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カテゴリ:木工教室にて
木工教室の第1回目。
朝から氷点下で、滑る路面を慎重に運転していったら、5分遅刻しました。 受講されている方々に紹介していただき、早速購入した仕込み前の道具を講師に見てもらいました。 玄翁の「正行」に、「お、いいの買いましたね~。高かったでしょう?私はこの「正行」の師匠の「幸三郎」を使ってるんですよ。」と、年季の入った玄翁を見せてくれました。 鑿も「銘はよく知らないけれど、白樫の柄ですね。幾らしましたか?あ、そう。良心的なところで購入できてよかったですね。いいですね~」と認めてくれました。ほっとしました。 新潟に特注したという講師ののみを貸してもらい、玄翁の柄を削りました。 「玄翁は、作った職人さんがこの柄の入る穴の始末をちゃんとできる方かどうかが大事なんですよ。」とレクチャーしてくれました。 逆目になっているところが、ぐちゃっと削れそうになりましたが、何とか、のみの刃の動きを工夫して、午前中一杯かかって仕込み完成しました。柄に玄翁を入れ込む作業が想定外の激しさでびっくりしました。 昼飯を、木工教室の隣のログハウスで食べ、珈琲いただいて、一休み。右手の使ったことのない筋肉がぴくぴくいってるのがわかりました。 で、気温が上がらないまま、午後の作業に突入。 鑿の座金を外して、仕込みを開始。 柄が3mmくらい出るように柄を削り、座金を落とし、できたばかりのマイ玄翁で木を殺していきました。この仕込みで、鑿を使っても「キンキン」言わなくなり、柄の割れも防ぐことができます。 次は鉋です。 鉋の仕込みは、内側の刃の角を叩いて伸ばし「耳だし」することと、大きい方の刃の接する鉋の台を削って、刃の調節ができるようにするところまでやることができました。 講師から次回は、鑿の裏押し(だったかな?)やるよと言われ、何をやるのかまだよくわかりませんが、受講者の先輩方からは「冬の研ぎはつらいよ~」とにこにこと少し脅かされました。 気がつけば、夕方5時。 あっという間の第1回目終了。いろんなことを知りました。次から一人で仕込みできるように講師の肩は教えてくれました。木工の腕は言わずもがな、教えるコトもスゴイ技術もってます。 朝より滑る路面を50分程かけて帰宅しました。 風呂に入って、晩飯食べたら、右肩がずーんと重く、軽い頭痛もします。 寒い中で緊張して、一点集中する作業をしたからでしょうか。家族に肩もんでもらいました。ありがたや~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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