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カテゴリ:木工教室にて
カヌー造りで、自分の手業のあまりの低さに気づきました。
再来週からの木工教室に通うため、鑿とかんなを長崎の大具道具屋さんから通信販売で購入しました。 買ったのは、こんな感じのモノです。講師の方から「鑿とかんなは、プロ仕様または実用品でないとダメです」と言われてたので、まだ、使ってないのでアレですが、決して安い買い物ではありませんでした。 一分の追入れ鑿:見にくいですが「善正」と彫られてます。 一寸の追入れ鑿:「善正」と彫られてます。 小平鉋:同じく「善正」と彫られてます。恥ずかしながら、どこの「善正」さんかまだよくわかりません。 この銘は、問屋が持っている登録商標であったり、鍛冶の方の名前だったりします。まだ、よくわかりませんが相当に奥が深そうなマニアックな世界です。 玄翁:300gくらいのもの、馬場政行さんという方の作ったものだそうです。あまり軽いと鑿が弾かれ仕事にならないようです。 玄翁の柄:木工教室行くまで、玄翁の柄の曲がってる理由がわかりませんでした。壁に釘を打つのと、手元で鑿を叩くのと持ち方が全く違うことに気づきました。木工教室では、自分の玄翁を仕込むところから始めるようです。楽しみです。 名倉砥と木工教室の講師は言ってました。仕上げにつかうのかな?まだよくわかりませんが、通信販売のおまけでいただきました。職人が使う道具っぽいです。 全部通信販売で購入すると予算オーバーなので、講師の方に紹介してもらった近所の金物屋に行きました。朝の通勤途中に大工さんが盛んに出入りしてた、よく見かけたお店です。やたら駐車しにくい金物屋でしたけど。 何がなにやら全くわからない大工道具の世界なので、少し不安でしたが、気のよさそうな店のおっちゃんが相談にのってくれました。 中は、金物屋らしく雑然と道具や工具が並べられており、まずのこぎりから買うことに。 のこぎりは、使う用途に依って刃の大きさが違うらしく、「家建てるんじゃないなら、柱切るワケじゃないからこの程度かな」と玉鳥の替え刃式の240mmのを勧めてくれました。 次は鑿とかんなを研ぐ砥石。 「鑿だけ研ぐなら小さめのでいいけど、かんな研ぐなら仕上げ砥石は大きい方がよい」と、教えてくれました。で、キングの1000番と6000番を購入。 スコヤは直角を測る道具ということはわかりますが、どの長さがよいのかよくわからなかったのですが、「これでいいはず」と売ってくれました。 毛引は種類がたくさんあり、「主に何に使うかわからないと…木工教室のヒトに訊いてまた買いにきて」と言って、こっちのコトを考えてくれました。 おまけに、前の日に値段を確認したホームセンターで売ってた値段より2割ほど安く、内心「うわ、儲けの小さな商売だな…きっといいヒトなんだな」と、失礼ながら思ってしまいました。 棚の上の高い方に、鑿やかんなの職人向けの揃いモノは置いてましたが、見せてもらうほどまだ知識も技能も無いので、いつかおっちゃんと道具の話ができればいいな、と思いましたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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