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カテゴリ:ダイエット
厚生労働省_平成8年事業所健康診断調査別表30を見ると 下痢、便秘、腹痛 平均22.0 男性18.8 女性27.2 という統計が出ています。 また、病院に訪れる患者数の調査においても女性は、 男性の2倍以上の患者がいるようです。 それでは、なぜ女性の方が便秘になりやすいのでしょうか? それを紐解いていきましょう。 女性は、毎月、排卵と月経を繰り返していますが、 これをコントロールしているのは、 主に黄体ホルモンと卵胞ホルモンという2つの女性ホルモンです。 このうち、黄体ホルモンには、 大腸のぜんのう運動を抑制する作用があります。 そのため、女性は黄体ホルモンの分泌が活発になる 「排卵から月経までの時期」は、便秘になりやすいのです。 さらに女性の場合、男性よりも筋力が弱い為に、 胃や内臓が下垂している人が多く、 大腸のぜんどう運動も弱いといえます。 それに加えて、食事の量も一般的に男性に比べると少ないため、 便の材料が少なくなりがちなことも便秘を引き起こす原因となります。 さらにダイエットしている人が女性に多いのも要因の一つです。 ここで、太字の女性は男性に比べて腹筋が弱い・ダイエットしている。 この2項目についてお話して見ましょう。 その前に、基礎知識です。 食べ物が大腸の中を運ばれ、便ができていくのは、 大腸の「ぜんどう運動」によるものです。 ぜんどう運動とは、腸壁の筋肉がみみずが這うときのように順次収縮して、 食べ物を絞り出すように先へ先へと送り込んでいく運動のことです。 食べ物は、大腸の中を移動しながら、しだいに便へと形を変えていきます。 小腸から送られてきたばかりの食べ物は、液状ですが、 大腸を進むにつれて粥状になり、最後に直腸にたどりつく直前のS字結腸で、 さらに固まって便となります。 その為、直腸に便が長く留まっていると、 さらに便が硬くなり便秘となります。 直腸に達した便が、何の前触れもなく 勝手に肛門から押し出されてしまったのでは、 困ったことになります。 そこで排便が起こる前には、必ず「便が出ますよ」というサイン、 すなわち便意が起こります。 このお通じのメカニズムには、自律神経が深く関与しています。 内臓間には、たくさんの自律神経が張りめぐらされており、 信号を送りあっています。 大腸を通過してきた便が、直腸に到達すると 、直腸の壁が刺激されて、「便が到着しました」という信号が、 神経を通って大脳に送られます。 ここで初めて便意が起こります。 一方、直腸は、結腸にも同様に信号を送ります。 すると結腸は、活発な運動を開始し、 直腸へさらに便を送りこもうとします。 これを「直腸・結腸反射」といいます。 さらに、食べ物が胃の中に入ってきて、 胃が膨らむと、胃から大腸に信号が送られます。 これは、「胃・大腸反射」といって、便意にも関与します。 この「胃・大腸反射」は、胃が空っぽのときほど、 より強い刺激となって信号が送られるため、朝食後に一番強く起こります。 だから、朝食を抜くことは厳禁なわけですね。 また、朝食後、すぐに家を出かけるのも、 便意を感じる機会を逃すことになります。 朝食を十分摂り、その後の時間にゆとりを持つことが大切です。 また、便意を我慢することも便秘の要因となります。 一度我慢したら、しばらく便意はやってきません。 貴重な便意は大切にしましょうね。 話を戻して、 腹筋とダイエットに付いてお話しましょう。 腹筋を鍛える 腹筋の力が弱いと、大腸が下垂気味となり、 腸本来の機能を果たせません。 排便のときに、力んでも、十分な圧力がかからない為、 便を押しす力が弱くなっています。 腹筋を鍛えることは、腸に刺激を与えることにもなるので、 大腸のぜんどう運動も活発になり、便意が起こりやすくなります。 また、腹筋を鍛えるだけでなく、体操や運動をすることによって、 全身の血行もよくなり、新陳代謝も高まります。 さらに排便をコントロールする自律神経の働きもよくなるので、ぜひ運動しましょう。 次にダイエットすれば便秘になりやすい。 これも良くあります。 原因は、正しいダイエットをせずに 食事制限をするからです。 食事の回数を減らす。・・・特に朝食を抜いたりするのは 便秘になりやすいだけでなく昼夜の食べすぎにも繋がります。 食べ物もご飯を減らすだけとか偏食したりすると便秘になります。 元々、便秘の人は益々酷くなるので気を付けましょう。 大豆・納豆・ごぼうなど便秘に良い食物繊維を取ることで 便秘解消も出来るダイエットの食事制限を行なうことが必要です。 便秘の人はダイエットしにくいと考えるのは間違いです。 便秘の人は逆に痩せやすい! 胃腸を活性化して排便を容易にすることです。 下剤などは、一時的に排便できても、余計に便秘になりやすくなります。 身体を改善して健康的な便秘の改善をしなくては行けません。 ストレッチで腹筋を鍛える・朝食を取り正しい食事制限で減量して行く ようにすることです。 便秘改善だけでも1~2キロはすぐに減ります。 血行改善しカロリー消費を効果的に行なうのは 歩行運動やストレッチです。 腹筋を鍛えることは、ウエストがきれいに見えるし 胃腸の活性化に繋がります。 ストレッチを行い腹筋が付く・血行がよくなると 脚も細くなってきますキレイになってきます。 もっと知りたい方は↓をクリック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.13 13:24:53
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