愛猫はポチの気ままにサッカー紀行

[J LEAGUE 2007] カテゴリの記事

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  市川のクロスが絶妙！清水６連勝！

  9月15日（土） 2007 J1リーグ戦 第25節清水 2 - 0 甲府（15:04／日本平／18,101人）得点者'63 矢島卓郎（清水）'89 枝村匠馬（清水）●長谷川健太監督（清水）「連ホームで完封し、連勝を6に伸ばした、という結果については良かったと思う。しかし内容的には全く満足していない。中断したことで少し試合勘が無かったことや暑さもあったと思うが、もう少しボールを動かしたかった。前半は前線の選手が相手DFの背後によく飛び出していたが、その後が少し単発的に終わってしまった。もう少し裏と前を使い分けるような攻撃を、前半立ち上がりはしょうがないにしても前半途中くらいからやれたら、という気持ちで見ていた。後半になってもなかなかテンポアップが出来なかったので、中盤を活性化させようという狙いで、今日は少し動きに切れがなかった兵働に代えて枝村を入れた。そこで若干流れは少しずつ変わったと思う。枝村が長いボールを逆サイドに振れたり、彼が飛び出したりするシーンが出てきて、上手くサイドを使うことが出来た。そういう中から得点できたことは非常に大きかった。得点した後も本来ならばもっとアグレッシブに追加点を狙って欲しいようなゲームだったが、そこからなかなかエンジンが掛からずにズルズルと終盤まで行ってしまった。最後はなりふり構わずに結果を求める、ということであのような形にした。そういう意味では、勝ったことは大きな勝ち点3だったが、内容的にはもっともっと詰めていかなければならないゲームだった。これからもっと良いゲームをしなければならない、という思いを持ったゲームでもあった。今は非常に複雑な気持ちでもある。9月はあと2試合、アウェイゲームが続く。昨年も残り10試合という辺りからアウェイゲームが続く中で勝ち切れないゲームがあったので、今日キチッと勝ったということは大きな勝ち点3だったが、次節のFC東京は最近のゲームでは調子を取り戻しているし、勢いがあるチームなので、このアウェイの東京戦は大きなポイントになるのかな、と思う。」●枝村匠馬選手（清水）「今日は苦しい戦いだった。0-0の場面からの出場だったので、攻撃を意識して裏のスペースを狙っていた。(ゴールについては)純平くんがいいボールを出してくれたおかげ。合わせるだけでよかった。後半残り15分での得点はチームでの課題でもあったし、これを続けていければいいと思う。次の試合にいい状態で臨めるよう、このままの勢いを続けていきたい。」●矢島卓郎選手（清水）「今日は立ち上がりから積極的にいくことを意識して試合に臨んだ。ゴールのシーンは、イチくん(市川)からいいボールが入ったのと、ジェジンが潰れてくれたおかげ。ジュビロ戦は連戦の最後でいいパフォーマンスを発揮できなかったが、どの試合でもいいパフォーマンスを見せられるようコンディションには気をつけていきたい。(4試合連続完封勝利については)チームとして守備が安定しているし、FWの選手がゴールを決められていることが要因だと思う。これで6連勝だが、エスパルスは勝ち続けるしかないので、次に向けて良い状態で臨めるよう調整したい。優勝は諦めていないし、勝ち続けていけばきっと何かある。」●青山直晃選手（清水）「個人的には五輪予選からの連戦できつい試合だったが、サポーターの声援が力になった。4試合連続無失点は守備陣だけでなく、前線がファーストディフェンスを頑張ってくれているおかげ。6連勝でチームはいい勢いがあるし、自分自身もそれに乗っていきたい。残りの試合は全部勝つつもりでやっている。いい流れで戦えているので、これからもいいサッカーをして勝ち点を伸ばしていきたい。」●伊東輝悦選手（清水）「今日は暑さが厳しかったけど、全体的に粘り強く戦えたとは思う。（終盤は、できればもうちょっと余裕を持って戦いたかった？）もちろんボールを回しながらキープしたりして時間を作って、2点目を狙えるようなことができれば理想だとは思うけど、なかなか今日は体力的にもしんどかったのもあるし。でも、そういう中でも最後に追加点が取れて2-0で終われて非常に良かった。（兵働選手のパスでゴール前に飛び出した場面は？）あれは入ったと思ったけどねえ（笑）。最後タッチが強かったよね。あのへんは、点を取る人だったら入れるんだろうけどね。（ああいうプレーが出るということはコンディションが良いと？）まあ、もともと攻撃的な選手だったし、あのへんの狙いはいつもある。たまたまそれが出たかなと。ここから先も何度かあるかもしれないし」●高木純平選手（清水）「中断明けの試合では良い結果が出せていなかったので勝つことができてよかった。(浦和戦以来)久しぶりの出場だったので、今までのうっぷんを晴らそうと思ってピッチに出た。監督からは、相手の左SBが疲れていたのでどんどん仕掛けていけと言われていた。アシストの場面は、ボールがうまいところに転がってきてくれたし、スペースもあった。ゴールラインが近かったが、ゴールポスト付近まで持っていくのが自分の特長なのでうまく折り返せてよかった。あとはエダ(枝村)がうまく押し込んでくれた。個人的には今日の出場をいいきっかけにしていきたい。もっとアピールして、これからも試合に出られるように頑張りたい。」エスパサポから「高木イラネ！」と言われて幾年・・・「頭が絶壁」だとか「仕事しろ」だとか罵声を浴びたさ・・・でもでもそんなの関係ねぇ！！！●大木武監督（甲府）「前半の落ち着かない時間帯でよく頑張ったなと思うが、後半の少しペースが握れてきたかなというところで1失点してしまった。2点目は完全に足が止まった。あそこでスローインからやられたのは、本当に足が止まっているなという感じがした。あと9試合になって、状況がそんなに良くないのはわかっているが、泣いても笑っても9試合あるので、だったら前を向いてやっていこうというところです。」●宇留野純選手（甲府）「（前半は向こうのサイドバックに長いボールを蹴らせすぎてしまった？）エスパルスはサイドバックから長いボールをどんどん入れて、そこで僕らもポジションを下げないといけない状況になって、どうしても後手に回ってしまった。前に出て行くときに距離が長くて、なかなか出て行けなかったというのはあったと思う。あそこは、できればFWが行ってほしいんだけど、今日やった感じだと全部FWに行かせるのは無理という部分もあったかなと。だったら、僕と石原選手のところで行かなければいけないのかなという感じだったけど、そこで遅れてしまった。それはわかっていたことだけど、もっとクリアにしていかないといけない。」●山本英臣選手（甲府）「（失点の場面は）ミスからカウンターのような形でやられてしまった。（新しい4-4-2の形の手応えは？）前半に限って言うと、ちょっと引いてしまったかなと。とくに相手の左サイドバックに対してあんまりボールに行けなくて、長いボールを蹴られて、相手のFWも強いので、その後のこぼれ球や追い越しだったりというところで、ラインが下がってしまったかなと思う。あそこでボールにいち早く寄せてしまえば、他にフリーの選手がいてもプレッシャーがかかっているからあんまりボールが出ないはずなので、あんまりボールが行かないことが問題かなと思う。でも、後半の途中で、オレとか右の（杉山）新とかが高い位置で相手のサイドバックや中盤に対してプレッシャーに行ってボールを取れる場面があって、あ、これかなというような感じはあった。（攻撃に関しての成果は？）2トップがサイドに流れたりする選手ではない分、もうちょっと動いてもらったほうが出しやすいかなというのはあったけど、誰が行ってもいいからもっとサイドに人数をかけて攻撃しても良かったかなと思う。」関　連　グ　ッ　ズ清水エスパルス ユニフォーム L/S ：15225円清水エスパルス 2006イヤーDVD：3366円夢をかなえる成功トレーニング：1575円

  2007年09月16日

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  ＦＣダービーは東京が制す

  9月15日（土） 2007 J1リーグ戦 第25節横浜FC 0 - 2 Ｆ東京（19:04／国立／13,835人）得点者'34 福西崇史（Ｆ東京）'89 平山相太（Ｆ東京）●原博実監督（Ｆ東京）「横浜FCは、中断期間に練習試合をこなし、新監督のもとでしっかりとトレーニングを積んでいると聞いていた。一方、我々は五輪代表の3選手、日本代表の今野がずっと不在だった。最近よくなってきた今野と梶山のコンビで練習ができないので、その間は福西をボランチに戻した。梶山と福西のリズムは微妙に違うし、横浜FCがモチベーションを高くもっていることもあり、難しい試合になるとは思っていた。そのとおりに、我々は立ち上がりの出足、守備の意識や攻撃の仕掛けも遅かった。なんとなく相手にあわせる感じでワンテンポ遅く、もう少しボールを早く動かせたらと思うシーンがあった。赤嶺とルーカスの動きも重いような感じだった。福西がいい形で先制し、そこからもっといけるかなと思ったが、なかなかうまくいかなかった。前半最後に危ないシーンがあったので、ハーフタイムにはもっとしっかり戦おうと話した。今日の試合だけ考えれば、福西に代えて浅利を入れる手もあったが、伊野波も戻ってきたばかりだし、これからのチームの戦力として考え、敢えて彼を入れた。最後は、もう少し前で起点をつくりたっかので、平山を入れて彼にボールを集めようとした。彼は五輪代表でも先発からはずされ、悔しい思いがあったと思う。だが、すばらしいゴールを決めてくれてよかった。今日の試合内容は決してよくなかったが、それでも無失点に抑えて勝ち点3を取ったことは次につながる。これからの1週間は全員揃ってトレーニングができるので、しっかり準備をして清水に勝てるように全力を尽くす。今野や伊野波、平山は、コンディションが厳しい中でよく踏ん張ってくれた。アウェイだが国立でのゲームで、ファンの皆さんもこれだけたくさん応援に駆けつけてくれた。この勝利を次につなげ、ホーム味スタで勝ち点3を取りたい」●今野泰幸選手（Ｆ東京）「コンディションなどに不安はありましたが、なんとかできました。相手が引いてきてスペースがあまりなかったので、攻撃に飛び出していくことはあまり考えていなかったです。相手は残留のために必死で来るので、手強いだろうというのは承知していましたが、中断前のＦ東京の力を出せれば勝てると思っていました」●平山相太選手（Ｆ東京）「難しい試合でしたが、勝ててよかったです。（得点シーンの）あれだけの独走はプロになって初めて。外にリチェーリがいるのはわかっていましたが、あえて突破してのシュートを選択しました」●ジュリオレアル監督（横浜FC）「我々は、この試合が本当に重要だと認識していた。とにかく勝ちたかった。ここまで練習してきたことを出して勝ち、連勝をめざし、すべてをここから始めたかった。開始直後はいい形で始めることができたが、15分過ぎから相手のペースになった。我々もいいカウンターを仕掛けることが出来たが、中盤でボールを失い、失点した。悪い形でボールを失うと、やはりこのような結果になってしまう。後半は少し攻撃的にしようとしたが、スタートから攻撃を仕掛けることができなかった。練習試合で試したことがうまくできなかった。途中出場のMF玉乃は、うまくゲームに入るとができず、パスミスを何回かしてしまった。とにかく追い付き、それから逆転をと考え、攻撃的に戦うためにMF三浦淳を入れた。彼はすばらしいパスやシュートを持っている。ただ、相手がそのあたりから、かなりディフェンシブな戦術になり、カウンターを狙うという展開になった。そこからより攻撃的にするために、前線にFWカタタウを入れた。それによって攻撃の形も生まれたし、CKを獲得することもできた。しかしチーム全体が攻撃的になったことで、後ろにスペースができ、相手の得意なカウンターを受けるようになり、最終的に2点目を失った。今日はホームゲームなので、リードを許した時に落ち着いてはいられない。だから勝ちにいったが…。ただ、選手たちは持っている力を出し切ってくれたと思う。エネルギーをすべて出してくれた。勝つことはできなかったが、今後もいままでやってきたことを続け、どうすれば勝てるかを考えていくことが、結果につながる。そしてそこから始まりがくると思う」●内田智也選手（横浜FC）「足元へのパスが多くなってしまいました。あれでは相手も狙いやすいでしょう。もう少しウラを狙うボールを、自分やカズさん（三浦知良）で呼び込めたらと思います。意図のある長いボールなら監督も禁じているわけではありませんので。背負ってボールをキープしようとしても、ウラがないのがわかっている相手DFは強くきますので、どうしても難しくなります」●三浦知良選手（横浜FC）「今日は、もう本当にチームメイトを信頼して、前で張っていようと思ったのですが、効果的ではありませんでした。前に１人では、サイドからクロスがきても自分が前にいると後ろに入ったり、かといって少し待っていると届かない前方に行ってしまったりと、本当にピンポイントでないといけません。上げるほうも蹴りづらいと思います」●三浦淳宏選手（横浜FC）「１点負けているなかでもチャンスはありましたが、生かせませんでした。監督からは、真ん中とサイドでボールを受けるように指示されました。ＦＫは決めないといけませんね。最近、練習などでは調子がよかったのですが。（久々にプレーしての感想は？）グラウンドでプレーすることが気持ちいいことだと再確認しました。やっぱりやりがいがありますね。結果は出ませんでしたが、下を向いていてはいいことはありません。次、勝てるようにやるしかないです」●山田卓也選手（横浜FC）「自分たちのミスから決定的なピンチを招いているのはわかっています。けれども、むやみに蹴ってしまっては、以前と同じことです。（監督からは「蹴るな」という指示が徹底されているのですか？）禁止というほどではありません。ただ、やたらと蹴るのではなく、つなぐコースを探すように言われています。ただ蹴るだけでは前と同じです」関　連　グ　ッ　ズULTRA NIPPON FC東京サポーターズ・ソング：1500円FC東京 ホーム ユニフォーム：9765円最も愛される監督・原博実 ：1050円

  2007年09月16日

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  シャムスカ監督の今日の会見は完璧！

  9月15日（土） 2007 J1リーグ戦 第25節川崎Ｆ 2 - 2 大分（19:03／等々力／15,535人）得点者'66 エジミウソン（大分）'86 大橋正博（川崎Ｆ）'89 西山哲平（大分）'89 井川祐輔（川崎Ｆ）●関塚隆監督（川崎Ｆ）「結果的に引き分けで非常に残念ですが、最後まで選手が戦ってくれたなと。これも、多くのサポーターが最後まで後押ししてくれたおかげだなと思っています。内容ですが、大分がしっかりとした守備から攻撃を仕掛けてきていたので、ボールの取られ方が悪いと、そこから一気に攻撃にかかってくる。そういう意味で前半はしっかりとマーキングしながら我々も堅く行きました。大分は右サイドからの攻撃が多くて、そこでのスローイン、コーナーキックで危ない場面を作られましたが、よく前半は凌いでくれました。後半に勝負ということで、攻撃に出て行ったわけですが、できれば先制点を奪いたかった。奪えるチャンスのところで、カウンターからのカウンターで、相手に先制点を奪われてしまい後手を踏んでしまった。そういう中で、追いついてこれからという時にまた失点を重ねてしまいましたが、最後にコーナーから決めてくれた。そういう意味で、これから負けられない試合が続くので、チーム一丸になった気持ちというのが現れた試合じゃないかと思います。これで、ここをベースに勝ちきれるように持っていきたいと思います。以上です。（フランシスマールに対してどう指示を出したのか。それに対してどんな働きだったのかを教えてください）今回、大分も同じ3-5-2のマッチアップだったので、20番の高橋選手ととにかく攻防だと。守備のところでの彼の動きの特徴というのは、彼も把握してやってくれたんじゃないかと思います。それから攻撃を仕掛けるんですが、後半も本当にスルーパスからGKに抜け出た場面、1対1とか、左足でシュートを打つ場面。そういう、いいところが非常に出ていたんじゃないかと思います。あとは左利きが左サイドにいることで、クロスですよね。その部分がこれからのチームに大きなものを与えてくれると思います。先発で90分。彼にとってはきつかったと思いますが、よく最後までやってくれたと思います。（2週間の間に与えてきた指示が、良くできていたという評価でしょうか？　それともまだまだだったのでしょうか？）守備のところはできていたと思います。ただ、そこからプラスαとか、攻撃しかかるところでもう少し選手と作り上げないとダメかなと。ボランチの位置が非常に低すぎたのかなと。もう少し高い位置でサポートに行ける形を作れれば、攻撃に対してのスムースさというのはもう少し出てたのかなと。ですから、どこで相手のマークを離して、そこから出て行くのか。その辺で変わるところが、もう一つ自分の中では選手に伝えて行かないといけないところかなと思います」●鄭大世選手（川崎F）「シュートとパスの判断が悪すぎました。打たなアカンところでパスしたりしてしまいました。連携のところで前の3人で崩す、というところがまだでした。ガナさん（我那覇）はその辺、裏を狙ってアシストに絡んでいましたし、うまいと思います」●森勇介選手（川崎F）「あまりボールをもらえなかったですね。前半は引くように言われていました。たぶん、梅崎とかがオレの裏に出てくるように動くと思ったので、一応スペースは埋めていました。上位と差が詰まらないですし、順位も下がって残念です」●寺田周平選手（川崎F）「前半の戦いはある程度仕方ないですね。後半は誰が相手に行くのか、はっきりしなかったところがありました。苦しかったですが、最後に追いつくことができたのは良かった」●谷口博之選手（川崎F）「ディフェンスラインとの距離を縮める事は意識していました。チマル（フランシスマールのニックネーム）は思ったよりも良かったですね」●大橋正博選手（川崎F）「CKは2本目はすごく集中しました。よかったです。負けてACLでイランに行くよりは、いいと思いますし、今日の引き分けは良しとしたい。相手も一生懸命にやっていた。FWがマークに付かれていた。それで2列目が出て行くのがいいかと思ったんですが、2列目も付かれていた。ですので、セットプレーかなと思っていました」●中村憲剛選手（川崎F）「前半は慎重に行きました。流れは悪くなかった。そこから攻撃に行くところが問題でしたね。前線での連動が少なかった。攻めのスピードがいつもよりも遅かった。失点する前にチャンスがあったんですが、打ち切れずやられた。どことやっても先に点を取られると苦しいですね」●シャムスカ監督（大分）「私が日本に来てから、このチームを指揮するようになって、川崎Fとのゲームは本当に毎回大変なゲームになる、という印象があります。チーム自体、攻撃面、守備面もしっかりと機能しましたし、この難しい相手に対して最後の最後で失点をしてしまって、勝ちが手の中からするりと逃げていったような感じです。本当に印象としては、負けたようなゲームでした。しかしながら、この川崎Fのような相手と引き分けただけでも、勝点1を加えただけでも良かったのではないかと。実際は私は3が欲しかったんですが、考え方によっては、この相手で勝点1をとれただけで本当に良かったんじゃないかと思います。今節、順位の近い他のチームの結果も、結果的に我々に有利に働いて、すぐ上の広島と神戸が勝点29で、3差にまで迫れた。今節は他のチームの結果も味方してくれたような感じがします。今日のゲーム自体、重要なゲームだったんですが、次の横浜FC戦も重要な一戦ととらえて、そこで勝つことによって、いい流れで自動降格圏内から抜け出せるんじゃないかと思っています。（司会者：質問がないようなので、これで会見を終わります）という事は今日の会見は完璧だったということですね（笑）」●フランシスマール選手（大分）「今日は自分のプレーの特徴が出せました。ブラジル時代からいろいろな監督と話してきたものなんですが、セキさん（関塚監督）にも同じように言われていました。自分のスピードはもう10％くらいは出せると思います。試合を重ねて行けば100％にしていけると思います」●深谷友基選手（大分）「こういう試合もあるという感じです。受け止めて次に向けていきたい。最後で取りこぼしたのはもったいないが、この相手に対して最後まで集中しないと勝てないのがわかったと思う」●エジミウソン選手（大分）「相手に最大の敬意を払いたい」●森重真人選手（大分）「ディフェンスから入ろうと思っていました。後ろで回して取られるよりは、前に蹴ろうという形でした。勝てるプレーをしようと思っていました。個人のアイディアはほどほどに。失点にも絡んでしまった。大事なところで自分が絡んでしまった。まだまだだと思います。つなごうとしたわけではないんですが、一瞬もたついてしまった。川崎Fは中村さんのスルーパスから始まるので、しっかりマークするということでした。2トップに2人が付いて、後ろはぼくがケアすると話していました。最後のミスをなしにしても、今日のプレーには納得できないです。状況判断がまだ悪いと思います」●梅崎司選手（大分）「前半はしっかりしたディフェンスから行こうと。後半の残り5分まではうまく行っていた。残り5分で集中を切らしてしまい、もったいなかった。後半は川崎Fの足が止まっていて、そこからチャンスが生まれるようになりましたね。前半は人数をかけて守っていました。1点を取った後、もっと試合巧者のようになれていたら良かった。ボールを回す意識をもっと持ちたい。あとはボールをもっと大事に扱わないと。2回追いつかれたのはもったいなかった。チームの調子は上がってきている。やりたいサッカーが明確になってきている。前はちぐはぐなところがあったんですが、今は違います。勝点1はプラスだと思います。（U22日本代表の反町監督が来ていましたが）まずは、このチームのために働かないとダメなので」関　連　グ　ッ　ズ福袋（神奈川ダービー編） ：6800円川崎フロンターレタオルマフラー：1575円川崎フロンターレ HOME 半袖：11550円

  2007年09月16日

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  千葉の星・水野が２ゴール！

  9月15日（土） 2007 J1リーグ戦 第25節千葉 4 - 2 神戸（19:03／フクアリ／13,272人）得点者'19 水野晃樹（千葉）'36 オウンゴ－ル（千葉）'56 水野晃樹（千葉）'59 北本久仁衛（神戸）'68 青木孝太（千葉）'81 石櫃洋祐（神戸）●アマルオシム監督（千葉）「まずは勝ったことに非常に満足している。そして、この勝利によって順位が上がった。 正直、今の千葉にとっては１２位という順位でもかなり上のほうなので、それには満足している。内容については、すごくコメントしにくい試合だった。普通の試合はもちろん１１対１１でやる試合だが、あの時間帯に相手は１０人になったので、そういう意味では試合内容についてのコメントは難しい。戦術が云々という話はできなくなるから。（今日は相手に１人退場が出たが、これでリーグ戦は３連勝で、うまくいっている理由は？）先ほども言ったが、相手が１人少ない状態だったので、結果的に４点は取ったが、それは１１対１１の試合とはまたシチュエーションが全然違う。逆に言うと、１人少ない相手に２点取られたということも忘れてはならない」 ●水野晃樹選手（千葉）「ＰＫのキッカーはみんなが僕に蹴るようにという仕草をしていたので。Ｕー２２日本代表で何度かＰＫの練習をしていたのでよかった。ＧＫの動きを見て蹴るようにした。（５６分の得点は左足だったが）左足のシュートも練習していたので。これが決まるようになると、サイドから攻める時にゴール前で外に行くことも中に入ることもできる。これまでは負けていても試合内容が悪くなかったこともあっただけに、得点して勝てるようになってよかった」●羽生直剛選手（千葉）「今日は（下村）東美が（神戸の）大久保をマークしていてサイドに流れることが多かったので、中央にスペースができた時に下がったりして、ただ前へ前へと行くだけではなく、自分が起点になることを心がけてプレーした。でも、自分が出られるタイミングでは前に行くようにした。それはアジアカップから帰ってきてから意識してやるようになったプレー。日本代表のオーストリア遠征では、とてもいい練習ができた。他の日本代表選手のような能力は自分にはないけれど、勉強になるところが多かった。それを千葉の試合で活かしたい」●新居辰基選手（千葉）「個人的には自分の得点がなくて残念だけど、チームとしては勝ったからよかった。ただ、相手が１０人にならなかったら、ここまで攻めることができたかはわからない。個人的にはもっと勝負を仕掛けてもいいかなとも思ったけど、千葉はチームとしてのやり方があるので、それを意識してプレーした。（７７分のオフサイドでノーゴールのヘディングシュートは）自分が動き直す時間がなくて、そのまま前に出たんだけど、いいボールが来ただけに残念」●斎藤大輔選手（千葉）「勝てたことはよかったが、途中から相手に合わせてしまってバタバタしてしまい、２点取られてしまった。うちのほうが人数が多いだけに、もっとゲームをコントロールすべきだったけど、それができなかった。次の試合も勝てるように頑張ります」●伊藤淳嗣選手（千葉）「自分が出場してからチームが失点したので、納得はいっていない。押されている苦しい時間帯だったが、もっと声を出して、うまく連係が取れていれば失点は防げたはず。まだまだです。ただ、その中でも相手は疲れていたこともあって、スペースもあったし、カンタンにはたいて、ボールを円滑に回すことを心がけたし、できた部分もあった。でも、ミスもあったので、やはり反省です」●水本裕貴選手（千葉）「今日は（佐藤）勇人さんが出場停止だったのでその分まで頑張ろうと思っていた。キャプテンについては以前にもやっているのでそれほど重荷ではなかった。３点をリードしてからの失点。相手は10人だったので、セットプレーぐらいしか得点チャンスがなかったのに、その部分で失点。集中仕切れていない。そこはダメ。また、ボールをすぐに失うところもあったのでしっかりと修正したい」●巻誠一郎選手（千葉）「１失点は仕方ないものの、もう少し落ち着いてプレーできれば、２失点目は防げたように思うのでそこは修正したい。以前はリスクというより、無謀なプレーでボールを失っていたが、そういったことがなくなり、しっかりとプレーできているのが、勝利につながっているのだと思う。ただ試合は続くので、次のゲームに向けてしっかりと準備したい」●松田浩監督（神戸）「思いもよらぬ展開になった。その中で、なんとか１０人で戦ったが、我慢しながらやらないと、やみくもに（攻めに）行っても立て続けに失点を食らうだけかなという感触があった。そのため、０－１である程度の時間が進んで、ある程度エネルギーを貯めながら最後に勝負という感じを思い描いていた。前半のうちの２失点目で、そのプランが崩れた。そのあとの展開というのはなかなかコントロールしづらい状況に なった。ただし、そういう状況の中で２点取ったというのは、サポーターもたくさん駆けつけてくれたし、やはり選手にはなんとか１点でも取れるのであれば取りたいという気持ちが表われたのかなというふうに思っている。選手は相手よりも１人少なかったが、 本当に最後まで一生懸命に走り続けてくれたなという気がする。（ＰＫの判定に対する見解は？）僕のところからは全く見えなかったので、コメントすることができない。我々としては起こったことに対応するので精一杯だった」 ●大久保嘉人選手（神戸）「ＧＫが退場して１点取られたことで試合が決まってしまったと思う。やはりこういう状況だと、攻めて攻めてというリズムではなく、守っている中で攻めに出ないといけないのでリズムが作りにくかった」●北本久仁衛選手（神戸）「２失点目と４失点目はもったいない失点だったと思う。セットプレーで点が取れたのはよかったた。１０人だったが、ディフェンスラインを下げないようにして、なんとかカウンター攻撃で点を取ろうとしたが、そのカウンター攻撃で点が取れなかったのは残念。特に４失点目の場面がそうだったが、相手はこちらが取りにくいパスや守りにくい動き出しで攻めてきていた」関　連　グ　ッ　ズジェフ千葉2006ナビスコカップ連覇ニットマフラー：3000円プレイヤーズTシャツ（巻）：3045円ジェフ千葉2006ナビスコカップ連覇Tシャツ：2500円

  2007年09月16日

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  それでもカレンはカレンだった。

  9月15日（土） 2007 J1リーグ戦 第25節大宮 0 - 2 磐田（19:04／駒場／8,432人）得点者'71 上田康太（磐田）'85 太田吉彰（磐田）●内山篤監督（磐田）「自分が監督になって感じていたことは、特にチーム自体の失点が非常に多くて、少しゴール前に下がってしまうという状況をなんとか改善したいと思っていました。ボールにプレスをかけてなんとか３枚でも受けられるような状況にして、能活（川口選手）の良さをもっと出したいという思いでした。積極的にボールを奪うところまではなかなかまだいかないですけど、それほどずるずる下がらないで結果的に無失点で終えたことは非常に良かった。ただ、攻撃に関しては意図するものはあったのですが、多少ピッチの状態もあり、もう少しスムーズに動きだせればいいなと感じました。ピッチのせいにしてはいけないのですが、もっと攻撃で連動して動くことをやっていきたいです。（西選手が怪我した段階で成岡選手ではなく上田選手を入れた意図は？）相手の2ボランチと4バックの間をうまく使いたい。その点では上田の方がポジションをとれるという判断です。そして3対2という状況を作る。結果的にゴールも同じです。西にも当然狙っていたことなので、その部分では上田のポジションを探していくという能力を買いました。決して成岡が悪いというわけではありません。相手との絡みです。（前半動きが固かったような気がしますが？）なんとかアウェイでも一番最初に勝ちたいという気持ちが選手にあったので逆にそれが少し固さにつながったかもしれません。でも良い緊張感の中でやれたと思います。（カレン選手の２アシストです。今日の彼のアピールについては？）前を向けば個人でも打開できる力はあると思います。そういう部分ではまだまだもっと積極的にいけるところもありますけど、前に抜け出る動きが少しづつ出てきているので、あとは前田との関連の中でうまく動いていけるといいと思います。何度か前田が抜けてカレンがくさびのボールを受ける動きが少しづつ出てきているので、あとはパスをするところを選んでいければ起点にはなっていくと思います。 」●カレン　ロバート選手（磐田）「負けたらまた内山監督がいろいろと言われてしまうと思った。信頼している人なので、どうしても勝ちたかった。勝ててよかった。３-５-２の２トップで、僕は２トップでしか活きないような選手なので、ありがたい。１２試合ぶりのスタメンで、ずっとスタメンじゃなかったけど一生懸命やってきたから、これからだと思う。やっているからには勝たないと。今日は勝ててよかった。後半は相手も疲れてきて、前半から裏へジャブみたいに出ることを続けていたのが効いたかもしれない。相手は守備的でサイドに流れても人がいて、流れきれないところもあって難しかったが、一人が動いてそこに入るというのを繰り返してきたのが効いたと思う。先制点は、ミニゲームみたいな感覚で上田も声を出してくれたので良かった。ヒールで流した。２点目はヨシくん（太田）がライン上にいて、波戸さんがインターセプトを狙ってはいたけれど、良く決めてくれたと思う。まだまだ運動量が多くない。攻める時間を増やせればと思う」●茶野隆行選手（磐田）「序盤は風の影響もあって力み気味でもあったが、修正が出来た。なるべくディフェンスを下げず保って、ボールを回せた。取った後のカウンターもいい形で出来た。声を出すことも出来たと思う。ダメ押しの点が取れて結果は出たが、修正点ははっきりした。今は出直しなので結果を求めるが、内容も濃くしていきたい。前半ロングボールが多かったのは、ピッチ状態のこともある。大宮は外国籍選手がキープ力もあるし、スピードも高さもあるので、セットプレーとかでフリーにはさせないこと、セカンドボールをどれだけ拾うかということをやった。次からが大事な試合になる。満足せず成熟させたい」●西紀寛選手（磐田）「前半は失点しなかったことが良かった。前半に得点を入れられていたら苦しくなっていたと思う。これから先、どこまでレベルを上げていけるかが勝負。のこり試合、捨てゲームはもちろん1つもないので次は最後まで出たい。」●佐久間悟監督（大宮）「３連休の初日で多くのサポーターに来ていただき、感謝しています。残念ながらファイナル１０（残り１０節）の最初を勝てず、監督としては正直がっかりです。浦和に勝ったあと、明確なチーム戦略をもって、この２週間やってきた。巧守、コンディション、セットプレーに至るまで改善し、精度を高めてきた。前半にチャンスが３回はあって、狙いどおりにできたが点を取れず０-０に終わった。が、前半の途中からチャンスが少なくなり、後半はもう一度３-５-２の相手に対してサイドチェンジをしてゲームをコントロールしようとした。が、後半は一進一退の攻防が続いて、難しい試合になった。試合はカウンターからの１点が入り、ビハインドの状態で４-３-１-２でやったが最後はサイドの選手が相手ウイングバックをケアできず２点目が入ってしまった。ファイナル１０はどの試合でも勝点を取ろうと思っており、そうでないと監督として来た意味がないと思っている。今日は残念だが、切り替え、千葉戦に臨みたい」●藤本主税選手（大宮）「負けて悔しいですし、ファンやサポーターの方に申し訳ないです。柏戦と浦和戦で続けて勝ち点をとれた、という良い流れを切りたくなかったので、残念です。今日は相手のウイングバックをなるべく下げ、自分たちのサイドバックを起点にして戦っていく狙いがありました。前半はかなり良かったのですが、もっとサイドチェンジを多くして攻撃を出来れば良かったのかな、と思いますね。焦らずにゆっくり攻めていれば、もう少し違う展開になったかな、とも感じています。今後の課題としても、やはりサイドチェンジをもっと多くしながら攻めることです。そうすれば、ボールも長く持っていられると思います。ただ、しっかりと守ってからカウンターをしかけるという狙いは続けていきたいです。2週間の中断期間で、今後の戦い方は決まったので、とにかくそれを貫き通します。残留を争うチームとの直接対決もたくさんあるので、この試合に敗れたからといって下を向かずに、目の前の1試合に集中してやるだけです。」●小林大悟選手（大宮）「交代は左足首の負傷。まだ検査をしてみないと分からないが、とにかく痛い。ピッチ状態については相手もポゼッションをしてくるチームだから言い訳にならない。それは問題にはならない。これだけチームとして守っているのだから、守り切れるようにしたい」●森田浩史選手（大宮）「前半の決定機を決められなかったことがすべて。惜しかったではない。いい形でチャンスを作りながら、決められなかったらこういう結果になる。１点を取られてから足が止まった。前半いい試合をしていても、試合が取れない。最後はペナルティエリアにも入れなかった」関　連　グ　ッ　ズジュビロ磐田の福袋：6800円2007JOMOオールスターサッカー Tシャツ：2625円ジュビロ磐田チケットフォルダー：1050円

  2007年09月16日

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  浦和レッズが首位をを守る守る！！

  9月15日（土） 2007 J1リーグ戦 第25節広島 2 - 4 浦和（14:05／広島ビ／22,675人）得点者'12 フロド（指輪物語）'23 長谷部誠（浦和）'37 永井雄一郎（浦和）'40 ウェズレイ（広島）'82 森崎浩司（広島）'84 ワシントン（浦和）●ホルガーオジェック監督（浦和）「これから続く連戦のスタートで勝利できたのは、非常に嬉しい。前半は、いいプレーができたし、ゴールも奪えた、ただ、後半は支配できず、特に最後の10分間はかなり厳しかった。だが、そこを乗り越え、4点目をとって勝利を得た。結果として、満足している。ただ、今日は14時キックオフという、この時期としては珍しい時間帯での試合となった。実際、我々には疲労がかなりあったと思う。（暑くなるのはわかっていたと思うが、その対策は？）そうは言っても、想像するのと実際に現地で体験するものとは違う。ここのところ、浦和は涼しかった。そこから移動してこの暑さだ。身体が慣れるのは、かなり厳しい。（後半、リズムが落ちたのは、暑さの影響か？）4人の代表選手が、ヨーロッパから戻ってきたばかり。気温の差、長い距離の移動、時差もある。チームでの練習がほとんどできない中で、身体はとても厳しかった」●長谷部誠選手（浦和）「タッチャン（田中達也）の点が入ったくらいから、チームがいい形を作れ出した。自分の得点は本当に簡単なもの。決めて当たり前のようなシュートだった。３－０まではよかった。ただその後の展開を考えると、あまりいい試合とはいえない。守備については、かなり監督に言われていた。その中で、やらなければいけなかった。ただ攻撃に関しては、もう少し工夫が必要かなと思う。今日は代表選手も疲れていて、いいゲームとまではいかなかったが、結果が出てよかった。ＡＣＬもあるので、切り替えてやっていきたい」●坪井慶介選手（浦和）「まずは勝ち点３をとることが大切だったので、結果が出てよかった。点もとれたし、非常にいい形だった。ただ、後半に少し運動量が落ちたところで、失点した。疲れた中でも、やれることをやろうと思っていたのだが。広島のウェズレイと佐藤寿人は、非常に危険な選手。動きがあり、コンビネーションもよかった。そういう相手に対しては、もっともっと集中してやらないと。抑えられる時間は抑えられていたが、集中が切れる時間もある。そこは、お互いに声を掛け合っていかなければ。個人だけでは、どうしようもない部分もある」●田中達也選手（浦和）「この連戦をうまく乗り切ることができれば、優勝も近づいてくると思う。目の前の１試合、１試合を大切に戦いたい。得点シーンについては、その前にも何回かチャンスがあった。最後まで（体力が）持たないと思っていたので、早めに点を入れれば、チームも自分も楽になると思った。ただ、ラッキーなゴール。他に、もっともっとチャンスをつくっていかないと。守備でも、僕のミスから失点をして、１点をとられてしまった。そういうところは意識して、修正していきたい。優勝という目標があるし、前節に負けていたので、今日は絶対に勝ちたかった。いつも後先のことは考えずに、自分のやれることをやろうとしている。今日は、ＦＷがみんな決められてよかった。時差ぼけはまだ、なおっていない。昨日は、寝付くのは早かったけど、途中で起きたり。でもそれは、（代表選手は）みんな一緒なんで」●ペトロヴィッチ監督（広島）「前半、浦和に大きすぎるリスペクトを払いすぎた。青山のシュートのような、崩した形の大きなチャンスもあったのだが。浦和の1点目は、素晴らしいミドルシュート。2点目はＦＫから。0-2というスコアになったら、浦和を相手に戦いは難しくなる。前半は運動量もなく、相手との距離も長かった。その中でカウンターから3点目を失った。ただ、そこから選手たちは逆転しようという気持ちを見せて、ウェズレイのゴール、そして2点目を入れた。が、その直後に失点してしまった。浦和に対して、ああいう失点をしていてはいけない。チャンスも数多くつくっていたが得点できない。それでは、勝てない。（戸田をリベロに、ストヤノフを左ストッパーに持ってきた意図は？）浦和はワシントンでくる、と思っていた。ただ、永井も身長のある選手だし、そのままストヤノフを永井につけた」●ストヤノフ選手（広島）「今日の試合は、二つに分かれている。前半は、よくなかった。３つの子供じみた失点をおかしてしまった。後半は、浦和よりいいプレーができたと思う。ただ、運もなかった。いつくか、チャンスもあったのだが。自分の仕事はディフェンス。しかし今日は、攻撃のサポートも行った。（疲れ？）それよりも怒りの方が先だ。負けるのはつまらない。どんな相手だろうが、それは同じこと。（失点をなくすには？）そこは監督に聞いてほしい。まだ私はチームに来て日が浅いし、そこはコメントできない。たくさんのサポーターに来てもらった。みんな、いい試合を期待していただろうし、勝利も望んでいただろう。悔しさは、そこにもある。頑張ってもうまくいかない時が、ゲームにはあるのだが。サポーターにお詫びしないといけない。甲府まで1週間ある。まず、今日の試合を忘れること。負けても勝っても、歴史に残る。次に向かっていくしかない。次は勝つしかない。勝ち点３をとりにいく」●佐藤寿人選手（広島）「いつもどおりというか、何と言うか……。もったいない試合。勝ち目がなかったわけではない。簡単に失点しすぎる。これでは、どんなチームに対しても難しくなる。1点目は、あそこで前を向かせれば、打たれてしまう。しかも、一度浮かして、それから打たれていた。余裕を与えてしまった。もっと厳しさが必要。3失点とられた後、ウェズレイの得点で何とかなる雰囲気はあった。だけど、あれも個の力でねじ込んだもので、チームで崩したわけではない。後半は、そういうチームで崩したチャンスが生まれた。ただ4点目が痛かった。2点目をとった後だっただけに。失点のところを、もっとチームとして考えないといけない。自分たちのサッカーをやり続けても、これだけ失点してしまうとね。上に行くことも難しい。問題点を解決しないといけない。簡単にやられることが、特に今年は多い。修正しないと、何点とっても勝てなくなる。」」●森崎浩司選手（広島）「4点目が痛かった。イリアン（ストヤノフ）のところで、入れ替わってしまった。難しい試合だった。戸田さんと話をしていた時に、やはりラインをあげるのは難しいと言っていた。確かに、中盤がフリーだと、ラインは上げられない。どこで守るか、という意思統一が、前半は特にできていなかった。（柏木）陽介やアオ（青山）も疲れていたし、少しでも助けたいと思って走ったけれど、スペースが多すぎて。それで、後ろにも負担をかけてしまった。チームとしての戦いができないと、浦和と戦うのは難しい。ただ、浦和にもスペースがある。彼らもチームで守るというよりも、個の強さで守ってしまうスタイル。フリーでボールももてるし、いい形でボールを回せばチャンスもできた。ただ、運動量が少なくて、3人目の動きなど、相手を惑わすプレーができなかった。攻める枚数が多いので、カウンター対策は重要。リスクマネジメントをしっかりしないと。戸田さんやイリアンがあがれば、誰かがカバーしないといけない。それと、切り替え。相変わらず遅い。ファールで止めることだって、必要だと思う」関　連　グ　ッ　ズ浦和レッズTHE LEAGUE CHAMPIONS Tシャツ：2500円07-08浦和レッズユニホーム：9800円勝つための栄養食book：999円

  2007年09月16日

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  Ｊリーグでエクササイズ！

  ●9月15日の試合予定J1第25節 14:00 広島 vs 浦和 (TBSチャンネル, TBS, RCC) 【生放送】J1第25節 14:45 清水 vs 甲府 (ch.183) 【生放送】J1第25節 15:00 清水 vs 甲府 (SBS) 【生放送】J1第25節 18:45 大宮 vs 磐田 (ch.185) 【生放送】J1第25節 18:45 千葉 vs 神戸 (ch.179) 【生放送】J1第25節 18:45 川崎 vs 大分 (ch.184) 【生放送】J1第25節 18:45 名古屋 vs 鹿島 (ch.183) 【生放送】J1第25節 19:00 大宮 vs 磐田 (TV埼玉) 【生放送】J1第25節 19:00 千葉 vs 神戸 J1第25節 19:00 川崎 vs 大分 (BS1) 【生放送】J1第25節 19:00 横浜FC vs FC東京 (TBSチャンネル, BS-i) 【生放送】J1第25節 19:00 名古屋 vs 鹿島 J1第25節 01:55 名古屋 vs 鹿島 (CBC) J1第25節 04:15 大宮 vs 磐田 (ch.183) ●愛猫はポチ最近は更新滞り気味・・・。なんとなく代表戦よりＪリーグの方が心待ちな自分に嫉妬。（意味不明）雑誌「モーニング」で連載中のサッカー漫画「ジャイアントキリング」の今週号が自分的にかなり面白く、5回も同じ話を立ち読みしたのに雑誌「モーニング」まで買ってしまった・・・！「ジャイアントキリング」しか読んでないのに。（笑）今週号の話は名古屋サポには記憶が新しい「あの事件」をピックアップした話で、劇中に出てくる後藤ＧＭのコメントに感動。(つω`*)ﾃﾍ立ち読みしてて、ちっと泣きそうになってしまいました。クラブのフロントの人って、親会社から流れてくる人が多いから、思い入れの温度差ってあると思う。そんな中で、この後藤ＧＭは、こんな人がクラブのフロントに居てくれたら・・・、と思わせるチーム愛が感じられて、グっときます。サッカー好きは是非、「ジャイアントキリング」を読んでください。ちなみに会社の人に読ませて、続々と「ジャイアントキリング」フリークを増やしている愛猫はポチでした。（笑）関　連　グ　ッ　ズ【漫画】Giant killing（01）：570円【漫画】Giant killing（02）：570円【カレンダー】Wii本体が抽選で当たる★2008年カレンダー：1228円

  2007年09月15日

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• ３５秒いきなり！中沢ボンバーＯＧ！！！

  9月2日（日） 2007 J1リーグ戦 第24節柏 1 - 0 横浜FM（18:32／国立／23,569人）得点者'00 オウンゴ－ル（柏）●石崎信弘監督（柏）「中断明けからマリノスがすばらしい攻撃で５試合で１９得点と、凄くいいチームになってきたという印象がありました。それをどう抑えるかということで、基本的には高い位置からプレスをかけてボールを奪っていこうと、自分達が去年と今年とやってきているサッカーが、素晴らしいマリノスにどれだけ通用するかと思って試合に入りました。立ち上がり運良くゴールできて、その後何回か攻められてディフェンスラインが下がってしまって、ゴール前で守らなくてはならなくなった。しかしそんなに（相手の）決定的なシーンを生まずに済みました。ただボールを取る位置が低い分、なかなか攻撃にいけないのと、預かった奪ったボールを、菅沼、太田、李のところでどうしても簡単に奪われてしまうというところがあったと思う。もっと強いチームになるには、奪ったボールをもう少し丁寧に、攻撃に繋いでいかないといけないと思います」●李忠成選手（柏）「（オウンゴールのシーンでは）点に繋がる動きが出来て良かったです。左サイドでボールを取ったときは相手の足が止まっていたので、誰が取ってくれてもいいと思ってセンタリングをあげました。ラッキーでした。普段は中にいるポジションなので、センタリングをあげることもなかなか無いので、こういう形でアシスト？したのは、生まれて初めてかもしれないです。とにかく、シュートを心掛けていたので、『シュートを打つこと）は今後も続けていきたい。どこにでも動く、というのは自分のプレースタイルなので今後もやっていきたい。ある程度、チームとして引くこと、引いてからのプレスのかけ方を意識することで勝っていこうとチーム全体で思ってやっていた。今日は『守り勝った』という自信はあるし、自分のポジションは凄くきつかったけど、完封勝ち出来て良かった。国立でのゴールはまだないけど、今日のアシスト？で少し近づいたので、Ｕ－２２カタール戦の国立ではゴール決めたいと思います」●古賀正紘選手（柏）「なかなか相手陣地でボールポゼッションが出来なかったけれど、チームとしてはその劣勢なときでの対処も出来たと思う。マリノスのＦＷ陣のヘディングなどは、思ったよりも脅威ではなかったという印象。うちのサイドバックの選手が、相手にセンタリングをあげさせないように徹底してたし、前からプレスをかけていくことが統一されてたから、失点数少なく完封できていると思う。中断明けから、石さん（監督）からも相手や試合の展開を見てから前からいくのか、引いて守るのかを考えるように指示があるので、以前より引いて守る試合は増えたかもしれない。巌さん（山根選手）ともコミュニケーション取りながら、話しながらやれている。マルケスは名古屋時代からストロングポイントは分かっていたので、対応出来た。今年四回目の対戦ということもあり、やり方は把握できていたかもしれない。ビデオミーティングで前半の失点の形を何度も見てきたので話し合ってきた。（無失点に関しては）前線がプレスをかけてくれるし、小林、藏川、大谷、南がしっかり守ってくれるので、個人の力というよりも、いろんな要素がうまくかみ合ったのだと思います。ＤＦにとって『完封』は一番の嬉しいことであり、やりがいのあることなので、もっと完封勝利を増やしていきたい」●南雄太選手（柏）「早い時間に先制できて、ウチのペースになった。マリノスは強いチームだし、中盤でパスを繋いできてくれることは、ウチにとっては逆にやりやすい部分もあった。中断期間もしっかり走り込んできたことが結果につながっているし、ウチが先にバテるようでは勝てない。順位は意識せず、勝ち点45の目標まであと5点と少し見えてきたので、チーム全体で頑張っていきたい。新潟のアウェイでもいい戦いができるように準備します。」●山根巌選手（柏）「マリノスの山瀬功治選手がすごく調子がいいと聞いていた。彼はマリノスの中心だし、そこを抑えることで何とか戦えると思っていたので、絶対に抑えたいと燃えていた。早めにプレッシャーをかけて中盤でボールをあまり持たせないように対応した。そのうちあまり動かなくなってきた。」●大谷秀和選手（柏）「中断期間から石さんにずっと言われ続けてきたことですが、相手のシュートに対して身体を張って、常に2人ぐらい飛び込んでいた。やるべき当たり前のことだけど、それがきっちりできた結果が無失点につながっていると思う。これまで一方的にやられる試合もあったけど、今日の前半はある程度ボールをキープできる時間もあったし、後半は相手に持たせているという感覚で試合を進めることができた。」●蔵川洋平選手（柏）「早い時間に１点入って、少し楽になったところはあるかもしれない。前回のマリノスとの対戦よりも、チームらしく自分らしく戦えた。チャンスもあったしシュートも出来た。向こうは（マリノス）個人でうまいし、押し込まれることは予想していた。『しぶとさ』でうちはいってると思う。（７月の）中断中のキャンプでのことが、中断明けのプレーに活きていると思う。今日は欲を言えば追加点が欲しかったけど、次の新潟戦はサポーターも凄いと思うので頑張ります。選手入場の一文字は、感動しました。しっかり見ました」●佐藤由紀彦選手（柏）「（古巣マリノスとの勝利は）超、嬉しいです。Ｊリーグで今、一番強いマリノスに勝てたことは自信にも繋がるし、それを『確信』に変えていけるよう、このいい流れを持続しながら又、２週間の練習をみんなで一緒に乗り切って後半戦に臨んでいきたい。チーム全体での共通意識というのは強まっている。常にチャレンジャーという気持ちは忘れないでいきたい」●太田圭輔選手（柏）「もっと攻撃したかったですけど、みんなでよく守れたと思います。６戦連戦で疲れもあるし、リフレッシュしてコンディションを整えてまた、後半戦に臨みたい」●菅沼実選手（柏）「勝てたことは良かった。得点のシーンはチュンソン（李選手）が左利きなので右にくるかな、と思ってたけど、あら入っちゃったという感じでした。無失点で勝てたことはチームみんなの成果が出たと思う。あとはボールを取った後の緩急のプレーやシュートの精度を高めて頑張っていきたい」●北嶋秀朗選手（柏）「後半の１分の出場でも、ボールを相手から奪って１点決めようと本当に思っていたので、あんなに追っていました。常に少ない時間でも結果を残せるように、続く試合でも頑張ります」●早野宏史監督（横浜FM）「ちょっと自滅的なゲームだったと思います。立ち上がりの悪さを指摘して試合に入った割には、タッチを割ったんだろうという雰囲気があってオウンゴールに（なってしまった）。早かったので慌てずにいくとしたが、あそこまで（レイソルが）引いてくるとうまくいかなかった。ただそれも我々の実力だと、しっかり受け止めて、これを打開しなければランクアップしないんだということを選手達に伝えていきたいと思う。やっぱり相手のゴールに点を入れないと勝てないということははっきりしていることなので。非常に残念です。（全体的に攻めてボールキープもしていましたが、徹底的なチャンスを作れなかったのでは？もっとレイソルの意表をつく展開や交代などをすればよかったのでは？）色々な考え方があると思います。でも現実的なアイデアではないと思います。マルケスと山瀬のポジションも（今日は）違ったし、我々も色々とあるけど、チームで作っているものはそう変化していくものではないし、例えば清水をを入れたことによってもスピードがあがったし、その見方の違いだと思います。（１２試合ぶりの敗北で、この２週間でのランクアップを図るための打開策は？）みなさんもお分かりのように、急にチームは劇的には変われないので、自分も少しずつでも変えていくことが着実な手ごたえだと思います。選手達にもロッカールームで話しましたが、今日の敗北を真摯に受け止めて自分達が何をすべきかということを、もう一回考えなきゃいけない。あれだけプレスがかからないクリアをされているときに、攻め倒すことが出来ないといけないと思いますし、今までの延長線上に自分たちのサッカーがあると思わないと、と考えています」●大島秀夫選手（横浜FM）「先制を取られて、守ろうという感じになってしまったかも。ボール回しはいい形で出来たが、その後がうまくもっていけなかった。もっとゴール前で嫌な動きをすればよかった。ボールは触っていたのに、相手がひいてても戻りが早かったので、展開が出来なかった。あれだけール前を固められると・・・。課題は、立ち上がりのボールをもっと回すこと。気持ち切り替えてやっていきます」●山瀬功治選手（横浜FM）「やはり今日は相手にしっかりと引かれたから、そういう引いた相手が攻めたところで、しっかりとボールを奪って得点出来るか、だと思う。今日はうちがボールを取りたいところで、ボールを取れなかった。相手の中盤の繋ぎがうまかったというのもある。早い時間の失点はそんなに関係ない。後半はずっとうちが押し込んでいたけれど、もっと高めの位置でボールが取れれば良かった。ひいた相手にどう対処していくかが課題。でも急にはうまくなれないから、チームとして出来ることは今やっていることの質を上げていくしかない」●吉田孝行選手（横浜FM）「失点後に、点が取れていれば・・・・。相手はカウンター１本だったんで、焦らず慌てないでクロスでももっと徹底してあげていけば良かった。前半立ち上がりは焦り、集中しようと思ってた矢先の失点だった。でも試合はうちが支配できていた。前回の対戦でも負けていたし、順位も近い相手に負けて残念。これが実力と思って、バネにして中断期間に頑張りたい。キャプテンと副キャプテンの不在の間にも建て直しをしておきたい」

  2007年09月03日

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• 期待の新星・高橋大輔がまたまたゴール！

  9月2日（日） 2007 J1リーグ戦 第24節大分 4 - 1 甲府（19:05／九石ド／14,830人）得点者'09 ラドンチッチ（甲府）'23 高橋大輔（大分）'27 梅崎司（大分）'73 高松大樹（大分）'86 鈴木慎吾（大分）●シャムスカ監督（大分）「今日の試合は重要だった。まず順位は勝つことにより、勝ち点をとってどんどん上がっていく。あと勝つことによって、負けたことを吹っ切れる。気持ち的にチーム全体が緩和される。甲府の細かくつないでくるショートパスでターゲットになる選手に苦労させられた。得点を入れられてウチのチームはもたつかないで、スコアをあげることができた。今日の試合は全体的に見て、相手よりチャンスを作ったし、価値のある勝利」●高松大樹選手（大分）「立ち上がり、つまずいた場面もあったが全体を通して、みんなよくやったと思う。得点は慎吾さんからいい形でボールをもらったので、思いっきり蹴っただけ。自分の得意な形。攻撃だけじゃなく守備もしっかりできた。しっかりボールもつないだ。勝つことだけを考えてチームがうまく進めるようにやった。（負けてから）すぐに試合があったので、選手全員で話し合って、みんなが切り替えることができたから良かった。今日にみたいな試合を毎試合続けたい」●高橋大輔選手（大分）「得点は意識しないけど、得点という形で勝利に貢献できたなら良かった。取りこぼしている分、どこかで拾わなければならないし、鈴木さんがよく言うが勝ちにこだわった戦いをしなければならないと思っていた。勝ってよかったです。」●梅崎司選手（大分）「前節、勝ち点の差のない千葉にああいう大敗をして、今日はまた勝ち点が１差しかない甲府との対戦だったので、重要だった。内容よりも勝負にこだわって試合に臨んだ。今まで自分のプレーひとつひとつ、考えすぎていた。色んなバリエーション、ドリブルしながら自分だけでなく、パスしたりとか。今日のゴールシーンも後ろ向きから、始まったのが良かった。思いっきりいこうと思っていた。パスができるシーンでもゴールしか見えなかった。それがこういう結果を生んだと思う。」●山崎雅人選手（大分）「今日は甲府のサイドバックの動きを意識しながら、攻撃では真ん中の裏のスペースをついていった。とにかく走ることが自分の役割なので、できることを精一杯やろうと思っていた。守備の面でも1対1でとれなくても2対1ならとれると思ってチーム全体で動いた。」●鈴木慎吾選手（大分）「前回怪我で出られず、悔しい思いをしていたので今日はチームの力になりたいと思っていた。前回は大敗してしまったが、サッカーをやっていればそういうこともある、もっと自信を持ってやろう、と選手同士で話をした。足の痛みはないといったら嘘になるが、ピッチに立ったらそれは言い訳にしかならない。PKの時は本来蹴る予定だった大樹に蹴らせて欲しいと頼んだら「是非蹴ってください」と言ってくれた。サポーターも喜んでくれてすごく良かったと思う。」●大木武監督（甲府）「非常に悪いゲーム。１点取られて、そこから守ろうとしたのか、ボールが前に出なかった。押し込まれて、後半盛り返せなかった。セットプレーから取られてしまって、そこから流れが変わった。非常に残念。リフレッシュして次に臨みたい。１点目はうまく左サイドからセンタリングできたのに、だんだん出来なくなった」●ラドンチッチ選手（甲府）「今日は彼らのゴールを脅かすまでは良かった。自分にはゴールが求められている。簡単にゴールを許してしまったが、それを上回るプレーをしなければならなかった。初の９０分、ピッチに立ててよかった。得点も１点入れて、その後厳しい戦いになった。相手のゴールの後から相手の隙がなくなってしまった。９０分戦って満足はあるが疲労感はある」

  2007年09月03日

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  楢崎正剛、今年もやりました！2007年度は「空振り」！

  9月1日（土） 2007 J1リーグ戦 第24節名古屋 1 - 4 Ｇ大阪（19:04／瑞穂陸／18,425人）得点者'14 バレー（Ｇ大阪）'48 バレー（Ｇ大阪）'70 播戸竜二（Ｇ大阪）'72 バレー（Ｇ大阪）'86 杉本恵太（名古屋）●西野朗監督（Ｇ大阪）「点こそ取れましたが、決してガンバのリズムの中で取れたとは思っていません。前節のダメージが相当あったと最初の５、６分で感じて、上手くゲームをコントロールしてくれればな、と思っていました。基本的な全体の狙いとするところのプレッシングはこういった状況の中では掛かりづらかったと思います。今年の狙いは良い形でボールを取ってからの連動したアタッキングなので、それが基本的な運動量が足りない中ではなかなか生むことが出来なかったと思います。ただ悪い中でもボールを上手く動かしながら試合を運んだと思います。全体的には量も質も狙うことではないです。ここで長旅が終わるので、少し充電してまたフレッシュに、良いサッカーが出来るように持っていきたいです。（前半で安田選手を寺田選手に代えたことについては？）安田はここのところフレッシュさを徐々に欠いているなという感じがありました。中盤のボールの動かし方やテンポ、リズムの変化が今日は掴めていませんでしたので寺田を入れて、落としてボールはかなり集まるようになり、散らすことも出来るようになりました。寺田で個人的な突破の力やアタッキングエリアでの仕事を増やして、中盤を活性化させたかったからです。安田の問題ではなく、中盤の活性化のための交代です。」●バレー選手（Ｇ大阪）「（リーグ戦３得点は初めてですが？）確かに初めてですが、もう終わったことです。前に進むことが大事だと思っています。（ここ２試合ゴールが取れて、調子が良いようですが？）やることはやっていましたが、結果が伴っていませんでした。ようやく出来るようになってきました。ただ、FWは結果が大事ですので、これからもそこにこだわっていきたいです。（今日は浦和が負けましたが？）今は浦和のことより、自分達のことを考えていきたいです。（１点目のゴールシーンでは、DFがしっかりと付いていましたが？）あそこはスペースも狭いので、反転した時にはGKも見ずにともかく蹴っていきました。（今後、得点王の可能性もありますが？）今は考えてはいません。リーグ戦の最後にそうなればいいと思います」●明神智和選手（Ｇ大阪）「（中２日でパフォーマンスは？）確かに体力的に厳しい部分は、多少ありました。（名古屋はビルドアップの時のパスミスが多かったようですが？）FWが前からプレッシャーを掛けてくれた事で、相手のミスに繋がったと思います。（今日は浦和が負けましたが？）追いかける立場ですから、まずは自分達のサッカーをするだけです」●遠藤保仁選手（Ｇ大阪）「（２試合続けて快勝でしたが？）２試合とも、FWが決めてくれて、良い感じで点が取れて良かったと思います。幸い、浦和も負けたようですし、中断がありますが、その後に向けてしっかりやっていきたいと思います。（バレー選手と幡戸選手の連携については？）前とはそんなには変わってないと思いますが、リズムに乗れてなかっただけだと思います。今は周りとのコミュニケーションも取れるようになり、役割が分かって来ているので、点が取れるようにもなったと思います」●播戸竜二選手（Ｇ大阪）「（バレー選手との良い連携が今日は見られましたが？）何試合か一緒にやって、互いにパスを出し合って、信頼関係も築けてきたと思うので、ここ何試合か出来るようになったと思う。後はバランスだと思うし、前よりバレーも自分を見てくれるようになった。（徐々にゴールが取れるようになってきましたが？）これまで取れてこなかったので、試合に出ることでリズムも掴めるようになってきていると思う。あとは２ケタを狙っていきたい」●ドワイトコーチ（名古屋）「今日の試合には2つの顔がありました。1つは前半です。その前半は組織的な守備もでき、良い戦いはできていました、ガンバ大阪のような強いチームと戦う場合、それは重要な事です。しかし残念ながらその前半、自分たちのミスから簡単にゴールを決められてしまいました。そして後半で残念だった事は、相手にボールを持たれた時に下がり過ぎてしまった事です。1対1での勝負など、良い形でゲームを支配する事ができませんでした。そして後半も前半同様、相手に簡単に0-2、0-3とゴールを決められてしまいました。もちろん言い訳はしたくないのですが、怪我人等が多く出た事で今日の試合、攻め手に欠ける場面がありました。そして1週間で3試合というスケジュールも厳しいものとなりました。次の試合まで2週間空くため、怪我をしている選手達が戻ってこられる事を願います。そして今日の試合、サポーターにとっても楽しい試合ではなかったと思います。もっとチャンスを作り得点を決める事ができれば良かったと思います。」●藤田俊哉選手（名古屋）「（４－１という結果をどのように受け止められていますか？）途中で交代してしまったので、その後の内容についてはよく分かりません。自分達のミスからピンチを招き、失点をしてしまったと見られました。（前半は１点を先制されましたが、ある程度戦い方は出来ていたと思われますが？）何度かチャンスは作ったのですが。決めたかったです。（後半に入り、前半の戦い方を続けられなかった理由はどのようなことでしょうか？）みんなでやろうとしたのですが、上手く形になりませんでした。（２節前は大量点で勝ち、前節は引き分けでした。続ける意味では大切な試合だったと思われますが？）勝点を取りたい試合でした。（次の試合までしばらく空きますが、その間に修正すべきことは？）確実に勝点を重ねていけるよう、安定した戦いが出来るチームに修正していきたいと思います。（確実に勝点を重ねるために、今の段階で必要なことは何でしょうか？）相手によってサッカーは変わりますが、どのような相手とでも自分達の形が出せるようにしたいと思います」●渡邊圭二選手（名古屋）「（４－１という結果をどのように思われますか？）決められるところで決められなかったので悔しいです。（ご自身のプレーについてはいかがでしょうか？）前を向いたら、どんどん仕掛けようと思っていました。ラストパスの精度を上げられたらと思いました。（後半に失点が多くなってしまった理由は何でしょうか？）自分達が前掛かりになり、中盤でスペースが出来てしまいました。そこで相手に前を向かれてしまったからだと思います。（今後に向けては、いかがでしょうか？）ラストパスを課題として、精度を上げたいと思います。（前線に高さがありませんが、サイドからのクロスを入れる際に意識したことは？）ヨンセンがいませんので、ニアにボールを入れることを意識しました。しかし自分に対するマークがしっかりと付いてきたので、ひと工夫できたらと思いました。」●吉田麻也選手（名古屋）「（４－１という結果をどのように思われますか？）失点が多いので残念です。（ガンバを相手に、守備面で気を付けたことは？）中盤の遠藤選手や二川選手からは良いパスが出ますし、前の選手も強くて速いので、前を向かせずコンパクトにプレーをしようと思っていました。（バレー選手にはどのように対応されましたか？）前を向かれてプレーされると厳しくなるので、先ずはポストプレーに入った時に早く阻止しようと思いました。（２点目の失点について、要因は何でしょうか？）裏にボールが出た時に、キーパーと接触してしまいました。コミュニケーション不足で、単純なミスです。（失点を重ねてしまった原因は何でしょうか？）中盤の選手に良いボールを出されてしまったので、そこで踏ん張りきれずプレスをかけることが出来ませんでした。現時点で、ガンバとの力の差は大きいと思います。」●楢崎正剛選手（名古屋）「（４－１という結果をどのように思われますか？）力の差はあると思いますが、今日の試合に限っては全体的にやられたという感じはありません。スコア上は４－１という結果で、簡単にやられたように見られますが。（前半が終わった段階で、ある程度の手応えはありましたか？）やられてはいないという感じはありました。しかし相手に先制点を与えてしまいました。後半に入る時は前向きに臨めましたが。ゴール前では相手は上手いと思いました。」●杉本恵太選手（名古屋）「ゲームの展開的には悪いと思いませんでした。しかしミスが多く、失点した後に、さらに失点したことが響いたと思います。（内容は悪くなかったと思われますが、点差が開きました。原因は何でしょうか？）どちらが先制するかで内容が変わると思います。相手より先に点を取らなければならなかったと思います。（攻撃面で意識したことは、どのようなことでしたか？）相手は攻撃的なので、必然的に裏が空きます。そこを狙っていました。後半に玉田が裏に抜けるようなボールを出していました。（片山選手から良いボールが出されましたが？）良い形で飛び込み、決めることが出来ました。押し込むだけでしたが、良かったと思います。」●愛猫はポチエスパサポの嫁とエスパルスの試合とグランパスの試合をチャンネル変えながら観ていたので、いい加減な感想を。（笑）立ち上がりは落ち着いた入り方をしていたと思うのですが、徐々にバタバタしてきましたね。バタバタした理由は何だろう？なんとなく選手が自信を無くしている感じがします。なんと言うか、気持ちで既にガンバに負けていると言うか。その中でミスが起きたり、連携が合わなかったりして、バタバタ混乱している所を失点して、更に浮き足立ってのスパイラル。若手には恐れる事は無いのだから積極的に攻めて欲しい。なんだか大人しいのですよね。慶にしても、渡邊にしても。片山が唯一若手の中で気を吐いてたと思うけど、如何せん、ヘタだから（笑）。あとドゥンガのようにチームを叱咤して緊張感を持たせる鬼軍曹タイプの選手も居て欲しいと思う。引っ張る選手が居ないから全体的にダラダラしている感じに見える。１－４で負けて、「金返せ！」と言っているサポも居たようですが、優勝争いをしているチームに主力を怪我で欠いているチームが対戦して、この結果は予想範囲内では？選手もサポも気持ちを切り替えて、次の試合の事を考えよう！えいえいおーーーー！

  2007年09月02日

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  兵働をSBにした時点で・・・（笑）

  9月1日（土） 2007 J1リーグ戦 第24節磐田 0 - 1 清水（19:03／エコパ／33,678人）得点者'89 チョジェジン（清水）●長谷川健太監督（清水）「よく選手たちが最後の最後まで踏ん張って、勝点3をものにできたなと思う。これも、選手たちの頑張りと、サポーターが熱い声援を送ってくれたから。またダービーで恥ずかしいゲームはできないという中で、89分間ジュビロのペースと言って過言ではない形で試合は進んだが、そういう中できちっと最後の部分でゴールを割らせなかった。そのへんの強い気持ちというのが、今日の勝利につながったのかなと思っている。試合前半から、児玉のところに兵働を入れて中2日で、なかなかうまく機能しきれなかった。そこで、岩下の交代カードを急きょ切らざるを得なかった。岩下も左サイドバックは不慣れだと思うが、よく対応してくれた。また、際どいクロスボールがたくさん上がってきたが、GKを含めて、よく中の選手が最後のところで対応してくれた。そうして辛抱した結果が、最後のFKの部分につながったのではないかと思っている。中2日、中2日の非常にタイトな日程の中で、この試合に勝って6連戦を終われたというのは非常に大きいと思う。昨シーズンはここからなかなか勝点を積み上げていけなかったので、ここからが本当の勝負になってくると思う。2週間空くので、もう一度きちっと準備をして、良い再開の初戦を迎えたいと思っている。」」●藤本淳吾選手（清水）「ダービーということでサポーターが今日の試合を盛り上げてくれて、そういう中で勝ててよかった。試合序盤は兵働くんが左サイドバックに入ったことでいつもの自分たちの守りができず、引き気味になってセカンドボールが拾えないという状況が続いた。後半も自分たちのサッカーができなくて我慢の時間が続いたが、最後の最後に点を取って勝つことができた。このゲームを含めて3試合無失点の試合が続いているので、チームとしても自信に繋がっている。個人的にはチャンスの場面で決めることができなくて残念。もっと練習しなければいけない。」 ●青山直晃選手（清水）「流れは終始ジュビロだったがよくゼロで抑えられた。崩される場面が多かったが、ゴール前では絶対に負けないようにと和道さんと話し合い、結果を出すことができてよかった。ジェジンが最後に決めてくれて、またチームとしては最後まで集中を切らさずできたことがよかったと思う。勝って気持ちよく五輪予選のサウジアラビアに行けるし、ダービーに勝てて本当に嬉しい。」●伊東輝悦選手（清水）「攻撃面では単調なボールが続き、前線でボールが収まらず前に進めなかったが、最後まで諦めずに守れたことがよかった。前線からの追い込みやゴールキーパーのセーブなど、みんなが高い意識を持って臨めていることが3戦連続無失点に繋がったのだと思う。（第一子が生まれた感想は？）やっぱり感動しましたよね。（奥さんが）たくましかった。母は強しだと思った。ただ、それとゲームとはまた違うものだと思うし、今日も午前中は病院で顔を見てきたけど、行ってくるよという感じだった。（赤ちゃんが運を持ってきてくれたような気がする？）どうなんだろうね。でも、あんな終わり方をできるなんて、そうかもしれないね。内容から言えば苦しい試合だったし」●高木和道選手（清水）（今日苦しい展開になった原因は？）ちょっとDFラインの選手が変わって、うまくバランスがとれずに向こうが人数をかけて前に前に来ているのに対して後手後手になっていたので、そのへんが良くなかったかなと。向こうの出方に対して、こっちがどう出るかという感じにずっとなっていたから。だから、押し込まれる時間帯が長かったと思う。向こうはけっこう流動的で、3-5-2と決まっていたわけでもないし、2トップというわけでもないし、そのへんで後ろの人間がうまくつかまえきれなかった。」●チョ・ジェジン選手（清水）「前節終了後に次のダービーは必ず勝つと公言していたので、自分がゴールを決めて勝つことができてよかった。フリーキックの場面は、和道に相手ディフェンスをブロックしてくれと言って、そのおかげで自分の周りにスペースが空いた。さらに淳吾がいいボールを蹴ってくれたので、決めることができた。ダービーには自分自身いつもいい興奮状態で、自分が必ず決めるという強い意思を持って臨んでいる。それが今日の結果に繋がったのだと思う。（伊東選手の子どもが生まれて、彼のためにという気持ちもあった？）試合前にテルさんと淳吾と話をしていて、自分がゴールを決めたら自分がゆりかごのポーズをやりますと言ったが、実際にゴールを決めた後は興奮しすぎて、それどころじゃないという感じになってしまった。ゆりかごのポーズはできなかったが、テルさんのためにみんなで頑張ろうという気持ちはみんな持っていたと思うので、それが結果につながったのではないかと思う。浦和が今日負けたので、エスパルスはこの勢いを続けて優勝に向けて突き進みたい。」●岩下敬輔選手（清水）「（左サイドバックは）じつは全然やってなかった。紅白戦でもやってないし、いきなりだったので、右サイドバックの感覚でできるだろうという感じだったと思う。不安はメチャクチャあったし、左足は得意じゃないし、攻撃は勘弁してくれというぐらい守備に専念してやっていた。（入るときの指示は？）前半はすごくバタバタしていたし、向こうのペースで流れていたので、ボールを落ち着かせて、前に急ぐことないからしっかりボールを回して、まずゲームを落ち着かせてくれと言われた。僕がボールを持ったときは、FWがうまく動き出したら簡単に放り込めばいいし、そのタイミングがなかったら、しっかりつないでというのを徹底してやった。守備については、クロスボールにしっかり対応してくれというのと、1対1が多くなるけど焦らず、放り込まれるのはしょうがないから、ファウルとかに気をつけて冷静に対応してくれと言われていた。そのへんを頭に入れてプレーした。でも、えぐられたシーンもたくさんあったし、ああいうところをもう少し対応できるようになりたい」●アジウソン監督（磐田）「前半は、自分たちの思い通りの展開ができた。2対1を作ったりとか、いろいろボールも持てたし、そういう意味ではうまくいったが、最後のラストパス、シュートといったフィニッシュのところで欠けていたものがあった。後半に入って、もう少し攻撃力をアップしようと思って、あのように選手を代えた。太田を入れたことによって、クロスや後ろからのオーバーラップなどが良くなった。ただ、残念ながら最後の時間になって、あのようにちょっとした不注意から失点してしまって、負けてしまって非常に残念です。（最後の失点は不注意が原因ですか？）ゴールはいろいろな要因があって生まれるものだが、不注意もあったし、相手もうまかった。それにあの時間になると、両チームの選手が疲れ切っている。そういうことがあって、あのようなゴールになってしまったのだと思う。」」●西紀寛選手（磐田）「（清水に）押されている感じはなかったし、フェルナンジーニョをよく抑えていたと思う。後半は行ったり来たりの時間もあったけど、全体的にうまく抑えられたと思う。（攻撃では）うちも外までは行けるんだけど、そこから低いボールでワンツーとかしたかった。そのへんの工夫がなかった部分は確かにあると思う。クロスも、動き出しとかボールの質とかが合わないときがあったので、もっと工夫が必要だったと思う。自分がシュートをいっぱい外したというのもある。でも、ロスタイムの失点が多すぎると思う。逆にエスパルスは、ちゃんと守るという意識があったと思う」●田中誠選手（磐田）「主導権をとって良い戦い方ができたと思うし、前後半とも全体的に良い試合ができたと思うので、その中で勝ちきれないというところで、まだチームの未熟さがまだあると思う。エスパルスのほうは、悪いなりにしっかり守って、最後の部分でやらせないということができていたし、その分僕らもゴールをこじ開けられなかった。そういうところの差だと思う。エスパルスはだいぶ成熟してきたというか、良いチームになってきたと思うし、うちはまだまだ波があると思うし。その中でも、最後の精度という部分は、まだまだ攻守にわたって悪いと思うし、まだまだ精度を高めることはたくさんあると感じた。（最後のFKの場面でニアポストに人がいなかったが？）西澤が入ったところでマークがいないので、マルキ（マルキーニョス　パラナ）がニアにいたんだけど、西澤に付かせた。ヨシ（太田）を下げれば良かったと思うが、ヨシは監督に2列目にいろと言われたみたいだし、結局（チョ）ジェジンもフリーで入られてしまった。西澤が入ったところで僕らも混乱したし、西澤はヘディングが強いし、ニアを塞いでも西澤をフリーにしたらやられていた可能性もある。そのへんは向こうの駆け引きにやられた部分もあると思う」●犬塚友輔選手（磐田）「いつも通りです。自分のサイドだったら自由に動いていいと言われていた。前半はスペースもあって比較的自由にプレーできたと思いますが、センタリングが悪かったし、もう少しシンプルに上げるところと、縦や中に切り込む所を混ぜればよかったのかなと思います。」●村井慎二選手（磐田）「（最後の崩しの部分では）可能性が感じられる場面が少なかったと思う。前半は少し可能性もあったけど、後半は前田くん1人で狙っているだけだったので、ちょっとズレが出たなと思う」●加賀健一選手（磐田）「前の方の選手も守備を頑張ってセカンドボールを拾ってくれていたので、僕らも結構楽な感じでチャンスあったら攻めるスペースも空いていたので前回の試合と比べて、感触はよかったです。センタリングの精度もありますが、中に人がいない。前田さん一人だけだと、清水の中は強いので簡単にはゴールが入らないし、中に人数をかけないとというのがあります。サイドは人数かけられるのですが、中にはかけられない。ゴール前の混戦の中での勝負は前田さん一人だけでは厳しい。やっていることは今日はいいイメージでプレーできていたので、あとは点を取る部分での最後の精度と、人数をかけること、ゴール前に入っていくところです。」●太田吉彰選手（磐田）「前半は清水の左サイドが空いていたので、そこで1，２点とれていたらよかったかと思います。中を固められて、崩し方によっては点を取れたと思いますが、前にあまり人数がいなかった。ボールはしっかり繋げられてポゼッションはあったのですが、ゴールが入る気配はあまりなかった。中を固められた相手を崩す工夫が必要です。」●川口能活選手（磐田）「（失点シーンを振り返りながら）ＦＫを含めてもう少しいろいろなパターンで守備の練習をしたほうが良いし、やられているシーンだけの問題ではないのですが、ロスタイムでやられているので、本当に良くない。ただ、全体的には良いプレーは随所にあったので、それは前向きに捉えてはいいとは思うのですが、結果的には負けです。危機感をもってゲームに臨んでいましたからこういうゲームを続けていくしことですね。勝つことはもちろん大事ですけど、やはり少しずつ自信を失っていたチームとしてはこういうゲームを続けていって自信を回復していくことですね。」

  2007年09月02日

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• さいたまダービーは大宮が制す！

  9月1日（土） 2007 J1リーグ戦 第24節浦和 0 - 1 大宮（18:03／埼玉／49,810人）得点者'60 森田浩史（大宮）●佐久間悟監督（大宮）「就任6試合目にして勝点3を取ることができた。まずは選手、スタッフ、サポーターにお礼を言いたい。このダービーを日本でも指折りのダービーにすることは文化的にも大事なことだが、いま我々は残留争いをしている最中。そんななか、まずは勝点３を取りたいと考えていた。浦和のビデオを何試合か見ていたが、田中達、永井、ポンテの攻撃力は脅威だが、守備に関しては組織的な動きが見られなかったので、その辺を突ければと考えていた。立ち上がりの20分は押されてしまったが、前半途中から試合を支配できた。前半を0-0で終えられたのは、プランどおり。後半は浦和も積極的に来て、ゲームをコントロールすることはできなかったが、いい時間帯に森田がすばらしいフィニッシュを見せてくれた。終盤は相手の交代カードを見ながら、ゲームマネージメントすることが難しかったが、何とか逃げ切ることができた。勝つには勝ったが我々としては勝点3を得たに過ぎない。残留に向け、中断明けの残り10試合が大事になる。（デニス・マルケスに変えて桜井を投入したが？）デニス・マルケスは故障もあって直前までスタメンで使えるか考えていた。後半は闘莉王が上がってきて、そのスペースを突くのにデニス・マルケスか桜井かで迷った。カウンターをねらう上では、桜井の方がベターという判断だった」●森田浩史選手（大宮）「いい試合ができた。守備に関してもよかったし、攻撃も時間の経過とともによくなった。最後のフィニッシュのところは厳しかったが、中盤のプレスはそれほど厳しくなかった。終盤は下がり過ぎの部分もあって、ちょっとキツかったが勝ててよかった。ゴールは久々だったこともあり、うれしかった。やはり（ダービーでのゴールは）気持ちの高ぶりが違う」●江角浩司選手（大宮）「勝点3を取れたことが何より大きい。浦和の攻撃をどう受けるかだったが、チーム全体として高い集中力で守れたと思う。田中達のスピード、闘莉王のオーバーラップ、セットプレーを警戒していたが、90分集中を切らさずうまく守れた。この勝ちを次につなげることが大事」●ホルガーオジェック監督（浦和）「ここのところずっと勝ってきたが、久しぶりに負けたという感じだ。今日は典型的な試合だった。アウトサイダーと言われるチームが普通以上の力を発揮してきた。今日のうちはちょっと機能しなかった。しっかりと闘争心を見せて戦ってきたし、特に後半、相手に対してのプレス、攻撃のプレスもかかっていたと思う。それがシュートを打っても中に入らない。説明できない要因があった。このような状況、負けは負けなので、それは嬉しいはずはない。しかし負けは負けとして素直に認めなければならない。だからと言って、これが世界の最後の日ではないということは確かだ。ただひとつ忘れていけないのは、ここまでチームがどれだけの成果をあげてきたかという事だ。今までは非常に高いレベルのサッカーが出来ていたと思う。しかしそのために、かなりの疲労がかかっててきた。今日のような試合はサッカーでは有り得ること。サッカーはそういうものだと思う。これから短い中断に入るが、失われた体力をしっかりと戻して、休み明けからのＪリーグの残りの試合に全力をあげていきたい。 」●ポンテ選手（浦和）「相手のチャンスは1回だけ。こっちは多くのチャンスがありながら、決められなかった。長いボールや外からのセンタリング、いろんなことを考えてやったが、相手は引いて守っているし難しかった。それに、ウチのミスも多かった。次の試合に向けて切り替えたい」●堀之内聖選手（浦和）「あれだけ引かれてしまうと、裏へのスペースへ（パスを）出し切れないといったことはあった。ただ、引いているだけでなく、大宮は連動したいい守備をやっていた。そこを崩す力がウチにはなかったということだと思う。まだ他会場の試合は終わっていないが、（負けたものの）現時点での首位は変わらない。このあと中断に入るが、下を向くのではなく切り替えたい。これを繰り返さないように、自分たちのサッカーをできるようにしたい」●阿部勇樹選手（浦和）「結果がすべて。同じことを2度繰り返さないことが大切」●長谷部誠選手（浦和）「負けはしたが、まだ首位にいることは間違いない。次に切り替えること」●小池純輝選手（浦和）「（終盤、大事な場面で途中出場となったが？）3トップ気味の左に入る形だった。なるべくゴールに近い位置でプレーすることを意識していた」●愛猫はポチ浦和って負けるとよく試合後の握手をしないよね。昨日も確かポンテともう1人しか握手をしてなかったと思う。浦和サポ的には「負けたのだからそんな（握手をする）心境じゃないよ！」と言うのだろうけれど、Ｊリーグの規定で決まっているし、そもそもスポーツマンとしてそれはどうだろうと思う。勝ったらはしゃいで負けたら拗ねる。まるで子供みたい。（笑）

  2007年09月02日

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• 打って変わって、こちらは6000人・・・

  9月1日（土） 2007 J1リーグ戦 第24節横浜FC 1 - 2 広島（19:04／三ツ沢／6,341人）得点者'54 ウェズレイ（広島）'69 三浦知良（横浜FC）'79 ウェズレイ（広島）●ペトロヴィッチ監督（広島）「難しい試合になることは予想していた。横浜は、新しい選手を補強し新しい監督を迎え非常に高いモチベーションで臨んでくる。我々は、前節ホームで東京に敗れ今日の試合の結果によっては降格争いに引きずり込まれてしまう。更に現在の選手のコンディションは決して良くない。我々の選手は、J１のチームでただ１チーム中断期にまとまった休息を取ることが出来なかった。選手はその中で頑張ってくれたと思う。横浜も良い試合が出来ていたと思う。その中で我々が勝利出来たのは、我々の方が危険な走りが出来ていたからである。次の試合まで２週かある。選手には１度休息を与えて次の試合に向けて準備をしようと思っている。」●ウェズレイ選手（広島）「前半、たくさんシュートシーンがありましたが決め切れませんでした。後半、我慢してチャンスをつくり、ゴールを上げることができてよかったです。１点目はほぼ完ぺきなクロス。２点目は寿人（佐藤選手）ががんばってくれたので、決めるだけでした」●駒野友一選手（広島）（だいぶ疲れがたまっているのでは？「試合を通して走れているし、体力的には問題ないと思います。ただ、ここ最近、（疲れからかどうかわわからないが）ボールの精度がやや悪かったですが、今日はいいボールが蹴れて、アシストもできてよかったと思います」●ジュリオレアル監督（横浜FC）「結果は出ませんでしたが内容はよかった。選手はしっかり努力してくれたと思います。ただ、追いついた後、失点するタイミングが悪かったです。カウンター1本でやられてしまったということですね。ホームですから勝とうという思いで試合に臨みました。勝って（残留を争う）他チームにプレッシャーを与えたかったのですが。このチームには、まだよくなる部分がたくさんあると思います。ここから少し時間がありますので、改善を図ります。ミスの少ない試合で、ただ大きなミスが失点につながってしまったこともあり、ミスをゼロにすることを念頭にトレーニングに臨むことが一つ。いい選手はたくさんいるし、選手は戦術を理解してくれていると思います。ただ、ミスはどうしてもありえることなので、私にできるのは、選手にかかる様々な重圧を除いて、選手を落ち着いてプレーできる状況に導いてやることだと考えていますね。あと10試合で30ポイント取ることを信じて戦っていきます。ブラジル人というのはあきらめないものです。何があろうと自分は信じます。ブラジルでは、ポルトゲーザというチームが最下位から８連勝して準優勝をしたこともあります。それが今の自分の目標です。（得点に向けて足りない点は？）日本のサッカーをまだ理解しきれていないので、すべてを語ることはできませんが、全速力でプレーしてミスが出ているところが目につきますので、まずはそこではないでしょうか。ダイレクトプレーも多いのですが、それをもう少し落ち着けてキープあるいはパスをすればいいのではないかと。瞬発力を高くしてプレーするには技術力が要求されます。ミスをして相手にボールが渡ると相手の攻撃がはじまります。ミスが減ればチャンスは増えることでしょう。中盤から前にどうボールを運ぶか。しかし、全速力で急いで運ぶ必要はないのです。今日は、まだ準備に時間が足りませんでした。ただ、自分は信じています。２週間でＦ東京戦に向けて準備をします。（まず、チームのどの部分を伸ばそうとお考えですか？）まずはミスを減らしたいと思います。ディフェンスラインからどうボールを運んで攻撃するか、瞬発力を抑えて技術力を高めてプレーするトレーニング、サイドチェンジなども加えていくつもりです。あとは特にフィニッシュで、シュート、その前のラストパス、センタリングに対してどう入っていくか、などが課題ですね。とにかくフィニッシュを落ち着いてプレーできればもっと点が取れることでしょう。今日の得点は、ねらいを持ってやれた結果だと思います。（ベテラン選手に期待することは？）一つ言えるのは経験です。今、ウチのチームには、順位や上との差などプレッシャーがかかっています。３人、４人とベテラン選手がいますので、そうした経験を生かしてほしいという話は、彼らにはしました。もちろん、ベテランともなりますと瞬発力や持久力がなくなりますが、すべてが完ぺきな選手などいませんので。今年のはじめにいた（１部リーグ残留に導いた）南アフリカのチームでは、３人の30歳以上の経験ある選手と３人の若手選手を獲得してもらいました。そして、それがフィットしたとき、前から所属していた選手たちがいたころより、もっとよいチームができました。本当に、１日１日よくできるということを信じています。ベテランの選手は、もっとこのチームを導いてくれると期待しています」●オ・ボムソク選手（横浜ＦＣ）「チームの精神力は強かったし、気持ちも前に出ていましたが、失点のシーンだけは集中力が切れてしまいました。負けてしまったのは、向こうがよかったのではなく、自分たちの問題。足は大丈夫です」●三浦知良選手（横浜ＦＣ）「内容的にもいい試合でしたが、結果が結果なので非常に残念です。内容で上回っていたのに勝つことができなかったというのが本当に残念です。（監督のめざすサッカーが浸透してきたのですか？）短い期間しか練習していませんが、監督のやろうとしていることはできてきています。それなのに結果がでなかったのが、残念です」●山田卓也選手（横浜ＦＣ）「内容的にいい部分はありましたが、ぼくらが求めているのはあくまで結果なので…。残念です。失点のシーンも自分の目の前でやられているので、なおさら悔しい。もったいないゲームをしてしまいました。やろうとしていることができている部分とできていない部分がありますが、ＤＦラインからいい形でボールが出せるときは試合を支配できます。今日の相手はある程度引いてきたので、前からくるチームとやる時どうなるかですね」

  2007年09月02日

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• 40000人超えは凄いなぁ

  9月1日（土） 2007 J1リーグ戦 第24節新潟 0 - 1 千葉（19:04／東北電ス／40,488人）得点者'73 新居辰基（千葉）●アマルオシム監督（千葉）「私が監督に就任してからは、新潟は千葉のホームで2勝、千葉は新潟のホームで2勝と、両チームともサポーターを悲しませている。今日は前半と後半で違う試合をしてしまった。前半はあまり良くなかったが、後半はいいプレーができた。うちは残留するために勝点が必要。5位にいるチームから勝点を取れたことは満足している。（後半、FW2人を同時に投入したが、1トップ気味にしたままだった。その狙いは）狙いは得点すること。今日はそれができたのでよかった。（そのときに交代した水野選手と巻選手の出来はよくなかったのか？）2人とも代表に選ばれるほどのいい選手。新潟は彼らを抑えようとしてきた。その中でいい仕事をするのは難しい。交代して入った新居と青木は、2人とはタイプも違うし、体力もある。能力を発揮できるシチュエーションにあった」●水野晃樹選手（千葉）「今日はチームに謝らないと。大反省です。すべてにおいて。お粗末なプレーをした。マークのきつさはそうでもない。ただ、サイドバックが上がっていたから、やりづらかった。自分の評価はどうでもいい。勝てればいいです。この連勝をどこまで続けられるかが大切です」●新居辰基選手（千葉）「特に試合に入るにあたっての指示はなかったが、０－０という状況だったので、何としてもゴールを奪おうという気持ちだった。（青木）孝太が左サイドで相手と１対１になったので、あいつなら絶対に上がってくると信じてニアに入った。それが得点につながって本当によかった。チームとしては前半は少し流れが悪かったが、後半はスペースを作ることができて、攻撃のリズムができた。この試合で勝ち点３を取れたのは大きいがまだまだこれを続けていかなければ、前半戦で負けた分を取り返せない。これからが正念場だ」●下村東美選手（千葉）「キレイなゲームではないけど、新潟はガツガツくるチーム。前半から２列目からの飛び出しやロングボールがあったから、ディフェンスラインを下げないようにした。結果につながったのは、気持ちが上回っていたからだと思う。悪かったときは、前半に失点していたけど、今は失点してもやってやろうという雰囲気になっている。チームがまとまってきたと思う。今日は集中力を切らしたら、やられると思った。無失点は次につながります」●中島浩司選手（千葉）「相手はもっとアグレッシブにくるかと思ったがそうでもなかった。ディフェンスラインをある程度高い位置で保つことができたのがよかった。１－０で勝つ形ができたので、これを続けていくことが大事。ここで間があいてしまうのがもったいないぐらい、ようやく自分たちのサッカーができるようになってきた」●佐藤勇人選手（千葉）「連戦で両チームともに疲れがあった。１００パーセントのコンディションではなかっただけに、内容よりも結果、勝ち点３を絶対に取るという気持ちだった。その中で前半は失点しないことを前提に戦った。そうすれば後半に必ずチャンスが来ると思っていた。予想どおりの試合展開だった。１点をリードしても、少しでも集中力が切れれば失点すると思っていた。そういった面では最後まで集中力を保つことができた。個人的には意識的に前にいければと思っている。そこでチャンスが生まれるし、実際に前半は前に出ていくプレーでチャンスを作れていた。そういったプレーを今後も増やしていきたい」●鈴木淳監督（新潟）「全体的にはよく戦ったが、肝心なところが抜けていた。前半の決定機に決められず、後半はクロスから隙を突かれて、やられてしまった。今後はそういったところを修正していかなればならない。前半は千葉の攻撃を抑えてのカウンター、ピルドアップもできていた。後半はそこまではできていたが、前線の動きの質、アイデアがなく崩せなかった。（後半に投入した深井選手への指示は）サイドバックで起点はできていたが、中盤の動きがなかった。サイドバックがボールを持ったときに動き出して、相手のサイドを崩すように指示した」●永田充選手（新潟）「エスパルス戦もそうでしたが、０‐０の試合の戦い方がまだ、下手だなと感じた。千葉は一つのチャンスをものにしてきたけど、僕らはそれ以外はチャンスを作らせていなかった。ウチはチャンスがあってそれを外したのが痛かった。」●坂本將貴選手（新潟）「古巣ということは意識していなかった。特別な思いもない。毎試合、毎試合、勝ちたいと思っているので、200試合（達成）にこだわりはない。ガンバ戦以来のフル出場だったけど、特に意識はしていない。僕は計算して90分出よう、という選手ではないので、行けるところまで、とプレーしていた。最高の雰囲気を作ってくれるサポーターに申し訳ない。次は勝ちたい。。次のホーム戦で最高のプレーをしたい」●矢野貴章選手（新潟）「前半のチャンスは決めなければならなかった。守備陣が頑張って守っていたので、取らなければならなかった。後半、中盤がなくなって攻撃が単調になってしまった。もっと攻撃に変化をつけなければ」●千葉和彦選手（新潟）「ジェフのほうが決定機を決めることができて、ウチが決められなかったというのもあるのですけど、全体的に何か・・・・・・何て言っていいか、わからないです。中断期間で次まで空くので、しっかり準備して勝ちたい。」●深井正樹選手（新潟）「スペースがなかった。早い段階で相手に手を打たれてしまった気がする」●松尾直人選手（新潟）「前半あったチャンスを決められるかが勝負の分かれ目だった。」●深井正樹選手（新潟）「（試合内容としては）早い段階で１点を入れたかった。１点を入れていればこういう展開にならなかったと思う。」

  2007年09月02日

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• 気付いたら元祖首位だった名古屋と東京の勝ち点差は２（笑）

  9月1日（土） 2007 J1リーグ戦 第24節Ｆ東京 3 - 1 神戸（18:34／国立／23,968人）得点者'27 河本裕之（神戸）'44 今野泰幸（Ｆ東京）'68 ルーカス（Ｆ東京）'81 ルーカス（Ｆ東京）●原博実監督（Ｆ東京）「前節はルーカスが出場停止だったが、よい試合ができたので、今日は同じメンバーでスタートした。ルーカスはエースなので先発という選択肢もあったが、同じリズムで戦わせ、勝負どころで彼を入れようと考えていた。福西が前半のオフサイドのシーンで負傷したため、早めにルーカスを入れて、結果的にはうまくいった。ルーカスもここのところ点が取れていなかったが、途中から入ることできっかけが掴めたのではないか。今季はアウェイで勝っても、ホームでの敗戦が続いていたので、今日はなんとしてもよい試合をして結果を出したかった。神戸は勢いがあるチームで、MF大久保嘉は一人で仕事ができる力を持っている。だがサイドを変えると、2対1になってチャンスをつくれると考えていた。そこで右は石川と徳永、左は栗澤が中でつなぎ、また金沢がと、サイドへ散らして攻めていこうとした。実際に何度かよい形ができていた。しかし前半にFKから失点した。連敗中は失点すると急にバタバタとして内容も悪くなっていたが、今日は『1点ぐらい取られても同じことを続けていこう』と話していたので、踏ん張れた。なおかつ、前半終了間際に追い付いて、あのゴールが大きかったと思う。やっと連勝したというだけだが、ホームで、夏休み最後の土曜日にこれだけ応援してくれた人たちのためにも、勝ててよかった。代表、オリンピックで4選手がいなくなるが、この2週間で茂庭とエバウドと組ませるチャレンジもできる。もちろん藤山もいて、さらにスケールが大きなサッカーができるかと思う。今日はみんなよく戦い、1点取られてもひるまなかったことが嬉しかった」●福西崇史選手（Ｆ東京）「得点を奪うことは出来なかったけど、勝ったことが良かった。いい誕生日になったと思う。セットプレーが流れを変える。いい時間帯で取り返せたことが大きい。続けて自分たちのペースに持ち込めたことも良かった。今までなら点を取られて落ち込んでしまっていた。このいい流れを続けていきたい」●ルーカス選手（Ｆ東京）「広島戦は出場停止だったが、チームには勢いがあった。それを今節も続けて、いい内容の試合ができた。それがよかったと思う。今日は動きも悪くなかったと思う。ここまでゴールを決められない時期が続いたが、これを機に、今後も積極的に狙っていき、チームの勝利に貢献したい」●金沢浄選手（Ｆ東京）「アウェーで勝ってホームでなかなか勝てなかった。正直、連勝してホッとしています。今の順位には満足していないし、ここから勝っていかないと。気を抜かずにやっていきたい。うまくいかず、もっと泥臭くやろうとなったことがいい結果につながった。間が空くので８月の連戦を見直して、さらに自分たちの力を上げていくための時間にしたい」●赤嶺真吾選手（Ｆ東京）「ルーカス選手の1点目は石川選手から速いパスが来た。その分、体勢に余裕がもてて、トラップもうまくいった。今野選手がボランチに入って、梶山選手とともにバランスよく前に出て、選手間の距離が近い。福西、ルーカス選手を含めて近くに保てているので、落ち着いてパスがつなげていると思う。今日もだが、試合に出た時はいつもゴールしたいと思っている。2週間のインターバルがあるが、まずチーム内の競争に勝って、その上で勝利に貢献できるように準備したい」●松田浩監督（神戸）「連敗中だったこともあり、何とか連敗を止めたかったのですが残念な結果となりました。久々に先制できたところまでは良かったのですが、そこまで。前半終了間際でのセットプレーからの失点が、大きかったということです。後半は仕切り直しで気持ちを切り替えてやろうと言っていたのですが、結局、より東京さんの出足が良く、ああいう形になってしまったと思います。 （前半はよく東京の両サイドを押さえていたと思いますが、中央はなかなか厳しそうに見えましたがハーフタイムにどういった指示を出されたのでしょうか）東京さんは赤嶺選手の1トップ気味の4-5-1の形でした。ちょうど我々の中盤とディフェンスの間、いわゆるバイタルエリアに福西、梶山、今野選手らが中途半端なポジションを取ってきていて、切り替わったときにそこでボールを受けていました。そこでこちらは赤嶺選手のラインに合わせるのではなく、福西選手まで上げてコンパクトな状況を作っていって対応するよう、ハーフタイムには指示を出しました。」●大久保嘉人選手 （神戸）「前半はチームとしても良く動けていたと思いますが、後半が全然駄目でした。もっと自信を持ってやらなければ、勝つことはそう簡単ではありません。前半1-1で後半に入りましたが、別に負けたわけではないし、もっと落ち着いてやれればよかったのですが。何か焦って蹴ってしまい、普段やれているカウンターも全然出来ませんでした。後半はボールもほとんど触れなかったですね。しっかり直していかなければと思います。」●河本裕之選手（神戸）「得点は時間帯も良かったですし、こっちのペースに持っていけると思ったのですが・・・。失点（2失点目以降）についてはあそこでしっかり落ち着いて押さえることが出来れば良かったのに、落ち着くことが出来ず1対1の状況でやられてしまいました。」●朴康造選手（神戸）「自陣に閉じ込められて、セカンドボールやこぼれ球を拾うことが出来なかった。４連敗を悔やんでも仕方ないし、次に切り替えていきたい。負けて入る原因は、いい時とやっているサッカーは一緒だし、内容も悪くはない。ただ結果がついてきていないだけ」●ボッティ選手（神戸）「ミスから崩れてしまったような感じです。1-0で勝っていたのに前半終了間際に同点とされ、ミスが増えていったように思います。そのミスを取り返そうと前に行って失点してしまいました。（これで4連敗となりました。試合の入り方はそう問題ないように見えますが・・・）敗因の原因を今探すことは難しいですが、試合のなかで、良いときと悪いときのチームとしてのリズム、波の差が激しいように思います。そこを直して一定のペースで保つ必要がありますし、しっかり顔を上げて戦うことが大切になっていくと思います。」●古賀誠史選手 （神戸）「試合メンバーに入ったので、出る可能性はあるかもとは思っていました。（試合に出るのは）久しぶりだったので、試合勘が難しいところはありました。あの時間帯からというのは難しいところもありますが、とにかく前から行こうと思って入りました。シーズン途中から入るということは難しいところもありますが、徐々に慣れていきたいです。短い時間でしたが、今日出場できたことは今後戦うことを考えれば良かったと思います。」

  2007年09月02日

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• あれ？ヤナギが特典してない？

  9月1日（土） 2007 J1リーグ戦 第24節鹿島 4 - 1 川崎Ｆ（18:30／カシマ／14,856人）得点者'30 野沢拓也（鹿島）'37 小笠原満男（鹿島）'58 ジュニーニョ（川崎Ｆ）'84 マルキーニョス（鹿島）'85 興梠慎三（鹿島）●オズワルドオリヴェイラ監督（鹿島）「（監督は選手のモチベーションを上げるのを得意としているが、いかにして大敗の後、モチベーションを上げたのか？）約30年間、この世界でやってるけど、大敗した後だからといって、何か特別な秘密があるわけではなく、目標を忘れずに取り組むことが大事。この試合のために、私は前節の後、睡眠時間を減らしながら自分なりにいろいろ考えた。ほとんど練習という練習はできなかったが、選手たちにいろんな話をした。どういう狙いがあるのかも細かく話し、要求をし、ビデオも見せたりした。中２日のゲームで移動のロスもあったが、限られた時間の中で細かく要求していくべきだと思った。そういう作業を徹底してやったからこそ、うまく機能したのではないか。このリーグ戦は面白くて、フロンターレとガンバの試合が4-1（8/25）、ガンバとうちの試合が5-1、そして今回が4-1で勝利と、強豪と言われているチーム同士の戦いに相応しいスコアになっている。両チームが戦って、最後はどこかで点を取りにいかなければいけないわけだから、点差が開く形になる。それでも中身の濃い試合だと思うし、今日もお互いのいいところをつぶしあいながら戦った。（青木をジュニーニョにつけ、野沢と本山選手をボランチの２人につけたように見えたが、守備で何か意識したことは？）練習ができない中で、そのことを徹底したかった。実際、その狙い通りのサッカーができた。ジュニーニョは点を取れて、１人で打開できる選手。それを自由にさせるとああいう得点につながってしまう。それを抑える役割を青木に与えた。それと、代表クラスの両ボランチを自由にさせてしまえば、うちがやられる。彼らをつぶしていくことも考えた。マギヌンも危険な選手だし、彼もつぶさなければいけないと選手には言った。もちろん残りの６人も高い能力もっている。彼らをポイントポイントで抑え、主導権を握っていくことで、うちのリズムになると思った。それを選手たちに徹底的に話したが、よく理解し、消化してくれた。選手１人１人が高い意識を持ったからこそ、短いスパンの試合でもやれた。僕は選手たちに心から感謝したい。もちろん運も味方した部分もある。努力すれば運も味方する」●小笠原満男選手（鹿島）「この間、悔しい試合をして、今日は頑張らなきゃと思った。前節は悔しかったから点差をつけて勝てたことが収穫。今まで先に点を取ると、守りに入ったり、追いつかれたりしてきた。だからもう１点もう１点という意欲があった。見ている人も楽しいサッカーだったんじゃないかと思う。（野沢のゴールで前節が吹っ切れた？）そういうことはないけど、まず決めてくれたし、自分が２点目を取れて、その後失点したけど、３、４点目も取れたことが大きかった。ギリギリで逃げ切ったかなという感じ。シュートシーン？　クリアボールを拾おうと前へ行って、実際に拾えて、それで勝負あったと。シュートはよく蹴れましたね。（ワンボランチ気味の仕事だったが？）真ん中からいなくなるのは、まずいと思った。ポジションを見つつ、前に対する意識を持っていた。みんな人に行っていた。近くにいる人をうまくつかまえてマークするという仕事はよくやったと思う。後半は相手が出てくると分かっていた。０のまま行って、３点目が取れたら理想だったけど、１点を失った後に２点取れた。それはうれしいこと。守る時は守る意思統一が大事だけど、ボールを奪った時に出て行かないと攻められない。前へ行く意識はつねに持ち続けた。シュートシーンはイメージ通りだった」●青木剛選手（鹿島）「欲を言えば、ジュニーニョにだけは点をやりたくなかったけど。相手のシュートまでの速さでやられてしまった。シュートに来るのは分かってたけど、シュートまでのステップで外された。スライディングしたけど届かなかった。最後のシュートチャンスはカウンターの形で入ってボールが来た。たまたまだったけど、まだ体力が余っていたから、勢いで走った。優勝戦線は負けなければまだチャンスはある。前節はああいう負け方をしているだけに、逆の試合ができてよかった。マンツーマンはやりやすい面もあるけど、責任も重大。ズレが生じたら責任が思い。１対１のバトルで抜かれたら後ろがズレてくるし。今季ホーム開幕のガンバ戦（第2節）で吉澤がマグノにマンマークしたことはあったけど、まさかこの試合で自分がやるとは思わなかった。こういう形のマンマークは鹿島では初めて。システムは事実上、３ー５－２になっていた。ウイングバックも出て行く形が多かったし」●岩政大樹選手（鹿島）「ガンバ戦の大敗を見て、やられていた昔の鹿島の守備のイメージがよみがえった人も多かったかもしれないが、今日は１点を取られても落ち着いてやれた。今までやってきたことをまた出せたし、今後に向けてよかったと思う。今日は何か起こるかもしれないというのは分かっていた。連敗したらほぼ優勝はない。勝つことでこの前の大敗は帳消しにはならないけど、６試合で勝点15、首位との差も11から７まで縮めてはいる。このペースならまだまだ追いつける。もう１回、自分たちの目標を持てた。ガンバ戦から苦しい思いをしていたし、勝てたことはよかった。欲を言えばもう１点あれば、プラスマイナスゼロになっていたが。とはいえ、４ー１のスコアで先が見えてきた。今日は守備のやり方を変えて入った。これからチームとしてどう勝っていくのかを中断期間に考えないと。この前のようなことがもう１回あったら終わり。謙虚に１から10まで詰めていきたい。今日はラストチャンスだと思っていたけど、ラストチャンスはまだまだ続く。今日で今季が終わるのか、先が見えるのかが決まると思ってた。そんな試合に勝てたからこそ次につながる」●柳沢敦選手（鹿島）「前半終わって１－０で勝っているからといって、守りきれると考えるのは危険。逆転されてしまう。守りに入るのは後半残り10分で十分。今日はそういう意識にならなくてよかった。追加点を狙いに行く意識が高まってきたのは事実。特に顕著だったのが横浜ＦＣ戦。前半１分に点を取り、その後、攻め込まれ、さらに得点を取った。今まではどこかでそういう気持ちが足りなかったのかもしれない」●関塚隆監督（川崎Ｆ）「結果的に４点を取られて敗戦を喫した。８月を勝ち越して上位との差を詰めたかったが、相手に主導権を握られ、後手後手になってしまった。リーグタイトルを狙うためにもどうしても勝点がほしかったので、攻撃的な選手を入れて失点を重ねたが、９月にもう１回やり直してフロンターレらしいサッカーをしたいと思う。（主導権を握られた理由は？）先取点ですね。先取点を奪いたかった。２失点目もロングパスからのこぼれ球を拾われ、小笠原選手の高い技術でミドルシュートを入れられた。アントラーズの強味のあるところで全部点を取られてしまったのかなと思う。（今後の２週間はチームを立て直す期間になると思うが？）失点が非常に多いんで、これから全員の守備の意識を踏まえてやらないといけない。８月からの６試合で先取点を取ったのは１つしかない。先取点を奪われた後、どう勝ちに持っていくか。そこが機能していない。９月に整理したい。やれている部分も多いが、できないところが多くなると後手を踏んでしまう。この状況を招いたのは指揮官である私のせい。最後までベクトルを合わせることが、こうやって遠くまで来てくれたサポーターのためにも必要だと思う。（鹿島はジュニーニョにマンマークをつけてきたが、それを予想していたか？）この前、ガンバに大量失点しているし、守備的なところでくることは分かっていた。ワンボランチ的に来るとは予想していた。（ハーフタイムの修正点は？）我々の戦いをやれていないわけじゃなかった。問題は切り替えのところ。鹿島はボールをカットして長いボールを入れてセカンドボールを拾うというように、切り替えが早く、それについていけなかった。こちらもボールを奪った後に出て行かないと先はない。守から攻への統率という意味でも鹿島の方が上だった。我々はそこがもう１つ足りなくて、前半は主導権を握れなかった。後半に点を取った時も、相手がファウルじゃないかとアピールしていたところで速いリスタートをしかけた結果、ゴールが生まれた。主導権をどう握るかが勝負を左右するとハーフタイムには言った」●川島永嗣選手（川崎Ｆ）「結果としては本当に悔しいし、４点を取られて気持ちを切り替えられるとかそういう問題じゃない。一生懸命やった結果ではあるけど。気持ち的に悔しいだけじゃ前には進めない。いい面を伸ばしてリーグ、ＡＣＬ、カップを戦わないといけない。課題が見えた部分はしっかりと修正していかないといけない。毎試合ゼロで抑えたいと思っている。だけど失点はある。１点を取られたら２点目は取られないようにしよう、２点を取られたら３点目は取られないようにしようという気持ちでやっていた。今日は４失点してしまい、もっとやれる部分を見つけていかないといけないと思った。流れがどうということはない」

  2007年09月02日

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  サハラ砂漠になる前に、通算100得点達成！

  名古屋グランパスエイトのＭＦ藤田俊哉（３５）は大宮戦でＪ１史上４人目の通算１００得点を達成した。ＭＦとしては初の大台到達。過去の達成者は中山雅史（磐田）三浦知良（横浜ＦＣ）ウェズレイ（広島）。8月25日（土） 2007 J1リーグ戦 第22節名古屋 5 - 0 大宮（19:03／瑞穂陸／10,804人）得点者'21 玉田圭司（名古屋）'37 藤田俊哉（名古屋）'44 津田知宏（名古屋）'50 杉本恵太（名古屋）'62 杉本恵太（名古屋）●フェルフォーセン監督（名古屋）「連敗して迎えたこの試合は、非常に難しいものでした。みなさんから『勝てないのになぜやり方を変えないのか』と質問がありましたが、悪くないものを変える必要がないと思っていました。今週、チームは一生懸命頑張りました。みんなを褒めたいと思います。チーム、選手全員が一丸となって、良いトレーニングが進められたと思います。試合の前『今日勝つことが一番良いことだ、勝ちに行こう』と選手たちには伝えました。ゲームが始まるまで、大宮さんが４－１－４－１で来るのか、４－４－１－１で来るのかはクエスチョンマークでした。そのため、最初は３－５－２のシステムで臨みましたが、大宮さんが４－１－４－１で来て、本田と津田が引っ張られて守備的になってしまったので、山口を下げて４－４－２に変更しました。今日のチームは非常に集中し、判断もよく、プレスも良い形でかけられていました。運も良く、ゴールも決められました。後半も追加点を狙いに行き、良い形でゲームが進められたと思います。そして今日は大量得点のほかに、失点がゼロだったことも非常に良かったと思います」●藤田俊哉選手（名古屋）「（Ｊリーグ通算100ゴールを達成して）苦しいチーム状況の中、自分の100ゴールよりもチームが勝てたことがうれしい。追加点が欲しい時間帯で決められて、いい流れが作れたと思う。イメージ的にはもう少しスパッと決めたかったんで、入ったか入っていないか分かるまで少し時間がかかった。100ゴールはうれしいけど、それよりも試合に出続けることが大切で、それがあって100ゴールがついてきたと思う。これからも、試合に出続けることを目標にやっていきたい。今日は結果を出して、サポーターの前に行きたいというチームの気持ちがひとつになった試合だったと思う。けれど１回きりではなく、勝ち続けることが大事。これからも続けていきたい」●玉田圭司選手（名古屋）「勝てて良かった。これまでずっと試合に出ていなくて、復帰して点がとれたことも良かった。でもヘディングで決めたのには自分でもビックリ。本田からのクロスは何となく来そうな予感がした。ケガをしていた時期は苦しかったけれど、チームを外から見られたのは良かったと思う。チームが悪いとき、『あそこに自分がいれば』と何度も思った。だから、今日のゴールと勝利は本当にうれしい。大宮とは点差ほど実力の差があるとは思えない。もっと内容を良くしていかなければと思う」●楢崎正剛選手（名古屋）「勝ててうれしい。ゴールもいい時間帯に決まったので、楽でした。相手よりも動けていたし、システムにも対応出来ていて、守備の組織が整っていた。こんなに点が多く入るのは珍しいゲームだと思いますけど、それに値するゲームだったと思う」●杉本恵太選手（名古屋）「気持ちが前面に出ていて、いいゲームだったと思います。１点目は、俊哉さんからでしたが、毎試合リスタートから来るというのがあって、でもいつも相手を警戒して行けなかったのですが、今日は思い切って前に出たら、うまく抜けられたので、思い切って打ちました。２点目は、いいところにボールが転がってきたので、決めないといけないと思ってシュートしました。僕的には３点目も狙っていましたけど、ミスも目立ったと思います。今後、そこは修正していきたいと思います」●佐久間悟監督（大宮）「名古屋まで多くのファンやサポーターの方に来ていただいたので、みなさんには何としても再開後の初勝利をプレゼントしたいと思いました。そこで、前半からアグレッシブにプレッシャーをかけて戦ったのですが、最終的には０－５という結果になってしまい、非常に申し訳なく思っています。名古屋は「３－５－２」か「４－４－２」の布陣で挑んで来ると思っていたので、我々は「４－３－３」ないしは、「４－１－４－１」のフォーメーションで、斉藤を1ボランチに置き、ポジショニングを流動的にして戦っていくというプランでした。また、片岡や佐伯といった守備能力の高い選手をベンチに控えていましたから、いい形で前半に先取点を奪うことができれば、そこからはゲームプランを切り替えて戦おう、と選手たちには話していました。前半の入り方はそれほどネガティブなものではありませんでした。陣形をコンパクトにして、セカンドボールを拾うというトレーニングをこの1週間で積んできましたが、その部分ではそれほど悪くはなかったと思います。ただ、本田選手への対応が予想以上にうまくいかず、本田選手の絡んだプレーから2失点をしてしまいました。後半を迎えるにあたっては、一気に3点を返すのは難しいと思ったので、1点ずつ返そうという狙いから2トップに変更し、ペドロ ジュニオールを入れました。また、サイドバックに関しては、波戸を右に持っていき、左の佐伯を起点にして攻撃をしようと思っていました。ところが、「４－４－２」に変更した名古屋は、藤田選手のところから有効な攻撃を繰り広げてきました。結局、後半は決定的なチャンスもなく、さらに2失点をして、結果的に０－５という不甲斐ない結果になってしまいました。」●藤本主税選手（大宮）「何を言ったらいいのか、わからないです。試合前は前線からプレスをかけていこうと話していたのですが、うまくかわされることも多かったです。杉本選手は裏へ抜けるのが速いので、ちょっと前がかりになりすぎたのかな、と思います。こうなってしまったのは戦術の問題というよりも、各個人の問題です。ただ、僕も含め、誰か一人だけのせいではありません。一人ひとりの責任感の欠如、ハードワークの足りなさ、集中力のなさの問題です。次の試合に向けて切り替えていきたいです。ここまで来てくださったファンやサポーターの方は、大宮のユニフォームを着て帰るのも恥ずかしいでしょうし、このような結果になってしまい本当に申し訳ないです。」●波戸康広選手（大宮）「このような状況下では、上手いか下手かということも関係ありません。90分間、体を張る、という気持ちで戦わないと、勝利はつかめません。少しサボっただけでも失点につながりますし、勝つためには今まで以上の頑張りが必要です。遠くまで来たくれたファンやサポーターのみなさんが怒るのも当たり前です。次の柏との試合に向けて気持ちを切り替えていきたいです。」

  2007年08月26日

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  ホビット頑張った！

  8月25日（土） 2007 J1リーグ戦 第22節浦和 3 - 2 Ｆ東京（19:04／埼玉／46,951人）得点者'32 赤嶺真吾（Ｆ東京）'36 田中達也（浦和）'39 堀之内聖（浦和）'60 ポンテ（浦和）'69 今野泰幸（Ｆ東京）●ホルガーオジェック監督（浦和）「今日の試合、勝ち点3は取れたが、非常に厳しかった。FC東京はいいサッカーをやっていた。とはいうものの、ウチも入り方はよかったし、スピードのある攻撃ができていたと思う。ただ、前半の途中からそれが崩れてしまい、その間に失点してしまった。幸いにも、そのあと自分たちのサッカーを取り戻し、前半の終了間際には逆転することができた。後半も集中してスタートが切れ、3点目を取ることができた。その後、FC東京も攻めるしかない状況で前線に人を投入し、攻撃を仕掛けてきた。そんななか、ウチも残念ながら得点はできなかったが、カウンターでいい形でチャンスを作っていたと思う」●田中達也選手（浦和）「（自身のゴールについて）ヒラさん（平川）がいいボールをくれたので、落ち着いて決めることができた。その前にチャンスがあって決められなかったので、どうしても決めないと、と思っていた。　先制されたが、前半のうちに同点に追いつき、逆転できたのがよかった。勝つことはできたが、2失点しているし、課題もある」●平川忠亮選手（浦和）「アシストはイメージどおり。2アシストはうまく行き過ぎです。相手もこの前の試合のこともあって、タテを切ってくると思っていたので、（相手を）かわしたあとすぐに上げたり、タテが無理なときには右足で簡単に上げることも考えていた。左足は自信がないので、外から上げるというよりも、丁寧にパスを送るという感じ。1点目なんかはタツヤ（田中達）がよく前に入ってきてくれた。（2点目のアシストについて）何人か飛び込んで来るのは分かっていたので、そのまま誰かが触ればゴールかなと思っていたが、ホリ（堀之内）がうまく合わせてくれた。（サイドからの仕掛けが目立ったが？）チーム自体の調子がいいので、自分のところにもいい形でボールが回ってくるということだと思う。（今日は日本代表のオシム監督も会場に来ていたが、その辺の意識は？）あまり意識していない。チームでも競争は激しいし、まずはチームで試合に出ることが先。チームで結果を出していれば、そういのも見えてくると思う。首位に立っているし、いまは自分たちのサッカーを信じてやるだけ」●原博実監督（Ｆ東京）「首位浦和との対戦。連敗中だが、積極的な戦いを挑んでいこうと全員で話して試合に入った。前半、サイドチェンジから両サイドをうまく使い、そこにサイドバックが絡むという展開で何度かいい形をつくった。そして得点できた。先制のあとももう少し自分たちのリズムで戦いたかった。しかし浦和のワンチャンスに、サイドチェンジからMF平川に前を向かれ、クロスからFW田中達に決められた。あの時間帯は、東京の選手がいい加減にやっていたという訳ではないが、浦和の決定力の高さから2点取られ、逆転されたと思う。中盤の拾い合いでも優っていたが、やはり浦和は決める時は決めてくる。後半、サイドを変えて、前線の速い選手を使って2対1の数的優位をつくっていこうと話していた。その矢先に3点目を失った。今野とFW田中達がもつれた場面で、こぼれに反応しているのはMFポンテだけだった。そのあたりが現在の我々と浦和の違い。（個々の力の差か？）浦和FW田中達、永井・MFポンテの3選手は、彼らだけでフィニッシュまでもっていける力がある。スピードもあり、攻撃力が高いのは事実。だからどうしても東京の4バックが、その3人に対して中に絞らざるを得ない状態になった。失点の場面以外では、今野や藤山、両サイドバックはよく対応していた。マイボールになった時に徳永と金沢が出ていき、そこで優位にはなるが、守備に戻る分、上下動が激しくなる。石川やリチェーリを攻撃的に置いていることもあり、両サイドバックに負担がかかることになった。それとともに、浦和の決定力は我々を上回っていた。（リチェーリの交代は？）彼が悪かった訳ではなく、むしろ石川とともによくやっていた。問題は体力的な部分。そこで平山を入れて、サイドアタックというよりも、真ん中に起点をつくろうとした。浦和のディフェンスはクロスに対して強いので、ルーカスは左目にポジションをとり、前のターゲットを平山と赤嶺の2人にしたかった。一時期は勢いがなかったが、前節の柏戦、今日の浦和戦と、結果は出ていないものの、東京らしいサッカーが戻りつつあると思う。2点を取ったことも含め、この勢いを続けていきたい。最後のフィニッシュの精度を修正し、しっかり戦うことを続けて次の試合に臨みたい」●今野泰幸選手（Ｆ東京）「（3失点はいずれも球際での勝負に負けてしまっていたように見えたが？）そう見えるならそうかもしれない。言い訳かもしれないが、2点目なんかはたまたまだと思う。負けはしたが、中断明けは徐々に内容がよくなっている。何とか勝って、流れを変えたい。死ぬ気で頑張るだけです」●塩田仁史選手（Ｆ東京）「失点までは決定的な形はつくらせなかったと思う。前からプレスをかけて、サイドチェンジからサイドバックも上がり、ペナルティエリアの近くで勝負ができていた。それを相手は嫌がっていたはず。それが先制したあとに、全体が引いてしまった。シンプルに相手DFの裏を狙って、前で起点をつくりたかったが、その時間帯に意思統一ができず、受けに回った。そこをなんとかうまく立て直したかったが…。次節の広島も前に速い選手がいる。みんなで話し合って修正し、同じ方向を向いて頑張っていきたい。今日も多くのファンがアウェイにもかかわらず応援に駆け付けてくれたのに勝てなくて申し訳ない。次は絶対に期待に応えなくては」●栗澤遼一選手（Ｆ東京）「中盤でたくさんボールを受けて、そこから展開していくことを考えていた。平山選手にクロスは入ったが、起点が一つだけになった。もう少し下でつないで相手DFをうまく引き出し、そこから中に入れるという工夫があればよかったと思う。パスをつなぐのか、すぐに放り込むのか、中途半端になってしまったと反省する。ただ、久しぶりの出場だったがモチベーションは高かった。結果が出ていないが、気持ちをしっかりもって、次に向けて準備をするしかない」●平山相太選手（Ｆ東京）「（後半１１分から途中出場、３本のシュートを放ったが無得点。さらに試合後のドーピング検査で２時間以上も尿が出ず、会場を出られない羽目になったが）ジュースや水を７、８本も飲んだ。いつもこんなことはないんだけど。（苦笑）」

  2007年08月26日

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• 古賀チン！ボクは最後までキミに期待しているかね！（笑）

  8月25日（土） 2007 J1リーグ戦 第22節柏 1 - 0 千葉（19:05／柏／10,801人）得点者'78 フランサ（柏）●石崎信弘監督（柏）「前回、FC東京に１対０で勝ったが、どうしても試合内容に不満があった。そういうところで、この１週間トレーニングをしてきた。ジェフのビデオを見たときに、凄くいいサッカーをやっていた。レイナウドが入って、すごく攻撃的になってきた。そのレイナウドにどう対応していくかというところで、今週ずっとディフェンスをトレーニングしてきた。攻撃のところで言うと、対戦相手は３－５－２というシステムで、うちは４－２－３－１という形だったが、サイドで数的優位が保てるというところでそこをうまく突いて攻撃していこうというトレーニングもやってきた。ゲーム内容として、チャンスもあり、ピンチもありという、私自身も凄く90分が早く感じられたゲームだった。次はフランサが出場停止になるので、チームのなかでまた新しいレイソルとして戦っていきたい」●蔵川洋平選手（柏）「（得点シーンは）後ろにフランサがいたから、ドリブルでいくよりフランサに預けようかなと思って、後ろにちょんと出した。ドリブルでも行けたかもしれないが、ドリブルでいってても入っていなかったかなと思う。それにフランサは前を向いていたので。（あの瞬間、かなりの勢いで出ていったが、イケるという感じだったのか？）アルセウに預けた時点で、前がぽっかり空いていたので、そこで貰ったら前まで行けるなと思って。実（菅沼）が１回中に入ってきたが、そこに出しても多分合わないなと思った。そしたらフランサがいたので。入ってよかったですね（笑）」●大谷秀和選手（柏）「前から前からいって駄目なときは、後ろはある程度スペースを空けないでバランスよくというのを意識した。変に出てというよりは。最近耐え時が長いので（笑）。（途中で０対０で終わってしまうということは考えなかったか？）後半の途中あたりからは、ある程度チャンスも出てきていたし、前半耐えられていた分、ジェフの運動量が落ちたと思う。太田さんのシュートであったり、フランサのシュートであったり、惜しいチャンスはあったので。まぁ、どっちに傾いてもというか、ジェフも１点入ればという展開だったと思う」●李忠成選手（柏）「次の試合はイージーミスをなくして臨みたい。フランサがいないが、『フランサがいないから勝てない』なんていう気持ちはない。今までもフランサがいなくても負けた試合はない。むしろ勝った試合の方が多い。記者の人たちに『フランサがいなくて大丈夫か』とか、本当に言わせたくないので、次の試合は引き分けじゃなくて勝ちにいきたい。自分のゴールじゃなくてもいいから、勝ちたいと思う。（ミスがあったとのことだが、後半はいいプレーも見られたのでは？）ただ、本当にイージーミスはやっちゃいけないので。それが２個、３個あった。どんな試合でもそういうプレーをするのは絶対に一流選手じゃないし、10試合に１試合あっても駄目という意識でやっている」●アマルオシム監督（千葉）「このような試合で負けるというのが一番キツイ。こちらも勝利に近い試合だったし、チャンスも作っていたし、しっかり走ってエネルギーも使って、そして最後には負けてしまった。こういう試合が一番キツイ。このように負けるのであれば、逆に内容が悪くて０対３で負ける方がよかった。前半はとにかく、うちはいいプレーをしたと思う。試合の主導権も握っていたし、チャンスもいっぱいあった。後半、レイソルがプレッシャーをかけたあたりで、ちょっと流れが向こうにいってしまった。そして最後は、１点が勝負を分ける格好になって、その１点がレイソルの方にこぼれた。多分うちが先に１点を取っていれば、１対０でうちが勝っていた試合だと思う」●佐藤勇人選手（千葉）「内容は自信を持っていいと思うが、こういう内容なのに勝ち点がひとつも取れないというのは問題がある。０対０で最終的には終えるべきだったのかもしれないが、いつも通り得点がなかなか取れなくて、ディフェンスのところで我慢できなくて失点しまうというパターンが、今日も出てしまったかなと。（菅沼選手にマンマークで付いて、柏の左サイドにほとんど仕事をさせていなかったが、そこは警戒するポイントだった？）勢いのある選手だし、柏は４人、もしくは５人で攻撃してくるチームなので、その選手を抑えることは大事だった。試合を通して、仕事をさせなかった自信はある。ただ、結局は勝てなかったので、チームとしていいことではない。自分個人としては、右サイドバックをやって、今後のサッカー人生において、プラスになる経験をしたなと思う」●巻誠一郎選手（千葉）「苦しい時間帯を耐えることが出来ず、ディフェンスラインがズルズル下がってしまい、失点してしまった。ミスが続いた場面で、一度落ち着いてラインを押し上げて打開しようという声を出したが、なかなか伝わらなかった。もっと声を出していかなければならない。相手の時間帯を我慢できたチームが勝利をモノにできると思っていたが、うちは我慢できず、レイソルは我慢できたということ。順位の差がそのまま結果に出てしまった。苦しい時間帯にはもう少し機転をきかせたプレーをしなければならない。ただ、失点部分はディフェンスだけの問題ではない。リスクを冒して攻撃をし、守りはみんなでカバーする。それがうちのいいところ。そのよさをもっと発揮しなければいけない。もちろん、前半の攻めている時間帯に点を取らなければいけなかった。その部分はしっかりと反省したい」●工藤浩平選手（千葉）「前半はいいペースで試合が出来たが、後半立ち上がりから押された。一時はしっかりと耐えることが出来ていたが、最後に耐え切れなかった。ただ、すぐに次の試合があるので、次の試合に向けて頑張りたい。次の試合に向けては今日の前半でできたことが後半も続けられるかどうか。自分たちのサッカーができることがわかったのだから、90分間続けられるようにしたい」●中島浩司選手（千葉）「今日はボールを動かしたいから僕が先発だと説明された。そういったプレーをしようと心がけたが、後半は相手のペースにはまってしまった。こういった試合展開の場合、しっかりと前半のうちにゴールを奪わないとダメ。点を取れないのにも理由があるし、取られるのにも理由がある。そこを修正していきたい。次の試合に向けて一番大事なのは今日の試合を続けること、そして前半の戦いを後半も続けること。自分たちのプレーはある程度出来ていたので、そのプレーを信じて続けていきたい」

  2007年08月26日

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  そのとおり！青色の隣に水色が飛び込んだ！

  8月25日（土） 2007 J1リーグ戦 第22節川崎Ｆ 4 - 1 Ｇ大阪（19:00／等々力／19,789人）得点者'02 鄭大世（川崎Ｆ）'28 マグノアウベス（Ｇ大阪）'46 ジュニーニョ（川崎Ｆ）'48 ジュニーニョ（川崎Ｆ）'51 鄭大世（川崎Ｆ）●関塚隆監督（川崎Ｆ）「連敗を今日のホームで止められて、ホッとしています。いい戦いは続けられていたが連敗していました。だたここで強いガンバさんに向かってチャレンジということで、選手達の気持ちが乗り移ったのかなと思った。またそれを支えてくれた多くのサポーターが等々力に集まってくれて、本当にいい戦いができたと思います。本当に選手やサポーターに感謝したいと思います。7月のナビスコカップから5試合先制点を取られていたが、やっとここで先制点を奪うことができて、自分たちのサッカーに自信といいますか、らしさが出てきたかなと。まだまだ課題はありますが、前を見てこれからの連戦もしっかりと戦っていきたいと思います。（マギヌン選手が復帰して、すごく変わったと思うが、フロンターレにとってどんな存在でしょうか？）今日は非常に力を与えてくれたと。守備でも攻撃でも、あのトップ下というところはチームにとって非常に大きいかなと。中断後の3試合を見ても、大橋が非常にそのへんプレーの理解をしてくれていたが、今日はやはりマギヌンを見ると非常にたくましく感じました」●マギヌン選手（川崎F）「昨日ブラジルから連絡があって、父が亡くなった事を知りました。今日は大事な試合だったので自分の中にとどめました。本当は帰りたかったんですが、気持ちを切り替えてプレーしました」●寺田周平選手（川崎F）「今日は集中して落ち着いて対応できたと思います。マグノは点を取った瞬間に交代したのでどうしたのかと思いました。マギヌンは復帰戦のわりに良かったと思います。運動量もあってためもできるし助かりました。今日は全体的にDFの意識が強かったですし、中盤の選手が守備をしてくれたので、守りやすかった」●中村憲剛選手（川崎F）「ハーフタイムに『頭から行こう』と話しました。連敗をG大阪で止められたので自信になると思います。（ンタ芸（※オタ芸のフロンターレバージョン）を見て）そんな事を練習する時間があるなら『サッカーの練習をしろよ』と思ったけど、今日はテセは点を取ったので良しとします(笑)」■ンタ芸（※オタ芸のフロンターレバージョン●鄭大世選手（川崎F）「今日は気持ちでプレーしました。試合出場の時間を重ねたことで、自信を持ってプレーできました」●ジュニーニョ選手（川崎F）「難しいゲームになるのは予想していました。テセとのコンビは毎試合良くなっています。最近、テセとやる回数が増えたのが結果につながったと思います。コンディションはいいです。北海道でいい準備ができました。（J1通算50ゴールは）歴史的な事ですし、自分に対しても誇りになりますね。続けていくことが大事だと思います」●谷口博之選手（川崎F）「回されるのは仕方ないと思いました。テセがいい形で決めてくれました。うちは先制すると強いですね。（ンタ芸（※オタ芸のフロンターレバージョン）は）井川さんに連れて行かれてやりました」●井川祐輔選手（川崎F）「（サイドを突破する動きは）練習でもやっていた。（ナビスコの）甲府戦でできたので手応えは掴んでいました。古巣相手に勝てたのは良かったです。（ンタ芸（※オタ芸のフロンターレバージョン）は）やりたくなかったんですが、誰かに引っ張られて行きました。タニだったかなぁ」●黒津勝選手（川崎F）「後半畳みかけられたのが大きかったですね。これでうまく行けばいいんですが、次の相手も研究してくるでしょうし、準備していきたい」●森勇介選手（川崎F）「（安田の対応は）1試合目でわかっていた。若いやつにやられてたらまずいので。先に点を取ったけど、点を取り返してくると警戒していた。先に決めればこういう展開になると思っていました。ビッグチャンスを確実に決めるのが大事ですね。今日はジュニーニョとテセのおかげでした。先制点をセット（プレー）でとれたのは大きかったし、それで落ち着けた」●西野朗監督（Ｇ大阪）「中断してから、なかなか攻撃の部分でいい形を作らせてもらっていないなという感じがします。ここを破っていかなければいけないかなと。オフェンスの面での課題は、確かにいろいろな要素の中で、うまくいけない部分がある。決してディフェンスで悪い状況ではなかったので、攻撃を考えるよりはいい形でボールを奪って、その連動性を攻撃に生かしていくということだった。前半は先制されましたけど、落ち着いてボールを動かして、いい形でコントロールできたと思います。とにかく、後半の入りの8分が今日はポイントだったと思います。フロンターレにああいう形でやられると立て続けにやられるのはわかるんですけど・・・しっかりとディフェンスを立て直せないと・・・というところだったと思います。とにかくあの8分間だと。後は、ああいう展開になると難しいですね。追いかけるというのは。（マグノアウベス選手の途中交代について）（怪我は）2度目ですからね。万全を期していい状態で臨ませたはずなんです。スタートからいくということは、そうとういい状態だと思っていたので。途中からというよりは頭からいける状態だと確信していたので。まさかああいう状態になるとは思わなかったんですけど。振り返れば、非常にいいリズムができていただけに・・本当に残念ですね。（立ち上がりから中盤でも単純なパスミスがあったが、疲れとかがあるのか？）それは・・・当然あるでしょ。加地があれだけ（疲労）困憊していますからね。そうとう他の選手もあると思いますし・・・毎年のことなんで。後半に少しづつダメージがのしかかってくるので。やっぱりいい状態でも一人二人コンディションのギャップがあったりすると、どうしてもそこに合ってしまったり、全体のスムーズさが欠けてくる・・・ちょうど今そういう状態かなと思います。安定した状況を早く全体で作り上げていきたいと思います。（組織力を重視しているガンバにとって、中断期間に日本代表などで選手が抜けたことがチームにとっても大きかったのでは？）やれない中で、いい準備が全体が整わない中でやっていくのはいつものことなので、それはただコンディションが高いところで合えば、そういう準備がなくても全体的な呼吸は合うんですけど。今年に関しては、かなりヤット（遠藤）にしろ、加地にしろ、ミチ（安田）もそうですね。やはりスタミナ的にも（疲労の蓄積を）感じますね。フレッシュさがどうしても足りないですね。それに、やはり中心ですから連動しているような状況ですね。それは否めないですね。（連戦が続くが、首位を奪還するためにどう戦っていくか？）全体で模索したいと思います。（3点取られた後、明神選手に代えて寺田選手を投入した意図について）彼（明神）も疲労していますよね。そういう部分で個人的にも感じましたし、ある程度リスクを負わないといけない部分もあるんですけど。それにしてもその後アグレッシブにいっている感じでもないですし。どうしてもあれだけ7～8人で引かれると、ボールは動いているんですけど、ゴール前の突破力というのはなかなか生まれなかったですね」●家長昭博選手（G大阪）「マグノがケガをしたので、その位置でDFをするように指示を受けました。（上下に動いていましたが）基本的に中盤の選手ですし、問題はなかったです。立ち上がりがイマイチ鈍かった。攻撃自体も良くなかった。今年一番悪い試合をしてしまった。フロンターレみたいな強いチームに3点差を付けられると挽回するのは厳しい。全体的に運動量は落ちていると思います。ここ何試合か走り負けたところがあると思う。コンディションは悪くないが、全てがもう少しというところがありました。そこが出れば良くなると思います」

  2007年08月26日

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• ジュビロもほんと強いのか弱いのか・・・

  8月25日（土） 2007 J1リーグ戦 第22節磐田 2 - 1 甲府（19:03／ヤマハ／12,757人）得点者'44 成岡翔（磐田）'56 前田遼一（磐田）'68 秋本倫孝（甲府）●アジウソン監督（磐田）「前半は全体のポジションが低くなっていた。もう少し前でマークさせたかったが、後ろにポジションをとったせいで相手に押し込まれてしまった。その中でカウンターしか攻撃ができなかった。ただ、そのカウンターがうまくはまって、何とか成岡のゴールで1点決められた。そこで後半に向けて修正をかけて、全体のポジションを前にして前から守備をさせるようにして、そこでかなり良くなった。後半は、攻撃の面でも守備の面でも良くなったと思う。その中でチャンスがけっこうあったので、2点だけではなくもっともっと点を積み重ねて、勝利を決定づけられるチャンスはあったが、そこが残念ながら決まらずに2-1で終わった。ただ、今日は最後まで選手がスピリットを持って戦ってくれた。先週千葉に負けていて、そこから立ち直るためにはどうしても勝利が必要だったので、今日の勝利は非常に大事な1勝だと思う。（3ボランチにした狙いは？）まずは、後半戦に入って非常に失点が多かったので、それを減らそうというのが第一の目的。甲府は、右サイド（バック）が上がってくるという特徴があるので、そこで今日は西と前田を先発させたが、ただ今日はポジションが全体に低かった。その中で相手はうまくボールを回してきた。相手はボール回しが非常にうまいので、そのへんは相手のやり方にはまってしまった。最初は、3ボランチの中でマルキーニョスが左だったが、修正のために右に回した。右からの攻撃を仕掛けたかったが、なかなか犬塚がそこを使って前に出られなかったところがあるので、マルキーニョスを右にして攻撃参加させることによって、そこから崩していくという形を狙っていた。（このシステムの形だと、太田選手の出場するチャンスが減ってしまうのか？）それは相手によるので、もちろん太田にはチャンスがある。たとえば、今日の試合の中でも、最初は2トップで（太田を入れて）トップ下も2枚にして、マルキーニョスを右のサイドバックに回すということも考えていた。これからもそういうこともありうるし、これから次の相手を分析して、どういうシステムがいちばん良いのかということを考えていく」●田中誠選手（磐田）「（ゲームコントロールについては）相手の時間帯とうちの時間帯とあるので、みんなが今は攻められてる状態ならちょっと我慢して、うまくサッカーしようというのがみんなが分かれば、うまく意思統一ができればいいんだけど、どうしても終盤になってくると、攻めるのか守るのかというのが分からなくなってくるところがある。ただ、そのへんは今日は、ちょっとずつ声が出たので、ちょっと解決したところかなと思うけど、まだ少し問題はあると思う。向こうもボールを奪いに来るから、どうしても取られる状況はあると思うけど、そのへんはうまくみんなでカバーしてやれればなと思っている。（今日は守備の面で大きな破綻はなかった？）うまく集中して、落ち着いてボランチもうまく動かせたと思う。エンリケが僕らが出たカバーをするという感じなので、彼がうまくバランスをとってくれた。（エンリケは）かなり真面目だし、うまくやってくれていた」●川口能活選手（磐田）「とりあえず勝ち点3を取れたのは良かった。みんな最後のところで身体を張っていたし、チーム全体として守備の意識が高かったので、今日は守備の面で良いプレーが随所に見えたと思う。ただ、3点目を取れたらもっと良かったと思うし、リードしている時の戦い方はまだうまくできてないと思う」●大井健太郎選手（磐田）「（ラドンチッチ選手の印象は？）パワフルだし、足下もうまいし、シュートも持っているし、ちょっと違うなと思って、タイトにマークするように意識した。ただ、先週のうちとやったサテライトリーグに出ていて、（森下）俊とか出た選手に聞いていたので、途中から出てきたらやっかいだなとみんなで話していた。見るのは初めてだったので、最初はビックリしたけど、その後は何とかうまく守れたかなと思うし、危ないところもあったけど、能活さんが最後は防いでくれた。今日は本当に、というか『今日も』だけど助けてもらった」●エリンギ選手（磐田）「ホームでのデビュー戦だったが、自分としては良いプレーができたと思う。チーム全体が勝利を求めて一丸となって戦った中で、自分もチームに貢献できるプレーができたので、非常に良いデビュー戦になった。（いちばん手応えを感じた部分は？）マーキングに関しては、自分としては良かったと思う。相手はカウンターがあるので、それがゴールに結びつかないように（早めに）つぶすというマーキングができたことに非常に満足している。チャンスがあるときは、何度かボールを持って前に行けたし、シュートも打てたので、そのへんは十分満足している。（ピッチ上で、他の選手とよく話し合っていたが）ポジショニングの確認が主だった。相手にはカウンターがあるので、ポジショニングが悪いとそこで失点をしてしまう。その失点を避けるために、試合の中で時間があれば、声をかけてポジショニングを修正させていた」●前田遼一選手（磐田）「（ゴールの場面は）康太（上田）から良いボールが来たし、飛んだコースがラッキーだった。（1点目でファブリシオにパスを出した場面は？）最初は横か後ろに出そうとしたけど、誰も出すところがなくて、相手が来てなかったので前を向いたら、（ファブリシオが）良いところに走っていたので。（後半は左に張っていることが多かったが、あれは指示で？）いや、自然と。（サイドバック裏が）空いている感じがして、そこで待ってしまった。良かったかどうかわからないけど、（味方が）うまくボールを出してくれた」●大木武監督（甲府）「2点先行されて1点を返したが、残念ながら負けという形になった。次が中3日で来るので、しっかり準備して次のゲームに臨みたい。（ラドンチッチが入ってシュートへの意識が高まったと思うが）そこは非常に良かった。ひとつターゲットというか、見える選手がいたという部分はあったと思う。（前半の最後のほうで続けざまにチャンスを作られた時間帯があったが、あのへんはバランスの問題が？）20分過ぎぐらいからちょっと良くなったと思ったが、最後でまたちょっとピンチがあった。バランスが崩れたというよりも、前半は初めから少し中盤のところで問題があった。問題というわけでもないが、うちのアンカーのような選手、エンリケが1枚余るので、そこに（ボールが）行ったときのズレというか、そこから少しやられているところがあった●秋本倫孝選手（甲府）「（ゴールシーンは）よく覚えていないが、ただ健さんが良いボールを蹴ってくれたので、僕が決めることができた。とにかく0-2で負けていたので、ここで1点取ってやろうと思っていた。（試合全体の感想は？）負けたので、それがすべてだと思う。（できなかった部分は？）相手の攻撃に対して、自分たちが何もできなかったと思う。とくに前半が何もできなかった。相手のパスを出す人にマークができなくて、それで出されてカウンターを食らったという感じだった。（後半に向けて修正した部分は？）向こうの中盤の3枚をうちの3枚でみて、成岡を僕たちDFラインでみるということ。それはできたと思うが、その中でセットプレーで入れられてしまった。僕のマークがつけなかったことが原因だと思う。（次は試合に出られないが、1週間後に向けての修正点は？）セットプレーのマークの仕方というのを、もう一度練習したいと思う」●山崎光太郎選手（甲府）「（ラドンチッチのプレーは？）強さもあるし、ゴリゴリいけるのはすごいなと思ったし、点の入りそうな雰囲気を持っていた。サテライトと練習試合で一緒にやっているので、（パスも）タイミング良く出てくるし、けっこう見ていてくれるので、おもしろいと思う」●石原克哉選手（甲府）「（ラドンチッチは）ポイントポイントですごく良いプレーをするし、バテなければ長い時間やれると思うし、長い時間使えればかなりうちの武器になると思う。うちのプレースタイルを彼に理解してもらえれば、高さもあるし、ミドルシュートもすごいのを打ったし、楽しみだと思う。（相手の3枚のボランチに対して、とくに誰がつくとは決めていなかった？）うまく受け渡しができるような状況を作ろうと思ったが、うまく回されすぎた。そこでサイドバックが出られたらいけということをハーフタイムで言われた。（サイドバックが前でつかまえると？）そうですね。成岡選手がフリーになっていたし、うまく前田選手に起点になられていたので、そこに出させないような守備をするところから始めないといけなかった。前半の最初の頃はうまくいったと思うが、相手がつなぎ始めて、簡単には取られない人たちなので、そこでもうちょっといけるぐらいのうちの守備の連帯感というか速さというものがあれば良かったが、そこはまだまだというところだと思う。（立ち上がりの入り方とか、動きとかは悪くなかった？）そうですね。20分ぐらいまでチャンスもあったし。ただ、相手が落ち着いたときに、相手のボランチ3枚に対して、うちが前で2枚でやっているので、2対3という状況を作られた部分があったと思う」

  2007年08月26日

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• 急にボールが来たけど、（胸で）ゴール出来ました

  8月25日（土） 2007 J1リーグ戦 第22節鹿島 2 - 1 横浜FC（19:05／カシマ／15,957人）得点者'01 柳沢敦（鹿島）'69 根占真伍（横浜FC）'82 興梠慎三（鹿島）●オズワルドオリヴェイラ監督（鹿島）「（大宮戦でも途中出場の増田選手が決勝ゴール。今日も興梠選手が決勝ゴールというかたちで監督の采配がずばずば当たっている。監督の期待に選手が応えられる要因をどうお考えですか？）監督として、まずサブのメンバーに何をしなくてはいけないかというと自信を与えることをしなくてはいけないし、あるいは僕は君を信じているという信号を送らなくちゃいけないと思います。まずそういう作業をしたうえで、個の意識を高める作業をしてます。それは日々の練習からであって、いろんな状況というのは試合の中で生まれてくる。そういう練習を多く取り入れることによって、実際の試合になったとき、ひとつのチャンスをものにするということが大切であり、練習から高い意識をもっていれば、ファーストタッチでもシュートを決められるんだという僕は言い続けています。自分の采配が当たっているというより、彼らの高い意識がこういう結果につながっているのではと思います。やはり選手個人の意識やその改善が結果につながっていると思います。（点を取った後、なかなか追加点を奪えなかったわけですが、その点について監督が不満をお持ちでしたら教えて下さい）確かに１点目取った後にチャンスはたくさんあったと思いますし、一つは野沢選手がフリーで中央に飛び出したところで残念ながらシュートがポストに当たってしまったこともありました。また内田選手が飛び出していったところでシュートを打つタイミングのところで、ファウルをされたかと思いますけど、レフリーの判断はシミュレーションという形になってしまった。そのあともチャンスはつくっていますし、点に結びつかなかったところはあったと思いますけど、われわれのワンサイドゲームではなかったし、横浜FCもすばらしい組織的な守備を、ひとりひとりが戦術的役割を果たそうという気持ちでいたから、われわれの攻撃もなかなか機能しなかったというところがあったんではないかと思います。（興梠選手がファーストタッチで点を決めたと思いますが、監督からの指示はどういったものだったのでしょうか？）多少、運も味方してくれるというところが僕の采配にはあるかもしれませんが、さっき言ったように練習の成果だと思いますし、本人にも入るときにフレッシュな状態でいるので、集中・注意というものを張って欲しい、チャンスは絶対に来るのでそれをものにして欲しいと言いました。特にサイドに入ったときの動きだしというところ、ポジショニングというところを、つねに練習の中で取り入れて多く注文を出したり修正したりする作業をしているので、そういった部分の積み重ねてというのが今日の結果につながっていると思う。（横浜FCのマルコス・パウロ選手がポイントになっていたと思うのですが、彼に対する特別なマーキングなどの指示はあったのでしょうか？）特別にマンマークという形にはしてませんけど、彼がボールをもったときに必ずひとりがプレッシャーをかけるように指示しました。どうしてもうちは、柳沢、マルキーニョス、本山、野沢と前の４人が流動的に動くので、どうしても誰かを固定してしまえば、攻撃の動き出しが少なくなってしまう。そういう意味で近くにいる選手が必ずプレッシャーをかけるということをお願いしてるので、うちが攻撃しているとき、彼がディフェンスラインの前にいるので、ちょうど奪ってからボールを受けやすい選手なので、切り替えを早くしながら彼に対してプレッシャーをかけるという指示は細かく出しました。（次、ガンバ戦があって、レッズ戦など優勝争いをするために重要な試合が控えています。リーグ戦を制覇するために今後必要となる要素は？）上位との対決がありますけど、まず次節のガンバ戦を考えていきたい。そこに集中したい。そこに勝ってから次のプロセスを考えていきたい。いまは一戦一戦が大事であって、ただこのリーグ戦に参加してるだけなのか、それともタイトルを取りに行くのか、という気持ちを強く持って、目的を失わずにひとつひとつの作業をやっていくことがすごく大切なのであり、そういった作業をチーム内全体でもっと強くしていかないといけない。そう言ったところを踏まえて、次のガンバは日本代表もいますし、外国人の助っ人もいますし、技術的にほんとうにすばらしいチームだと思いますので、タフな試合になると思います。厳しい試合という前提で戦わなければいけないし、優勝するためにはまずガンバに勝たなくてはいけない。勝った上で次のことを考えて、ひとつひとつやっていきたいと思っています」●柳沢敦選手（鹿島）「勝ち点３を取ることができて良かった。立ち上がり、集中する前に点が入ることは良くある。ただ、流れが良くない部分が多かった。ガンバ戦に向けて修正していきたい。もう一度、気持ちを入れ替えて臨みたいと思う。（ゴールについては？）自分としては泥臭いけど良いゴールだったと思う。いまは勝ち点が10以上離れていたときにくらべれば十分優勝を意識できる」※今季４点目。左足中足骨を骨折した４月２１日の清水戦以来、１２６日ぶりのゴール。●興梠慎三選手（鹿島）「キツイ試合だった。点が取れるところを取れなかったので苦しい試合になった。監督には点を取りにいけと言われていたので１点狙ってた。ボールを持ったら勝負しろって言われてたのでその通りにいってよかった。ごっつぁんゴールだったけど決められてうれしかった。後半戦がまだあるので落とさないようにいきたい。後半戦はこれまでひと試合も出ていなかったので、これで監督へアピールになって良かったと思う。アントラーズより上にチームがあるので勝てて良かった。シュートは膝で行った。サポーターとは僕のコールを『コウロキ！』って一緒に唄った。今日はとにかく勝って良かった」●増田誓志選手（鹿島）「リズムがあっちに行っている時間があった。失点の前後も相手のリズムだった。前半最初に点が入って落ち着きすぎた。つねに良いリズムでできなかったのが…。もう１点、あの流れで取れれば良かった」●岩政大樹選手（鹿島）「今日は全体的に声が少なかった。僕はいつか失点すると思っていた。危うく取り返しの付かない勝ち点２を失うところだった。もっと自分たちのサッカーを謙虚に見ていかないと。ガンバ戦は自然と引き締まると思うが、引き締めようと思わないと引き締まらないのは選手として問題。どこでも同じようにできるようにしないといけない。誰とは言わず、もっと球際だったり長い距離を走ることができると思う。先に点が入るとペースダウンしてしまう。苦しい状況になると頑張り出す。優勝するにはそういう試合を減らさないと行けない。今日は、途中で入った慎三（興梠選手）だったり、ダニーロだったり、青木ががんばってくれて良かった」●内田篤人選手（鹿島）「ガンバ戦は走り負けないようにしたい。（対面は安田選手ですが？）勢いがあって、性格もスタイルもわかっている。でも、いつも通りにやりたい。（イエローカードをもらったが？）あれはイエロー…。ちょっと引っ張られたけど後悔してる。ここまで勝ってきて、次で負けたら意味がない。リーグ戦が始まってから前半戦は苦しい思いでやってきてここまで来た」※鹿島はＦＷ田代有三（２５）が左太もも裏の肉離れで全治約３週間と診断されたと発表した。２３日の練習中に負傷した。●高木琢也監督（横浜FC）「非常に残念なゲームだったと思います。どこがどう残念だったのかというところで言うと、われわれが上回っていた時間帯、もしくはプレーもあったし、逆に鹿島さんが上回った時間帯もあったし。細かいところで言うと、非常にお互い持ち味を出した良いゲームができたと思います。ひとことで今日のゲームの敗因を言うとすれば、経験の差かなと思います。鹿島の選手はいろんな意味で経験の多い選手がいる。われわれのチームには非常にくるしい状況なかでの経験値が少し足りなかったかと思います。ただ、悲観的な部分だけではなくて、チーム状態としてはあがってきているというところで非常に残念な敗戦だったと思います。（経験値の差というのは具体的にどこに感じますか？）例えば、立ち上がりの１０分、１５分は非常に気を付けなくてはいけないんですけども、そこでひとつのプレーでゴールを許した時間帯でもそう。われわれが同点に追いついたその後というのも。当然、うちは勝ち点３を取りに行った試合だったので、残り１０分で失点してしまった。そのへんのところですね。勝負所が鹿島さんの選手たちはよくわかっていた。そういう印象を持ちました。（先制されたあとは同点にするまで横浜FCの内容が時間を追うごとに良くなっていったと思うんですが、どこがうまくいったのでしょうか？）オフェンスだけでなく、ディフェンス面に関しても、鹿島の選手たちの特徴を把握しながら、そして鹿島の選手たちがどういうことをやってくるかということも頭のなかでイメージしながらやれた。具体的に言えば、新井場、内田、両サイドの選手のあがりというのを阻止できたということと、新井場の前の本山のエリアに関しても、われわれの方が、オ・ボムソク、ヤマタク（山田卓也選手）、ボランチの内田も含めて、そのへんが混乱させながら、新井場の攻撃参加を許さなかった。当然、逆サイドの内田に関しても、サイドでうちがポイントをつくる中で、なかなかあがらせなかった。そういう意味では相手の特徴を消しながらできたというところが、われわれのペースになったのかなと思います。（対応ができていて、形も見えてきて、最後勝ち点というところでなにが必要だとお考えですか？）いまのプレーを続けることです」●根占真伍選手（横浜FC）「（失点のシーンは）僕がボールに行きすぎてそのままゴールに行かれてしまった。（１点とって追いついたが？）最低でも点を取られる気はしなかった。（２点目のシーンは）ボールを奪われて降られたあとにマークがずれてしまった。切りかえて、次につなげていきたい」

  2007年08月26日

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• 大分の高橋大輔が絶好調です！

  8月25日（土） 2007 J1リーグ戦 第22節大分 2 - 0 神戸（19:05／九石ド／17,910人）得点者'21 高橋大輔（大分）'52 高橋大輔（大分）●シャムスカ監督（大分）「相手には素晴らしい攻撃陣が揃っているので、それをどう抑えるかということを考えていた。一試合通してマークをしたことが勝ちに繋がった。実際ゲームの主導権もウチが握れていた。内容からも勝ちに値するゲームだった。神戸のカウンターがすばらしいのでどう対応するか考えていた。高橋は、守備もよくできていた。サイドをどう支配するかが大事だった。左の鈴木もよくやってくれた。」●高橋大輔選手（大分）「チームの課題として、若いチームなのでうまくいかない時、何をするかを考えた。いったん流れを切って自分たちのペースに持っていくことが大事。完璧ではないが少しずつ良くなっていった。若干、神戸は自分たちのペースにはまってくれて自然にペースがウチに傾いてきた。大久保選手とのマッチアップについては基本的なことをしただけ。守備のポジショニング、出たら対応する、出たら対応する、裏をとられないようにと基本的なことを守った。ゴールもそうだが、ゲームでやれたことを次につなげていくことが大事。」●藤田義明選手（大分）「無失点は久しぶり。比較的、守備も安定していた。クロスの対応もできた。練習の後などにお互い話し合いをし、コミュニケーションをしっかり取ったことがよかったと思う。自分をしては局面、局面で相手を潰せたり、バランスを取れたことがよかったと思う。」●ホベルト選手（大分）「初出場、初勝利は嬉しい。これが自分が来た理由。３試合出れなくて、外で試合を観ていて、助けにきたのに助けられないのが悔しかった。結果が出て良かった。」　　　　　　　　　　　　　　　●エジミウソン選手（大分）「シャムスカ監督からは相手の攻撃は中盤からスタートすると言われていたので、マークをしっかりすることに気をつけた。中盤から前線に繰り出されるボールをシャットアウトできた。監督の指示通りできた。」●梅崎司選手（大分）「勝因は相手にプレーさせなかったこと。大分本来の厳しいマークができたこと。」●松田浩監督（神戸）「元々、大分は大変アグレッシブで、元気の良いチームだという印象を持っており、しかも今日はホームでの試合です。選手たちには相当（試合の）入り方には注意するように、しっかり集中するようにと言っていました。試合開始直後からは、むしろうちがアグレッシブに行けていて良かったのですが、一つのミスをきっかけにワンチャンスで決められ、流れが完全に変わってしまいました。しかし、まだ前半ですし、慌てることは無いと思っていたのですが、前節（新潟戦）勝てていないこともあってか、また、ホームで更に元気が増した大分に対し慌ててしまい、ペースが掴めないままでした。結果的に先制点が非常に大きな意味を持つ試合となってしまいました。（前半での内山選手の交代の理由について）相手が3バック、もしくは守備のときは5バックですが、そういう相手と対戦するときにはうちの4バックの特にサイドバックの攻撃面が重要となってきます。早い時間でリードされてしまったことで、より強気に行かせたいということもあり、交代させました。活性化させるという意味もありました。。」●大久保嘉人選手（神戸）「今日の試合への入り方はかなり良かったと思います。でもちょっとしたことで悪くなりかけたところでセットプレーでやられるという一番悪いパターンにはまってしまいました。負けてしまったことは仕方ないので、切り替えて次、頑張ります。特にボッティが次の試合では居ないことがかなり痛いのですが、皆でやるしかありませんし、連敗してしまったので、何としてでも次は何とか勝ちたいです。」●榎本達也選手（神戸）「全体的にチグハグな感じで終わってしまいました。前半の最初の入り方は良かったのですが、失点して0-1となり、その後あの時間帯に2失点目を喫してしまいました。その後、リズムが掴めないまま、バラバラになってしまった感じです。例え負けたとしても、しっかりと戦って良いイメージで負けるのと、最後までだめなままでは全く異なります。今日の終わり方は良いイメージが何もないままとなってしまいました。結局僕たちは悪いイメージを持ち、バラバラになってしまった途端にまだまだ勝てないチームだということです。0-2とされたときに「もう負けるんじゃないか」という雰囲気が出てしまっていたと思います。下位のチームが相手だからといって気を抜いたわけでも無いですし、今の勝ち点で安心できる訳でもありません。一人一人がゲームに向かう危機感、というか、不用意な警告をもらわないこともそうですし、気持ちや意識の面を修正しなければならないと思います。次の試合はすぐありますし、悪かった点をしっかり分析して次に生かさなければなりません。」●北本久仁衛選手（神戸）「2回ほどチャンスらしいチャンスがあったのですが、それを決めることが出来ませんでした。逆に相手の2点目は素晴らしかったですが、先制点は防げたのではないか、と悔しいです。次は浦和戦があるのでしっかり修正し、気持ちを引き締めて臨みたいと思っています。」●坪内秀介選手（神戸）「交代するとき、監督からはもっとサイドを基点として組み立てるようにと指示されて入りました。ただ、全体がどこかうまくいかなくて、それをどうにかしなければ、と自分たちでどんどん悪循環になってしまった感じです。この結果をしっかり受け止めなければならないと思います。」

  2007年08月26日

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  Ｊリーグよりドラマ「女帝」を見ようよ！

  ●25日の放送＆試合予定J1第22節 18:45 浦和 vs FC東京 (ch.180) 【生放送】J1第22節 18:45 柏 vs 千葉 (ch.181) 【生放送】J1第22節 18:45 川崎 vs G大阪 (ch.183) 【生放送】J1第22節 18:45 磐田 vs 甲府 (ch.186) 【生放送】J1第22節 18:45 名古屋 vs 大宮 (ch.184) 【生放送】J1第22節 18:45 大分 vs 神戸 (ch.179) 【生放送】J1第22節 18:50 浦和 vs FC東京 (TV埼玉) 【生放送】J1第22節 19:00 鹿島 vs 横浜FC (TBSチャンネル) 【生放送】J1第22節 19:00 浦和 vs FC東京 (BS1) 【生放送】J1第22節 19:00 柏 vs 千葉 J1第22節 19:00 川崎 vs G大阪 J1第22節 19:00 磐田 vs 甲府 J1第22節 19:00 名古屋 vs 大宮 J1第22節 19:00 大分 vs 神戸 J1第22節 01:05 磐田 vs 甲府 (SBS)J1第22節 01:15 浦和 vs FC東京 (ch.183)J1第22節 04:15 大分 vs 神戸 (ch.183)●26日の放送＆試合予定J1第22節 07:15 浦和 vs FC東京 (ch.182)J1第22節 09:00 川崎 vs G大阪 (ch.180)J1第22節 09:45 名古屋 vs 大宮 (ch.183)J1第22節 11:30 磐田 vs 甲府 (JSPORTS1)J1第22節 12:45 川崎 vs G大阪 (ch.183)J1第22節 15:45 磐田 vs 甲府 (ch.183)J1第22節 17:45 新潟 vs 清水 (ch.186) 【生放送】J1第22節 18:00 新潟 vs 清水 J1第22節 18:45 横浜FM vs 広島 (ch.183) 【生放送】J1第22節 19:00 横浜FM vs 広島 J1第22節 23:00 柏 vs 千葉 (ch.183)J1第22節 02:00 横浜FM vs 広島 (ch.183)J1第22節 02:00 名古屋 vs 大宮 (JSPORTS1)●愛猫はポチ自分は普段、国内ドラマは見ない人なのですが最近ハマっている国内ドラマがあります。2007年7月13日から2007年9月14日まで、朝日放送 (ABC)とテレビ朝日の共同製作により、毎週金曜日21:00-21:54 (JST) にテレビ朝日系列で加藤ローサの主演で放送される「女帝」というドラマです。このドラマ、何が面白いかと言うと全編コメディだからです！（え、違う？）だって、役者を覆い隠すぐらいの加湿器の煙焼肉店で肉が炎上怪しい女が突き飛ばされて追いかけるも机にぶつかりコケル・・・なぜかトマトが部屋に転がってるどう考えてもコメディです。（笑）しかも役者がセリフ棒読み。（笑）みんなも見ようね！それ以外だと昨日、アンコール放送が終了したNHKの「ハゲタカ（ROAD TO REBIRTH）」（全６話）が面白かったです。●主なストーリー「鷲津（大森南朋）は、バブル経済崩壊後、ある事件をきっかけに「三葉銀行」を退職。その後渡米したのち帰国。投資ファンド「ホライズン・インベストメント・ワークス」日本代表に就任し、ファンドマネージャーとして次々と日本企業を買収する「ハゲタカ」という異名を持つようになった。そして三葉銀行に資産流動対策室の室長であり、鷲津の元上司であった芝野（柴田恭兵）と再会することになる。銀行がかかえるバルクセール（保有債権のまとめ売り）を売る側、バルクセールを買う側という様に…。その後、運命というかのように2人はぶつかることとなる。更にドラマ後半には、鷲津が目指していた大手電機メーカーの買収（株式公開買い付け、TOB）に西野（松田龍平）が名乗りを上げる。西野はITベンチャー企業の社長であるが、実家の旅館「西乃屋」が鷲津の手によって売り飛ばされたことをきっかけに起業家に転向する過去を持つ。西野にとっては鷲津は目標でもあり、また宿命のライバルでもあった。」鷲津（大森南朋）と芝野（柴田恭兵）の関係や過去のある事件など、人間ドラマが展開されて最後はちょっと泣きそうになりました。それにしても大森南朋と柴田恭兵は演技が上手いなぁ。カメラワークや撮影方法などセンスを感じる作りに好感が持ててＤＶＤがほしくなります。

  2007年08月25日

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• 頑張れ大久保・・・！

  8月19日（日） 2007 J1リーグ戦 第21節神戸 0 - 1 新潟（19:05／神戸ユ／9,116人）得点者'12 マルシオリシャルデス（新潟）●鈴木淳監督（新潟）「厳しいゲームでしたが、勝点３を取れて嬉しく思います。90分間、選手は集中を切らさずに戦ってくれました。ゲーム内容としては、さほどよくなかったですが、アウェイ、暑さなどもあって、少し弱気なサッカーになってしまったのはやむを得ない。選手にもそれを伝えて、辛抱してやろうと話していました。後半、人を入れ替えて攻撃的にきた神戸に対して、ポジションを修正したりしながら、対応できたと思います。また1週間開いてゲームがあるので、集中して挑みたいと思います。（坂本を交代させた理由は？）前半から運動量がかなりあって、疲れていた。そのまま彼のところに他の選手を入れる選択肢もあったが、シルビーニョを入れることで中盤を落ち着かせたいというのと、本間を左サイドに置くことで、あそこにも起点が出来ればと考えました。（神戸のカウンター対策は？）必ず人を掴むことと、人数を必ず余らせるということをやっていこうということでした。全てが成功したわけではなく、2列目からサポートに入ってくる選手を 捕まえきれずにカウンターを受けたシーンもありました」●坂本將貴選手（新潟）「マルシオとは試合前から、コーナーキックのクリアからのカウンターのやり方を話し合っていた。マルシオが持ったとき。あるいは僕が持ったときの動き。２人で崩せたのは重要なポイントになった。結果的に１－０で勝てて、勝ち点３を取れたのは良かった。ただ、カウンターばかりではなく、もっとつなぐ時間もほしかった。最後の時間の使い方もみんなで話し合う必要がある。」●マルシオ・リシャルデス選手（新潟）「重要な得点になった。リーグ再開後の３試合で、今日が（肉体的に）一番きつかったと思うが、勝ち点３が取れたのはチームにとって大きい。得点シーンは、ドリブルしながら坂本さんが見えた。いいボールが返ってきたから、あとは詰めるだけでよかった。まだまだ先があるので満足せずに、いい形でリーグを終えられるようにしていきたい。」●北野貴之選手（新潟）「自分の読みが当たって、こぼれ球を（松尾）直人さんがうまく処理してくれた。プロになってからＰＫを止めたのは初めて。今までは止められなくて歯がゆい気持ちがあった。チームを助けることができて良かった。雨でピッチが滑りやすい状況だったのでアンラッキーなゴール、集中を欠いて奪われるゴールはもったいないと、みんなを引き締めることを心掛けた。アウエーでの１－０は大きな勝ち星。最少失点に抑えることを仕事にこれからもやっていきたい。」●内田潤選手（新潟）「大味なゲームになってしまったと思う。ただ、辛抱強く試合を運べたことはよかったと思う。」●千葉和彦選手（新潟）「神戸は速攻型のチームなので、ボールを受けてさばくプレーよりは、ディフェンスのほうに重点を置いてプレーした。レアンドロが中盤に引いてきたときには、自分がマークにいくことになっていた。ゼロで抑えることができてよかったと思う。清水には、前回やられているので、26日の試合に勝って３連勝できるようにがんばりたい。」●永田充選手（新潟）「１－０で勝てたことは、個人としてもチームとしてもよかったと思う。Ｇ大阪戦はそこでやられてペースが乱れたので、前後半の立ち上がりは特に気をつけた。神戸のカウンターに対してはバランスよく守れていたと思う。」●矢野貴章選手（新潟）「相手の勢いに押されて、なかなかプレスがかからなかった。１－０の試合はこれまでなかったので、接戦に勝つことができてよかった。」●松尾直人選手（新潟）「粘り勝ったという試合だったと思う。２点目を取ることもできたとは思うが、辛抱して守りきることができてよかった。」●千代反田充選手（新潟）「１－０で勝てたことは、大きい。神戸の攻撃には、恐さは感じなかった。」●松田浩監督（神戸）「残念な結果です。互いにあまり持ち味を出せないゲームでした。なんとなく90分が過ぎてしまった。最後はリスクを冒していった局面もありましたが。非常に振り返るのが難しい試合でしたが、とにかく結果は0－1だったということです。前半、相手はカウンターを1つものにして、我々もチャンスはありましたが、それをものにできなかった。そういうのが最後まで続いたと思います。いろんな形で相手を動かそうと、後半はシステムを変えたりもしましたが、なかなか相手も動かなかった。そういう意味では成熟度という部分で、新潟の方が上なのかなと思いました。（互いに持ち味が出せなかった理由は？）システム的にも似ているし、敵のことはよく分かりませんが…我々についても、選手とも話して、もう一度見直さないといけない。得点するにしても、勝つにしても、最終的に勝つということに対する何かが欠けていたのだと思います。（栗原選手に代えて土井選手を入れた理由は？）栗原は途中で出た選手だったので、基本的には代えないというのはあるのですが、土井を入れる時に他の選手を見たというか…栗原が背が高ければ残したかもしれないですが、例えば近藤は相手にとって嫌な選手だし、レアンドロはここ2試合点を取っているし、ボッティも…って考えた時に点を取りそうな選手は残したい。また、田中もボランチを1人で任せるという役割を与えていたので代えられない、というような消去法での交代になりました」●土井良太選手（神戸）「パワープレーということで、とにかく点を取りに行こうという気持ちでピッチに立ちました。この前、試合に出た時よりは良かったかな…シュートも打ったし。それが入ったら言うことなかったんですけど。（限られた時間で出る難しさは？）いや、僕はまだ体力がないので、時間が限られている方がやりやすいです」●河本裕之選手（神戸）「内容的にも悪い試合はしていない。攻められても身体を張って守れていたし、いい攻撃も出来ていたと思う。問題があるゲームとは思わなかった。（そういう中で明暗を分けたものは？）やられたのがカウンターだったので。そこの対策さえ、しっかりしていけば、大丈夫だと思います」●北本久仁衛選手（神戸）「セットプレーからのカウンターは、しっかり対処しなければいけなかったところだった。先に得点を許してしまうと、相手は役割がはっきりするし、うちが攻め に出る中でもしっかり守られてしまう。そういう意味でも先に点を与えてしまったのは、もったいなかった。もう少し0－0の時間が続いていたら、堅いゲームになっていたと思うんですけど。（ただ、再開後の３試合で大崩れなく戦えているという手応えもあるのでは？）そうですね。キャンプで相当走り込みましたし、90分を通した戦いが出来ていると思う。あと、酒井さんの存在も大きいですね。あんなふうに見えて、負けん気も強いし、危ないところは早め早めにガツンと摘んでくれるので、後ろもやりやすいですから。3連勝がなかなか出来ないですけど、とにかく今やっていることをしっかり続けていくことが大事だと思う」●大久保嘉人選手（神戸）「シュートが少なかったかなというゲームでした。グラウンドが雨でぬれていたし、ちょっとしたトラップミスも許されないという難しさもありました。PKを入れていれば、どうなったか分からなかったですからね。あれで同点に出来ていただけに悔しいです。PKを蹴る時に、誰かの、どこからからか分からないけど『右に蹴るんだろう』っていう声が聞こえて…。それが僕から見て右なのか、相手から見て右なのか、っていうことを迷っているうちに蹴ってしまって、GKに取られてしまいました」

  2007年08月20日

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• デニスマルケスが大宮を救うか！？

  8月19日（日） 2007 J1リーグ戦 第21節大宮 1 - 2 鹿島（18:01／熊谷陸／13,889人）得点者'27 デニスマルケス（大宮）'32 マルキーニョス（鹿島）'89 増田誓志（鹿島）●オズワルドオリヴェイラ監督（鹿島）「（小笠原選手が退場して、1人少なくなっても攻めに行って勝ったという結果を収めた。選手に対してどういう評価を与えますか？）10人になったところで厳しい戦いになるということは選手がいちばんわかったんじゃないかと思います。そのあと、みんなが意思統一をする必要があったし、そういう部分では選手同士の意思伝達がうまくいったのではないかと思います。前半から主導権を握ってチャンスをつくりながら、それをものにできませんでした。グラウンダーであったり空中戦であったり、いろんな形で崩そうとしたのですが得点になりませんでした。点を取られた後、追いついて、そして10人になって厳しい戦いになったなかで、選手には試合前からこの試合を勝っていくということを伝えていたので、そのことをしっかり理解できていたんだと思います。攻撃的にアグレッシブにやって点を取りに行くというのがすごく重要なのであり、それがご褒美という形で最後の得点が生まれたんではないかと思います。選手の頑張りに感謝したいし、彼らがそれだけ高い意識で戦ってくれたこと、自分たちの戦士達を誇りに思います」●内田篤人選手（鹿島）「勝てて良かった。本当は有三さん（田代）を狙って蹴った。勝ててホッとしてます。試合前からここは落とせない大事な試合だと言うことはよくわかっていた。（リーグ戦再開後、3連勝だが？）合宿でいい練習ができたからだと思う」●柳沢敦選手（鹿島）「チーム状態はすごく良い。控えの選手を含めて、チームが何を求めているのかみんながわかっている。レイソル戦（6/20）もそうだったが、こういう試合を勝ったことは大きい。次につながる試合だったと思う」●佐久間悟監督（大宮）「雨の中、熊谷まで多くのサポーターさんに来て頂きましたけれども、相手が1人退場して数的優位な状況だったにもかかわらず、最終的にこのような結果となって大変申し訳ない気持ちになっています。今日の試合に関してのコメントというと、結果がすべてで、相手が10人に対してわれわれは負けたということ以外、何もないと思う。今のチームの現状を真摯に受け止めて、次の試合に向かっていきたいと思います。（最初4－3－3で入ったゲームを、途中で4－4－2に変えました。それは鹿島の退場を受けてでしょうか？）最初からゲームプランとして、2つの戦術を用意してました。なぜ変えたかというと、うちは1人のボランチのところに佐伯がいるんですけど、そこに鹿島は本山選手と野沢選手がいて、どうしても数的不利な状態、コンパクトな状態が保てないのは向こうが4人でうちが3人というセンターバックを含めた状況が数的不利だったので。結果的にストライカーにキープされてレイオフされて、前を向いてドリブルされて…というシーンがかなり見受けられた。もしうまくいかなかったら早めに変えよう、うちがイニシアチブを取れなかったらそこが致命的になるので変えようという話しをしていました。それで、早めの10分で変えました。（後半、桜井選手などを投入して勝ちを狙っていたと思うのですが、なかなかチャンスが作れなかったと思います。その原因は？）おっしゃる通りだと思います。前節もそうだし、最終ラインを含めてレアンドロ選手がいないため不安定ということもあります。どうしても相手にカウンターを食らうというのがあるので、小林慶行、斉藤雅人をステイさせて積極的には行かせませんでした。結果的に我々が数的有利なんだけれども、鹿島が予想以上にリスクをとって攻めてきたのでカウンターになってしまった。数的有利だったから、もう少ししっかりボールを支配して決定的なチャンスをつくるというふうにしなければいけなかったんですけど、そこがいちばんの敗因かと思ってます。チェンジサイドをしてボールをコントロールできなかったと…。（ボールを支配できなかったということですが、ロングフィードが多かったと思うのですが？）ロングフィードをしても、鹿島はセンターにファボンと岩政選手がいるので、そこでの確率はかなり低い（と思った）。鹿島は4－2－2－2なので、中盤の選手がうちのアウトサイドの選手にプレッシャーに来ますから、前半だと佐伯、小林（大）、後半だと斉藤、小林（慶）のところが空いてくる。そこを使えるか使えないかが、今日、ボールを支配できるポイントだったと思います。予想以上に早めにプレッシャーに来ていたので、そこでロングボールを蹴ってしまったのかなと思います。それをセンターバックに跳ね返されて、セカンドボールを拾われてというシーンが続いた」●注目のデニス マルケス選手（大宮）「PKの場面では、自信があったので、「打たせてくれ」と言いました。練習でしっかりと取り組んでいたので、落ち着いて決められました。日本に来て初めてのゴールですが、これからもたくさん決められるように頑張りたいです。コンディションもだいぶ良くなってきていましたから、この状態を維持していくことが大切だと思います。ゴールでも、アシストでも、ディフェンスも、僕はチームに貢献することを第一に考えてプレーしています。チームがこの状況から抜け出すには、一人ひとりの持っている欲をプレーに表していかないといけません。強い気持ちを持つことが大事だと思います。今日の試合では、僕らにも勝てるチャンスがあったのですが、勝てなくて残念です。修正すべきところは修正して、次の試合では勝たないといけないと思います。」●小林慶行選手（大宮）「絶対にやってはいけない結果だったと思う。1人多いチームが少ないチームにやられるのはあり得ない。もっと自分たちのボールを落ち着かせて攻めれば良かった。試合を途中から人が見たら、こちらが1人多いとは思えなかったと思う。1人多いのだから、必ず誰かが余っている。この暑さのなかで相手を走らせればよかった。ただ、中盤が空いて撃ち合いのようになってしまった部分もある。（前半からかなり押し込まれたが？）鹿島の選手は一人一人がうまいし、2トップが流れの中で2人だけで攻めることができる。そのせいでDFがズルズルと下がらざるを得なくなった。あわせてボランチも下がることになった。すると鹿島の中盤の選手はうまいから、押し込まれることになってしまったのだと思う。でも、下がることは悪いことじゃないし、引いても良い試合はできたと思う」●小林大悟選手（大宮）「とてもがっかりしている。相手が1人少なくなったのに、ついてなかった。（試合はどういうプランだったのか？）相手は今季、DFラインの裏に長いボールを蹴ってくるので、前線からプレスに行って裏にボールを蹴らせないことを考えていた。（最後は勝ちにいっていたのか？）勝ちにいっていた。あの状況なら点を取って勝たないと仕方がない」●ペドロ ジュニオール選手（大宮）「大宮はチャンスを多く作れていたと思います。藤本選手からのラストパスを受けたシーンもそうです。ただ、それがゴールにつながらなかったというのが現実ですから、次の試合からはボールをゴールに入れるという、一番大切なことに集中して取り組んでいきたいです。合流してからまだ時間がないのですが、これから練習を重ね、グラウンドでチームメイトと信頼関係を築いていきたいと思っています。監督がいつ自分を使ってくれてもいいように、コンディションを第一に考えて、しっかりと準備をしていきます。気持ちを切り替えて、次の試合に備えていきたいと思います。」

  2007年08月20日

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  サポーター大暴走、クラブは大迷走！

  ４月に右第５中足骨（小指）骨折を負った元日本代表ＦＷ玉田が約３か月ぶりにリーグ戦復帰を果たしたが、試合後、サポーターにあいさつに行った際の態度が挑発的だと取られ、トラブルが発生。１００人以上のサポーターがチームバスに乗った玉田に罵声を浴びせ、バスが発進した瞬間には１人のファンが正面から飛び蹴りするなどした。競技場を出たところで、ヤジにたまりかねたＭＦ藤田がサポーターと約１０分間も話し合いの場を持てば、執拗（しつよう）なヤジに、フェルフォーセン監督がサポーターに向かって言い返し、関係者があわてて割って入る場面も。試合後、約２５０人のファンが会場に残ったが、クラブ関係者によると、その後、サポーターのリーダーらと話し合いを約１時間行った。直接的な引き金になったのは４カ月ぶり戦列復帰のＦＷ玉田だった。関係者によると玉田は試合後、サポーターにあいさつに向かう前に給水し、その行為が挑発と受け止められたという。一部サポーターが玉田に謝罪を要求したが、直接的には行わず「誤解を招く行為ですみません」とフロントを通して謝った。　●試合後にグランパス君が謝罪http://jp.youtube.com/watch?v=lgfMTOkNMwk8月18日（土） 2007 J1リーグ戦 第21節名古屋 0 - 3 横浜FM（19:03／瑞穂陸／15,703人）得点者'55 松田直樹（横浜FM）'63 オウンゴ－ル（横浜FM）'82 坂田大輔（横浜FM）●早野宏史監督（横浜FM）「このような過密日程で、いい内容のゲームを連続させるのが難しいことは分かっていた。しかし、やはり、今やっている攻撃サッカーを継続させていくしかないと考えて臨んだ。 コンディション調整はきっちりとやれたつもりだったのだが、前半は、情けないゲームだった。攻める勇気も、ボールを奪いにいく意欲も感じられない最低の内容だったろう。ああいうゲームを二度としてはいけない。 後半に清水を入れて、指示どおりの動きをしてくれて、相手のプレスも弱めることができた。 次のゲームに向け、この２週間戦ったことを生かして、もう少しアグレッシブなサッカーをしていきたい。 前半よくなかったのに、しっかり３－０で勝てたが、チームの成長の証明とは思わない。相手の主力が２人いなかったことがラッキーだった。まだまだ、です。」●松田直樹選手（横浜FM）「なんとか１点取られず前半を抑えられたのが良かったと思います。今日のゴールはオマケみたいなもの。まずは０点に抑えることを考えてやっていたけれど、今日の完封はみんなのおかげ。前線から追いかけて守備をしてくれたので、自分は何もやらなくて良かった。自分自身、激しいポジション争いの中で試合に出させてもらって、０点に抑えることを目標にやっているので、それができて良かったです」●清水範久選手（横浜FM）「試合の前日に、監督とディフェンスのやり方について話をしていた。個人的にもやりたいと思っていたポジションなので、自分の特徴を出したかった。前半が停滞していたので、かき回して来いと言われた。」●中澤佑二選手（横浜FM）「後半、ウチのボール回しに相手がはまってくれたので、いい感じでリズムがつかめた。名古屋が、先制点を取って守ろうというのが分かっていたので、前半から後半のような形ができればよかった。」●フェルフォーセン監督（名古屋）「マリノスは、ガンバ大阪や浦和と同じレベルを持ったＪリーグでもトップ３に入る実力を持ったチームだと思っています。他の２チームとスタイルは違いますが、明確なスタイルを持って戦っているチームだと思います。開幕から勝てない時期があったので、今の順位に現れていませんが、ここ数試合はチーム状況が良くなってきていると思います。今日の試合はチーム力に差があることは分かっていましたが、前半は戦術面でその差を埋められたと思いますし、うちの方が良いゲームをしていたと思います。しっかりプレッシャーもかけられましたし、チャンスも２回作りました。クオリティーの違いはあったと思いますが、マリノスさんにチャンスを作らせませんでした。ただ後半はスペースを与えてしまい、プレッシャーをかけることができなくなってしまいました。先制点を与えてしまったことは残念でしたが、そこまでは最悪の状況ではなかったと思います。２点を失ったところが今日のブレイクポイントになりました。終盤、３トップにして攻撃的に行きましたが、さらに失点してしまう結果になってしまいました。90分間パフォーマンスを続けられなければ、勝点をとることは難しいですし、前半の２回のうち１回はチャンスをしっかりなければいけなかったと思います」●玉田圭司選手（名古屋）「足のケガはもう大丈夫です。今日は残念な結果に終わってしまいましたが、早く気持ちを切り替えたいと思います。次の試合まで１週間あるので、チーム力を上げて点が取れるようにしたい」●楢崎正剛選手（名古屋）「後半は、我慢するしかできないような内容になってしまった。点をあっさり取られるような展開になってしまうと、（勝点を取るのは）難しいと思います。次節までの課題がありすぎて、修正できるかどうかわかりません。自分たちの力をもう一度謙虚に受け止めなくてはならないと思います」●本田圭佑選手（名古屋）「サポーターに申し訳ない。こういう時、悪口はいくらでも簡単に言える。でも絶対にしちゃいけない。自分の仕事以上のことをすべきと思っている。今はそれしかない。周りから見ると、むかつくかもしれないけど、みんな全力でやっている。サポーターよりもおれたちの方が悔しいのだから。」●藤田俊哉選手（名古屋）「おれたちがふがいないのは十分に分かるけど、あそこまで言われたら人間として頭に来る。もちろんサッカーの内容は頭が上がらない。悪いときにも応援してほしい。周りのみんなが自信なさげ。こういう時こそ、チームを盛り上げていく。」●中村直志選手（名古屋）「試合が重くなる前に、前半に得点すること。プロチームとしてゴール以外にない。」●巻佑樹選手（名古屋）「リーグ戦初スタメンは関係ない。ヨンセン選手の代わりはできないかもしれないけど、僕なりの良さを出していきたい。ＦＷであっても、早めのプレスでピンチを防ぐことも一つ。」●杉本恵太選手（名古屋）「２試合連続ノーゴールという結果は、今のチームの力を表していると思います。僕がゴールを決めていれば勝っていたと思いますし、得点力不足だと反省しています。今日の試合も後半に２点目が入る前から新潟戦のようになってしまった。声を出してカバーできていなかった部分もあったので、前半と後半は全く違うサッカーになっていたと思います。次の試合までにしっかり気持ちを修正していきたいと思います。応援に来て下さったサポーターのみなさんには、プロとして本当に申し訳ないです。こんな不甲斐ない試合は年に１回でもあってはいけない。この借りは、次でしっかり返したいと思います」●福島常務取締役（名古屋）「チームにケガ人も出て良い状態と言えないが、ファンのサポートをいただき、チーム一丸となって戦っていきたい」

  2007年08月19日

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• ようやく矢島（左斜め45度が得意）にエンジンが掛かってきた！？

  8月18日（土） 2007 J1リーグ戦 第21節清水 3 - 1 川崎Ｆ（19:03／日本平／19,073人）得点者'32 藤本淳吾（清水）'35 フェルナンジーニョ（清水）'57 鄭大世（川崎Ｆ）'58 矢島卓郎（清水）●長谷川健太監督（清水）「今日は本当に最高のゲームを選手たちがしてくれたと思う。また最近、なかなかホームゲームで勝てなかったという意味では、大分からの移動で中2日という状況で、よく気持ちを出して戦って、勝つという結果を得られたということは非常に喜ばしいことだと思う。サポーターに勝利をプレゼントできたのは非常に良かった。非常にフロンターレに押し込まれて非常に苦しい展開だったが、そこを何とかしのげばチャンスが来ると思っていた。やっとチョ・ジェジン、矢島、フェルナンジーニョの3人が、リーグ序盤戦はうまく機能しなかったが、今日は本当に良い仕事をしてくれたと思っている。GKの西部も、その後再三危ない場面があったが、よく身体を張って防ぎ、DF陣もよく最後まで集中を切らさずに戦ってくれたことが、こういう結果につながったのかなと思っている。中断前には、先制しても勝ちきれないというゲームが多かったが、今日は2得点挙げた後、後半1点は決められたが、その後すぐに矢島が得点を取ったことが非常に大きかった。後半の戦い方という部分に関しても、非常に良い戦い方をしてくれたと思っている。（後半の戦い方で良かったという部分は、具体的には？）「1点取られた後すぐに追加点を取ることができたのは非常に良かったし、終了間際になっても慌てることなく、きちっと守備の陣形を崩さずに戦えたというのは非常に大きかったと思っている。また、ジュニーニョがポイントになると思っていたので、アシストはされたが、ジュニーニョを0に抑えたのが大きな勝因だったと思っている。（矢島の調子が上がってきて、岩下も途中から入って良い仕事をして、戦力的な底上げはできてきた？）そうですね。今言った2人もそうだし、今日は岡崎もベンチスタートだったが、流れを変えたいときは岡崎や西澤もいる。また戸田が復帰して、非常にオプションも増えてきたということで、戦力的には充実してきたなという手応えは感じている。（序盤の苦しい時間帯でのディフェンスに対する指示は？）初めは相手のFWにラインを合わせてちょっと深くなってしまった部分があった。また、ボランチの谷口と中村が攻撃的だったので、そこをなかなかつかまえ切れなかった部分があったので、そこの指示はした。そこからうまくバランスを取り戻してくれたと思っている」●岩下敬輔選手（清水）「（交代時は）あの時間帯はすごく押し込まれた状況だったので、DFラインの前でブロックを作って、何本か止められるシーンを作ることができた。あの時間帯でああいう仕事はできたのは良かった。監督にも、DFラインの前でしっかり弾くところは弾いて、1対1の対応をしっかりやってくれと言われていたので、それは対応できたと思う。（形としてはダブルボランチ？）そうですね。ダブルボランチで、枝村を右に持っていって去年の形に戻したという形だった。0に抑えられたのは良かった。（あそこでジュニーニョにボールを入れさせないということを意識していた？）そうですね。前を向かれると恐いし、あそこでミドルシュートを持っている選手がたくさんいるので、できるだけボールに寄せることを意識していた。今日のような勝ち方を作っていければ、取りこぼしというのは少なくなっていくと思う」●市川大祐選手（清水）「最初は、FWと中盤の間だがすごく空いて、そこにボールが入って前を向かれて、そこからDFと中盤の間でもらわれてという形で、自分たちがスペースを与えてしまっていた。だから、ハーフタイムでもっとFWのラインを下げて、相手のボランチのところのスペースを消すようにと言われて、それで後半はだいぶ楽になった。ただ、前半から自分たちで気づいて、もっと修正できれば良かった。でも、前半ピンチがあった中で0点に抑えられたのは良かった。（3点目の場面は？）良い形でイメージ通りのボールが入って、ヤジ（矢島）もイメージ通りに入ってくれたので、本当に良い形だった。中断明けからクロスも良い形で入っているので、こういう形でゴールに絡んでいけたらいいと思う」●高木和道選手（清水）「前半立ち上がりは押し込まれたが、その時間帯を耐えたのが今日の勝利につながったと思う。序盤はジュニーニョに前を向かれる場面があったので、アオと前に出ようと確認して、それがうまくいった。攻撃陣は後ろから見ていても好調なのが分かるし、ラストパスの精度がいいと思う。3点目の矢島へのクロスも合わせるだけのボール。今の攻撃陣は点が入りそうな感じがする。後半は相手が前がかりになったので、そこでうちがもっと点を取れるようになれば上にいけると思う。2-1になったときは嫌な雰囲気になったが、3点目を取るか取らないかでまったく変わってくるし、今日はその3点目が取れたのでよかった。再開後の連戦を2勝1分で乗り切ったのは大きい。これからも上に食らい付いて行きたい。」 ●藤本淳吾選手（清水）「ホームで久しぶりに勝つことができてよかった。今日は立ち上がりの苦しい時間で失点しなかったこと、1点返されたあとすぐに3点目を入れ直せたことが大きかったと思う。貴重な勝ち点3を得ることができた。また、前線でジェジン、フェル、ヤジが体を張ってくれたのでゲームが落ちついたと思う。フェルとの連携もすごくよくなっているので、速攻のときもいい攻撃ができている。連戦でコンディションはきついけど、やらなければいけないポジションだし、自分が消える時間を減らせるように頑張りたい。新潟は震災の被害にあって、サポーターのためにも勝とう気合が入ってると思うが、自分たちもその気合に負けないように勝利を目指したい。（PKはこれまで3本全部決めているが？）PKは外す気しないし、普通に蹴れば入るので。あそこに動かれても、あのスピードで蹴れば止められないと思った」。」 ●フェルナンジーニョ選手（清水）「今季のベストゲームだった。厳しいマークの中でゴールを決めることができ、勝利に貢献できたことはよかったと思う。雨のせいでピッチコンディションが悪かったが、うまくボールをつなげることができた。得点については、兵働が右から左に展開し、矢島には「スルー」と言ってそのボールを受けてシュートした。今はコンディションもすごくいいし、ホームでゴールを決められたことを嬉しく思う。周りが自分を信じてボールを出してくれるし、自分の精度もあがってきてプレーがよくなってきている。今日はサポーターがたくさん来てくれた中で勝利できて嬉しい。次のゲームも勝利に貢献できるよう頑張るだけ。」 ●矢島卓郎選手（清水）「前の2試合と同じで立ち上がりはよくなかったが、前半に2点を先制して、後半しっかり守りきれたことがよかったと思う。ゴールのシーンについては、あそこにスペースがあったので、イチ（市川）くんともしっかり目が合って、あそこは狙い通りにいけたと思う。いいクロスが来たので絶対に決めなきゃいけないと思った。（2点目のスルーも見事だったが）あれは、フェルがうまかったと思うけど、入ってくるのも見えたし、フェルの声も聞こえたし、スルーしたら通ると思った。監督からは点を取られた後が大事だと言われていた中で、追加点を取ることができてよかった。点を取ることができなければ試合に出ることはできない。次の試合も点を取れるように頑張りたい。」●関塚隆監督（川崎Ｆ）「まだこの日本平で1勝もしてないので、今日は何としても1勝をと（思って試合に臨んだ）。立ち上がりは非常に良い入り方をして、決定的なチャンスを3度4度、ここを決めきれなかったことで、リズムが生まれなかった。エスパルスとの決定力の差というのが、勝ちに結びつけられなかったところかなと思う。選手もこの連戦の中、死力を尽くして最後までやってくれたので、またしっかりと準備して、次の戦いに向かいたい。（後半2人同時に代えたところで、寺田をボランチに上げた狙いは？）憲剛とタニ（谷口）をもうちょっと自由に前に行かせたいというところで、ワンボランチにしてという形。（上位との差がまた開いたが？）中位との直接対決で負ければ、自然とそうなる」●伊藤宏樹選手（川崎F）「今日は入り方は良かったと思うけど、何回もチャンスがあった中で点が取れなかったのが残念。そういう中でも後ろは切れないでいこうと言っていたが、向こうにワンチャンスで決められて、その後ですぐ2点目を取られてということで、油断じゃないけど、スキをつかれたかなという感じがする。（清水も攻撃の調子が良いということで、ある程度打ち合いは覚悟していた？）そんなことはない。今日は先制点がすごく大事になると思っていたので、積極的にいけたけど、あのチャンスで先に点を取れるかどうかだったと思う。そうすれば、守りのほうもリズムが出てくると思うし。リードされると、エスパルスは試合運びもうまいので、そういう意味では苦しくなった。後半は1点を返したが、3点目が痛かった」●川島永嗣選手（川崎F）「立ち上がりの15分、試合の入り方は今シーズンを通してもかなり良かったと思う。でも、そこで終わっちゃいけない。内容が良いからといって勝てるわけではない。良い内容と結果で勝ちきらないと。切り替えていくしかない。」●フランシスマール選手（川崎F）「（試合を振り返って？）守備を意識しながらも、状況を見て思い切って攻めていくようにと言われた。膝に関してはまったく問題なかった。途中から入って、何とか同点、逆転と思ったがうまくいかなかった。ずっと出れなかったので、試合のリズムをつかめていないという部分もあったが、それはプレーしていくうちに慣れていくこと。（サポーターへ）サポーターの皆さんには、早く戻ってきて欲しいと言ってもらい、とても嬉しかった。皆さんのサポートがあって、やっとここまで戻ることができたと思っている。これからは自分の力を早く出せるようにトレーニングし、ずっと復帰を願ってくれていた皆さんに恩返しがしたいと思う。これからも応援よろしくお願いします。」●箕輪義信選手（川崎F）「ああいう事になってしまい、後手からのサッカーになってしまった。なんて言うか、自分の至らないところと自分だけではどうにもならないところがあった。すごく悔しい。とにかく悔しい。先に取られると追いつくために1.5倍から2倍頑張らないといけなくなる。それが3試合続いたらきつくなる。次出られないが、いいサポートをできればと思う。ちょっとしたことだと思う。それを乗り越えて行けるのかどうか。悔しさを噛みしめて一丸になってやっていくしかない。」●我那覇和樹選手（川崎F）「チーム状況も良くない。流れを変えるのは難しい」●中村憲剛選手（川崎F）「内容が良くても点を取らないといけない」

  2007年08月19日

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• おっとレッズが首位奪取！

  8月18日（土） 2007 J1リーグ戦 第21節甲府 1 - 4 浦和（18:34／国立／36,756人）得点者'06 田中達也（浦和）'39 永井雄一郎（浦和）'42 鈴木啓太（浦和）'46 石原克哉（甲府）'63 田中達也（浦和）●ホルガーオジェック監督（浦和）「まず勝ち点３を取れたことを素直に喜びたいと思う。これが今日の最大の目的だった。今週厳しい試合があった。ガンバ大阪との試合で選手たちの体力がどこまで戻っているのかが非常に不安だったが、しっかりと勝利で終わることが出来た。今日の試合も前半の最初からスピードのあるサッカーを展開できて、そして縦にボールが入る、そういうサッカーが出来た。前線の選手もスペースに運動量多く走りこんでいた。その中で先取点が生まれた。その後、スピードが影を潜めてしまったが、前半の終了間際にまたスピードを上げることができて、そして得点を重ねることが出来た。あの時間帯は、ちょうど甲府がいい形だったので、いい時間に点が取れたと思っている。後半スタート時は、集中力を欠いて入ってしまい、甲府に点を取られてしまった。ちょっとリズムを崩して甲府もいい形で攻めを展開出来るようになったが、逆にいい時間帯に４点目が入った。これでゲームが決まった。甲府は非常に難しい、大変嫌な相手だったが、そうは言いながらも今日の勝利は妥当な展開だったと思っている。（水曜日にG大阪に勝ったことはチームに勢いを与えたのか？）試合に勝つことはチームに勢いを与える。今日は相手のホームで勝った。特別なモチベーションを与えてくれた。（田中と永井のコンビネーションは？）お互いにいいところを発揮できた。彼らの動きで、甲府のDFはかなり悩まされたと思う。いいコンビネーションだったと思う」●永井雄一郎選手（浦和）「G大阪に勝ったことを台無しにしないためには今日勝ち点３を取る必要があった。（田中と）お互い、釣る動きをして裏を取れた。いい形が出てきていると思う。次も勝ち点３を取るしかない。裏を取る動きと足元の動きをバランスよく出来ればよかった。甲府はボールサイドに人数をかけてくるサッカー。上手く逆に展開できるとスペースのあるところ使える。スローインでも受けるときに前もって逆を見ていた」●田中達也選手（浦和）「ずっとコンディションがいい状態が続いている。２ゴール？　ボクはおぜん立てしてもらっただけ。チームメートに感謝したい。けがをしたときの時間を、ちょっとずつ取り戻せてるのかな。」●大木武監督（甲府）「悔しいゲームになった。いい施設にお客さんが入ってくれたなかでゲームが出来た。前半のようなゲームをしてしまえば、ああいう形になってしまう。後半はよく戦った。選手を誇りに思う。次、頑張ります。（池端の交代は何かアクシデントがあったのか？）競ったときに脇を痛めて過呼吸になっていて、交代せざるを得なかった。（内容はよかったが、最後は個人の力でやられている部分がある。結果を出すために妥協しなくてはならないところがあると思うんですが、大木さんはいくら負けても方針は変わらないですよね？）いくら負けてもという言い方はあまり好きじゃないですよね。負けないためにやっているんです。結果がついてこないのは、自分の責任を感じる。エンターテイメントと言っても楽しむためには勝たないと駄目。勝たないで楽しめることはない。そこは勘違いして欲しくない。（1点取られたとられた後、10分くらいから甲府のペースになってそのペースの中で2点目を取られて、更に追加点を取られました。これは経験の無さなのか、足りないものがあるのか？）足りなかったですね。いい形を点に出来ないのは我々の力の無さ。サボっている時間があった。セカンドボールを取れない。前半はそうですね。名前を言ってもいい。藤田健。いつもなら行くところを行くことが出来ていない。引いてしまう。下がるべきところを、下がらない。王様はウチにはいない。サボったら負け。後半はサボらなかった。だから、何とかゲームになった。そこが問題だと思う」●石原克哉選手（甲府）「早い時間の失点。慌てた感じは無かったが2点目取られて、3点目をすぐに取られたことが痛かった。隙を見せたらやられるチーム。しっかり前からプレスをかけていこうと話をしていた。（自分のゴールは）前半ミドルシュートが少なかったので、積極的に打っていった。国立でのゴールは嬉しかったが、勝って終わりたかった」●増嶋竜也選手（甲府）「思ったより早く交代を言われた。（今日の甲府は）いつもの感じが無かった。DFとMFの間が開いて、DFだけで守っている感じだった。後ろの負担が大きいと思っていた。2列目からの上がりに誰もついて行っていなかった」●須藤大輔選手（甲府）「ミスが多過ぎ。基点になりきれなかった。慎重になりすぎてミスってしまった。気持ちばかり焦っていた。チャンスは多かったけど、相手は最後の一歩が強かった。前半、失点して雰囲気にのまれた感もあった。ハーフタイムに監督の激があってから変わるのでは遅い。相手は後半のシュートは3本で、1ゴール。精度の違いが出た」

  2007年08月19日

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• ジェフ千葉の見事な逆転劇！

  8月18日（土） 2007 J1リーグ戦 第21節千葉 3 - 2 磐田（19:03／フクアリ／16,718人）得点者'24 西紀寛（磐田）'37 巻誠一郎（千葉）'54 茶野隆行（磐田）'83 佐藤勇人（千葉）'86 新居辰基（千葉）●アマルオシム監督（千葉）「ホームゲームの時は記者の皆さんは少ないが、次ももっと少ないことを願っている。それが勝利につながると思っている。まずはすごくいい試合だったと思う。点がたくさん入ったし、とにかく観客が楽しめる試合だった。それが良かったと思う。ゴールのチャンスは両チームにあった。大事なのは本当に両チームが本当にサッカーをやろうとしたこと。そこが良かったと思う。それによって観客にも喜んでもらえたと思うし、それがいちばん良かったと思う。（ここ２試合は失点の後に失点を重ねる、悪い試合が続いていたが、今日は失点しながらも崩れなかった。前の２試合と今日の試合では、選手たちは何が一番違ったのか？）運だと思う。前回はなかったものが今回はあったということだと思う。鹿島戦でいえば鹿島よりも悪かったとは思っていない。たとえば、今日の試合の流れの中でもうちのほうがいいプレーをした時間帯もあったが、結果は負けていてもおかしくなかった。正直、千葉というチームはまだ試合が終わったあとに、今日は確実にうちのプレーが良くて勝った、運ではないと言い切れるほどのチームではありませんから。常にそのようないろいろなことが勝つためには絡んでくる」●新居辰基選手（千葉）「（得点の場面は）シュートを（ＧＫにセーブされて）外してしまって『ヤバイ』と思ったら、目の前にこぼれてきたのに気づいてシュートした。入ってよかった。すごく嬉しくて、ホームランを打ったような感じ（笑）。その前にもチャンスがあったのに決めきれなかったから。ゴールはレイナウドからパスがきれいに出た。昨日の選手同士のミーティングでは、僕が試合に出たときには裏を突くプレーをするので、そういうパスが欲しいということを主張した。今日の試合に関しては、レイナウドの近くにいて、いいパスをもらおうとしていた。千葉に入って２点目だけど、１点目と気持ちは変わらなくて、同じくらい嬉しい。でも、まだ２点しか取っていないので、みんなが覚えきれないくらい点を取りたい」●佐藤勇人選手（千葉）「選手同士で話し合って、これまでの試合はディフェンスラインが引いてしまって、自分たちで苦しくしていた。守備ではそこを修正しようとして、一人ひとりが戦うことを意識してプレーした。そういう意味では今日はチーム一丸となってやれたと思う。リーグ戦再開後に連敗して、もう自分たちで頑張ってやるしかないという強い気持ちが、これまでは取れなかった２点目、３点目を取ることにつながったと思う」●水野晃樹選手（千葉）「ここまで時間がかかってしまったがやっと勝ち点３を取ることができました。今まで先制点を取りながらもそこから逆転負け。２試合は反省すべき点が多いゲームだった。昨晩は選手だけのミーティングを行った。ここで負ければさらに残留争いを視野に入れながら戦っていかなければいけない。そうならないためにも、みんなでさらに一つになって戦おうということを再確認した。それが今日の勝利につながった。みんなで話し合って、みんなで戦うことが大事だと確認できた試合だった。ここから、残留争いではなく、上の順位を目指して頑張っていきたい」●池田昇平選手（千葉）「今日は勝ててよかった。最高にうれしかった。最高の勝ち方だったので、この勢いを大事に次の試合につなげていきたい。ただ、勝ったと浮かれていてはダメ。そんな順位ではない。２失点したし、ビデオを確認し、反省して、次の試合に気を引き締めてしっかりと臨みたい」●工藤浩平選手（千葉）「昨日のミーティングでチームが一つになろうという話をした。もちろん、いままでの２試合もみんな頑張っていたが、少し個々という面があった。そこが今日は話し合ったことで一つになることができたし、個人的にも前からしっかりと守備をしていこうと走り回った。交代の選手がいるので、途中で倒れてもいいと思った。勝てて本当によかった」●青木孝太選手（千葉）「久しぶりにゲームに出ることができてよかった。自分が入ってから２点が取れたのでうれしい。少しでもチームの勝利に貢献できたかなと思う。今後はコツコツこれを積み重ねていくことが大事。頑張ります」●巻誠一郎選手（千葉）「２連敗と苦しい再開後の試合でしたが、今日は自分がゴールを決めることができ、そして何よりチームが勝って本当によかったです。これもひとえに応援してくれた皆さんのおかげです。個人的には、試合前に個人のオフィシャル携帯サイトで新しい命を授かったことを報告しました。これをプレッシャーにして、今日の試合でゴールを決めて、お立ち台に立って、みんなに直接報告すると決めていた。実際にお立ち台でみんなに報告することができて本当に幸せです。これも、みんなのサポートがあってのことです。これからさらに頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします」●水野晃樹選手（千葉）「（巻選手の得点のアシストは）最初から巻さんが動くのが見えたので、あの位置を狙ってクロスボールを上げました。狙い通りに上げられたのはまぐれです。今日は選手みんなの気持ちが一つにすることが大事だと確認できた試合だと思います。それから、サポーターのために戦うこともみんなが意識していました。僕らだけの試合ではないとわかっていましたから。それから、これまでの試合のように失点後に暗くなって、チームの雰囲気が良くない状態になることはやめようとしていました。とにかく内容がいいだけではダメで、内容よりも結果を出すことを目指していたので、今日はよかったです」●斎藤大輔選手（千葉）「勝って結果を出すことが最低条件だったので、その点には満足しているけれど、まだ内容には課題も残っている。結果的に２失点しているし、難しい試合だった」●アジウソン監督（磐田）「前半は、我々の目的としてはサイドを使ったり、成岡にボールを預けたり、それから太田、犬塚が後ろから前線に入り込むことを期待していた。そして、時にはエンリケが後ろから攻撃に参加することも目的の一つにあった。ただ、ポジショニングが悪かったおかげで、かなり相手のカウンター攻撃を食らっていて、そこに危険があった。それは西が悪かったというわけではなくて、全体のバランスを考えて西を下げて、加賀を投入した。後半は、狙いとしては右サイドを突いてチャンスを作っていくということだったが、そこで何度かチャンスは作った。だが、リードをして最後までゲームをコントロールして逃げ切りたかったが、残念ながら相手に同点ゴール、逆転ゴールを入れられてしまった。それは非常に残念でした。（エリンギ選手の今日のプレーについては？）エンリケの出来は皆さんがご覧になったとおりです。次も、その次も同じようなプレーをする。ということは、彼は安定した力を持っているわけで、日本人の選手にも同じように安定した力を発揮するようになってもらいたいと望んでいる。マルキーニョスパラナもここまでやってきたが、まったく波がなく安定した力を出している。ある時は良くて、ある時は悪いというのはいい選手ではなく、それは全体の試合運びにも言えることで、勝ったり負けたりを繰り返すチームがいいのではなく、安定した力を出せるようになることを望んでいる。それは日本ではよくあることで、我々も指導していきたいし、安定した力を求めていきたい。その点はこちらからきちんと選手に指導することが大事だと思う。いつも同じように、毎回繰り返さないように。（２試合続けて試合の終盤に２失点したが、原因は？）いろいろな戦術的なことを言う方もいるが、そうではなくて、今日の場合でも勝っているところできちっとゲームコントロールが出来なかった。それが原因だと考えている」●西紀寛選手（磐田）「相手が下位の千葉ということで、少しなめてしまったところがあったのかもしれない。前半の３０分まではうちのサッカーだったけれど、そのあとはうちが押していても千葉のサッカーになっていた。３７分の失点は相手にちゃんと寄せていて、３対２の優位を作っていたのに、左足で８番（水野選手）にクロスボールを上げられてしまった。あの左足の精度を誉めるしかないけど、ペナルティエリアの中のうちの選手にもっと頑張ってほしかった。自分の得点は自分らしい泥臭いゴールだったと思う」●茶野孝行選手（磐田）「巻に得点された場面は自分がマークについていたけれど、照明の光が目に入ったこともあって巻との間を空けてしまった。自分のミスだったので、取り返そうとゴールを狙っていた。自分のヘディングシュートは狙い通りのものだったけれど、きっと（千葉のＧＫの）タテさん（立石選手）は他の選手がブラインドになって見えなかったんじゃないかな。今日は（千葉の佐藤）勇人がボールをさばいていたので、アジウソン監督は真ん中を厚くしようとしてボランチを３枚にしたと思うけれど、ボランチは２枚のほうがはっきりと役割がわかってやりやすいと思う」●川口能活選手（磐田）「ＦＣ東京の時もそうだったのですけど、残り15分くらいから極端に運動量も落ちてそこでＦＷとバックラインの間がかなり開いていました。そこのスペースを千葉の選手がうまく使って、残りの15分くらいはセカンドボールはほとんど千葉のボールだったので、そこが相手の勝因でもあり、僕らの敗因でもあります。90分持たないです。試合の入りはよくて点も入れたんですけど、前半のうちに失点してしまって。2点目はとったんですけどその後チャンスを生かせなくて前半のうちにも何点かとるチャンスもあったし、ただ失点しているんで、失点していたら勝てないし、サッカーはもちろん点を取るスポーツでもあるんですけど守るほうは点取られちゃいけないので、もう少し守備もしっかりしていかないと勝っていくのは難しいですよね。」●前田遼一選手（磐田）「シュートは打ちましたけど枠にいかないので、あれはしっかり入れないとだめですね。2度リードの後もなかなか点が取れなくて相手のペースになってしまいました。うまく前と後ろが守備でかみ合わなかったですね。しっかり決めれるように次はがんばります。」●太田吉彰選手（磐田）「ちょっと前がかりになってしまって後半は難しかったですね。終盤は立て続けに２点取られて、ほんといつもやられていて、毎回毎回同じことやっててなんとかしたいんですけど。勝っていたので戦い方によっては絶対勝ててたと思っているので。」

  2007年08月19日

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• ガンバ大阪、首位陥落・・・！

  ７連敗で最下位に低迷する横浜ＣがホームでＧ大阪と１―１で引き分け、２―１で勝利した５月２６日の大分戦以来、８４日ぶりとなる勝ち点を獲得した。一方、Ｇ大阪は４月２２日以来守ってきた首位から陥落した。8月18日（土） 2007 J1リーグ戦 第21節横浜FC 1 - 1 Ｇ大阪（19:05／三ツ沢／8,426人）得点者'67 遠藤保仁（Ｇ大阪）'69 和田拓三（横浜FC）●高木琢也監督（横浜FC）「残念なゲームだったと思う、のではなくて、残念なゲームでした。選手たちは、（中２日とこの試合に向けての）時間がない中で、ガンバがやってくるサッカーをイメージしながら、どう対応していくかということを理解して、非常によくやってくれたと思います。後半、ああいう形で失点、ＰＫを与えてしまった、まあ、それも少しクエスチョンですけど、退場者も出してしまった。そうしたアクシデントはありましたけど、最後までピッチの選手はもちろん、ベンチの選手も含めてよくやってくれたな、と。できれば、首位ガンバを相手に同数でサッカーをやりたかったな、と。（中盤から最終ラインにかけて相手をつかまえるということで、ねらい通りだったでしょうか？）ガンバはどの選手も怖さをもっています。ただ、すべての選手をうまく止めることは難しいので、パスコースを限定するなど、ボールの配球どころで相手にとって苦しい状況をつくるように考えました。特に橋本と明神の２人に対しては、かなり厳しくいったつもりです。前には遠藤、二川がいますがそこへのボールの供給源が限定することができるのではないかと。（パウロ選手をアンカーにした４－１－４－１システムを採用したのは？）基本的には、ガンバのストロングポイントをおさえたかったというのがありました。ウチは原則４－４－２ですが、それでガンバに対すると、完全に明神と橋本のところでやられてしまいますし、そこをケアするためにトップを１枚下げると今度は攻めにならない。というわけで、守備も攻撃も含めた意味でこういう形で臨みました。（けが人も多いことと思いますが、今後、新加入の先週を起用する見通しなどは？）基本的に、今出ている選手は名前や実績ではなく、私の目でトレーニングを見てメンバーを決めているので、新しい選手もいますけれども、フィットしたからすぐに出場できるということではないと思います。チームにとってどういうことをやってくれるかということをしっかり見極めながら、適材適所でやっていきたいと思います。（パウロ選手がすごく声を出していたと思うのですが、それに関して監督から指示などはあったのですが？）ぼくはポルトガル語がわからないので、何を言っているかはわからないのですが、どこへ行ってもサッカーは変わりませんので、その辺りはサッカーをやっていれば、通じることなんじゃないかと。まあ、彼は、言葉で通じなくても、何かしらチームメイトが反応してくれるということをよく理解していると思います」●岩倉一弥選手（横浜ＦＣ）「数的不利で、ある程度やられるのは仕方ないので、とにかく１対１に負けないように心がけました。途中から入って緊張するようなことはなかったです。むしろ積極的に声を出してみんなを元気づけようと思いました」●太田宏介選手（横浜ＦＣ）「やっていて楽しかったです。１点先行されても、みんなで『すぐに取り返そう』と言い合えていて、まだいける感じはありました。点を取った後も、全体に前に行く気持ちがあったので、大丈夫だと思いましたね。勝てなかったのは残念ですが」●オ・ボムソク選手（横浜ＦＣ）「選手たちが一生懸命やった、その気持ちが結果につながりました。（中盤のプレスはその気持ちの表れ？）監督がそうしろと言ったので。（だいぶ、コンディションがよくなってきたように感じますが？）アジアカップの疲れが残っていたのですが、ここのところ、チームメイトともコミュニケーションがとれて、フィットしてきたことも大きいと思います」●菅野孝憲選手（横浜ＦＣ）「この勝点１が一つの（浮上の）きっかけとなってくれればとは思いますが、勝ったわけではないので、そこを勘違いしてはいけない。どんなサッカーでもいいから勝点３を目指すのみです」●滝澤邦彦選手（横浜ＦＣ）「アシストは、１人少ない状況でセットプレーしかないと思っていたし、交代っぽかったので、集中して蹴れたことが結果につながったのかな、と。（守備に関して、中盤はパウロ選手のところに追い込む狙いだったのですか？）いいえ。サイドに追い込むという基本は変わりません。ただ、パウロはアンカーということで、彼個人の判断でボールを奪うシーンはありました」●根占真伍選手（横浜ＦＣ）「前半の序盤はねらい通りでしたが、途中、やや下がって押し込まれてしまいました。そこは明確な課題ととらえています。パウロがどちらかのサイドに寄ったとき、逆のサイドを埋めることを心がけました」●西野朗監督（Ｇ大阪）「ある程度ボールは支配しながらフィニッシュが取れないという試合が続いたので、選手もそうでしょうけど（フラストレーションの）貯まる試合だな、と。敗戦をひきずっているということは感じませんでした。逆に選手のモチベーションは高かったようで、今日のゲームで（嫌な流れを）払拭してくれると期待していたのですが。粘り強い横浜ＦＣのディフェンスを崩しきれなかった。人もボールもアタッキングサードになかなか進入させてもらえない時間帯が多かったです。これからは、こういうゲームが増えると思います。まあ、毎年そうなんですけど、ガンバに対する対応というのが厳しくなっていくんじゃないかな、と。それを何とか打開しないといけませんね。（少し前半から疲れが見えたように思ったのですが？）それはさほど感じませんでした。それよりも中盤の選手の距離感が気になりましたね。最終ラインからのボールとのパス交換などもスムーズにできていなかった。４人が少し離れすぎていて、そこがよくなかったので、ハーフタイムにも伝えました。後は、前後の入れ替わりもできていなかったかな、と。そのことについて、フィジカル面でのダメージがあったのかどうか…。それよりも、横浜ＦＣの中盤に人をかけたプレッシングの前に思うようにプレーできなかったということで、疲労ではないと思ってはいますが。（第７節以来の首位陥落ですが？）やっぱり、気分は悪いですね。自分たちのスタイルや、やっているサッカーをどこかで見直すタイミングがやってきますが、それが今なのかな、と。ガンバに対する対応というのも、シーズン終盤になるとどこもやってくるのですが、それを超えることがない限り、トップにいることは難しいので、やるしかありません。（横浜ＦＣがスタイルを変えて、前からプレッシングに来ることは予想にありましたか？）トップを１人外してボランチの選手を１枚入れているので、そう高い位置からは来ないで、ウチの最終ラインから中盤に入るボールに対するプレスというのは非常に厳しかったです。人も足りてますし、お互いの距離感も近い中で、自由なスペースやプレーを判断する時間というのがもらえませんでした。前線から、というよりは、中盤や最終ラインのタイトなアプローチにてこずった、というところでしょうか。（意外だったということは？）いや、これは横浜ＦＣのスタイルだと思っているので。やっぱり堅守はベースにあるし、そこから速いオ・ボムソクだとか平本を使ってくるカウンターというのは考えていました。（立ち上がり、守備の集中力が切れていたように見えましたが。）う～ん。相変わらずと言えば相変わらずですね。点を取った後にしても、数的有利な状況でしたから、あわてて守備の連動がない中で飛び込んで行かなくてもいい場面で、それをかわされて、相手のスピードを上げてしまう必要はないのに、と思うことが多くありました。アキ（家長選手）にしてもフタ（二川選手）にしてもそうですね。それがああした（同点弾につながる）ＣＫを取られる原因にもなったのかな、と。（どの辺りを立て直そうとお考えですか？）点を取ることですよ。リトリートされた中で、点を取る形、アイディア、変化などを、個人もそうですけど、チームとして、どうアタッキングサードに入ったときに、ということだと思います。チャンスがないわけではないし、それを継続してさらに精度を上げてゆくこと、そして、出し手と受け手のタイミングとか、２つ目、３つ目先のプレーのイメージを共有することとかが必要で、やはり今日のようにテンポが同じだと崩せないですね。その辺りだと思います。別に極端に悪くなっているわけではなく、最後まで侵入させてもらえないだけなので、その前の段階で、守から攻に切り替えるところで速くする手もありますが、まあ、サッカーのいちばん難しいところですね」●加地亮選手（Ｇ大阪）「こちらにはテンポがありませんでした。相手は、（前にスペースがあるので）ボールを奪ったら『とにかくタテ』というのがあって、そこからテンポをアップすることができていましたね。（このままふつうにやっていれば、いつか点が入るだろうというような雰囲気はありませんでしたか？）いや、そういうことではないです。やっぱり引いてくる相手を崩しきるというのは難しいですよ」●バレー選手（Ｇ大阪）「音はこちらのほうで大きく鳴っていたのに、それを絞られてしまった。そんな風に表現したくなる試合です。彼らは引き分けでいいのかもしれないが、我々にとっては厳しい結果。来週に向けてやるしかないですね」●遠藤保仁選手（Ｇ大阪）「相手も良かったと思いますけど、僕たちが悪すぎた。不本意な試合。最悪な試合だった」●播戸竜二選手（Ｇ大阪）「前の試合を取り返そうという気持ちだったけど、うまくかみ合わなかった」●山口智選手（Ｇ大阪）「点を取ることだけでしょ。引いてきた時に工夫がなさすぎる。もっと動いて活性化させないと」

  2007年08月19日

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• サポーターも一丸となって連敗止めたサンフレッチェ広島！

  サンフレッチェ広島は実に５月２６日の清水エスパルス戦以来、８試合ぶりに白星を挙げ、連敗を５で止めた。8月18日（土） 2007 J1リーグ戦 第21節広島 2 - 0 大分（18:05／広島ビ／10,402人）得点者'29 服部公太（広島）'71 ウェズレイ（広島）●ペトロヴィッチ監督（広島）「ここにあるのは、サンフレッチェブランドの水ですね。本当においしい水です（笑）。みなさん、おいしい水を飲むなら、サンフレッチェブランドの水ですよ（笑）。今日の試合はすばらしかった。その一言につきる。試合前から、この試合は難しいと思っていた。両チームとも、どうしてもポイントが欲しい試合だったからだ。そういう戦いの時は、選手の気持ちが入りすぎて前に行き過ぎ、試合をコントロールできずに失ってしまうことがある。勝ちたい気持ち＋冷静さが必要。今日は、それができていた。そして、我慢を続け、ゴールできたことがよかった。（今日のＭＦ陣は、いつものメンバーとがらりと変わったのだが？）いつも、試合に出る選手たちが、ベストの布陣だ。そう選手たちにも言っている。今日は、広島のクオリティが出た試合だった。一歩前進した、と言える。若い選手たちが前進を見せた。次、ウェズレイが出場停止で出られないが、（平繁）龍一がいる。多くの人はまだ気づいていないかもしれないが、我々の若い選手たちは大きな財産だ。５連勝すればほめられ、５連敗すれば批判される。それが普通だ。選手たちは、そういうものと戦わないといけない。私は32年の経験があるから、慣れているが。負けてはいたが、内容の危機ではなく、結果としての危機に過ぎなかった。それが、ウチのクオリティ。今日のような難しい試合を、よく戦ってくれた。（ストヤノフのプレーについて。）彼は無名ではない。日本でもプレーしてきている。そして彼は、試合を落ち着かせてくれた。今日は全員が素晴らしいが、槙野が本当によかった。あのような若い選手が、この厳しい連戦でいいプレーをしてくれたこと。それは、稀なことだろう。願わくば、彼がU-22代表に呼ばれず、チームにずっといて欲しいものだ（笑）。ただ、代表に選手が呼ばれるということは、私たちの仕事の成果でもあるのだけど。今日の勝利は、まだ一つの勝利に過ぎない。私たちには、まだ13試合残っている。それは、がんばって乗り切りたい」●森崎和幸選手（広島）「今日ほど、サポーターに感謝した試合はない。試合前のコールで、僕だけ２回、サポーターがコールしてくれた。それだけで、自分には感じるところがあった。それと、僕には聞こえなかったんだけど、（佐藤）寿人が聞いていたことで教えてくれたことがある。それは、応援のリーダーの方が、僕について『カズは今、慣れないポジションで必死に頑張っている。彼はつらい気持ちで戦っているから、俺たちがサポートしていこう』って言ってくれていた。正直、涙が出そうになった。本当にうれしかった。前節もそうだし、何度もＰＫをとられて負けているし、僕のせいで負けていた。戦犯だった。でも、そういう中でも、サポーターは僕を見捨てず、励ましてくれた。本当にサポーターに感謝したいし、同時に信じて使ってくれた監督にも感謝したい。とにかく、連戦で疲れているとか、そんな言い訳は絶対にしたくなかった。とにかくやるんだ、その思いだけだった。ただ、攻撃ではそこそこできたけれど、守備は戸田さんとマキ（槙野）が頑張ってくれたおかげ。２点目につながったパスは、ボールが前にこぼれてきて、つなごうと思ったんだけど、前を見たら寿人がフリーだったので、思い切って出した。とにかく今日は、スペースがあればどんどんドリブルで仕掛けようと思っていた。今日のＭＦ陣は突然の起用だったけれど、みんな普段の練習どおりのプレーをしてくれた。最後まで走って、チームを活性化してくれたと思う」●李漢宰選手（広島）「試合に出るのは、朝食の時に言われた。昨日、青山が『無理っぽい』って言っていたので、とにかく気持ちだけは準備しておこう、と思っていた。動き出しは、相当意識していた。これまでの試合は、確かに内容はよかったけれど、危険な動きがなかったと思う。だから、ボールがこなかったとしても、とにかく走ってサイドをつこうと思っていた。きつかったけれど、90分間もたせる必要はないし、ベンチにはいい選手がたくさんいるから。とにかく、チームのためにすべてをかけて、走ろうと思っていた。僕が走ることで、ボランチがついてくるようになった。そこで中が空いて、（高柳）一誠らにスペースを与えることができたと思う。効果的な走りができた。１－０になってからは、何かが起こると思ってプレーしていた。例えば、それはＰＫ。ウチのほうでもＰＫをとられそうになったり、またコマ（駒野）ちゃんのドリブルのシーンはＰＫをとれたと思うし。だから、１－０では何が起きるかわからないので、とにかくもう１点、と思ってプレーしていた。ただ、そればっかりになって、気持ちが前に行き過ぎないように。それだけを、考えていた。　次の試合のことは、（桑田）シンも一誠も、考えていると思う。今日、試合に出られなかった選手も、感じていると思う。みんなが危機感をもってチームがいい方向に向かえばいい」●高柳一誠選手（広島）「先発は、会場に出発する直前に言われた。とにかく、イケイケになりすぎず、冷静に考えることが大切だと思った。チャンスの時も無理に縦パスをねらうのではなく、シュートで追われるのであればどんどんシュートを打とうと思っていた。それが、ミドルが多かった要因だと思う」●服部公太選手（広島）「先制点の場面は、パスではなくシュートが打てると思って打った。とにかく枠にとばすこと、そしてボールを浮かさないように。ねらい通り、ドライブがかかって枠に飛んだ。あとは、入ってくれと念じたら、ＧＫに当たって入った。最高だ。これからも点をとって、家族の喜ぶ顔が見たい。守りも今日は、しっかりとできた。５連敗していたけれど、内容は悪くない。だから、誰も浮き足だたないで、やり続けてきた。それがよかった。とにかく続けること。ゴールも、そして試合の結果も、それが大切」●シャムスカ監督（大分）「今日の試合は、前回と同じレベルとはいえない。技術的にも低いし、点を取るチャンスも少なかった。一方の広島は、チャンスを効果的にゴールに結びつけた。そして有利な状況を最後まで続け、試合を支配した。広島が結果として勝った、ということだ。気持ちを切り替えて、次の試合に向かいたい。再開直後のようないい試合で、順位をあげていきたい。（前節までとの違いは？）ボールポゼッションも、パスの質も違う。チャンスをつくるためのスペースメイクもコンビネーションもよくない。ボールを持っていない時の動きも少なかった。（梅崎の交代は？）彼はここ最近、後半になると疲れから思うように力を出せない。金崎は交代していいパフーマンスを見せるので、交代させた」●鈴木慎吾選手（大分）「一つ一つのプレーに集中力を欠いていたかな、と思う。９０分間通して、集中できていなかった。いま一つゲームの波に乗れず、自分たちのペースで戦うことができなかった。　もっともっと一人一人が、ストイックにというか、自分に厳しく、他人に厳しく、そしてチームとしてまとまっていかないと、だめじゃないかなと思う。今日は、攻撃にあまり迫力がなかった。効果的な攻めになっていなかった。どうすれば相手が嫌なことをできるか、ということを考えてやらないと。漠然とただやっているだけでは意味がない。勝つためにどうしたらいいのか考えて、チームとしてやっていかないとだめ。もっと勝つ執着心を出して、戦っていかないと。その先、同じ過ちを繰り返してしまう。もう一度、自信と勝利への執着心を持ってやっていかないとだめだと思う。（鈴木選手は京都で降格争いの経験がありますが、現状と比較してみてどうですか？）まだまだ自信は持っているし、やろうとする気持ちも持っている。ただ、それがみんな、同じ絵を描かないと、チームとしての力が発揮できない。途中から、一人一人がバラバラなことを考え始めていたのでは、と思う」●梅崎司選手（大分）「Ｕ－２２日本代表のメンバーから外れたけど、これが実力だと思う。やはり試合で結果を出さないといけない。今日は１点をとられてから、強引に行こうとしてボールを取られることがあった。後ろを向いている時は、プレーを簡単に、前にはたいてから、もう一度もらうとか、そういった仕掛けをしなければいけなかった。（チームに波があるように感じますが？）（再開後の）１試合目や２試合目は、内容的にもよかった。ただ、やっぱり連戦で疲れていたのかも。しっかりリベンジして、気持ちを新たにして（いきたい）。こういう状況だし、切り替えてやっていかないといけない。（Ａ代表？）全く頭にありません。五輪代表には入りたかったけど、こういう結果になった。ただ、まだまだ頑張れば入れると思う。もっともっと成長しなければいけないし、練習して試合で結果を残せるようにしたい」●金崎夢生選手（大分）「僕がピッチに入った時は、チームに勢いがなかった。その雰囲気を変えたいと思って入ったけど、なかなか変えられなかったので、自分としては大きな反省点。失点した時に、頑張って１－０のままでいけたら、あと１点という、気持ちの面で全然違ったと思う。やっぱり１点目は仕方ないけど、『２点目はやられ方が、簡単すぎた』とみんなも言っていた。そういうのはしっかり反省して、ああいう失点の仕方はなくさないといけない。先制点が大事だし、先制してこっちのペースで試合をすることが大分のサッカーだと思う。次の試合は先制点を先にとっていけるようにしないといけない。まだ始まったばかりだけど、気持ちを切り替えて、ゼロからのスタートという気持ちで、一人一人がバラバラにと頑張るのではなく、チームでまとまって、チーム全体として頑張る、その気持ちが大切。ボール一つの扱いにしても、基本をしっかりすることが大切だと思う」

  2007年08月19日

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• FC東京社長が謝罪・・・！（古賀ﾏﾀﾞｰｰｰ！？）

  8月18日（土） 2007 J1リーグ戦 第21節Ｆ東京 0 - 1 柏（18:34／味スタ／25,373人）得点者'52 フランサ（柏）●石崎信弘監督（柏）「1週間の中で3回目の試合ということで、前回は広島、その前は浦和と戦いました。今日は比較的涼しかったと思うんですけど、やはり肉体的にもかなりきつかったんじゃないかなと。自分たちは疲れていてもそういうサッカーを目指していこうと今日は入っていったんですけど、なかなか前からいけなかったのと、取ったボールをうまく攻撃につなげなかった。それはうちだけじゃなく、FC東京がそういう気持ちを持って前からプレスをかけて、すごく良い位置でボールを奪っていたんじゃないかなと思います。ただGK南を中心に、ディフェンスラインが耐えて0で抑えてくれたんじゃないかと。1年間通して、苦しい試合もあると思うんですけど、こういう形で0で抑えて勝つということもチームにとっては大切なんじゃないかなと。これを機にもっともっと頑張って行かなきゃいけないんじゃないかなと思います。これから1週間空くので次のジェフ戦へ向けて練習していきたいと思います」●古賀正紘選手（柏）「（小林）祐三とは、実際のゲームでなかなか組むことができなかったが、試合を重ねるにつれてコミュニケーションもとって、良くなっていった。祐三は能力も高いし、任せる部分はしっかり任せて連携よく守れた。ゼロで抑えることは、ＦＷがゴールするのと同じくらいの充実感がある。250試合出場は特別意識はしなかったが、名古屋に入団した時はトーレスとかすごい選手がいる中で、まさか自分がここまで出場できるとは思っていなかった。次はレイソルで300試合達成を目指して頑張りたい。」●南雄太選手（柏）「去年は試合の終盤で失点することが多かったが、今はしっかり逃げ切ることができる。苦しい時にチーム全体として前から追い込むのか、後ろに引いて守るのか、意志統一が図れている。後半から3試合で勝ち点7を獲れ、開幕のときのいい流れに近付いている。チームとしての反省は、ボールを奪って攻守の切り替えをするときにミスが出てしまったこと。チームがボールを保持していれば失点することはないし、低い位置からでもゲームを組み立てられるようにならないと、もっと上位には行けない。でも、みんなが頑張ってこの苦しい試合を勝てたことはとても大きい。」●小林祐三選手（柏）「古賀さんと南さんに助けてもらいました。大事なところでミスが出てしまった。ウチの長所はプレスだけど、今日はグラウンドが良くないので、相手は徹底的にロングボールを蹴ってきた。去年のJ2の試合を思い出しました。相手はメンバーが6人も入れ替わって、フレッシュな選手が入った。こちらは同じメンバーで3連戦、キツいところもあったが、今日のような苦しい試合を無失点で終われたことはとても大きい。」●菅沼実選手（柏）「Pkを得たシーンは、シュートを打とうと思ったが、間合いを考えて、切り返したら相手に引っかかった。PKはフランサに任せました。グラウンドの状態が悪くて、セカンドボールを奪われたりミスが多かったが、必ずチャンスが来ると信じて狙っていた。」●李忠成選手（柏）「ディフェンスの選手がよく頑張ってくれて、アウェイで貴重な勝ち点3を獲れた。自分としてはゴールに絡めなかったので満足はしていない。五輪代表のことよりも、今日のＪの試合に集中していた。ただ、代表のチームメイトの平山選手や梶山選手には負けたくなかった。これからもっと貪欲にゴールを狙っていきたいです。」●原博実監督（Ｆ東京）「柏は非常に勢いがあり、激しい守りからカウンターアタックを仕掛けてくるチーム。前節磐田戦でふがいない試合をしてしまい、その前の大分戦もよくなかったので、メンバーを何人か代え、赤嶺とルーカスの2トップにしてシンプルに前線にボールを入れ、そこから拾っていくサッカーから入ろうとした。その狙いはずいぶん出来ていた。真ん中で起点をつくったあとにサイドを崩し、前半の終盤には川口、リチェーリからよい形をつくれていた。ハーフタイムには、それを続けていくこと、ルーカスや梶山が後ろ向きの時に、柏が激しくプレスに来るので、そこに気をつけていこうと話した。実際にPKになってしまったのは、まさにその形。梶山が後ろを向いて味方を使おうとした時に奪われ、入れ替わられてしまった。本人も自分のミスがあったので、かなり一所懸命に追いかけていた。ただ、切り返しのところで滑って、足が当たってしまった。少しアンラッキーな形での失点だったと思う。柏はリードするとかなり強いので、馬場と平山を入れて、平山にシンプルに入れ、それを拾っていく形にした。馬場やルーカス、赤嶺と何度かチャンスはあった。そこで決められなかったことが敗因だと思う。福西を投入したのは、彼の得点能力、リスタートやこぼれ球に入っていく力に期待したから。今日は、これまでのふがいない内容から比べれば、相手ゴールに向かっていく勢いが戻ってきたと思う。結果を出せなかったことが非常に残念だが、よくなりかけてはいるので、今日のようなサッカーをして、もっとレベルを上げていかなくては。これだけ多くのお客さんが応援してくれているのに結果が出ず、苦しく思う。選手も一緒だが、多くのサポーターに応えなければいけないし、顔を上げて戦っていくことが必要だと思う」●徳永悠平選手（F東京）「悪くはないと思うんですけどね。気持ちも入っていたし、みんな戦っていた。相手にもプレーさせていなかった。やり方もはまっていた。相手が前から来るから、割り切って後ろからロングボールを入れていった。終盤は、負けていたから前にいった。シュートも打っていた。それが入らなかった。前の２試合と違って気持ちの部分でも勝っていた。点を取られても下を向く選手はいなかった」●梶山陽平選手（F東京）「相手が切り返すのは分かっていたけど、滑ってしまった。今日はみんなしっかり走れたし、セカンドボールも拾えていた。みんなの意識がはっきりした試合だった。馬場君が受けてくれて、パスコースも多くなっていた。終盤は勢いがあったし、チャンスも作れていた。後は大事なところで決めるだけ。２トップになって、クサビが増えてセカンドの意識もあったからやりやすかった。自分のプレーとしては後ろ向きになった時は簡単にプレーすることをもっと意識していきたい。チームとしてはサイドからいった時、クロスをもっと簡単にいれても良かった」●浅利悟選手（F東京）「これだけ応援してもらって本当に勝ちたかった。サポーターのためにも、信頼して使ってくれた原監督のためにも、自分のためにも勝つことが必要だったが…。今日は、柏に走り負けないこと、戦う姿勢を出すことを考えていた。集中して一つひとつのプレーに強くいくことが大事だった。自分では声を絶やさないように心掛けた。前には若い選手が多いが、思い切って出ていっていいと話し、気持ちが切れないように鼓舞した。東京のよい面も出たと思うが、それを最初からもっとやれていれば…と悔いが残る。ゴール前までいってもシュートが少なかったし、少しテンポも遅かった。最後をどう崩していくかという課題が残る。平山選手に合わせてチャンスをつくっていたが、あそこでもう少し僕たち中盤の選手が前に出て、こぼれを拾えればよかったと思う」●藤山竜仁選手（F東京）「チャンスをモノにできず、結果を出せなくてとても残念。チームとしての悪い流れを変えていきたかったが。今日は2トップにし、戦い方をシンプルにした。試合への入り方は悪くなかったが、崩し切れなかった。気持ちは入っていたが、結果が出ないと意味がない。それでも試合は続いていくので、頑張って戦い続ける。強い気持ちで自分たちのサッカーを続け、勝点を取る戦いをしたい」●平山相太選手（F東京）「チャンスはあった。衝突？タックルされたのに。悔しいッス。ベトナム戦で１００％になる？はい。大丈夫」●椿原社長（F東京）「ふがいない試合をして申し訳ありません。チーム一丸となって頑張りますので、これからも応援をお願いします。（原監督の進退問題にも発展しかねない状況だが）サポーターへの謝罪は現体制でやってみせる。」

  2007年08月19日

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• 原監督　先発６人入れ替え　柏戦へ背水布陣！

  ●今日の試合＆放送スケジュールJ1第21節 17:45 広島 vs 大分 (ch.179) 生放送J1第21節 18:00 広島 vs 大分 J1第21節 18:15 FC東京 vs 柏 (ch.172) 生放送J1第21節 18:15 甲府 vs 浦和 (ch.183) 生放送J1第21節 18:30 FC東京 vs 柏 J1第21節 18:30 甲府 vs 浦和 J1第21節 18:45 千葉 vs 磐田 (ch.185) 生放送J1第21節 18:45 横浜FC vs G大阪 (ch.184) 生放送J1第21節 18:45 清水 vs 川崎 (ch.182) 生放送J1第21節 18:45 名古屋 vs 横浜FM (ch.181) 生放送J1第21節 19:00 千葉 vs 磐田 J1第21節 19:00 横浜FC vs G大阪 (BS1) 生放送J1第21節 19:00 清水 vs 川崎 J1第21節 19:00 名古屋 vs 横浜FM J1第21節 01:15 清水 vs 川崎 (ch.183)J1第21節 03:25 FC東京 vs 柏 (MXTV)J1第21節 04:45 広島 vs 大分 (ch.183)●愛猫はポチ(つω`*)ﾃﾍ　今日は楽天仲間のケンクマさんと観戦でち。(つω`*)ﾃﾍ　なんとなく大島にコテンパンにやられそうな予感(つω`*)ﾃﾍ　でもきっとそんな虐待されたグラを見ることは無いだろうね(つω`*)ﾃﾍ　だって途中で熱中症で倒れると思うから（笑）　　　∩＿＿＿∩　　　　　　∩＿＿＿∩　　　　　　　　| 丿　　　　　ヽ　　　　　| 丿　　　　　ヽ　　　　　　/　　○　　　○ |　　　　 /　｀○　　　○ |　　　 先生助けてっ！、　　|　U　　( _●_) 　ミ　　　 |　U　　( _●_)　 ミ　 　昨日まで動いていた管理人が　彡､　　　　|∪|　,,/　　　　彡､,　　 |∪|　　/ﾞ　　　名古屋グランパスの　/　　ヽ　　ヽノ 　ヾ_,,..,,,,_ /　 '　　ヽノ ｀/´ヽ　　　試合を見に行ったら　|　　　　　　ヽ 　./ ,' 3　 `ヽｰっ　　/　　　　 |　　　突然倒れて、息をしてないの！！│　　　ヾ　　　 ヾl　　 ⊃　⌒_つ ソ　　　 　　││　　　　＼,,＿＿`'ｰ-⊃⊂'''''"＿＿,,,ノ　　|　　　　　　　　　　　　　 ∩＿＿＿∩　　　　　　　　 　 　 　 ノ　　　　　　 ヽ　 ああ・・・！　　　　　　　　　　　　/　　●　　　● |　　ケンクマさんまで　　　　　　　　　 　　 |　 　Ｕ( _●_)　 ミ　　倒れてしまった・・・！！　　　　　　　　　　 ／彡､＿_　|∪|. ∠_＿　　誰か助けて！！！！！　　　　　　　　　./　 .＿＿＿）ヽノ ＿＿＿）　　　　　　　　/　,　´ 　　　　　　　　,　　 　~　￣､"ー ､　　　　　　　 |_／　　　　　　　　　　/　,r　 　 　　　ヽ ノ　　　　　　 , ´　　　　　　　　　　　/　/　　　 ○ 　　i"　　　　,／　　 ,|　　　　　　 　 　 /　/ ＿i⌒ 　　 　 |　　←ケンクマさん（笑）　　　と,-‐ ´￣　　　　　　　 　 /　/ （⊂ ● 　　 　 |　　(´＿＿　　　､　　　　　　　/　/ 　 ￣!,__,. ○ 　　|

  2007年08月18日

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  怪我人抜きにしても、とてつもなく酷い試合でした・・・。

  8月15日（水） 2007 J1リーグ戦 第20節新潟 4 - 0 名古屋（19:01／東北電ス／42,015人）得点者'11 本間勲（新潟）'34 矢野貴章（新潟）'48 エジミウソン（新潟）'79 エジミウソン（新潟）●鈴木淳監督（新潟）「中越沖地震後の初のホームゲームで、ここ一番、がんばらなければならないゲームだと思っていた。選手がサポーターの声援を受け、県民一丸になって勝利を得たと思う。ゲームの方はいいところも、悪いところもあった。全体としては暑い中にも関わらず、選手はよく走ってプレスをかけ続けてくれた。ただ、相手が少なくなった最後の20分間、もう少し効率のいい攻めをしたかったのだが、その辺ができない。まだまだ満足することなく、次のゲームに向けてトレーニングしたい。シルビーニョが帰ってきて、ゲームに使うこともできた。そのことでいろいろなことを考えながらゲームを運べた。選手一人ひとりの頑張りはあるが、もう少しプレーの質が上がればもっといいゲームができると思う。（ロングボールを入れる攻撃パターンが多かったが）相手を動かして攻めたかった。名古屋は前からプレスをかけてくることと、3バックだったので、サイドのスペースがあったこと。センターバックの対応があまり良くなかったので、意図的に長いボール入れることは指示していた。（シルビーニョ選手の出来は？）試合勘はまだない。相手が一人少なく、得点もリードしている状況で、タイトなゲームではないので、出場させるにはいい条件だった思う。もっとタイトなゲームになったらどうなるかが重要だが、今の段階では満足している」●矢野貴章選手（新潟）「ゴールの前に、同じような形になって決められていなかったので、得点できてよかった。名古屋には勝っていなかったし、自分も得点できていなかったのでうれしい。ただ、もっとやれることはある。後半はボールになかなか触れなかったので、もっと顔を出せるようにしたい。（代表の選出に関しては）最後についてくるものですから」●エジミウソン選手（新潟）「いい試合ができた。ホームではもっと点を取りたい。相手が一人少ない状況になったら尚更だ。結果的に勝点3を取れてよかった。自分が日本でプレーしている証しとして、得点王とベストイレブンが獲れるように狙っていきたい」●本間 勲選手（新潟）「先制点のヘディングは『入っちゃった』という感じ。ヘディングでのゴールは小学生のとき以来だと思うが、記憶にない。プロに入ってからGKの目の前のエリアで頭で触ったことはないですから。今日はチーム全体で相手にプレスをかけようと話していた。前節のG大阪戦はそれができていなかった」●永田 充選手（新潟）「ロングフィードは、ここ最近いい感じだった。膝を故障する前の状態に近づいている。監督からも蹴るように指示されていた。僕が長いパスを入れて、短いパスと組み合わさることで攻撃の幅ができると思う。前線で貴章やエジミウソンも頑張ってくれるので。守備も、千代反田さんとうまくコミュニケーションがとれた。ヨンセンをつぶせば防げると思っていた」●フェルフォーセン監督（名古屋）「奇妙で明確なゲームだった。ボールポゼッションはできていたが、それが問題でもあった。ただつないでいるだけで意図を感じなかった。相手にとっても脅威ではなかった。攻撃のアグレッシブさに欠けていた。90分を通して、新潟の方が脅威的で効率的な攻撃をしていた。まるでアマチュアのような試合。アクションがなく、すべてリアクションだった。後半、4-4-2にシステムを変えた。一度に2人を代えるのはリスクがあったが、このまま負けるのは私のスタイルではないから。0対3になったことがターニングポイントだった。ヨンセンと金を欠くなど、運もなかった。（前節とメンバーが入れ替わったが）理由は2つ。1つは対戦相手が違うこと。1つは大森を欠いた上に、数人の選手に満足できなかったこと」●楢崎正剛選手（名古屋）「残念な試合。勝機はなかなか見つけにくかった。次に向けて改善するとすれば、早く気持ちを切り替えることが大事」●藤田俊哉選手（名古屋）「ただでさえ一方的な展開なのに１０人なんて。けがでは仕方ないけど、こんなにふがいない試合は１年に１回もない。誰ひとり動けなかった。体がついてこない。」

  2007年08月16日

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• 神戸も大久保も調子が良いです。

  8月15日（水） 2007 J1リーグ戦 第20節大宮 1 - 3 神戸（19:00／駒場／6,440人）得点者'20 吉原宏太（大宮）'30 レアンドロ（神戸）'73 レアンドロ（神戸）'88 大久保嘉人（神戸）●松田浩監督（神戸）「苦しい試合だった。勝点３を取れて大きな試合をものに出来た。前半は立ち上がりの入り方がゆるいというか相手に合わせた形になった。暑さもあったが、スキを突かれての失点だった。にも関わらず、セットプレーで前半のうちに同点に出来て、後半の戦い方を決めるツキがあった。後半は、大宮の攻撃を受けて危ない時間が続いたが、辛抱して耐えたことが勝因だと思う。失点しなかったらチャンスがくる、選手のハードワークの賜物だと思う。（田中選手投入の意図は？）暑さと連戦で、先発の選手は疲れているのでサブ選手を入れて脚力とパワーを保ちたかった。攻められる時間が続いて、変化を起こさないと流れが変わらなかった。田中は色々なポジションが出来、どこでもパワーを発揮できる選手。ボッティ、酒井が攻めたあとのカバーも出来るし、その良さを出して欲しかった」●大久保嘉人選手（神戸）「再開初戦も、今日も勝ててよかった。よくない試合でも勝てたことで自信がつく。今日は自分も動けていなかったし、ボールに触ることも少なかった。反省はしている。ＰＫでも点が取れたことはよかった。（代表に関して？）入りたい気持ちはずっとある。次も勝って３連勝の延長でいけたらなと思う。ＰＫに関してはボッティも蹴りたがったが、自分も蹴りたかった。（J1通算50点目だが？）早いか遅いかはわからない。（その記念ゴールが）どんな形でもかまわない。（オシム監督がアシストのシーンを褒めていた？）自分は前に出しただけ。レアンドロの得意の形だった。今日は蹴ってばかりで、もっとつなごうという話はしていた」●レアンドロ選手（神戸）「２点目は難しい時間帯の得点だった。パスのタイミングが良く、遅れたらオフサイドになっていた。（得点ランキングが上がってきたが？）フォワードなので、ランクは意識している。でも、得点をしてチームが勝つということを考えている」●佐久間悟監督（大宮）「前節の神戸対磐田を分析して、カウンターが鋭いという印象だった。そこをケアして、守備では４－４－２、攻撃では相手のウラのスペースがあるので４－２－３－１にして臨んだ。中盤はボッティ、酒井に奪われうまくいかなかったが、運よく１点取れた。相手のウラをうまく使うことが出来た得点だった。だが、その３分後くらいからは集中力が不足していて、その点を指摘しようと前に出たが、声が届かないときに失点した。カウンターは受けたが攻撃の形は出来た。　島田の投入は４－３－１－２にするため。トップ下で使おうとした。佐伯に関しては若林を入れてパワープレーをするか、中盤を厚くするかを悩み中盤をとった」●吉原宏太選手（大宮）「せっかく１－０になっているのにセットプレーから失点。あの時間帯は意地でも守らないと。先制したあとは相手もリスクを負ってきてこっちも下がってしまったりすることはよくあるけれど、今日はそうではなく惜しいレアンドロのヘディングがポストに当たるシーンなどがあった。相手のウラへのカウンターへの対処をしておけば良かった。入れられ方が悪い。自分の得点シーンは、直前にチカラ（藤本）から似たようなシーンがあったからこそ。相手のディフェンスラインが高いことはビデオを見て知っていた。（デニス）マルケスからボールが来たときには、チカラからのシーンがあったから落ち着けた。少し誘って浮かそうというシュートだった。キーパーに触られかけたがうまくいった。だが、その後の時間帯相手がプレッシャーに来て、コンパクトにしているはずなのにみんなボールが欲しくないみたいな感じになってしまって。つなげなくなっていた。今日は小林慶もいなかったのがしんどかった。落ち着ける選手は必要だった。日曜日もホームだから熱い試合をしなくてはいけない」●江角浩司選手（大宮）「リードを守りきれなかった。ゲームプランとしては、1点取ったあとは後半いこうということでよかったのだが、それを守りきれなかった。やられる時間帯が悪すぎる。集中してセイフティに行こうとしていたのだが。今日は相手はカウンターのチームなので中を固めて、ロングボールを入れさせない、準備をする、リスク管理をしてというシンプルなものだったのだが。前半に追いつかれて、追いついて同点と、追いつかれて同点とでは迎えるハーフタイムも変わってしまう。セットプレーのチャンスもたくさんあったのに決め切れない。次に向けて、まず気持ちの切り替え。フォーメーションがどうとかではなく、切り替えてしっかり結果を出したい」●島田裕介選手（大宮）「チャンスもあったし、レアンドロのヘディングが入っていればとかタラレバはたくさんあるが…。取れるところでとらないとこうなる。取ったあとにはピンチはくるものだから、しっかり集中していなくてはいけない。自分への指示はポジション的なことだけだった。でも自分の持ち味は流れを変えることだとわかっていた。攻撃に関してチームとしてはタメが出来るようになっているので、あとは周囲の押し上げなどが必要。守備に関しては、今日はリスクを負わなくてはいけない時間帯に相手のカウンターがはまった。守ってばかりでは前半戦のようになってしまう。点を取れるようにはなっているので守備をベースにもう一度確認していきたい」●田中輝和選手（大宮）「チームの雰囲気は悪くはない。練習も暗いなんていうことはないし。自分としてはプレーの精度を上げること。決定的な場所で仕事をすることが求められていると思うけどまだ出来ているとは思わない。もっと動くこと、がんばっていきたい」

  2007年08月16日

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  試合後の花火はエスパルスの勝利の花火？（AWAYでもかよ！/笑）

  8月15日（水） 2007 J1リーグ戦 第20節大分 3 - 4 清水（19:05／九石ド／20,391人）得点者'11 高松大樹（大分）'34 藤田義明（大分）'35 フェルナンジーニョ（清水）'44 市川大祐（清水）'53 矢島卓郎（清水）'68 フェルナンジーニョ（清水）'86 金崎夢生（大分）●長谷川健太監督（清水）「今日は初めてづくしのことが多かった。九石ドームで初めて勝てたこと。今季、初めて逆転勝ちをしたこと。立ち上がり、集中力がなかった訳ではない体が動いていなく失点してしまった。前半のうちに追いついたことが大きかった。フェルナンジーニョは２試合連続ゴールをあげ、結果を残してくれた。３失点は課題だが、ここ九石ドームの力はものすごいものがあるので、３失点したことは仕方ない。よく最後まで踏ん張ってくれた選手たちに感謝したい。」●フェルナンジーニョ選手（清水）「自分にとって記念すべき100試合で点を取れたのは嬉しい。しかもアウェーの大分ではまだ勝ったことがなかったと聞いてなおさら嬉しい。立ち上がり２失点したがその後にゴールを決められたというのが大きいと思う。３失点に関しては特に言うことはないが監督が川崎Ｆ戦までに修正していくと思う」●市川大祐選手（清水）「チームが一丸となって4得点できたことは本当によかった。九州石油ドームで初めて勝てたこともよかったし、今日の勝ち点3は普段の倍くらいの価値があると思う。0-2になった時点で雰囲気が悪くなっていたが、2失点目直後の得点、前半終了間際の得点と、それぞれいい時間帯で得点できたことが大きかった。」●児玉新選手（清水）「立て続けに2失点してしまい厳しかったが、前半のうちに追い付けたことがよかった。アシストの場面は、思った以上にいいクロスを上げることができた。矢島がよく決めてくれたと思う。しかし、ディフェンスとしては失点の多さという点が課題として残った。この課題をしっかりと見つめ直して、次節に臨みたい。」●矢島卓郎選手（清水）「点を取ることができてよかった。前節は引き分けで終わってしまっていたし、今日はハーフタイムでも長谷川監督が「絶対に勝ち越せ」と言っていたので、逆転ゴールを決めることができてよかった。前半に同じ形で(ヘディングを)ポストに当ててしまっていたので、今度こそという気持ちで撃った。次節がまたすぐにあるので、ホームでしっかり勝てるように頑張りたい。」●シャムスカ監督（大分）「連勝したいと思っていたので連勝できなくて残念だ。清水はいい選手が揃っているのでダイナミックなゲームになると思っていた。今日はダイナミックなゲームになったし、攻撃的に見てもいいゲームになった。ただ、喉から手が出るほど結果が欲しかった。我々が見せたサッカーには、みんな満足したのではないでしょうか。ハーフタイムには、後半どうやって勝てるか話しをして、清水で一番警戒しなければならないのは、クロスからの攻撃だと伝えた。なんとか凌ごうとしたけれど、結果に結び付かなかった。試合が終わって選手たちに話をしたが、あの気持ちを続ければいいゲームが出来る。最後まで戦ってくれた選手たちに感謝したい。」●藤田義明選手（大分）「前半、流れは良かった。守備の面でもガンガンいけたし、ボールも回っていた。失点は一瞬。２点取って気の緩みが出た。セットプレーは絶対失点しないようにみんなで言っていたのに。いい時間帯もあれば悪い時間帯もある。得点した後、後ろでつなぐのではなくもっと前にロングボールを蹴るべきだった。自分としてはホベルトが後ろに控えているからガンガンいこうと思っていた」●高松大樹選手（大分）「自分がもっと点を取らないと勝てないと思う。中断前、ケガをしている時、チームが負けて自分が何もできないのが悔しかった。大分で育った分、絶対にＪ２に落としたくないという気持ちはある」●金崎夢生選手（大分）「逆転勝ちを信じて諦めずに攻めた。攻撃が中央に固まっていたのでサイドから切り崩していこうと思っていた。ゴールの場面は、とにかく低く打とうという意識でシュートした。今日は得点できたけれども負けてしまったので次は勝利したい。」●深谷友基選手（大分）「負けてしまったけれど、諦めることなく次の試合につなげたい。4失点は残念。2点先制して少し集中力が切れてしまったかもしれない。」●鈴木慎吾選手（大分）「勝ち点3を逃した試合。たくさんのサポーターが応援してくれて、その力を肌で感じてプレーしたが勝利でお返しすることができなくで残念。」●清水市ナンバー１ホスト・兵働 昭弘「マジで超ウケルって！」

  2007年08月16日

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• 親父顔の大島秀夫が絶好調！

  8月15日（水） 2007 J1リーグ戦 第20節川崎Ｆ 1 - 2 横浜FM（19:00／等々力／18,095人）得点者'36 大島秀夫（横浜FM）'62 山瀬功治（横浜FM）'85 鄭大世（川崎Ｆ）●早野宏史監督（横浜FM）「再開しての２ゲーム目。１戦目は選手たちが最後まで積極的な姿勢を失わない非常に素晴らしいプレーをしてくれた。だから逆に２戦目に、選手たちの心に緩みが出ないように気をつけていた。 まあ人間の心のコントロールは、簡単にはいかないようだ。けれども、こういう形で、リズムを取ったり取られたりするゲームをしたことは、選手たちのマイナスにはならないだろう。我々スタッフが欲を出しすぎずに、一歩ずつ前進していくことを心がけていきたい。 後半、フロンターレさんが気迫を持って前へボールを運んできたのに対して、我々はラインが澱んで低くなってしまった。私も、あそこでダブルボランチにせず、もっと攻撃的なメンバーチェンジをしてもよかったのかもしれない。 内容的にはあまりよくなかったが、選手たちが最後まで勝利をめざして戦ってくれたと思う。 リーグ戦はこれからもインターバルが短い連戦が続く。暑さを言い訳にせず、パフォーマンスを高めていきたい。 我々は器用ではないので、迷わずにやれることをやっていくだけだ。それでダメなら仕方がないと、選手たちと意思統一は出来ている。８月の、この暑い中で今のサッカーをやり切ることができれば、９月、10月にはもっといいサッカーができるだろう。 今のF・マリノスのサッカーからプレスがなくなったら、何も残らない。それぐらいの気持ちで戦っている。 後半30分からはサイドが攻撃の形をつくれなくなり、我々らしいサッカーができなくなってしまった。サッカーは怖い。きょうの90分間、我々がすべきことをどこまでやれたのか、もう一度選手たちと検証する必要がある。手綱を緩めることなく、次のゲームの準備をしたい」●山瀬功治選手（横浜FM）「カウンターになった時に坂田がスピードを生かしてサイドをえぐってくれた。あそこで時間をかけたら戻られてDFラインを作られてしまう。ああいう形にはならない。チーム全体としての仕掛ける意識の表れでした。オフサイドかと思いましたが、よかった。90分同じペースでやるのは難しいが、今は次の段階に来ていると思う。行くところは行く。行かないところはディレイするというところ」●大島秀夫選手（横浜FM）「やろうとしているサッカーができた。苦しい試合だったですが、ねばり強くやって勝てた。（得点は）いいところにボールが来たしDFがかぶってくれた。合わせれば入るという感じでした。多少自信というか点が取れる気持ちになっている。（川崎F）と順位が入れ替わったので、ここで川崎Fに勝つのか負けるのかは大きな違いだった。点を取ってチームの勝利に貢献できて良かった」●坂田大輔選手（横浜FM）「２点目は、ドリブルしてシュートに行こうかと思ったら、功治が来ていた。功治がよく決めてくれました。きょうの相手はディフェンスが３枚か４枚か分からなかったけど、裏を狙う動きがしっかりできたと思う。自分は点を取れなかったが、勝てたのが何より。久々の３連勝なので、このいい流れを切らしてはいけない。」●関塚隆監督（川崎Ｆ）「本当に死力を尽くして選手は戦ってくれたし、本当に多くのサポーターが最後まで我々を応援してくれて感謝してます。試合自体は敗戦しましたが、お互いにとって大事な試合だったと思いますし、また試合内容的にも好ゲームを展開できていたのではないかなと思います。その中で我々にもチャンスがありました。ここのところがほんとに悔しくてなりません。（後半になって改善されましたが、前半はボールが収まらなくて苦労されていました。今日はどういう考え方で試合に臨まれたのでしょうか?）マリノスさんがボールを前に入れて2列目がサポートしてくる。サイドバックがくる。そこで押し込んでくる。ボールが繋がればサイドから仕掛けてくる。相手ボールになっても、素早くプレッシャーをかけてくる。立ち上がりの前後半20分はやってくるというのは分っていました。うちの入り方は非常に良かったと思います。あとはセンターバック2人の中澤君、松田君が中心になってラインコントロールをしてやってくるので、サイドを突いていこう言うことでやっていきました。前半も相手がラインを上げたところを森がフリーで出て行きました。そのへんが一つの狙いであったのですが、そこで決定的なチャンスを作り出せなかった。リスタートのところも失点してしまいました。我々もチャンスもあったのですが、内容的には五分五分あるいは、ビハインドから逆転できるだけのものを選手が見せてくれたと思います。狙い通りのサッカーができました。（ ここ数試合で先制点を奪われていますが、課題は?）それが課題でしょうね。」●落合正幸選手（川崎F）「押し込まれているときでも落ち着いてつないで、サイドを使っていくという戦術は間違っていない。前線の選手が前を向いてプレーできるようにボールを運んでいこうとしたが、僕個人のミスが失点につながってしまった。ひとつのイージーミスがチーム全体の疲労につながり、こういう結果になってしまった。」●中村憲剛選手（川崎F）「前半は前から来るから無理はしないという話をしていた。前半は我慢してやれた。相手が前にかかってきたら、ロングボールでラインを下がらせようと話していた。押し込まれても冷静に行こうと話していた。後半、少しずつできたと思う。サイドを使ったら真ん中。やれているところはあった。どうしてもあと1つが足りなかった。たたみかけて1点を取れたが、勝ちきれなかった。痛かった。後半からは行こうという話はしていた。順位も落ちたと思うが、後ろを見ても仕方ない。今いるメンバーと前を向いてやっていかないと。切り替えないとだめ。そういう状況だと思う。」●谷口博之選手（川崎F）「起点になれなかった。狙われてました。あれだけプレスが早いと難しいですね。この試合は忘れて、次に行くしかないですね」●鄭大世選手（川崎F）「今日は相手がどうこうではなく、自分の問題だった。ボールが足につかず、攻撃の起点になれなかった。1点は取ったが、まったく喜べない。今日の負けは自分のせいでもある。結果だけで見れば1-2で惜敗だが、内容は相手に主導権を握られる時間帯が多かったし、自分が前線でタメを作れず、チームがリズムに乗れなかった。ジュニーニョを生かすプレーができなかったし、ケンゴさん、森さん、タニもしっかりプレーしているなかで、自分がチームとして機能できなかった。ボールを持った時も持つ前も、相手を意識させられた。なにかビビりながらやっていた。ボールを落とした後に前を向くところまで行けなかった。反省点が多かった。CKでファールしたところや、GKとの1対1のところなどは反省点。次に使ってもらえるかわからないが、出させてもらえたら思い切りやりたい。」●川島永嗣選手（川崎F）「前半の最初の時間帯はセカンドボールを拾って攻撃をつなげることができていた。逆に攻め込まれているときは、ルーズボールを拾われていた時間帯。前回もバックパスから失点しているし、先に失点してしまうと厳しい展開になる。そこは改善していかないと。ただ、自分たちのサッカーは要所で出せている。決めるところは決めて、守るところは守るという部分をもっと突き詰めていきたい。」

  2007年08月16日

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• 横浜FCの明日はどっちだ！？

  8月15日（水） 2007 J1リーグ戦 第20節横浜FC 0 - 2 甲府（19:03／三ツ沢／5,606人）得点者'11 須藤大輔（甲府）'85 須藤大輔（甲府）●大木武監督（甲府）「非常に難しいゲームでしたけれども、根負けせずに勝てたことはよかったと思います。中２日で試合は続きますのでそれに向けてがんばっていくだけです。（２得点と、ナビスコカップに引き続き好調な須藤選手ですが、どの辺りに変化があるのでしょうか？）まあ、すべていいですね。特に変わったということはありません。常日頃からやっていることが、成果として出たのではないかと。（前節大敗した横浜FCが、気を引き締めてくるということで難しいゲームになったのでしょうか？）やはり、ＦＣさんも勝とうという気持ちが強く、まあウチも同じなのですが、その気持ちというのが全面に出ていたゲームで、やりづらい部類の試合になりました。そのなかで、我慢してゲームができたというのは、成長などというのは言い過ぎですが、まあ、よかったです。（激しくきた相手に対してハーフタイムなどで選手たちにおくったメッセージなどはありますか？）『お前たち、それに負けるのか』、と。それをさらに上回らなければいかんだろうと。技術で上回る、タクティクスで上回る、フィジカルで上回る、メンタリティで上回る、とにかく、何かで上回らなければ勝てるわけがありません」●須藤大輔選手（甲府）「やっと後半戦が始まった、という感じです。１点目は非常に泥臭いゴールで自分の特徴が出せたと思います。最近は、ゴール前でとにかく足を止めないことを意識していますね」●鶴田達也選手（甲府）「最初、相手はガチガチきましたけれども、気持ちで負けませんでした。負けられない相手でしたし。（後半、西山選手のミドルシュートを弾いたシーンについては？）あれはコースを読んでいたので、ふつうに止めることができました」●高木琢也監督（横浜FC）「非常に残念なゲームでした。得点は０－２という形でしたけれども、全体的には、気持ちの面でも、プレーの面でも、甲府さんを攻略するにはどうするか、というところに関してもみんなが同じ考えの下で試合に臨めていたと思います。０－２になった理由は決定力。我々は決定的なチャンスを外してしまい、向こうはそこをしっかりと決めてきた。（パウロ選手など、だいぶフィットしてきたかと思うのですが、その辺の手応えは？）彼は運動量が多い選手で、非常に献身的にチームに溶け込んでいます。前節の試合後も、悔しさを口にし、表情にも出していました。それだけにこの試合にかける思いも強かったようです。監督として与えた役割をしっかりとこなしてくれ、非常によくやってくれていると思います。（甲府の攻略法というのは？）とにかくサイドを使うということで、攻撃はワイドにいこうと。また、ディフェンスラインが高いので、奪ったボールを少しシンプルに裏をねらっていくということですね。うまくいくかというのは、なかなか相手もいることなので難しいですが、そうしたところをチーム全体で意思統一を図りながらゲームを進めることが、多少ですができたのではないでしょうか。あと、守備に関してのねらい目として、中盤でもう少しボールが奪いたかったのですが、すべてうまくいくわけではなく、奪ったボールをシンプルに前やサイドのスペースに送るということに関しては、できたと思います。（ほかにセンターバックがいるなかで、和田選手をコンバートした理由は？）ウチでセンターバックをやるのははじめてですが、（前所属の）清水時代には経験がありますし、ふだん試合に出ている選手を使いたかったということがあります。あのポジションは、新しい選手をいきなり入れてもなかなか難しいですから。拓三（和田）に関してはハードワークもできますし、甲府が３トップということで、真ん中の須藤選手をつぶすにはちょうどいいと思い、起用しました」●小野智吉選手（横浜FC）「ある程度、相手にボールを回されるのは分かっていたので、タテにスピードアップされるのだけは防ごうということを心がけていました。失点のシーンは守りきらないと。（新加入選手のうまさは、一緒にプレーしていて実感しますか？）ボムソクが強くて、パウロは球さばきがうまいのは強く感じています。パウロのほうも自分たちを理解しようと努力してくれています」●オ ボムソク選手（横浜FC）「選手は一生懸命に走ってがんばったが、こうした結果になってしまいました。気持ちを切り替えるしかありません。今日はサイドハーフで先発ということで、スペースに飛び出すことを心がけていました。ただ、ボランチでもサイドハーフでもやることは一緒です」●平本一樹選手（横浜FC）「自分が下がって、そのスペースにタキさん（滝澤）が飛び出す、というのがウチの攻撃パターンですが、今のところはそれだけです。あれではすぐに読まれてしまう。相手の４バックに対し２：４で攻めている感じですが、あれを３：４くらいにもっていきたいです。これだけ負けが続くと、そのうち『自分はやっているのに、周りが動いてくれない』というようなことを言い出す人がでてくるものですが、それは防がないと。今のところはそういう人はいませんけれども」●吉野智行選手（横浜FC）「（自信をもってプレーしている選手とそうでない選手の差が大きいように感じたのですが？）やっている側としては、そんなことはないし、そんなふうにも思いません。というより、もうやるしかありませんから。僕は去年の昇格したメンバーの１人ですから、またＪ２に戻るのはシャクですし、引退した城くんや、それこそアレモンにも申し訳ないと思います」

  2007年08月16日

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• ジュビロ磐田って・・・。

  8月15日（水） 2007 J1リーグ戦 第20節磐田 5 - 2 Ｆ東京（19:04／ヤマハ／14,854人）得点者'20 太田吉彰（磐田）'64 マルキーニョスパラナ（磐田）'68 上田康太（磐田）'72 成岡翔（磐田）'84 前田遼一（磐田）'89 平山相太（Ｆ東京）'89 赤嶺真吾（Ｆ東京）●アジウソン監督（磐田）「今日は全体として良いゲームができたと思う。前半から（ゲームを）コントロールしてチャンスも作れて、そこで前半に1点を決められた。前半の中でも、まだもう何点か決められたと思う。後半に入って、多少危ないところもあったが、その中でもかなりカウンターを有効に使ってわれわれはチャンスを作れた。そこでも、もう少し決められたかなというシーンはあったので、もっと精度を高めたり、最後のフィニッシュのところで決めていれば、もう少し点が取れたという思いはある。（今日はボランチをやった犬塚の評価は？）バランスも良かったし、こちらが求めていたことを、本人もやろうとしていたし、できていたと思う。マルキーニョスとの関係も良かったし、右で加賀と太田と三角形を作れたということも良かった。後半になって、彼だけではないが少しバランスが崩れて、少し危ないところがあってゴールを決められたが、全体を総括すると良いプレーをしたと思う。（前節の神戸戦は大敗で、今日は打って変わった試合になったが、その違いというのは？）前節との大きな違いは、前節はファブリシオが退場になって苦しくなった。その前の浦和戦も退場者が出たが、やはり1人少ない中でサッカーはうまくいかない。ただ、それもあったが、今日は勝つんだという決意を持って、気持ちを全面に出して戦ってくれたということがある。サッカーではそういうことが非常に大事だと思う。あともうひとつ違いがあるとすれば、今日はFC東京が前に出てきてくれたので、そのへんが引いてくる神戸とは違った。（5点は取ったが、2失点は余計だったのでは？）もうちょっと点を決められたかなと思う反面、あそこで残念な2点を入れられてしまった。ただ、サッカーではああいうことは起こることだと思う。もちろん、無失点で終われればそれに越したことはなかったし、そうであってほしかったが、それは仕方ないと思う」●太田吉彰選手（磐田）「今日の試合、立ち上がりが非常に良くてみんな一生懸命走っていましたし、前半早い段階に得点がとれたので落ち着けましたし、後半も良い感じで追加点が取れたので、最後の２失点が非常に余分になってきますけど、あそこでもっと集中しないと勝っていけないと思うので、気を引き締めてしっかりやっていきたいと思います。得点はＣＫからボールがこぼれてきて西くんが近くにいて、「打っちゃえ打っちゃえ！」と言われて、打ったらそのまま狙い通り飛んでいったので、今季ホームで得点がとれていなかったので、ここからどんどん取っていきたいと思います。毎試合しっかり得点に絡むことが目標なので、常にこういう戦い方ができるように、もっともっと集中して、もっと積極的にやっていきたいです。今日はクロスが非常に正確に飛んでいて自信をもって上げれたので、もっともっと増やして、どんどん勝負していければと思います。今日５－０で終われば前回の分を取り返せたんですけど、２点とられてまだマイナスなので、こういう試合を常にして、得点をたくさん取って失点０に終われるように、見ているお客さんが試合を楽しめる試合をしていきたいと思います。」●マルキーニョス・パラナ選手（磐田）「練習していた通りにできました。今日だけでなくこういうチャンスがあれば打っていきたいです。今日のシュートはチームメイトや神のおかげだと思っています。感謝したいです。前半からみんな強い気持ちでピッチに立って、後半も良い状態で迎えて、大事だったのはみんながアジウソン監督が求めていたことを忠実にやろうとして、それができたことがよかったです。具体的には、ポジショニングや、ピッチの中で声を出し合おう、お互いを助け合おうということを言われていて、それができたと思います。今日はすべての人が素晴らしかったと思うし、また次に備えたいと思います。」●成岡翔選手（磐田）「奪ったらカウンターというリズムが一緒で、自分ではあまり前に行かないように周りの上がりを待って、パスを遅らせたり自分では意識してやっていました。どうしても最後はカウンター合戦になって苦しいです。前回の試合が良くなかったので、動いて走ってを意識して。相手が途中から止まって中盤がすごいスペースあっただけであって、決して自分達の力で打開したとは言い切れない。」●前田遼一選手（磐田）「前回の試合より、みんなが動き出してボールも良く動いたので、そういう意味ではよかったです。どんどん動きだそうと声をかえていました。得点をとれてよかったですけど、（得点以外のチャンスは）決められずに相手にチャンスがいって２点決められたので、もっと正確に決められるようにしたいです。ゴールの前に西くんからのボールを外していたので、絶対取りたいなと思っていました。得点を取れてよかったです。切り返しにうまくが相手ついてきたので、よかったです。」●原博実監督（Ｆ東京）「今日の試合は最後の方に集中が切れたような形になり残念だった。前半の立ち上がりはジュビロの方が出足が良かった。サイドチェンジをされて、右サイドバックの加賀などが前向きに仕掛けてくるところに対し、1歩1歩対応が遅れて、コーナーやフリーキックを取られているところに得点が生まれてしまった。(ジュビロの)鈴木選手が倒れているので、なんとなくみんなが見てしまっているとこでやられてしまった。これが今のうちのチーム状態。相手が倒れているので外に出してくれるんじゃないか、あるいはちょっと躊躇している間にシュートを打たれてしまう。あの辺りまでの時間帯は本当に良くなかった。ボールを奪っても前につなげず、すぐに取り返されてしまっていた。後半、サイドをもう少し使っていこうということで、石川や徳永からクロスが入るようになっていった。鈴木規がケガ明けからどうも本調子ではないので、馬場や赤嶺を入れて勝負をかけていこうと思った。2点目、スローインから対応が遅れて、あれだけ距離がある中でシュートを打たれてしまった。確かにシュートもすばらしかったが、あの辺が甘いところ。3点目も同じく石川の対応が遅れ、入れられてしまった。その後は最終ラインも含めて集中が切れてしまって残念。最後はなんとかPKも含め2点を取ることができた。PKを奪った場面での今野のプレーのように、1回取られても、もう1回取り返して相手ゴールに向かっていく姿勢をもっと見せないと。さらに、赤嶺のゴールシーンのように、シンプルにボールを前に運んで、(はね返されても)拾っていくことをしないと。なんとなくきれいにやろうとし過ぎてボールを失っているシーンが多かったと思う。あれだけ応援してくれたのに負けてしまった。しかもふがいない内容になってしまったことを反省し、すぐに来る次の試合、ホーム味スタで意地を見せなければならない。磐田・前田はキープ力があり、そのために太田や西が中に入ってきていたが、そのあたりの対応や受け渡しがちょっとずつ遅れてしまっていた。梶山や伊野波は、自分たちのペースにならないときに後手後手なってしまったり、まず守備をやらなければならないところを難しいことを狙って奪われてしまったりと、あそこが効いていなかったと思う。また、茂庭はケガ前に比べてまだ本来の彼ではない。不安感からなのか、どうしても相手のマークがルーズになってしまう。前田にやられたシーンでも対応しきれておらず、まだまだ本調子ではない」●金沢浄選手（Ｆ東京）「久々にヤマハスタジアムに来れたのは良かったが、試合は全然ダメだった。（サイドバックが西や太田について中に入っていくと、その外を使われてしまう場面が多くなった？）そうですね。どうしても真ん中でフリーで前を向いて仕掛けられるので、絞らざるを得なくて、その外を使われてしまうことが多かった。そこを、真ん中のところで簡単にフリーにさせないようにしたかったが、そのシーンが多すぎて、相手に自由にやられたなと。もう少しチーム全体としてコンパクトに厳しく行きたかった。それが、自分たちがなかなかうまく攻撃できなかった原因にもなっていると思う。（最初から向こうが勢い良く来たところで、コンパクトにしきれないままズルズルいってしまった？）それはあると思う。それでも何とかしのいでいたが、1点を取られて展開がだいぶ厳しくなった」●今野泰幸選手（Ｆ東京）「相手が立ち上がりからしっかり来て、ある程度予想はしていたがそれで押し込まれてしまった。そこで何とか耐えたかったが、不運な失点で取られてしまったのは痛かった。ラインを上げよう上げようとしていたが、2点目も（パラナに）寄せきれず決められてしまった。あれも悔しい失点だった。それで、だいぶジュビロの選手が元気が出てきたし、うちは後手後手になってバランスが悪くなってしまった」●平山相太選手（Ｆ東京）「磐田の長所を消すことができなかった。出場にあたっては、ロングボールにしっかり競って起点になるようにと指示受けた。自分としても、与えられた時間の中で自分のストロングポイントを活かしてプレーしようとした。(今野選手のクロスからヘディングシュートがあったが)あれは決めたかった。ヘディングでゴールできればよかったのだが…。PKは、自分で蹴りたかったので、ルーカスに『蹴らせてくれ』と言った。GK川口さんだったので、これで決められれば自信になると思っていた。思いっきり蹴った。PKの自信はついたが、ゴールを決めたという安堵感はない」●赤嶺真吾選手（Ｆ東京）「自分たちのリズムでできず、出足も気持ちも前に出せていなかったと思う。もう少し、プレスに行く時は行く、とはっきりしたプレーが必要だったかもしれない。ゴールは狙いどおりの形。相太の周りで、近い距離でプレーしようとした。それは普段の練習からやっている形。この形で練習しているので、出場時間が長くなればチャンスも増えると思っている。今日は勝利につながらなかったが、これからも出た時はチャンスに決めて、チームの勝利に貢献したい」

  2007年08月16日

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• 小笠原満男復活祭！（でも銅像は建たないよ！）

  8月15日（水） 2007 J1リーグ戦 第20節鹿島 3 - 1 千葉（19:03／カシマ／19,600人）得点者'19 オウンゴ－ル（千葉）'25 新井場徹（鹿島）'31 小笠原満男（鹿島）'85 小笠原満男（鹿島）●オズワルドオリヴェイラ監督（鹿島）「（２ゴールを挙げた小笠原選手の評価は？）点を取って目立ったので、どうしてもそういう評価になるが、個人的には10人で勝った試合の方が評価されるべきだと思う。監督は戦術の中でチームがどう機能したかを評価するものだ。（今日は何ができて、何ができなかったのか？）できたことは、逆転する強い気持ちを見せたこと。落ち着きがあったこと。前半のうちに２－１にしたので、ハーフタイムに落ち着きを取り戻せた。何ができなかったかというのは、10人で戦ったこの間の代償が出てしまった。つまり、後半が疲労で足が止まったということだ。（青木を投入した理由は？）ジェフが使おうとしたスペースを消すために青木を入れた。小笠原を２トップに絡ませようとした」●内田篤人選手（鹿島）「勝ってよかった。オウンゴールは気にすることはなかった。イバさん（新井場）がうまくシュートを決めてくれたし、満男さん（小笠原）も点を取ってくれた。前半のうちに逆転できたのが大きかった。（自分自身の出来は？）後半ちょっと足が止まって厳しかった。ＰＫのシーンはＰＫを狙おうとは思っていなかった。クロスを上げようと思っていた。でもイバさんが僕を見てくれていたし、前も空いていたから行った。キッカーは満男さんだったし、ＰＫを取れば１点のようなものだった。今日は有三さん（田代）を狙っていたけど、点を入れさせてあげることができなくて残念です」●本山雅志選手（鹿島）「ミスが多かったんで修正していかないといけない。前半は前線からのプレスが多かったけど、後半になって行けなくなった。でも引いて守る形はできていた。ソガ（曽ヶ端）が忙しかったけど、跳ね返すことはできた。今日はかなり暑かった。マルキーと「これはヤバイね」という話をしたくらい。こういう暑さだと判断が鈍るし、もっと声で伝えることをやらないといけない。前からプレスに行くことは大事だし、狙い目だけど、いけない時に引いた形を作るのはだいぶ出来てきた。暑いしどうしても続かないところがある。そういう時は気合が大事。それにしっかり栄養と休息を取ることが大事。（小笠原が入って？）満男はもともと必要なことしか言わない。背中で語るタイプ。でも気合が入っていたし、チームを引っ張ってくれた。今日はボランチから前に出て得点にも絡めた。中盤はその時のバランスを考えなきゃいけない。あの飛び出しはよかったと思う」●新井場徹選手（鹿島）「たまたまいいシュートになってよかった。シュートを打ったらいいバウンドになって入った。自分のゴールより勝ち点３を取れたことがよかった。オウンゴールしちゃったのはしょうがない。ファボンもいいシュートだったし（笑）。でも結果的には狙い通りだった。今の鹿島は毎試合が決勝戦。全部勝てば優勝できると思う。この暑さだと前半のようなサッカーはできない。勝っているからムリをしていかないようにしようという雰囲気もあった。水野とは何度もやっているし、自分の中ではどうすべきか分かっているつもり。まあまあだったんじゃないですか。ガンバとやるまでは１つも落とせない」●小笠原満男選手（鹿島）「（自身の１点目は？）マルキーニョスにボールが入った時点でよく見てくれた。速いタイミングでシュートを打とうと思ったけど、蹴るテンポを遅らせて打った。イメージ通りだった。ＰＫに関してはキッカーは決まっていなかった。水を飲みに行きつつ決めた。行きそうな人がいなかったんで自分で行きました。戻ってきて何とかチームの勝利に貢献したいと思っている。今日はよかった。中断前もいい形が出てきていたけど、中断後に勝って、さらに連勝しているのはいいこと。（ガンバと勝ち点差８だが？）数字を見たらガンバの方がまだまだ上。自分たちの次の相手は大宮。そこできっちり勝ち点３を取ることが先決。相手の順位どうこうは関係ない。全力でやってガンバとやれるようにしたい。（途中でケガをした？）アキレス腱を踏まれた。結構痛いと思ったら１分後に回復した。今日は暑かった。本田さんも今までの鹿島の中で一番暑かったんじゃないかと言っていたくらい。後半ペースダウンせざるを得なかった。そういう中でスピードアップするところはしたつもり。追加点が取れたのがよかった。最後のゴールも篤人が抜け出てＰＫを取ったから生まれた。１点を取りに行く姿勢がよかった。イタリアではずっと試合に出られなくて、見ていても負けてばっかりだった。だから今は試合に出て勝つことがすごくうれしい。勝ちたいし、試合に出たい。そういう意味では今は充実してやれている。（球際の部分が激しくなった？）やっぱり寄せてボールを取るところまでが守備だと思う。マイボールにできる回数が多い方がいい。前とポジションも違うし、今は前にいいタレントが多い。だから２点目のゴールシーンみたいにいいところで前線に顔を出せる回数を増やせればいい」●岩政大樹選手（鹿島）「今日は割り切って守ることができた。いつもとは違って守りやすかったということはないけど、クロスに対して弾き返せればいいと思ってやっていた。水野もフリーで上げることがなかったし、こっちにとってプレッシャーになることはあまりなかった。少しずつコンディションを整えられるようにしたい。甲府戦のように主導権を握れるようにしたい。今日は今日で素晴らしい戦い方だったけど。今後も自信を持ってやれると思う」●アマルオシム監督（千葉）「今日の試合でなぜ千葉が15位なのか、鹿島がなぜ３位にいるのかが分かった。実際にピッチ上でいいプレーができなかった鹿島が勝った。勝ったのは鹿島だが、全ての説明がつくとは限らない。後半はいいプレーができたが、それもいつもほどではなかった。総合的によかった、選手の質の高い鹿島の勝利だった。自信を失っていることで、千葉は最終ラインを下げて失点を食らってしまった。経験を積み重ねていかなければなりません。（選手の質の問題ではなく、チームとしての一体感が欠けているのではないのか？）一体感というのは上位チームの方が出しやすい。ガンバや浦和の方が出しやすいと思う。口で言うのは簡単だが、一体感だけでは点は取れない。点を取る最後の部分は個の力だ。一体感でチャンスは作っている。最後を決めるのが個人なんです。今はそういう選手がジェフにはいないが、レイナウドや巻がそうなる可能性を秘めている」●水本裕貴選手（千葉）「同点にされた時は『まだ同点』って感じだったけど、立て続けに点を入れられてガクッと来た。１点で止めておくべきだったからこそ、２点目でガクッと来た。点を取れないのはいつものこと。だけど１点は取る力がある。そこからどういう試合運びをするか。鹿島は強かったですね。相手のセンターバックも大きいし、ただ放り込んでいても跳ね返されるだけ。後半くらいつなげられればよかったけど。もったいない試合展開だったと思う。（Ｊ１再開後の連敗については？）２連敗するとズルズル行く可能性があると思っていた。とにかく次の試合に勝つことが一番の薬。ホームで勝つことは特に大きい。今日なんか１点をリードしていることが分からないようなゲーム運びだった。リードしているのに負けているようなゲーム運びになってしまっている。流れをつかみきれなかった」●水野晃樹選手（千葉）「相手は日曜日に試合をして中２日だけに、後半になれば疲れが出てくると思っていた。なので、後半はより積極的にいこうと思っていた。チャンスはなくはない。それを決めることができないのが現実。もう１点入れば試合展開はどうなるかわからなかっただけにその１点が大事だった。相手の中盤が待っているような状態だったので、無理にうちの中盤が飛び出してボールを失うとカウンターになってしまうというやりづらい状況で、それに気をつかいすぎたとも思う」●レイナウド選手（千葉）「試合はジェフのほうがいい内容だったが、結果はアントラーズの勝利だった。点を取ることができなかった。サポーターのためにも次の試合はいい結果を残したい。まずは結果だ」●ジョルジェビッチ選手（千葉）「よく戦っていたけれど、運もなかった。ジェフもチャンスを作っていたが、アントラーズは少ないチャンスでしっかりと決めてきた。ドリブルシュート？　公式戦から少し遠ざかっていたので今日はちょっときつかった。ドリブルシュートの場面も最後の瞬間に息切れしてしまい、少しだけ外れてしまった。次のチャンスは必ず決める。ジェフは悪くはない。ジュビロ戦は出場停止だが、チームとしていい結果を出せるはずだ」

  2007年08月15日

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• 古賀チン、ネタまだ～～～～？

  8月15日（水） 2007 J1リーグ戦 第20節柏 2 - 0 広島（19:04／柏／10,636人）得点者'44 フランサ（柏）'56 太田圭輔（柏）※清水って何で太田圭輔みたいないい選手を手放したんだろう？●石崎信弘監督（柏）「前回、浦和と引き分けたことがよかったのか、それとも違うのか。それは今日の試合にかかっている、と思っていた。特に日立台では連敗しているし、自分たちの家で負けることは許されない。強い気持ちで立ち向かうように、と選手には言っていた。試合開始早々、太田のところでミスがあって、服部に決定的なクロスを入れられ、佐藤に合わされた。南がよく防いでくれたが、あのシュートが入っていれば展開は変わっていた。一方、ＰＫは菅沼がよくチャレンジしてくれた結果だと思う。サンフレッチェのパス回しがとにかくうまくて、前から行き過ぎると柏木あたりをフリーにしてしまう。だから、プレスのタイミングをよく考えるように、という話をハーフタイムにした。ただ、３点目をとれるチャンスがあったのに、それを逃してしまった。そういう部分は反省材料だ。（佐藤由紀彦を入れた後、交代のカードを切らなかったが？）永井が疲れていたのだが、バランスが崩れていなかったので。ディフェンスは安定していた。それと、北嶋が長いブランクから戻ってきたので、何とか彼をいい形でサポーターの前に立たせたかった。だから早く３点目を、と思っていたのだが。ただ、蔵川からのクロスにら飛び込んで、北嶋はいい形をつくってくれた。（広島の２トップ対策は？）佐藤は裏に飛び出すタイミングがいい。前半終了間際も、裏に出られて南が弾いたシーンもあった。ただ、佐藤のスピードを怖れるあまり、ラインが深くなってしまうと、またやられてしまう。だから、古賀や小林には「ラインを浅すぎず、深すぎず」という指示を出していた。ウェズレイは、とにかくどこからでもシュートを打ってくる。自由にさせないこと。寄せていくように、という話をしていた。ただ、柏木がいつも、イヤなところに動いてくる。それによって、２トップにチャンスをつくられていた。（45ポイントまで、あと5勝となったが？）その5勝が難しい。暑い中での戦いとなるし、強い気持ちを持って1試合ずつ戦わないと。（フランサは低い位置でいいパスを出していたが？）システムの噛み合わせで、サイドで起点をつくりやすい。蔵川や大谷が、よく起点となってくれた」●太田圭輔選手（柏）「（日立台初スタメン、初ゴールですね？）今日は絶対にゴールしてやると、狙ってました。一番得意な角度（からのシュート）でした。ホームでの勝利に貢献できてうれしいです。勝利ダンスは、何をやればいいのかわからなかったけど（笑）。前節の浦和戦では、思うようにプレーできなかった。練習試合でゴールを挙げることはできていたけど、公式戦でなければ意味がない。結果が出せて楽になりました。初めに結果を出すのと出せないのでは違いますから。キャンプで苦しい練習をこなして、それを乗り越えられたのが良かったと思います。（初の兄弟同日弾ですが？　※兄弟＝磐田・太田吉彰選手）そうみたいですね。さっき聞きました。（弟から連絡？）もう不在着信来てるんじゃないですかね（笑）」●永井俊太選手（柏）「疲れました。広島はつなぎがうまく、中盤で付きづらかった。立ち上がりから積極的にプレスに行ったけど、行くところと行かないところをはっきりしないと。今日は後手後手に回っていたことが何回かあった」●南雄太選手（柏）「ホームだから勝たなければいけない。（前半に2回、好セーブがあったが？）僕もそうだけど、みんな気持ちが入っていたと思う。いいゲームができました。連勝しないとチームは勢いに乗れない。次のFC東京戦も勝って、開幕の頃のように勢いに乗っていきたい」●小林祐三選手（柏）「（前半32分の佐藤寿人選手のシュートは）ボールがブラインドになってしまった。南さんが止めてくれて助かりました。後半、積極的に追うのを止めてからは中盤でフリーで持たれ、苦しい時間帯もあった。最終ラインとしては、最大限バランスを保つように心がけていました。それでも崩されたことが（90分通して）2、3回あったので、改善したいです」●北嶋秀朗選手（柏）「（両ひざの負傷で10か月ぶりの出場）プレー面は問題ないです。コンディションには波があるけど、石崎監督やコーチの皆さん、メディカルスタッフの皆さんら、いろいろな人の協力と理解で、いい波に持ってこられている。ありがたいです。試合前のロッカールームで円陣を組んだとき、ユキちゃん（佐藤選手）が「キタジの復帰戦、飾ってやろうぜ!!」と声をかけてくれた。最後はサポーターがずっと、新しい僕の応援歌を歌い続けてくれて…。途中出場のときはスタメンとはまた違う疲れがあるものだけど、おかげで全く疲れを感じなかった。皆さんの支えがあって、プレーできています」●ペトロヴィッチ監督（広島）「最近は、負けて記者会見に来ることが多い。試合の内容はよかったが、サッカーでは結果と内容が別になってしまうことは、よくあること。柏を見に来たお客さんに、サンフレッチェの美しいサッカーを見せられたと思う。柏のチャンス対ゴールと同じくらい（の割合）で、我々がゴールを決めていれば、５点は入っていた。今日は、それができなかったことが敗因。結果の危機であって、内容の危機ではない。どこかで結果が出せれば、一気にいけると思う。私は自分のチームの選手を誇りに思っている。（２点を取られた後、どう追いつこうとしたのか？）０－２の状況から追いつくのは、簡単なことではない。相手は引くわけだし、そこを崩すのは難しい。ただ、０－２の後も森崎浩司はきわどいシュートを放っている。前半でいいチャンスをつくっていたのに、０－２でリードされているのが問題だ。（５連敗になってしまったが？）しかし、我々は５連勝、天皇杯も入れれば６連勝をしたことがある。次の試合で勝てば、５連勝するかもしれない。もし、駒野と寿人のコンディションが普通であれば、彼らで２、３点はとれていた。柏木と槙野も、U-20で疲れている。青山もずっと休みなくやっている。我々は選手たちに休みを与えられない。それでも、柏木はいいプレーをしていた。１９歳の選手だ。（その柏木が次節は出場停止だが？）柏木のかわりのプレーヤーを探すのは簡単ではない。ただ、大分戦はハングリーなチームとなって、ハングリーな選手が出場するだろう」●柏木陽介選手（広島）「イライラした。自分の出来も悪くないし、チームとしても悪くはない。でも、ミスが必ず失点してしまう。ミスはどんなチームでも絶対に起こるもの。でも、強いチームは、そこで失点しない。今日もミスからの失点だった。どうしてなんだろう、と思う。全体の守りも悪くなかったのに。いいプレーもできた。特に、前半の（佐藤）寿人さんに出したパスは、よかったと思う。ＦＷの近くでプレーできれば、いい形もつくれる」●森崎和幸選手（広島）「自分の責任で負けた。勝っていない時は、先に失点してはいけない。流れが悪くなるのは、わかっているのに。全体の守備は悪くない。守りも破綻はなかった。組織のせいではない。自分個人の責任。菅沼のプレーは予測できていた。ただ、身体の向きが悪くて、少し遅れてしまった。単純なワンツーだし、あれで裏をとられてはいけない。それでも、ボールに触れると思ったのだが、相手が身体を入れてきた。ＰＫを与えた上に下を向いてしまったら、さらにチームに迷惑をかけてしまう。そう思って、必死にやった。もう絶対に１点もやらないつもりで。でも、この位置でプレーする以上、一つのミスも許されない。ただ、すべて悪いところをピックアップしてしまっても、仕方がない。次にこれを引きずってしまっては、プロじゃない。ここ２ヶ月、チームにとっても自分にとっても、本当に苦しいし悔しいが、ここで頑張らないと」

  2007年08月15日

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• 頂上決戦は浦和が制す！首位に勝ち点１差！

  8月15日（水） 2007 J1リーグ戦 第20節Ｇ大阪 0 - 1 浦和（19:03／万博／20,982人）得点者'62 永井雄一郎（浦和）●ホルガーオジェック監督（浦和）「今日のゲームは非常に重要な試合でしたが、勝つことができました。ガンバは非常に強い相手でしたが、ゲーム自体も素晴らしいゲームでしたし、浦和の選手たちも素晴らしいパフォーマンスをみせてくれました。スピードのある攻撃をすることができていたし、２トップが非常によく動いて、引き出していた。その中で永井の素晴らしいゴールが生まれ、そのまま勝つことが出来ました。（小野が出られないということで、２トップにしたのか？）特に小野は関係ない。今までも前線はいろんなバリーエションを持ってやってきたので、今日に関しても小野がどうこう、という理由ではない」●永井雄一郎選手（浦和）「今朝２トップだと言われた。達也（田中）と二人で動き回って連動していこうと言っていた。シュートはあの一本しか打っていないけど積極的に打っていこうという意識はあった。ゴールシーンは少し向かい風だったので、ボールが弱まって良かったのかも。90分を通してうちのDF陣が頑張っていたので、それに応えたいと思っていた。振りかぶる時間がなかったのでコースだけを狙うイメージで打った。いいところにいってくれた。ガンバ相手に取れたことは自信になる」●長谷部誠選手（浦和）「シュートをしっかり当てていればいいチャンスになった、という場面も多かった。前半は相手も外してくれていたので良かった。後半はやり方を変えたわけじゃないけど、サイドが結構あいていたので、そこを使おうと言っていた。もっと早くに使えていたらもう少しチャンスもあったはず。サイドを使っても中の人数が足りなかったり、というのもあったのでそこは改善点。相手にフリーで持たせたら怖いので、しっかり（プレスに）いこうというのはゲームを通してやれていた。勝てたのは大きい」●西野朗監督（Ｇ大阪）「もう少し攻撃の中で鋭さ、変化が欲しかった。やはりレッズの固い守備というのは感じたし、点を失ってからは特に堅かった。前半はいくつかチャンスがあったので、そこで取れていれば展開が変わったかな、というのはあった。振り切りたかったですね。（播戸と家長の交代について）播戸のコンディションがどうとか、パフォーマンスが悪いということではなく、向こうの３バックを少し崩したいという思いの中で、前半とは違うアクセントを攻撃に作りたかった。（ホーム不敗記録がストップしたことについて）負けていないという記録は関係ない。引き分けを26やって大記録にになるかといえば違う。それよりも連勝の記録を作りたい」●藤ヶ谷陽介選手（G大阪）「前半からチャンスも作れていたし、お互いにいい内容で進んでいただけに結果は残念です。失点のシーンは、永井からもう一回パスが出るのかな、って思った部分もあったし、サトシ（山口）が対峙していたけど、相手の蹴るタイミングが早かったのもあったし、コースもいいところに決められてしまった。負けたというのは終わったことなのでしょうがない。これをしっかり受け止めてここからまた勝点を積み上げていくだけ。また残りゲームもたくさんあるし、もう一回立て直してやっていく」●安田理大選手（G大阪）「監督に『山田を疲れさせるくらいいけ』って言われていたけど、崩しきれなかった。とりあえず勝ちたかったですね。今日勝てば差を開けられましたからね。でもまだ上位はキープできているし、また浦和を引き離せるようやっていく。これまで浦和とやって悪い試合は、クロスクロスになって、跳ね返されるというパターンだったので、もう少しショートパスを繋いだり、仕掛けたりということが出来れば良かったけど、相手を崩しきれなかった」●遠藤保仁選手（G大阪）「（前半に比べて後半は少し攻撃が停滞したのでは？）FWだけじゃなく。全体的に下がってしまった感じもあったしボールキープが出来なくなってしまった感じもあった。（前半で播戸が交代したことの影響は？）向こうもターゲットが一人になって、狙いやすかったというのはあったかもしれない。ただ誰が悪いということではなく、落ち着いてテンポよくまわせなかったというのは反省だし、まだまだ改善できる部分だと思う」●山口智選手（G大阪）「前半の流れからも、どちらか（先に）点を取った方が、っていう雰囲気の中で、僕の判断ミスもあって失点してしまった。先に取られてひっくり返すのは簡単じゃない。これは浦和にということだけではなく、どの試合にも共通して言えること。前半からいい形でいけていても、阿部とかにしっかり押さえられていて、嫌な雰囲気があったので、より、先に点を与えたらしんどいな、と思っていた中で失点してしまった。永井に打たせたのはあの一本だっただけに反省です。（今季５回目の対戦ということでのやりにくさはあったか？）それは特になかった。力のあるチームなので苦労するのは分かっている。こういう中でいかにいいサッカーをするかが、これから大事になってくると思う」●家長昭博選手（G大阪）「先手をとられてから取りにいくのは厳しいゲーム。後半からチャンスをもらってゴール、アシストを求められていただけに、それが出来ずに責任を感じている。これから先は勝ち負けの連続だと思うので、しっかり反省することはして、次にいかしていくことを考えたい」

  2007年08月15日

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• 今日は神・川口能活の誕生！（ナポレオンと一緒！）

  ●8月15日の試合＆放送スケジュールJ1第20節 18:45 鹿島 vs 千葉 (ch.177) 【生放送】J1第20節 18:45 大宮 vs 神戸 (ch.179) 【生放送】J1第20節 18:45 柏 vs 広島 (ch.181) 【生放送】J1第20節 18:45 川崎 vs 横浜FM (ch.182) 【生放送】J1第20節 18:45 横浜FC vs 甲府 (ch.184) 【生放送】J1第20節 18:45 G大阪 vs 浦和 (ch.183) 【生放送】J1第20節 18:45 大分 vs 清水 (ch.180) 【生放送】J1第20節 18:55 新潟 vs 名古屋 (JSPORTS3) 【生放送】J1第20節 19:00 新潟 vs 名古屋 J1第20節 19:00 鹿島 vs 千葉 (BS1) 【生放送】J1第20節 19:00 大宮 vs 神戸 J1第20節 19:00 柏 vs 広島 (ちばTV) 【生放送】J1第20節 19:00 川崎 vs 横浜FM J1第20節 19:00 横浜FC vs 甲府 J1第20節 19:00 磐田 vs FC東京 (TBSチャンネル) 【生放送】J1第20節 19:00 G大阪 vs 浦和 J1第20節 19:00 大分 vs 清水 J1第20節 23:00 磐田 vs FC東京 (BS-i)J1第20節 01:00 G大阪 vs 浦和 (ch.183)J1第20節 01:15 磐田 vs FC東京 (SBS)J1第20節 01:30 G大阪 vs 浦和 (MBS)●中沢佑二選手（横浜Ｍ）「連戦の中でいかにベストなプレーをするか。」●橋本英郎選手（Ｇ大阪）「（闘莉王は）パスを出して上がることが多い。そこをカットすればカウンター（攻撃）にもつながる。プレッシャーを感じないように。ホームの利、安心感を持って戦いたい。」●播戸竜二選手（Ｇ大阪）「アジア杯も行ってないし、ガンバのためにやるだけ。今は勝つことしか考えていない。ビッグマッチで決められるっていうのもＦＷの価値の１つ。絶対に決めたいね。」●中村憲剛選手（川崎）「（代表に選出されたが）まずは明日。Ｊで頑張ります。」●巻誠一郎選手（千葉）「発表があったなんて知りませんでした。そこ（代表）まで考えられない。今はチームを持ち直すのが先決。」●大久保嘉人選手（神戸）「試合に勝てればいいよ」●小笠原満男選手（鹿島）「代表は何とも言えない。国の代表として、いろんな国とやれるのは面白いと思う。まずは勝つこと。負けても引き分けでもダメ。」●相馬崇人選手（浦和）「やっぱりテンションは上がる。負ければ勝ち点は７に開く。その意味は分かっている。ゴールを決めたい。自分に足りないのがゴール。記録にも記憶にも残るのは得点だし、最近のサイドアタッカーはＦＷもできる。すべては代表のため。イメージを変えたい。」

  2007年08月15日

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• （頭が）秋模様になる前に、藤田の通算100得点を・・・。

  名古屋はＦＷヨンセンが２得点の活躍で６試合ぶりの勝利と、アウエー通算１００勝目を引き寄せた。広島のペトロビッチ監督が激怒した。後半４３分、駒野が倒された接触プレーがファウルとならず、直後に失点。指揮官は奥谷主審に詰めより、スタッフに止められた。同じく抗議した望月ＧＫコーチは退席処分。クラブは前半に相手ペナルティーエリア内でＤＦ槙野がシャツを引っ張られた場面と併せて、Ｊリーグに質問状を提出する方針だ。 8月12日（日） 2007 J1リーグ戦 第19節広島 1 - 3 名古屋（18:04／広島ビ／12,595人）得点者'35 ヨンセン（名古屋）'42 米山のオウンゴ－ル（広島）'66 ヨンセン（名古屋）'88 杉本恵太（名古屋）●フェルフォーセン監督（名古屋）「オフ明けの初戦というものは、チームの状況が明確ではない。練習や練習試合は、リーグ戦ではないからだ。立ちあがりは互いにナーバスになっていたが、次第に我々が試合をコントロールした。１点目も素晴らしいゴールだった。広島の初のチャンスは42分のコーナーキックで、そこで失点したのは不運。しかし、後半も我々は25分まで試合を支配。攻めていたから、ＰＫもとれたと思う。その後、広島もリスクを犯して攻めてきたため、我々も守りで対応せざるをえない。２度ほど、ラッキーなシーンがあった。３点目は、カウンターでスペースをうまくつけたから。悪い試合ではなかったが、ベストの試合でもない。前半戦では、今日よりいい試合をしながら、ポイントにつながらなかったこともあった。今日は運もあって、勝つことができた。（楢崎の活躍については？）エクセレントなキーパーだ。他のＧＫなら、１度や２度、決められたシーンもある。そういうシュートを防いでくれた。それが、我々の守備に安定をもたらしてくれた。（本田について？）彼については、まだ時間がかかる。年代別の代表に招集されてきて、多忙だったこと。若い選手特有の『やりすぎてしまう』ことで、コンディション調整が難しかった。ただ、状態はよくなっている。後半もすばらしかった」●フローデ・ヨンセン選手（名古屋）「今年初めての２得点だし、チームが勝てて最高の気分だ。（いつもならＰＫは藤田の役割だったが？）藤田は賢かった。（Ｊ１通算）１００得点を意識してしまうかもしれないからね。」●藤田俊哉選手（名古屋）「リーグ再開のスタートに照準を合わせてきたので、勝利できてうれしい。今日の試合については、正直『これがよかった』というのが見つけづらい試合だったけど、みんなの勝ちたいという気持ちが全面に出ていたと思う。（サンフレッチェに押し込まれるシーンが多かったように思いますが…）ある程度ラッキーな部分があって失点しなかったところもあると思うけど、みんなが一生懸命にやったから、そういう勝ちもこっちに転がってきたのかもしれない。こういう気持ちで次の試合もやっていきたい。（サイドからの起点が多かったように見えましたが…）それは相手に合わせて、そうなったところもある。どうなんでしょうね、内容は…。（準備期間に、選手がそろわなかったが。）そういうのは言い訳の範囲。自分のプレーはゲームをコントロールするところと、あそこできちんとプレーをする、というのが監督からの要求だった。チャンスをみて上がったけど、あんまり上がらなくてもいいかな、と。サイドの展開力が、もう少しかなと思う。（蹴ればＪ通産100得点になったかもしれないＰＫについては？）ヨンセンがとったＰＫだから、ヨンセンが蹴るのが当たり前と思っていた。ストライカーがとったＰＫなので。しかも俺の通算１００ゴールは、セットプレー以外でとりたいから（笑）。でも、次にヨンセン以外がＰＫもらったら、俺が行きたいけどね（笑）。でも、勝てばいいっす。（勝ちながら修正するというのが理想的？）修正する点がいっぱいあると思うけど、勝ってそれができることは収穫」●本田圭佑選手（名古屋）「最高っすね。この時のために練習してるし、生活のすべてサッカーのためにやっているようなものなので、勝利の瞬間が味わえるのは、サッカー選手として一番幸せ。９０分を通して危ないシーンは幾度もあったし、非常に厳しい相手だった。でも、最後まで集中して、対応できた。そこはチームとして、成長しているところだと思う。ただ、危険なシーンを作られたことは課題。冷静な目でみて、いい方向に生かせていければいい。（前半ドンピシャのＦＫがあった）その前にセットプレーでミスっていたので、絶対に今日はアシスト・得点に絡む結果を残したかった。（勝利を得るために、守備も必死だった）駒野選手が、非常にいいポジションをとっていた。いつもやられていて、とても悔しい思いをしていた。まだまだ抑えるだけで精一杯だけど、もっともっと成長していい選手になりたい。（新潟戦に向けて）これからも、結果だけにこだわっていく必要がある。もちろんプロだから内容にこだわるのも大切だが、サポーターは今、内容よりも結果を出してほしいと思っている。その気持ちが非常に伝わる。それに応えたい」●ペトロヴィッチ監督（広島）「こういう試合の後に何かをしゃべらないといけないのは、監督としていいことかどうか、わからない。立ち上がりから試合をコントロールし、今日もたくさんの崩した形でのチャンスをつくった。名古屋の得点も、初めてのチャンスから生まれたもの。そして、すぐに同点にできた。名古屋は、ほとんど前半にはシュートを打てていないのではないか。後半もいいチャンスをつくった。リードされた後もリスクを負って攻めた。ただ、厳しい状況でも最後までサポーターが力を与えてくれた。今日は、ネガティブな結果に終わったが、しっかりと立て直して、（次戦）3ポイントを持って帰りたい」●駒野友一選手（広島）「（３点目のシーンは）ボールが相手より前にあったので、とれると思って行った。そして、ボールを止めたところに相手が後ろから身体でぶつかってきた。その後は、どうなったか…わからない。（バックチャージ？）そうですね、背中からやられた、ということで…。今日は、２トップがつぶされていたので、それを楽にさせるためには、もう少し散らしてサイドを変えるような展開がほしかった。サイドから展開できると、もっといいサッカーができると思う。どうしても、トップにボールを入れてしまうので、サイドから起点になるボールはこなかった。ＦＷがタイトにやられていたのに、それが分かっていて縦にボールを入れると、厳しい。どこのチームも２トップのマークが厳しいので、そこを一発のパスでは厳しい。２列目の飛び出しやサイドからの攻撃とかを多くしていかないといけない」●柏木陽介選手（広島）「今日はいいところにポジションをとっていたので、パスがきたら一点ものかな、というシーンがあった。ああいうところでパスがほしかった。今日は逆サイドの展開も少なかった。右サイドの駒野さんが使えていなかったので、もう少し使えればよかった。前半、ドリブルでペナルティエリアに切り込んだシーンは、ウェズレイにパスを出した。もう一つ入って、相手が寄ってきたところを、かわしていけばよかったのかもしれないけど、ＤＦが見えなかった。角度的にかぶっていた。ウェズレイがフリーだと思ってパスを出したら、ＤＦが出てきた。今日は、疲れました」●槙野智章選手（広島）「ホーム初先発で緊張したけれど、先輩たちがサポートしてくれた。ただ、３失点は反省材料。あれだけ攻めていたのに……。ヨンセンに対しては、いつもウェズレイとやっているので、問題ない。ゴールは、自分の得点だと思う。オウンゴールと聞かされて『あれっ』と思った。ただ、失点した時が自分のマークのヨンセンにやられたので、どうしても取り返したかった。前半いい試合をしていたのに、後半失点してしまう。もっと我慢すべきところを我慢しないと」

  2007年08月13日

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• ヤナギが！ヤナギが・・・！！！

  Ｊ１第１９節最終日（１２日、小瀬スポーツ競技場ほか）９枚のイエローカードが飛び交う大乱戦は、鹿島が１－０で甲府を下し３位浮上。昨年８月２６日の広島戦以来、３５１日ぶりリーグ復帰を果たしたＭＦ小笠原満男（２８）を中心に、前半３４分にＭＦ野沢拓也（２６）が決めたＪ最速のリーグ通算９００ゴールの１点を守り切った。8月12日（日） 2007 J1リーグ戦 第19節甲府 0 - 1 鹿島（18:34／小瀬／14,316人）得点者'34 野沢拓也（鹿島）●オズワルドオリヴェイラ監督（鹿島）「（勝因は？）得点ということもあるが、守備、チーム全体としての守備の意識と安定感が勝因ではないかと思う。一人少なくなったが全体がバランスがよく、相手の動きを潰し、対応していった。一人ではなく、全体の意識が大切なのでその意識がよかったと思う。（野沢のJリーグ通算900ゴールについて？）ミーティングの材料を増やしてくれてありがとうございます。その数字のことを知らなかった。すばらしい数字だと思う。こういうときに監督であることを名誉に思う。（甲府が後半途中から布陣を変えてきたが、守備の指示は？）１つは10番（藤田）。彼はゲームメイクをするチームの頭脳。パスを繋ぐだけでなく、いろいろな駆け引きを含めてチームの指揮をとっている選手。途中から一つ下がった位置に入って、23番が（山崎）がトップ下に入った。そこで対応するのはどの選手が10番をケアするのかという部分。23番は2枚の中盤で見れば問題ないこと。また、甲府が変えてきたからといって自分たちが変えることはなかった。ただ、柳沢の退場でそこから変えざるを得ない。甲府はサイドを細かいパスで崩してくるチームなので、4枚のラインを横並びにしてサイドの部分をサイドハーフとサイドバックでケアする形にした」●野沢拓也選手（鹿島）「（誕生日のこの日、鹿島のリーグ通算９００得点をマークしたが）きょうは得点だけ。ミスも多かったし、（よかったのは）勝ったこととゴールだけ。」●柳沢敦選手（鹿島）「1枚目のイエローは、主審に（新井場への）イエローが出た理由を聞いたときに、耳を傾けてもらえなかったので、必要以上の口調での質問してしまったことが理由だと思う。甲府は同サイドに選手が集まって細かくパスを繋いでくるチーム。なので、ボールを奪ってから逆サイドを有効に使う、早い仕掛けからの攻撃を意識した。また、ラインが浅いのでその裏を狙った。そうなると相手が裏をケアするので、楔のパスが活きてくる。上手くいかなかった部分もあるが、もう少し落ち着いてプレーすればパスを回すことが出来たと思う」●小笠原満男選手（鹿島）「（判定に）イライラしても得することがない。判定はしようがないこともあるし、サッカーにはつきもの。みんながしっかり頑張って勝ち点３を取れたことがよかった。中断明けの試合に勝つのと負けるのでは大きく違う。ナビスコ（７月１５日の広島戦）も出ているし、久しぶりという感じはなかった。そこがボクのいいところ。変わらない雰囲気でやれるから。代表？　選手である以上、それはみんな思うこと。」●岩政大樹選手（鹿島）「（オフサイドの判定でノーゴールとなったヘディングシュートは）「俺、凄い」って思った（笑）。オフサイドだったのは残念。１－０のスコアは中断明けにしてはいいスコア。中盤が頑張ってくれたから、後ろも狙いやすかった。クロスに対しても充分に対応できた。（柳沢の退場で）10人になったが、（減ったのはFWだったので）後ろへのプレッシャーは掛かっていない。焦らず守ることが出来た。今年は10人になることが何回かあったが、いい戦いが出来ている。今日もバタバタしなかった」●大木武監督（甲府）「どのチームも勝ちたいと思う、中断明け最初のゲーム。残念ながら負けてしまいました。（ポイントは）２つ、失点したセットプレーのところで行けなかったことが一つと、もう一つは相手が一人少なくなって、数的優位になったときに崩しきれなかった。これからしっかりやっていかないと行けないところがあると思います。（なかなか最後の四分の一のところをシュートに行けなかった理由は？）割とゴール前に張り付いてしまったので、サイドにボールが出たときに、出た回数も少なかったけど、サイドにボールを呼び込みに行く選手が少なかった。そのあたりの問題があったと思う。（途中から４－２－３－１に見えたが？）システム的には４－３－３でいいと思います。アンカーを2枚というよりも、アンカーを前に持っていったということ。（須藤から羽地に変えた理由は？）（代えるかどうか、）どうしようかと思ったが、（羽地は）身体の強さ、左足のシュートを持っているし、（パスを）落とすのが上手い。数的有意になった状況で、山崎が活きてくるという気がしたが、なかなかそこにボールが入らなかった。点を取るまでに行かなかった。加入してすぐのゲームとしては、彼なりによくやったと思う。（パス回しはスピードが上がっていたように見えたが？）なんとも言えない。立ち上がりはもう少しやれると思っていたが、井上が（パスを）受けられない場面があった。センターバックやDFラインが持ったときに、井上がもう少し近くに行って、入ったときは悪くなかった。早くなったというよりも、始めの入り方がもう少しという気持ちが強い。前線に早く繋ぐようには意識している。もっとできたと思う」●藤田健選手（甲府）「サイドをコンビネーションや個人の突破でもう少し崩して行ければシュートチャンスを増やすことが出来たと思う。相手の意表を突くプレーが足りなかった。サイドを上手く崩して行ければ点が取れると思う」●羽地登志晃選手（甲府）「味方を活かす部分と、得点を取ることの両面の役割があるが、今日は味方を活かすプレーが多かったと思っている。プレーする時間がもっと増えれば、もっと前でポゼッションできてチャンスを作れると思う」●須藤大輔選手（甲府）「最後のパスの精度、クロスの精度、スルーパスのミスでシュートまで行けなかった。もっと早く仕掛けるクロスを上げて行きたい」

  2007年08月13日

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• 大宮に、強力な救世主誕生！

  8月11日（土） 2007 J1リーグ戦 第19節清水 2 - 2 大宮（19:03／日本平／15,047人）得点者'05 小林大悟（大宮）'10 チョジェジン（清水）'18 吉原宏太（大宮）'53 フェルナンジーニョ（清水）●長谷川健太監督（清水）「中断明けで、監督が交代した大宮とやるということで、非常に厳しいゲームを予想はしていたが、ここまで苦しむとは思っていなかった。立ち上がりが、いつもに比べて良くなかった。前半の立ち上がり7分までに失点したというのは今までなかったことなので、少し中断明けで、受けて入ってしまったのかなという感じがする。そのへんの集中力というか試合勘というのが、若干失われていたのかなと。ただ、リードされている状況の中で、最後まで相手ゴールに迫る気迫、姿勢というのは、選手たちには評価したいと思う。ただ、非常に多くのサポーターが詰めかけてくれた中で、良い形で勝利を味わってもらうことができなかったということは、非常に残念だし、申し訳なかった。ただ、これで選手たちの目も覚めると思うし、また次の試合は大分ということで、非常に厳しいゲームになると思うが、一戦一戦また質を上げて、良い結果が得られるようにしっかりと準備していきたい。（大宮のマルケス選手への対応についての指示は？）前半は少し浮かせすぎたかなと。もう少しきちっとつぶすところはつぶして、相手に起点を作らせないという形でやれれば良かったが……。実際にプレーをするのは初めてで、映像では何回かブラジルでのプレーを選手たちに見せたが、どんなプレーをするのかと少し見てしまった部分はあると思う。日本の湿気があって暑い気候の中で、すぐにフィットするというの難しいと思うが、予想以上にスピードもあって、人もうまく使える選手だなという印象を受けた。後半には『マルケスに良い形でボールを入れさせない、起点をしっかりつぶせ』という話をして、後半に関してはきちっと対応できたと思っている。（後半早い時間に追いついて、なかなか点が取れなかった中で、もう少しどんな工夫をしたら良かったと思うか？）良いボールも入っていたし、チャンスもあったし、CKが15本あって1本も入らなかったというところが、なかなかひっくり返せなかったひとつのポイントではあるかなと。セットプレーで良いボールが入って、良い形でフリーでヘディングシュートも打っていたし、こういう厳しい試合の中でセットプレーというのはひとつの鍵になると思う。流れの中から2点を取って、もう1点セットプレーが絡んでくると、もう少し試合が動いたかなと思う」●伊東輝悦選手（清水）「デニス・マルケスのところで起点を作られてしまうと、前半は難しい局面になってしまった。ある程度のことは頭に入れていたけど、もっとしっかりと対応しなければいけなかった。ただ、後半はある程度修正できたが、前半は先に失点して主導権を握られて、良い展開ではなかった。（今日は良くなかったのは、失点の場面だけだった気もするが）でも、結局そこで勝負が決まってしまうので。今日はドローにはなったが、そのへんはしっかり反省して修正しないといけない。（結果を抜きにすれば、中断期間の成果は出ていた？）最後までゴールに迫ろうという意識はみんな持ってプレーしたと思うし、そういう中でリスクマネージメントもしながらという部分は、まあまあかなと思う。だけど、ゴールを割らないことにはいけないし、結果を出さなければいけない。ゴールには迫れていたと思うので、そこで点を取って勝つか、取れずにドローに終わるかというのは、非常に大きな違いだと思う」●西部洋平選手（清水）「（1点目の失点の場面は）センタリングを予測しすぎてしまった。あの場面では、まずシュートから入らないといけない。ああいうのはなくさないといけない。良い流れのときは良いサッカーをしているし、やりたいサッカーをやっている。今日はほとんど主導権を握れていたとは思う。あとは、（チャンスを）決めることと、守備ではカウンターの準備みたいな部分をもう少し考えなければいけないと感じた。次に向けて、また確認することは少し増えたかなと思う」●青山直晃選手（清水）「（デニス・マルケスについては）ビデオは観ていたが、それだけではわからないし、予想以上にスピードがあったし、切れもあったと思う。（初めての選手というのは、やはり間合いを詰めにくい？）やっぱりどんなスピードを持っているか、どんなシュートを持っているかわからないので、少し恐いというのもあったと思う。右足右足で来るので、中に来ると聞いていたが、中を切ったら縦に行かれたりとか、けっこう縦のスピードがあって、ちょっと後手になってしまった。後半は、集中して突破したりキープしたりという起点を作らせないようにとみんなで話し合った」●藤本淳吾選手（清水）「内容が良かっただけに、本当に勝ちたかったし、勝って勢いに乗りたかったし、上位に近づくためにも絶対に勝ち点3が必要だったので、もったいない試合だった」●佐久間悟監督（大宮）「私は今月の7日に強化育成部長というポジションから大宮アルディージャの監督に就任したわけですが、まず初めに、これまでのチームの成績や順位も含めて、多くのファンの皆様、スポンサーの皆様に対して、思い通りにいっていないということに対して、あらためてこの場で謝罪をさせていただきたいと思います。その中で、私が監督に就任したのは、この厳しい状況を何としても打破しなければいけないという強い信念からのもの。非常に短い期間ではあったが、今日の清水戦について、攻撃・守備に渡って明確なプランを立ててトレーニングしてきたつもり。清水は、今年ナビスコカップも含めて1勝もできていなかったが、試合を分析すると、そこそこボールも支配できているし、清水は比較的入り方がゆったりとしているというところで、前半は私たちがイニシアチブを取りたいということでゲームプランを立てた。これまでの大宮は、ボールを保有することだけにこだわってしまっていた。これは非常に大切なことだが、どうしてもそこから前にボールが進まない、相手が恐がるところにボールが行かないという現実があったので、そこの所をこの数日間で、攻撃のところについては修正をした。守備については、それほどネガティブなところはなかったが、もう一度オプションを、4-4-2とか4-1-4-1とか4-2-3-1というところで、お互いに守備の基本原則を確認して、今日のゲームに臨んだ。前半については、ゲームプラン通り2点良い形で取れて良かったが、その後非常に早い時間に返されてしまった。あそこでわれわれがボールを保有する時間があって、ゲームコントロールをできれば、清水の波状攻撃を食らわなかったと思うが、フェルナンジーニョと藤本に、うちの斉藤と田中のところで数的優位を作られるという状態があったので、前半の途中でダブルボランチにして、少しシステムを変えてやった。前半はそういう意味では、良い形で1点をリードして折り返せた。後半は、残念ながら1点追いつかれてしまって、攻撃自体も清水に押し込まれているという状態だったので、最後の15分ぐらいでは、この試合は引き分けでいいとコーチングスタッフと話し合ったので、桜井を前に出して、カウンターを狙いつつ、守備では両サイドとボランチの守備力を高めという形に切り換えた。16試合ある中で、勝ち点1の積み上げだということで、仕方ない決断だったと思っている。それにしても、清水は非常に持ち駒も豊富だし、セットプレーでは、うちのレアンドロが使える状態ではなかったので、守備の陣形も変えてやったが、非常にCKには悩まされた。そういう意味では、今日の内容で言えば、勝ち点1が取れて満足はしていないが、仕方ないのかなという印象がある」●小林慶行選手（大宮）「監督が代わって、しかも再開初戦なので、この結果によってはズルズルいってしまう可能性もあるし、絶対に勝ち点は取らなければいけないゲームだった。もちろん清水も、優勝争いについていくために、同じような気持ちだったと思うし、そういう中の試合で、気持ちは自然に入ったと思う。だけど、冷静にやろうと、気持ちが入りすぎないようにということもあったので、すごく良い形で入れたと思う。ただ、自分たちのミスで失点してしまったというのは……相手の素晴らしいコンビネーションで点を取られたというなら仕方ない部分はあるけど、自分たちで崩れてしまうのは……。簡単にプレーしておけば良かったのにという後悔が残ってしまうようなプレーで失点するというのはなくしていかないといけない。あとは、やっぱり決めるべきところを決める。デニスが入ってチャンスができそうな匂いがプンプンしているので、今までやってきたことにプラスして、彼の能力をうまく引き出せれば、点が取れるという匂いはしている。だから、まず大宮らしい堅い試合というか、しっかりボールをつないでというのをやり続けないとと思う」●江角浩司選手（大宮）「（今日の勝ち点1の意味は？）まったく満足できない。勝たなければならない試合だったし、先制して取り返されて、その後で2点目が入ったので。ここまでリーグ戦で1試合2点取ったことがほとんどなかったと思うし、そういう意味では勝たなければいけない試合だった。2点取れたので、自分たちも最少失点で抑えなければいけなかった。とくに、1点目の取られ方が良くなかった。先制した後の10分以内で不用意なディフェンスによって同点に追いつかれてしまった。そこから1点取り返せたが、そういう無駄な失点を減らさないかぎりは勝てないと思う。でも、次があるから切り換えないといけない」●小林大悟選手（大宮）「（先制ゴールの場面は）直前までは速いボールを味方の選手に合わせるつもりでいたけど、すぐ横にいた主税くんが狙ってみろと。GKとの駆け引きだったけど、狙ってみたらうまく逆をつけたかなという感じだった。先制点はすごく重要だし、久々の試合で先制点が取れて良かった。自分としても、今シーズンのリーグでは初ゴールだったし、次につながるものだと思う。攻撃でも、チームみんなでやろうとしていた狙いが本当にうまくいっていたし、得点も生まれたし、すごく収穫があった。ただ、自分もまだゴールチャンスがあったし、危ない場面もあったけど、勝てたという気持ちもあるし（引き分けという結果は）悔しい。（チームとして気持ちも入っていたし、まとまりもあったと思うが）そうですね。次につながる試合だったことは間違いないと思う。（監督が代わって）みんなひとつになろうという気持ちがあったし、こんな状況で代わった佐久間監督もつらいだろうし、監督を勝たせて次につなげようという気持ちは、みんなの中にあった。ぜひ次は勝ちたいと思う」●愛猫はポチジェジンのゴールは2007年ベストゴールに入ります。お見事でした。・・・にしても、デニス・マルケスは要注意選手や。自分のゴールを狙えるし、周りの選手も使える怖い存在だ。

  2007年08月12日

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• 浦和と柏が傷み分け！

  8月11日（土） 2007 J1リーグ戦 第19節浦和 1 - 1 柏（19:02／埼玉／47,359人）得点者'60 田中マルクス闘莉王（浦和）'69 古賀正紘（柏）●ホルガーオジェック監督（浦和）「結果については満足していない。勝点2を失ったと言ってもいい。前半はお互いにチャンスがあり、五分五分の展開だったと思う。我々は早い攻撃を目指していたが、なかなか機能しなかった。後半に関しては、スピードのあるサッカーができ、チャンスも作れた。そんななか先制点が取れたが、残念ながらFKから失点してしまった。最後まで得点（2点目）を取りに行く気持ちを見せたが、コンビネーションに正確さを欠いていた。得点を奪おうと、気持ちだけが焦ってしまった部分があったかもしれない。（選手の気持ちが来週のガンバ戦に向いていたということはないか？）そうは言えないと思う。今日のレイソル戦に集中していたと思う。（ワシントン不在の影響はあったか？）ワシントンはゴール前で非常に危険な選手だし、得点も取れる。そういう選手がいないのだから、影響がない方がおかしいと思う」●田中マルクス闘莉王選手（浦和）「前半はなかなか基点ができなかったし、自分のところにボールもこなかった。立ち上がりは、あまりよくなかったと思う。ただ、チャンスはあったので、そこを決めなくては…。（先制ゴールは？）伸二がうまく落としてくれた。もう一度、戻そうかと思ったが、ファーストタッチでうまく相手をかわし、前が空いていたので打った。やはり打たなければ（得点は）入らないから。失点は自分のマークのところ。反省点はある。タツ（田中達）の1トップは良くない。タツはちょこちょこ動いて局面を打開するタイプだから。あそこ（1トップ）には基点になれる選手が必要。システムをころころ変えたりすると、何をやればいいか分からない。何より追加点が取れなかったのが、痛かった」●長谷部誠選手（浦和）「チャンスに点が取れなかったのが響いた。相手のプレッシャーがキツイこともあったが、ウチも選手ひとり一人の距離が遠く、うまくいかない部分があった。自分もチャンスがあったし、そこで決められればよかったが…。（後半は流れがよくなったと思うが？）前半にしても、それほど悪いとは思っていない。ただ、ゴールがなかっただけ。（次のガンバ戦について）勝点差を縮めるチャンス。アウェイだが、勝ちに行くことが必要」●田中達也選手（浦和）「集中して試合に入ったが…。前半は押される場面もあったが、後半は自分たちのペースで戦えた。追加点が取れなかったのがすべて」●石崎信弘監督（柏）「レッズが相手だったが、できるだけ高い位置からプレッシャーをかけて、自分たちのサッカーができればと思っていた。いい形で攻撃できていたが、もう少し落ち着いてプレーできればチャンスも広がったと思う。失点の前は、DFと中盤の距離が開いてしまっていた。そこをうまく闘莉王に突かれてしまった。同点ゴールはセットプレーだったが、（前へ行く）気持ちがゴールにつながったと思う。他にもチャンスはあったが、そこで決め切ることができなければ、なかなか勝つことは難しい。ゴール前でもう少し工夫するなど、得点を奪うことに関しては、まだまだ改善しなければならない点がある。（サイド攻撃について）これまでは左からの攻めが中心で、右が弱かったこともあり、そこに太田を補強した。レッズは3-5-2でサイドにひとり張り出す形。ウチは4-4-2で局面では2対1を作れ、サイドを有効に使い崩せたと思う。あとは最後の部分の精度やタイミング」●永井俊太選手（柏）「自分たちの前から行くサッカーが前半はできていた。後半、失点してしまった時間帯は声も出ていなかったし、取られるべくして取られてしまった感じ。ちょっとはっきりしない時間が続いてしまっていた。攻撃では、もっとサイドを使えればよかった。ただ、FKからだが、同点に追い付けたのはよかった。レッズに対して、こういた戦いができたことは自信になる。ただ、やはり（内容を考えれば）引き分けは悔しい」●李忠成選手（柏）「自分もチャンスがあったし、そこを決めていれば2対1で勝てたと思う。ほとんどはレッズのサポーターだったが、大観衆の前でプレーするのは気持ちよかったし、モチベーションも上がった。相手は代表選手も多いし、チャンスがあれば積極的に一対一を仕掛けたいと思っていたが…。（交代について）1点も取れていない状態だったし、しょうがない。でも、できればゴールしたかった。結果的にドローだが、昨年の優勝チーム、レッズが相手だし、悲観することはない」●太田圭輔選手（柏）「6月に移籍してから、今日まで練習する時間があったので、準備はしっかりとできていたが、自分の長所である右サイドからの崩しが、今日はあまり出せなかった。あがったりとか緊張したという気持ちはなかったけど、少し身体が堅かったように思います。これからもまだまだ試合が続くし、切り替えて広島戦に臨みたいと思います」●山根巌選手（柏）「J1とJ2は全然違う。やろうとしていることを簡単にはやらせてもらえない。今日は負けなくてよかった。目標高く、勝って勢いをつけたかったが、欲を言えばキリがない。次が大事な一戦になってくると思う。」●南雄太選手（柏）「チャンスはあったので勝ちたかったです。後半途中からの流れが悪い中、失点を1点でしのげたのは大きかった。次に繋がる試合になったと思う。」●愛猫はポチ'69 古賀正紘（柏）古賀チン（激笑）（次はもっと美味しいネタのスローインを頼む！）

  2007年08月12日

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  ジュビロって強いのか弱いのか良く分からん・・・。

  8月11日（土） 2007 J1リーグ戦 第19節神戸 4 - 0 磐田（19:05／ホムスタ／12,624人）得点者'21 レアンドロ（神戸）'69 朴康造（神戸）'73 レアンドロ（神戸）'88 大久保嘉人（神戸）●松田浩監督（神戸）「再開後の最初の試合で勝点3を取れて、ホームで勝つことができて、すごくホッとしている。中断期間にいい準備はできたと思っていたが、サッカーは始まってみないとわからないし、そういう意味ではホームで再開後最初の試合を迎えられたことは、非常にありがたかった。サポーターも久々の試合ということで、試合に飢えていた雰囲気もあったし、われわれが勝つ試合を行うための雰囲気を作ってくれていたし、それが後押しとなったことに感謝している。あとは、ファブリシオが退場になるまでは、拮抗した試合かなと思っていたが、うまいこと前半のうちに点も取れたし、ひとり数的優位に立ったあとも、非常に効率よく点を取ってくれて、締まった試合になったと思う。（相手に退場者が出て数的優位になった場合、前半戦では試合後に監督から満足いくコメントを聞くことがあまりなかったが、相手のミスもあったものの、今日の試合ではどこがよかったと思うか？）結果が出たから言えることかもしれないが、相手が大宮戦でのように完全に引いて守っていたわけではなく、われわれがリードした形で数的優位になって、向こうは不利でも攻めなければいけない状況だったため、カウンターが出やすい形になった。だから、（今までの試合と）比べることはできないと思う。1点取った後も、同数のなかでちょっと悪い時間帯もあった。逆にその状況から、相手がひとり少なくなったことで、こちらは（悪い流れから）抜け出せたということで、（数的優位になったことが）ウチのチームのパワーになった。相手も攻めてきて、うまい形でこちらも点を取れた。（新加入の酒井の評価は？）期待どおり。彼は中盤で質のあるプレーができる。質には守備的、攻撃的など、いろんなプレーがあるが、やっぱり経験というところで、（次のプレーへの）読みなど（優れている）。われわれのチームに合流して日は浅く、やっているサッカーも浦和と違う分、（神戸のサッカーを）理解はしてくれているものの、身体のほうで覚えるのは難しいと思うが、それ以外のどんなサッカーでも共通する部分で、彼の経験のなかから、質としていいプレーを出してくれていた。ボールを大事に扱ったり、さばけたり、散らしたり、あとは読みのいいポジションを取ってプレーしたり、そういう意味では中盤の大事な、チームのへそとなるポジションで、落ち着きやパワーを、ボッティとふたりで見せてくれた。浦和ではあまり90分フルに出ることがなく、疲れも見えたので、（チームを）パワーアップするために（酒井に代えて）田中を入れたが、田中も期待に応えてくれたし、酒井はそれまでの時間でいい流れを作ってくれた」●大久保嘉人選手（神戸）「ホームで、（再開後の）最初の試合は肝心だとみんなで言っていたので、こういう勝ち方ができて、チームとしても勢いの乗れると思う。最初（レアンドロのゴールへのアシスト）は、レアンドロが中に入ったのが見えたし、最後（の自身での得点）は、（ボールがこぼれて）来ると思っていなかったので、たまたまついているというか、運がよかったし、シュートも落ち着いて決めることができた。（日本人得点王について）まだまだだが、1試合2点くらい取れるようがんばりたい。（あと1点で通算50ゴールだが？）それは特に意識していない。次の試合に向けてがんばりたい」高校総体・サッカー決勝、国見対国学院久我山で国見の選手と競い合う国学院の大久保嘉人（岐阜県飛騨古川ふれあい広場）●レアンドロ選手（神戸）「FWなので、2点決めることができて非常にうれしく思う。でも、それよりも何よりも、チームが勝つことが大事で、そっちのほうがうれしい。後半戦の最初の試合で、こういう（4-0という大勝での）スタートを切ることができてよかった」●酒井友之選手（神戸）「（試合を勝って終えて）とりあえずホッとしている。試合をやって、やっと神戸の一員になったという感じがするし、後半になってすぐ交代してしまったが、チームはそこからも集中していて、点もたくさん取れて、ホームでいい試合をできた。最高のスタートが切れたかなという感じ。（前半にポスト直撃のシュートもあったが）あれが決まっていればよかったが、ああいうプレーを続けていけば得点も取れると思う。前半みたいなプレーを後半も続けていけるよう、これからもっとコンディションを上げていきたい。個人的には後半立ち上がりごろ苦しくて、でももうちょっとやりたい気もあったが、とにかくチームがいい形で勝ってくれて感謝している。次の試合に向けて気持ちを引き締めなおしていきたい」●北本久仁衛選手（神戸）「（再開後）最高の滑り出しだと思うし、少しピンチもあったが、ゼロで終わったことが僕らにとっては自信になるし、次に向けてよかったと思う。（3点目のアシストとなったヘッドでの折り返しについて）だいたいはずっと前（ニア）ばかり行っていたが、一回河本と『ポジション代わろうか』というところで、ボールが来て、それがしっかり点になってよかったし、レアンドロのゴールの前で、河本がしっかり競ってくれたのもよかったし、みんながやることをやったなかでの得点だった。11人のときにしっかりと先に点を取っていたことが、優位に試合を運べたポイントだったと思うし、しっかり守って、しっかりカウンターという形で、特に磐田のような相手はカウンターがはまるので、ねらいどおりにできた。（連戦となる）次（大宮）を叩けば（今後に）大きいと思うし、すぐに試合があるので、いい形で臨めると思う」●坪内秀介選手（神戸）「間が空いて入り方が難しいなかで、（大差での勝利は）いい方向にもいけるし、悪い方向にもすぐ行っちゃうような形なので、また気を引き締めてやっていければいい。今日のことは今日だけ喜んで、忘れて、また大宮戦で勝って、いい方向に行きたい。（累積警告で次戦は出場停止だが）長い休みがあって、またすぐ（出場停止で）休みになってしまうが、これからもがんばりたい」●茂木弘人選手（神戸）「4点取れたこともいいことだし、ゼロに抑えることができたこともよかった。最後まで集中切らさずにできた。最後の5分くらいはちょっときつかったが、それまでは集中してできたと思う。（今後の課題は）ディフェンスラインのコンビネーションや、コミュニケーションなど、もっとしっかりやらなければならない。あとは縦の、中盤のワイドMFと連係をよくしていけば、もっとよくなると思う」●アジウソン監督（磐田）「前半の14分過ぎからけっこううまいボールのつなぎができて、そういうものをこの試合では求めていたが、残念ながらミスから先に失点してしまった。ハーフタイムで多少修正をかけて後半に臨んだが、そこでもミスから失点してしまった。痛かったのはファブリシオが退場したこと。そこから選手を交代してなんとかしようとしたが、その後もミスが重なって3点目、4点目と入れられてしまった。今日はもう残念で仕方がない試合になってしまい、サポーターには本当に申し訳ないの一言。磐田はこのままではいけないので、少しでも早く立て直して強いチームを作りたい。（中盤が機能しなかった理由は？）中盤が機能しなかったとは思っていない。中盤にボールにきたときに、サイドを使って崩していけばよかったものを、真ん中からボールを通そうとして引っかかってしまった。それだけでなく、最初のビルドアップのところ、つなぎのところから、今日はあまりにもミスが多かった。（西、成岡の交代の理由は？）ファブリシオの退場によって、（西を下げて）加賀を入れて、犬塚を中に入れたわけだが、そこは（相手の）FWと（DFを）同数にするというのが目的だったから、彼（犬塚）を前に行かせるということだった。西は悪かったわけではないが、代えるまでに2度くらい決定機を外してしまっていた。その後の村井の投入は、負けているということで、上田を前に持ってきて攻撃的にするという目的があった」●川口能活選手（磐田）「前半の立ち上がりからミスが多くて、そういう入り方をしてしまうと、全体のリズムも狂ってしまう。軽率なミスが多すぎたと思います。（ジュビロが）少し前がかりになっところがあって、またピッチ状況も悪くて、神戸の方がこのピッチに慣れているので、シンプルに縦１本のロングボールを入れてきたけど、こういうピッチ上ではそういうサッカーの方が良いでしょうし、無理につなごうとした僕らにサッカーの未熟さがあったかもしれません。それが、この結果につながった部分があったと思います。こんな負け方をしたら、本当は次なんてないですけど、試合があるということをチャンスに考えて気持ちを切り替えて戦うだけです。」●成岡翔選手（磐田）「縦パスが入らなかった。もっと後ろから縦に入らないと、横パスだけでは展開も変わらない。逆に、数本でも短いパスでも縦に入ったときは、確実に良い流れになっているので、ボランチを含めて中盤の選手の動き出しと、前の選手がパスを引き出す動きをしなければいけないと思っています。ダイレクトのパスが少なくて、展開が遅くて囲まれて取られるパターンもあったし、もっと早い段階であいているところにパスが出れば。フリーな選手がいるのにそこに出ないという選択のミスもあったと思います。ピッチはたしかに悪くて、イレギュラーもあったけど、単にミスが多かった。次の試合まで練習の時間は短いですけれど、特に中盤の選手に要求していきたい。中盤が機能すれば、大丈夫だと思います」●西紀寛選手（磐田）「やっちゃいけないパスミスとかあった…」●太田吉彰選手（磐田）「今季の開幕戦と同じような状態だったので同じようなミスを繰り返してしまって、なかなかボールが前に進まなかったので、僕と前田さんとの距離も開いていましたし、チャンスらしいチャンスもあまりなかったので、相手の動きだしの方が全然速かったです。次やるしかないです。」

  2007年08月12日

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• 開始早々に福西のヘディングで先制するも、一瞬の隙を突かれ2失点で逆転負け

  8月11日（土） 2007 J1リーグ戦 第19節Ｆ東京 1 - 2 大分（19:04／味スタ／20,689人）得点者'03 福西崇史（Ｆ東京）'48 高松大樹（大分）'57 高橋大輔（大分）●シャムスカ監督（大分）「後半戦のスタートとして今日は本当に厳しいゲームになりました。選手たちも厳しい気持ちで臨んでいたし、これから先の1試合、1試合が重要になることを良く分かっていたと思います。今日は今まで見せられなかった、本来の大分トリニータを、やっと見せることが出来たし、最後まであきらめずに戦うゲームが見せられました。失点後落ち込むことなく最後まで戦うことが出来たから勝てたのだと思います。前半はセットプレーからチャンスをつくっていたが、後半はボールを動かしてチャンスをつくれた。相手の攻撃の鈴木規、ルーカス、石川、また交代で入ってきた川口はみな1秒たりとも気を抜けない選手だが、みんな最後まで眼をはなさないでくれたのが良かったと思います。（前半のポゼッションサッカーから、後半は労を惜しまず走るサッカーに切り替えられたと思うが、その要因は？）というより、ボールを回す位置が低く、スリッピーなピッチで選手がすべっていたし、ロングボールもタイミングが合っていなかった。前半はですが。後半そこがうまくいきだしたと。理由は、おっしゃるとおり労を惜しまない走りにあったかもしれないですが、パスの質が上がったことが原因だったと思います。（新加入のエジミウソン選手、鈴木慎吾選手、また復帰の梅崎選手の評価は？）エジミウソンはもともと我々のチームに慣れた選手で、フィットに時間がかかりませんでした。今日はじめての公式戦だったが、そういうふうに全然見えませんでした。これからももっとフィットしていくと思います。鈴木慎吾は経験豊かで、フィットするための十分な時間もあり、その期間、サイドだけでなく真ん中、セカンドアタックも出来る幅広い才能を見せてくれました。梅崎は代表の活動などで今週やっとチームに入って、全体トレーニングに参加するにはケガもあったが、ゲームに出たいという意欲が勝ったのか、無理をしてまで戦ってくれた。彼のポテンシャルを考えれば、痛みがなくなれば、もっといいプレーが出来るようになるだろうと思います。実質、中断期間は約40日ほどあったが、全体がそろって練習できたのはこの3日ぐらい。その短い期間で、今日彼らが見せてくれたサッカーは素晴らしかったと思います」●高松大樹選手（大分）「（同点ゴールは）ボールも良かった。自分は合わせるだけだった。後半の早い時間帯に取れてよかった。この試合に向けて選手、スタッフも気合が入っていた。ここがリスタート。サポーターや外の声が聞こえてきていた。今日は大事な試合だった。前半はけが多かったけど、１ヶ月の中断期間でリフレッシュできた。ボランチは最後まで集中していた。去年のトリニータのようになってきた」●高橋大輔選手（大分）「なかなかゲームの流れが動かない時間帯が続いた。（逆転ゴールは）たった１回の動きが１点に結びついた。運が良かった。タイカイさん（上本）とは良く合っていた。信じて走った。トラップが全てだった。あの動き出しは練習からやっていること。最初は失点したけど、勝利に結びつけれて良かった」●梅崎司選手（大分）「大分らしいサッカーで勝ちたい気持ちが強かった。マークがはまってよく守れていたと思う。立ち上がりは苦しかった。左足首の痛みはあるけど、アドレナリンでカバーした。痛みを気にしても仕方ない。それ以上に気持ちが高ぶっていました。ゴールシーンは、ダイさん（高橋）からもらった瞬間、東京の選手も僕のほうを見ていなかった」●原博実監督（Ｆ東京）「早い時間で先制し、非常に良い感じで入れたが、逆にそれで選手たちが少し消極的になり、大分がボールを持って攻めてくる形が前半は多かったと思う。その状況でコーナーキックなどを取られ、何回か危ないシーンもあった。ハーフタイムに、前半途中からボールが動き出したのと、ルーカス、福西にハイボールではなく、低いボールを入れていこうと話した。そうすればファールが取れることも多かったので、怖がらず一度当て、そこからサイドを使っていこうと指示した。それから、後半立ち上がりの失点が多いので、しっかり入っていこうという話をした。しかしフリーキックを取られ、そのこぼれ球がコーナーフラッグに当たったのを、みんなゴールキックだと一瞬思ってしまった。それで反応が遅れ、大分FW高松をフリーにさせた。その1点が痛かった。ただ、1点取られたとしても慌てずに戦っていこうとも話していた。様子を見ながら選手を代えていこうと考えていた矢先に、大分MF高橋にラインの裏を取られた。崩されたというよりも、みんな『誰かが付く』と思っている間に裏を取られてしまった感じ。あれでバタバタした。両サイドをもっと活かしたかったが、ピッチコンディションの影響もあり、サイドへ展開していくのが難しいと判断した。またルーカスが孤立していたので赤嶺を入れ、2トップにして前線に入れ、そこから拾ってという展開に持ち込もうとした。平山と馬場のどちらを入れるか考えたが、ピッチが荒れているので平山を入れて、シンプルにそこへ当てていくのが一番よいと判断した。ただ、他の選手が競りに行って、こぼれ球へ反応する人間がいなくなってしまったという反省はある。ホームで勝てない、だから今日から変えていこうとした。これだけ多くの人に集まってもらったのに、それができずに残念。また水曜にすぐ試合があるので、顔を上げて次節に向けてよい準備をしていきたい」●赤嶺真吾選手（F東京）「自分が入ってソータ（平山）もすぐに入った。ソータとは練習試合でも一緒にやっていたので違和感なくやれた。ソータがターゲットマンになって、出来るだけ近い距離でプレーしたかったけど、上手くいかなかった。（後半の失点は）一瞬だったので分からなかった。あの場面では誰かがつかないといけない。言い合いをするぐらいのコミュニケーションが必要だった。中盤の拾いあいで相手の方がリズムを掴んでいた。初めは、こちらの方が拾えていたのに、間延びした時に修正しないといけなかった。中盤でのパスミスも多かったし、何より相手の方が気持ちが入っていた」●土肥洋一選手（F東京）「１失点目はレフリーがコーナーにしたところで切り替えが遅かった。みんなで話し合って修正していきたい。２失点目はラインが高かったけど、ボールが出た瞬間に声がなかったのか、モニ（茂庭）も相手を見失っていた。１点とって早めに引くようなこともなかったし、前半は良く出来ていた。ただ、後半の失点があまりにも早い時間帯に取られた。もう少し辛抱できれば良かった。もったいない試合だった」●茂庭照幸選手（F東京）「１失点目はショートコーナーから後半の立ち上がりにやられてしまった。その後の失点も、一発のパスでやられてしまった。コミュニケーション不足。２失点目は、視野の外から入ってきた。声が掛かれば失点は防げた。ラインが上がってボランチの負担は減った。ただ、間延びする時間帯もある。そこでの対応もしっかりしないと。せっかく見に来てくれたサポーターの目の前でこういう試合を見せてはいけない。この借りはしっかり返していきたい」●平山相太選手（F東京）「（後半３１分に登場しシュート０だが）もう少し時間があれば」●伊野波雅彦選手（F東京）「前線が孤立して、攻撃の厚みができなかった。選手間の距離が遠かった。自分も高い位置でボールを奪えた時はいいが、うしろからつないでいくことができず、大分に支配された。またコミュニケーションが少なく、失点はいずれも集中が欠けてのもの。声を出していれば防げたかもしれない…」●鈴木規郎選手（F東京）「後半戦スタートで、多くのファンが集まったホームで勝てず残念。後半への入り方が悪かったことと、2点目が取れなかったことが敗因。自分も仕事ができなかった。先制して相手が攻撃に出てきた時に、逆にスペースを突きたかったが…。もっとサイドから勝負したり、仕掛けていくことが必要だと思っている」●愛猫はポチ最近注目している高橋大輔がノリノリですね。大分もいい選手持ってるなぁ。どこまで成長するのか注目大です。

  2007年08月12日

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