(1) 基礎代謝量を増やす、
(2) 動いてエネルギーを消費する、
(3) エネルギーを効率的に排泄する
以上の3つに分けて考えてみましょう。
効果的にエネルギーを消費するためには、
この3つを組み合わせるとよいのですが、
(3)について意識しているダイエット法は少ないと思います。
●基礎代謝量を増やす
基礎代謝を増やすということは、
エネルギーを消費する場所を作るということ=元気な筋肉を増やすということ
です。そのためには、どのような食事をしたら良いのでしょうか?
糖質は身体を動かすためのエネルギーです。
ですから、身体を動かす前に必要なだけの
糖質を摂ることは良いことです。
一方で、身体を動かさないのに糖質を摂ってしまうと、
あまった糖質が体脂肪になってしまいます。
まず、このような状況にならないようにしましょう。
その上で、寝る前に低糖質で高たんぱく質な食事をします。
お肌や筋肉の補修が行われるのは寝ている時です。
寝る前の食事に気をつけると、
ダイエット、美容、筋力アップのために役立ちます。
●動いてエネルギーを消費する
もう、これは私が説明するまでもないと思います。
ウォーキング、水中でのウォーキング。
とにかく20分以上身体を動かし続けることが良いみたいです。
通勤、通学もダイエットと思って頑張りましょう。
しかし、ダイエット中は予想以上に身体に負担がかかっていますし、
激しいスポーツは活性酸素を身体に供給することになります。
比較的負荷の少ないスポーツがオススメです。
●エネルギーを効率的に排泄する
身体の中にエネルギーとして使用できる糖質が
極めて少ない状態のときに脂質を摂取すると、
脂質の分解が盛んになることが知られています。
脂質の分解が始まると体脂肪の分解産物であり、
糖の代わりにエネルギー源として使用される
ケトン体の濃度が一気に高くなってきます。
その時に十分な水分をとれば、一部のケトン体は
エネルギーとして使用されずに尿中に排泄されてしまいます。
努力を、より確実に実らせるためにも、
食生活を低糖質に変えていく価値はあると思います。