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カテゴリ:サンプラーコラム
前回のコラムより随分空いてしまいました・・すいません(^^;)
それでは今回からやっとMPCの真髄であるパターンの作成についてご紹介いたします!! ここが理解できれば、MPCの基本操作を80%は理解したことになりますので是非マスターしてくださいね! 今お話しようとしているのはこの部分です! ちなみにMPCではこのパターンのことをシーケンスと呼んでいます。 MPCの電源を立ち上げるとこのような画面が表示されます。 これがメインページといい、シーケンスを作成する画面です。 メインページ どんなモードに入っていてもMAINボタンを押せば、すぐにこのメインページに戻れますので、なにか操作を行って迷ってしまったらまずはこのMAINボタンを押してみてください。 MAINボタン MPC2500、MPC1000、MPC500では最大99個のシーケンスを作ることができます。 それではさっそくシーケンスに演奏を記録してみましょう! シーケンス名にカーソルを合わせ、ジョグダイヤルを回し、 -(unused)と表示されたシーケンスを選びます。 ここではSq:20-(unused)を選びました。 ここではシーケンスで使用する楽器(プログラム)として、前回サンプリングをして作ったプログラム「PowerDJsSET」を使用してみます。 もしオリジナルのプログラムを作っていないのであれば、プリセットの「DJ-Hip_set」や「NuDay」などのプログラムを選んでください。 メイン画面をこのように設定すればOKです。 今回はテンポ100BPMの1小節のシーケンスを作成してみます。 これで録音の準備は完了!と言いたいところですが(^^;) 今回クリック音を聞きながらリアルタイムでパッドを叩いて演奏情報を記録させるので、 クリック音とクオンタイズの設定を行っておきましょう。 【F2】CLICKを押します。 Count inでは録音や再生のボタンを押したときに、どのタイミングでスタートさせるかを決められます。 Count in:REC ONLYにすると録音ボタンを押してから1小節後に録音がスタートします。 Rate:1/4というのは1拍ごとにクリックが鳴ります。 録音時のみクリック音を再生させるように、In play:No、In rec:YESと設定し、【F4】CLOSEを押して閉じます。 続いてクオンタイズの設定です。 クオンタイズというのはリアルタイムで録音したタイミングのズレをタイトに矯正させることができるのでしたね。 とりあえず今回は16分音符でクオンタイズするように設定してみます。 Shift Timingや、Swing、Amountなどはとりあえず変更する必要はありません。 設定が終わったら【F4】Closeを押して閉じます。 さて、録音を始めましょう!! RECボタンを押しながら、PLAY/STARTボタンを押します。 すると、 プッ、プッ、プッ、プッ というカウント後に録音がスタートします。 1小節の間をずっと繰り返し再生しているように設定してあるので、クリック音にあわせてリズミカルにパッドを叩けば、次の小節後には叩いた音が再生されているはずです。 あ、ちょっと失敗したな・・・と思ったら、ERASEボタンを押しながら、消去したい音のパッドを押し続けているときだけ、その音を消すことができます。 その時ディスプレイはこのように表示されています。 このように失敗したら、消去してを繰り返し、自分で納得できるかっこいいビートを作ってみてください!!! それでは次回に続く!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月17日 11時11分33秒
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