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April 25, 2007
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テーマ:闘病日記(4014)
1996年4月25日。
私がイギリスで肝移植を受けた日。

私が英国はロンドンの地で脳死ドナーからの肝臓移植手術を受けたのが、今からちょうど
丸11年前となる今日。
私の第2の誕生日とも言える大切な日です。

肝移植後、英国の病院で医師や移植コーディネーターから伝えられたのは
「3」という数字が今後の人生の中で、私の生命の山場になるでしょう、という事でした。
移植後3時間、3日間、3週間、3ヶ月、3年。。。

この「3」という単位での時を越えられれば、少しずつ私の生存確率が高まる、と
言われてきました。

この最後の「3年」を超えてからも、毎年この4月25日という日が来るのを
不安と期待が入り混じった気持ちで迎えています。
今年がその11回目。また無事に迎えることができた事を感謝しています。


この11年という節目を機に、これからしばらくの期間に渡り、当時の肝臓移植に関する
経緯などを載せていきたいと思います。


詳細は後ほど書いていく事になるのですが、私は「劇症肝炎」という病気から肝移植に
すすんだものですから、自分自身ではその当時の記憶はほとんど無い状態です。
その私に代わり、ロンドン側と日本側から、私の家族の視点(主に妹達)で
その時の様子を伝えてもらう事にしました。

皆で記憶を合わせて、書き出してくれた様子。
ただ結論としては、無我夢中で必死だったあの時のことは、あまり正確には
覚えていない・・・ということです。
一気に事が起こり、一気に物事が進んで行ったので・・・。
そして本当に今でも思い出すとすぐに涙腺がゆるんでしまう・・・と言う、
家族の回想となりますので、感傷的な部分ももちろん多くあります。

描写も断片的ですし、かつ長文となりますので数回に渡っての記載になります事を
まずご了承願いたいと思います。

それでも当時の様子が、家族の視点でありのままにつづられています。


この移植に関する記憶を掲載する理由、それは以前の日記(2007年3月28日)でも
述べたとおりですが、誰にでも突然このような事態が起こる可能性がある、という事から
移植に対してもっと身近に感じて欲しい、そして一度じっくりと考えてほしいという
想いにつきます。

今の日本では脳死ドナーの臓器提供による移植件数がまだまだ少ないのが現状の様です。
私は「ドナーに是非なってください!」と言えるような立場にはおりません。
逆に「言えない」のが現実です。
実際、移植に対する拒否感を現す方がいらっしゃる事も事実ですし、直接的に私自身が
移植に対する反論を言われた事もあります。

それでも皆様には 臓器提供の意思の有無を今一度 考えて頂きたい、と思うのです。
臓器提供する意志がある人も、提供する意志がない人も、それぞれが大切な「意志」です。
それを意思表示カードにより表す事がとても重要だと思います。


脳死下での臓器提供には本人の書面による生前の意思表示と家族の承認が必要です
(ただし現在は15歳以上に限定)。
基本的に本人の意思は尊重されますが、家族の反対があった場合には臓器提供は
行われないそうです。
詳しくは(社)日本臓器移植ネットワークのホームページ(http://www.jotnw.or.jp/
などにも掲載されています。
今一度、「命」について考えてみて頂けませんか。 色々な事件が勃発している昨今、
臓器移植に関することだけではなく、人の命について考える機会を持ってみることは
大切だと感じています。

そして大切な家族の方とその「命」について話し合う機会を持っていただけないでしょうか。
そんな時間が毎日の生活や意識にも繋がっていくのでは、、 そんな気がしてやみません。




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Last updated  April 27, 2007 12:20:43 AM
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