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カテゴリ:このクニのこと、あのクニのこと
辛く確かなものがなにもない、この時こそ、皆で明るい未来への希望を語り合うことができる。さあ、みんなで名を成そう。やろうじゃないか。
そんな感じの「大エール」ですね。 毎日新聞に次のように日本語訳が載ってました。スゴク早いですね。ありがたいことです。自分で訳したらこうはいきません。米国民ではないのですが、何か感動したので、就任演説の最期の方を転載させてもらいました。 ---ここから転載 『アメリカ建国の年、最も寒かった時、愛国者たちは氷で覆われた川岸で、たき火のそばに寄り添い合った。首都は見捨てられ、敵は進軍し、雪は血で染まった。独立革命が本当に実現するか不確かな時、建国の父たちは、この言葉をきちんと読むよう求めたのだ。』 『「未来の世界に語られるようにしよう。厳寒の中で希望と美徳だけが生き残った時、共通の脅威にさらされた国や地方が前に進み、それに立ち向かうと」。』 『アメリカよ。共通の脅威に直面した非常に困難なこの冬に、これら永遠の言葉を忘れないでいよう。希望と美徳をもって、この氷のような冷たい流れに勇敢に立ち向かおう。そしてどんな嵐が来ようとも耐えよう。』 『将来、我々の子孫に言われるようにしよう。試練にさらされた時に我々は旅を終わらせることを拒み、たじろぐことも後戻りすることもしなかったということを。』 ----ここまで ひょっとしたら、新聞によって翻訳のニュアンスが違って、比べてみるのも面白いかもしれないけれど、やめときます。 で、さらに感じたこと。 どんなヒトにも「あの人は越えられないな…」と思う誰かがいて、それは親だったり先輩だったり、有名人だったり恩師だったりするわけで。 自分が先人より矮小な存在である、と思い続けているヒトという集団でありながら、ヒトは何故かあらゆる面でこのゲーム上で着実に進歩を続けている。 瞬発力で秀でたヒトに追いつくために、時間をかけた成果によって追い越す。 膨大な成果を一人で上げたヒトに追いつくために、何百人の力を結集して追い越す。 「工夫の持続」 「鋭角的な発想の転換」 「変容へのあこがれ」 自分一人では、まあ、大したことはできないような気もしますが、米国人ならずとも、未来に語られる時代の一員として生きてゆきたいなあ、という気がしました。 さて、じゃ、まず何をやりましょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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