ありがとうぷりん
平成26年9月9日にぷりんがこの世を去りました。
突然の事でした。
大動脈血栓症という、血栓が大動脈に詰まり全身に血液がいかなくなる病気です。
3日間の入院と投薬も効かず朝方病院から報告の電話がなり、お別れとなりました。
6日の土曜日は珍しくどこにも出かけずに自宅で過ごしていました。
ぷりんも、いつも通り昼寝をしたりここちゃんと遊んだりしていました。
14時頃のことです。突然ぷりんが腰が抜けたようになり立てなくなりました。
猫でも腰を抜かすことがあるのかな?むち打ちや捻挫のようなものかな?と、思い
ぷりんに、痛いの?病院に行く?と、何度か話しかけました。
すると、普段とは違う鳴き方をするので、これはよっぽど痛いのだろうと
すぐに自宅から近所の病院へ向かいました。
土曜日ということもあり病院はとても混んでいたし、私自身大動脈血栓症と言う病気を聞いたこともなかったので受付でもさほど緊急のような話はしませんでした。
数十分待ってようやくぷりんの順番が来て診察と問診をしてもらって
先生から、とても不幸な病気にかかってしまったと言われました。この病気になると殆どが死んでしまうと言うのです。
手術をしても成功の確率は少ないし、血栓を溶かす薬を入れてみて様子を見ましょうとういことになりました。
入院の手続きをして自宅に帰り、今度は大動脈血栓症について色々と調べてみました。
先生の言う通り助かる確率の少ない病気だということが、不安を大きくしました。
次の日も次の日も状態が良くなることはありませんでした。
食事もしなかったそうです。ゲージに横たわり点滴に繋がれているぷりんはとても痛々しく出来ることなら代わってあげたい。ぷりんが助かるなら何でもしたいと思いました。
病院の先生も完全看護ということで自宅までぷりんを連れて行き、ずっと様子を見ていてくれたみたいです。
9日の朝、病院から連絡があり、息を引き取ったと報告を受けました。ぷりんは体が大きいので先生が自宅まで車を出してくれました。
10日に火葬をしました。9歳という若さですので毛も肉もしっかりしているのに、寝ているみたいなのに、焼いてしまわなければいけません。離れたくないかったです。
とても辛かったです。
3ヶ月近く経った今でもぷりんのいない人生なんてつまらないし、もうどうでもいいと思ってしまいます。
泣いても泣いてもぷりんは帰ってこない。
どんなに楽しいことがあってもぷりんはもういない。
私の中でのぷりんの存在感はとても大きく、心にぽっかり穴が開くとはこういう事なのでしょう。
9年間ぷりんはずっと心の支えでした。
猫の寿命は10年から20年。いつか、お別れすることはわかっていたけど早すぎるんじゃない?
ぷりんがおじいちゃん猫になるまで一緒にいたかったよ。
ぷりんがいなくても前向きにしていなきゃいけないと頭ではわかっていてもまだ出来ません。
会いたい。抱っこしたい。
ぷりんがまりこにくれた沢山の幸せに感謝しています。