブログでやってる方を見ていましたが、ボクには縁のないものだと思ってたのですが、何のエニシ(変換できない…)かボクの所にも回ってきまして。ああ、ボクは洞窟で一人終戦が終わったのも知らないで、孤独に耐え忍ぶネット岩窟王じゃなかったんだな、とちょっと感動。そこ、安い感動だとか言わない。というわけで、その『Musical Baton』とやらをやってみる。・Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)ありません。0です。元々PCで音楽を聴く人間ではないので、すっごくレトロな人間ですし。・Song playing right now (今聞いている曲) なぜか「merveilles」MALICE MIZER です。よくわかりませんが、聞いてます。・The last CD I bought (最後に買ったCD) 「Silhouette of a Breeze」(エマ:サントラ)どうしても主題曲が聞きたかったんだもん!・Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲) ○中島美嘉「ひとり」テレビでドラックオンドラグーン2のCMばっかりやってた頃聞いて、すぐ口ずさむようになる。で「雪の華」の続きということもあり、購入。この曲はイイ。本当に泣きそうになる。聞き方によっては傲慢な男のストーカー宣言にも聞こえるが、そういうのにはこの際耳を塞ごうではないか!(笑)○椎名林檎「迷彩」はっきり言って、歌詞はどうでもいい(笑)いや、良くはないけど、なんというのだろう。退廃的、濁世的旋律と何やら京極やら金田一やらを思わせる怪奇世界の片鱗的PVだけでお腹一杯夢一杯になってしまうのだ。もちろん歌詞も歌の一部。あの音律にしっくりとくる物が用意されて憚らないのだろうが、それでもやはり歌詞は二の次。林檎嬢のメゾソプラノの声色と狂気的旋律だけでも、もはや芸術である。特にボクは最後のヴァイオリンの狂奏とも言えるような綻びに心打たれて、もう一回、となる。大塚愛ではない。○Janne Da Arc「EDEN」初めて聞いたのは、カラオケだった。まあ、つまり本人ではなかったのである。とはいえ、歌が上手い友人だったので、きちんと歌の良さが伝わってきて、まず歌詞が胸中に入り込んできた。そして世界が、物語ができた。後はそこに純粋にして本物の歌声と音律が入ってきて、ボクを虜にしてしまった。虜というと「マリア」を想像してしまうかもしれないが、「EDEN」○can/goo「刻印」凄く奇抜な歌、と片付けてしまうにはおしい曲だが、凄くパートパートにおいて別々の試みがなされている曲だと思う。全体的にゴシックを感じさせるから、というのが選択に値する本当の理由だと言えば、それまでだが。まあ、とにかく歌詞も好みで、個人的には脳裏に残る詞だったし、テンポもいい。サビまでは控えめに、サビで一気に盛り上げる手法も巧みにうまくいっている。悪くない一曲だ。○小枝「明日のBlueWing」これは聞いていく内に好きになった曲である。最初はちょっと明るいトーンのただの曲で、ポッポスにはごまんとあるだろ、こんなの。的だったと思う。だが、聞き連ねる内に、一つのことに気が付く。そうこの曲、音に歪が少ないのだ。たぶん、上記に上げた中でも抜きん出て少ないのではないだろうか。歪って何? と言われると難しいが、「音楽」というものは、ある程度ムリな音の組み合わせや、過剰な効果的表現によって、完成された作品から点数をマイナスされて世に出てくる、とボクは思っている。まあ、絶対的というものが懐疑論においては否定されるのだから、完成されたものとして世に出るものはないと言い切れるかもしれない。その「完成」を妨げるマイナスをボクはさっき「ヒズミ」という言葉で表したのだ。だから、言いたいことは「この曲」は限りなくある意味「この曲があるべき形、完成品」に最も近い形を模った作品だと言えるかもしれない。・Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人) うーん、ボクの悩みのタネなのですが、知り合いが少ないというのがあります。五人はムリです! もうやっておられる方ばっかりだったりしたりなんだりで、おまんま食い上げなんです! たすけてーたすけてー。なので、放置して不貞寝です。それでも心優しい方がいて、「じゃ、私がやってあげますよ」「二億で(華麗に秀眉な微笑を称え)」ということでしたらお断り申し上げる所存ですが、もし救済と同情をもって事にあたって頂ける方がいましたら、よろしくお願い致します。というわけで、何やら拙い感じにはなりましたが、はてさてこうしてみると最近の曲ってあんまりこういう候補には挙がらないものですね。結局「ひとり」だけですか。ま、最近そこまで貪欲にオリコン上位系の音楽を聞いたりするわけでもなくなってきましたしね。ただあの「コカコーラ飲みながら~♪」っていうのをたぶん買います。曲名しらないけど(ォィ)というか、あれって本当の歌詞でもコカコーラって言ってるのかしら。ちょっとした疑問ですが、別にコカコーラ賛歌として購入するわけじゃないのでモーマンターイ! 2-! 見に行って損したー!バカにはバトンがボトムに見えたんだそうですよ、という小噺。