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テーマ:Jリーグ(5)
カテゴリ:J LEAGUE 2009
3月7日(土) 2009 J1リーグ戦 第1節
F東京 1 - 4 新潟 (13:04/味スタ/27,568人) 44' ジウトン(新潟) 51' 近藤祐介(F東京) 53' ペドロジュニオール(新潟) 68' 大島秀夫(新潟) 72' ペドロジュニオール(新潟) ●城福浩監督(F東京) 「今日の開幕を待ち焦がれてくださっていたファンやサポーター、チームのスポンサーを含めたみなさんに、その期待に応えられなくて非常に残念で、申し訳ない気持ち。前半は、ほぼこちらのプランどおりで、崩された場面もほとんどなかったが、セットプレーで失点を喰らってしまった。同点になった直後の失点も、同じくセットプレーから。コーナーキックから2失点を喰らうと、なかなかJリーグで勝つのは難しいと思うし、点を取られるタイミングと、同じ轍を踏んだことについては強く反省をしないといけない。個人的なミスも絡み、3点目4点目を入れられたというのも、あそこで踏ん張るようにならなければ『我々は今年優勝争いをする』という単語を使う資格も早々に消えてしまう。そこはしっかり整理して、仕切り直して次に向かいたい。サポーターの皆さんに悔しい思いをさせてしまった分、次は必ずいい思いをしてもらえるように頑張りたい」 ●赤嶺真吾選手(F東京) 「ホームで開幕戦でしたけど、結果だけを見ると残念ですね。試合の流れの中で今年やろうとしてきたサッカーができている時間帯もあったし、できていない時間帯もあった。できていても前半のようにセットプレー1本でああいう結果になってしまう。そういう意味でも集中しなければいけなかった。前半はこちらのほうが、決定機もあったし、そこで決め切れていれば、違った展開になったのかもしれない。サイドから攻めるシーンが少なかったかもしれないので修正していかなければならない。個人的には初の開幕戦出場で楽しかったですが、結果を残せればよかった。これをステップにして次に繋げていきたい」 ●平松大志選手(F東京) 「試合には冷静に入れたが…。新潟FWペドロ ジュニオールに簡単に前を向かせないことを注意していたが、結果的に前半の最後にチャンスを作られ、CKを与えた。セットプレーもずっと警戒していたところだが、集中が保てなかったと思う。それらに大きな反省が残る。個人的には守備での1対1や、ヘディングの対応などについては、ある程度できたという感覚はあるが…J1の選手の『決定力の高さ』は痛感した。また後半、チーム全体がバランスを崩していた時に、立て直せなかったことも課題」 ●権田修一選手(F東京) 「4点を取られての完敗は悔しいの一言。撃たれたシュートがほとんど決定機になってしまった。そこを1本でも止めていればという個人的な反省点もあるし、全部が決定機になってしまうというのはチームとしても反省しないといけない。後ろからサポーターの皆さんが声援を送ってくれたのでとても心強く、そのおかげでスムーズに試合に入ることができた。もっと緊張するのかと思ったが、思っていたより平常心で試合には入れた」 ●近藤祐介選手(F東京) 「コンディションは良かったし、開幕戦で結果を残せたことは大きい。ただ、負けたことが残念。セットプレーが課題として残ったし、そこで取られたらいけないという時間帯での失点だった。攻撃はクロスに関してきれいに上げようという意識が強かったのかもしれない。中で、僕もシンゴくん(赤嶺)も動いてボールをもらえるポジションにいたのに、そこでボールが出てこないことが多かった。中に人数がいたのでもっとシンプルに上げてもよかった。また、長いボールも多すぎた。向こうのセンターバックには高さがあったので、足元で繋ぐことも必要だった。 ゴールシーンは左足をあそこまで溜めていた。ボールをもらったとき、コンちゃんも見えたけど、イメージしていたとおりのシュートができた。この結果は次に繋がると思う」 ●羽生直剛選手(F東京) 「内容うんぬんというより当たり前のことが当たり前にできなかった。集中しなければいけない時間帯のセットプレーで一番やられてはいけないやられ方をしてしまった。後半は修正したけど、2点目も同じ形だった。サッカーにはいいミスと悪いミスがあって失点に繋がる悪いミスを今日は繰り返してしまった。1点目、2点目を繰り返しているようでは上を目指せない。個人的にはもっと絡めたと思います。アシストはついたけど、もっといい位置で絡めたり、ボールを引き出すことはできたと思う。 スコアが1-1のとき、2点目を取りにいこうとしてバランスを崩したのが悔やまれる。そういう経験をしてきたのに、それを一つにできない悔しさ、もどかしさを感じる。僕みたいな選手がもっと言わなければいけないし、一人ひとりがもっと意識しなければいけない。ここで切り替えられるかで次も変わってくる」 ●鈴木淳監督(新潟) 「まず、新潟からたくさんのサポーターが駆け付けて応援をしていただき、ありがとうございました。J1に上がって、開幕戦では初勝利ということで、サポーターの皆様にも喜んでいただけているのではと思います。 ゲームは開幕戦ということもあり、非常に硬い立ち上がりでした。両チームとも長いボールが多くなる中で、最初にFC東京さんが落ち着きを取り戻し、ゲームを作り始めたと思います。その中で、我々はサイドバックを起点に攻撃を仕掛けたかったのですが、向こうのプレッシャーに前にボールを運べず、中盤で失っては攻められる、という展開が続きました。 守備はボールは動かされたのですが、大崩れはしていなかったので、それほど心配はしていませんでした。44分にCKから得点することができ、まずまずの前半だったと思います。 後半は、失点の場面はケアしていたのですが、東京のGKのロングボールのセカンドを拾えずに苦労しました。その辺りは、今後のトレーニングで修正していかなくてはいけないと思います。 その後、立て続けに得点することができましたが、攻撃陣が非常に好調な中で、大島やペドロといった新加入の選手がチームにフィットしてくれて得点を取れたのは、今後にもつながっていくのかな、と思います。また、鹿島とのホームゲームですが、いいコンディションで戦いたいと思います。」 ●大島秀夫選手(新潟) 「(3トップの真ん中は)役割タイプ的にもあうし、やりやすいと思う。こういう試合は、次に繋がると思う。相手GKを揺さ振っていこうという話をミーティングでもしていた。ただ、意識していたけど、なかなかいい形を作り出せなかった。監督からは、試合前、思い切ってプレーしようと。まだ1試合が終わっただけですし、新潟のチームとサポーターにこれから恩返ししていきたい」 ●本間勲選手(新潟) 「前半はボールを回されて苦しい時間帯もあったが、最後はセンターバック2人が体を張ってくれたし、チームとしてしのげたことが大きかった。逆に、こっちが耐えた後に点を取れたことが、勝つ一つ目のポイントだったと思います。 それから後半、追いつかれましたが、すぐに点を取れたことも大きいですね。FC東京は勢いに乗せると怖いので、相手が出てくる前にリードを奪えたのが2つ目のポイントです。試合の入り方も良かったし、みんな最後のところで体を張って守れたし、来週の鹿島戦にいい状態で臨めると思います。鹿島は、自分たちがチャレンジしていることを試す最高の相手なので、楽しみです」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月08日 09時56分05秒
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