体脂肪というのは体重と違い、
短期間で大きく変動するものではありません。
体重は体水分の減少によって比較的かんたんに減らせますが、
体脂肪はかんたんには減らないのです。
ここで仮に、体重80kg,体脂肪率が35%の人がいたとします。
この人の体脂肪の重さを計算すると、重さは28kgとなります。
さて、この人の体重が78kgに減ったとします。
体脂肪は急激に変動するものではありませんから、
体脂肪の重さはほとんど変わっていないと考えられます。
ではこのときの体脂肪率はどうなるでしょうか。
28÷78×100=35.9%
逆に82kgに増えた場合では、34.16%となります。
肥満は、体重の多い少ないではなく、
「体に占める脂肪の割合」=「体脂肪率」で決まります。
医学的に「肥満とは、単に体重過多を指すのではなく、
身体を構成する成分のうち、
脂肪組織の占める割合が異常に増加した状態」と
定義づけられています。
体重が同じでも、スポーツなどで体を鍛えて
筋肉の多い人とそうでない人の
体脂肪率が同じであるはずはないのです。
体重を重くしているのが筋肉や骨であれば、
その人は肥満と判断されません。
さぁ~あなたはいかがでしょうか?
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