ひば大学木工教室
久しぶりに行ってきました。木工教室。先生に年始の挨拶をして、作りかけのイーゼルに、スプレーガンで塗装です。スプレーガンを使うのが初めてでしたので、先生にやり方とかメンテとか聞いて始めました。塗料は2液式のウレタン塗装。染み込むタイプのオイル塗装ではなかったので、意外としっかりと吹き付けないとスカスカと塗り残しだらけになることがわかりました。ま、失敗は次のステップへの大きな足がかりです。この塗料、シンナーで薄めることができますが、あまりシンナーで薄めると、塗りやすくなるものの、シャバシャバで塗装成分が希薄になり、何度も塗り重ねないと塗装の効果が得られません。しかも、粘性が弱くなっているため、縦面だと垂れてきたりする危険が増えます。かといって、あまり固すぎると(液体に固いも何も、表現が変ですが…)、一カ所にもたっと塗装されてしまい、斑が出る可能性が高まります。少し乾いたら、塗装されていない箇所が白のこりして見えたので、先生の指導を受けて、もう一度吹き付けます。今回は、ウッド・シーラーという塗装面処理の塗装をすっ飛ばして、サンディング・シーラーという塗装から始めたので、乾燥後の次回は400番程度でのやすりがけです。表面のざらつきを直します。ブナで作ったイーゼルは塗装によって、少し飴色になり、丈夫になりましたよ。