■ 栄養学講座…【ビタミン】(第四の栄養素) …あたまでダイエット
ビタミンB6水溶性。たんぱく質の代謝を助ける。皮膚の抵抗力と健康を保つ。欠乏すると成長停止、皮膚炎、むくみ、貧血などが起きる。腸内細菌によって供給される。酵母、レバー、肉、魚、豆などビタミンB12水溶性。アミノ酸代謝、たんぱく質の生成に必要。欠乏すると悪性貧血を起こす。レバー、肉類、魚介類、チーズ、粉乳、胚芽などパントテン酸水溶性。アミノ酸代謝などの生成に必要。血球の再生。胃腸の粘膜の機能を正常にしビタミンAの吸収を良くする。欠乏すると貧血などが起きる。酵母、レバー、肉類、卵黄、豆類、胚芽などビタミンC水溶性。細胞内の呼吸作用に関与する。コラーゲンの生成を増し細胞間の結合組織を強くする。鉄の吸収、ビタミンEの再利用にも必要。欠乏すると壊血病、皮下出血、貧血、骨形成不全などが起きる。果物(みかん、いちごなど)野菜、いも類などビタミンD脂溶性。紫外線に当たると皮下で合成され、主に肝臓に蓄えられる。骨を作るのに重要で、カルシウムやリンの吸収に関与する。欠乏するとコド小児ではくる病、成人では骨軟化症や骨粗しょう症などを起こす。肝油、レバー、魚肉、牛乳、バター、きのこなどビタミンE生殖機能に必要。生体膜を健全に保ち赤血球の溶血を防ぐ。ビタミンAやカロチンの過酸化を防ぎ老化防止に役立つ。欠乏すると歩行失調、腱反射の消失などが起きる。穀類、胚芽油、綿実油、豆、緑黄野菜などビタミンA脂溶性。ビタミンAは動物性食品に含まれ、カロチンは主に植物性食品に含まれる。皮膚や粘膜を健康に保つ。細菌などに対する抵抗力を増進する。薄暗いところでの視力を保ち、細胞内での働きを助け,肝臓に蓄えられる。欠乏すると、夜盲症や感染に対す抵抗力が低下する。取り過ぎると過剰症を起こす事がある。バター・チーズ・牛乳・卵黄・レバー・強化マーガリン・肝油・緑黄色野菜・魚・卵などビタミンB1水溶性。料理による損失が多い。消化液の分泌を促し、食欲を増進させ、炭水化物の代謝を助ける。神経系統の調整を行う。欠乏すると脚気、消化不良、便秘,多発性神経炎、むくみ、心臓肥大が起こる。米や麦の胚芽、酵母、卵黄、レバー、豚肉,牛乳、豆類ビタミンB2水溶性。成長を促進する。酸素の成分として、アミノ酸脂質,炭水化物の代謝に必要。不足すると、成長の停止、口内炎などが起こるレバー、酵母、卵黄、胚芽、肉類、牛乳、緑黄色野菜などナイアシン水溶性。酵素の成分となる。胃腸の働き正常にし、皮膚の健康を維持する。欠乏するとペラグラ、口舌炎、皮膚炎、胃腸病、神経症状などが起きる。酵母、レバー、肉類、魚介、豆類、緑黄色野菜など