さて今日は、プーリアの隣、バジリカータ州の世界遺産の町、マテーラまで足を伸ばすことに。
バーリからは意外と交通の便がよくて、電車1本で乗り換えもなく、ちゃちゃっと行ける。
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こんなパンクな電車が、なーんにもない草原の中を走る。
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途中でアルタムーラにも停車。
マクドナルドに勝った例のパン屋に行ってみたかったけど、まずはマテーラに行かなくちゃ、と通過。
でも、結局帰りは疲れて寄らなかった。
今になって後悔。
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何もない草原を走っていたと思ったら、突然、町に到着。
ここがマテーラ?
都会だなあ。
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でも、一歩旧市街に足を踏み入れると、そこは別世界。
迷路のような石の家が、ごちゃっと寄り集まってる。
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一見ごちゃごちゃだけど、家や道は意外と広め。
南イタリアの悪夢と呼ばれて、無人化された歴史があるとは、全然感じられない。
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旧市街は、谷をはさんだ山の斜面の片側に広がっている。反対側は、穴があいた岩山。
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谷底を流れる川は、マテーラの水源?
新緑と咲き乱れる野の花が谷を飾っていた。
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谷をはさんで旧市街の前にそびえるのは、こんな岩山。
この向こうには、何もない草原が広がっている。
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こちらはサッソ地区の上にある市街地の教会。
バロックの教会がいくつもあって、落ち着いた美しい町並み。
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マテーラは廃墟のようなところかと思っていたら、人は普通に生活していた。
レストランもあちこちにある。
わんこもたくさんいた。
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このちっこいのは、でかいのに遊んでもらって大はしゃぎ。
昼下がりのサッソ地区は、平和な世界だった。
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サッソ地区では、あちこちで工事をしている。
こののらは、工事現場の砂山に大興奮。
犬並みに、猛烈な勢いで一心不乱に砂を掘り続けていた。
掘っても掘っても上から崩れてくる砂山を、いったいどうしたいのか。
工事現場の人が戻ってくる頃には、砂山が消滅してたかもね。
マテーラは、想像していたよりずっと美しくて、人も親切で、動物も幸せそうで、なんだかすごくいい町だった。
今度は泊まりがけで来たいなあ。
マテーラの話、もう少し続く~。
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