木曜日の日記
中1数学は方程式までの復習をした後、食塩水や速さの文章題を解いた。ややこしい問題に出くわしたら、とにかくまず図式化する。文章題が得意な人がとりあえずやるのはこの図式化だと思う。図式化のいいところは、ややこしく書かれた文章の内容を、非常にコンパクトに整理された形で表せることだ。パッと見るだけで、文章に書かれていた情報が掴めて、その情報同志の関係が捉え易くなり、方程式が組立て易くなる。速さの文章題を例にとってみる。まずは文章に書かれてある情報を図に書きだす。距離、速さ、時間などの情報を線分図に書きこんでいく。そうすると足りていない情報が出てくるので、次にそこを求めていく。例えば、広島から大阪まで300キロ、広島から岡山までxキロという情報がすでに図に書きこんであったとする。そしたら岡山から大阪までの距離の情報がまだ書かれていないので、そこを求めておく。次に、広島から岡山までの時間が書かれていないからそれを求めて・・・。というふうに足りていない情報を書きだしていけば、等しい関係が見つかり易くなり、方程式が組立てやすくなる。食塩水も一緒。最初にだいたい濃度、食塩水の情報が図に書きこめるので、足りていない情報は食塩の量ということになり、次にそこを求めていく。そしたら食塩の量の関係で方程式が組み立てられることに気付く。こんな感じで、図式化することは文章題を解くときの助けになりやすい。問題のパターンによるけれど、まずは図式化してみるのがお勧めだ。