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カテゴリ:発想の大転換
日曜日に、古武道の甲野善紀さんのセミナーに参加しました。
お話をメモっている参加者もいましたが、私も取れば良かったと反省してます。 それくらい、発想をひっくり返すお話を聞けました。 特に「自分のやり方が常に正しいとは思っていない、新しい気づきに至れば今の考えを否定することもある」みたいな考えが新鮮でした。どうすれば、高みに辿り着けるのだろうと常に考え、技を磨く姿勢です。 おそらく、甲野さんは死ぬまでそれを繰り返すヒトではないか、とも思いました。 おそらく真剣だと思うんですが、抜刀の演技も凄かったです。手裏剣も試技も100発中99発成功でした。 手裏剣を打つ姿は、昔のサーカスの曲芸師の方の技とフォームは似ているのですが、サーカスの方は「ヒトがいれば当てないように猛練習」です。甲野さんの手裏剣は、そこにヒトがいれば、ぐさぐさ肉にささって、数発で仕留められているような錯覚を持たせるくらいリアルな技でした。 カラダが沈み込み、その反動でわずかに浮き上がった時、すっと足を運び、同時に四肢を動かし、刀を異常な速さで思う位置まで移動させる。 自分で極限まで微分した時間の範囲で、無重力状態みたいな瞬間を作り出し、その時間で本来動くはずのない速度で刀を操る、そういう訓練をしているヒトだと感じました。 このセミナーには、市内の武術サークルや格闘系クラブ、ナイフメーカーのグレン・ウォータースさんの「ぐれん流柔術」の試技もありました。いずれも、実践的でとても迫力がありました。 でも、写真が禁止されてたので、アップはできませ~ん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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