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カテゴリ:木工教室にて
木工教室の主催で、プロダクトデザイナーの荻野克彦さんのお話を聞きに行きました。
日本各地のそれぞれの工芸品や独特の文化を生かし、日常的に使うモノを作り続けている方でした。 40年以上プロダクトデザインに打ち込んでいるだけあって、お話もとても興味深く、3時間があっという間でした。 デザインされた商品は世界中の美術館にも収蔵されているみたいです。 楽天でも、いろいろと荻野デザインの商品売ってます。 セラミックジャパンモデラート/クリーマー 鉄器とか、漆器とかガラスも手がけているようです。 お話が終わり、5分ほど個人的に話すことができました。 日本の折りたたみ車椅子は、元気な人がキャンプで座るようなフォールディングタイプの椅子と変わらない座り心地であり、身体の弱いヒトやハンディを持ったヒト用にセッティングされて作られてはいない。 その証拠にスペシャルオリンピックスの開会式では、北欧の車椅子ばかりが見られる。 F-16のバブルキャノピーはとてもいい形。コクピットに座ると、おそらく上半身が宙に浮いたように視界が広くなる。こわいね。でも、あれはプロダクトデザインとはいえないな。ありあまるお金をかけて、実用本位で形づくられたもの。もっと身近でもっと日常的なものじゃないとデザインされたものとはいえない。 非常に広い知識と経験を持っておられ、温厚で、また信念のある方だな、と感じました。日本は広いなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.15 22:42:52
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