■背中に贅肉がつくと老けて見えます。すっきりさせましょう。
1、うつぶせに寝る。脚は肩幅に開き 手は頭上に伸ばす。
2、息を吐きながら手足を同時に上げて5秒静止。
ゆっくり元に戻し 息を吸う。5回繰り返す。
二の腕もきれいにね!
1、右足を前に出し両ひざを軽く曲げて腰を落とす。
両手を肩の高さで前にまっすぐ伸ばす。手のひらは下向き。
2、両手を勢いよく背中側に引く。
この時、手は親指を上にして軽く握る。
背中を意識して。前後の足を交代して、各5回。
運動不足は基礎代謝を低下させます。
基礎代謝というのは、安静にしている時でも体温を維持し、
生命活動を保つために使われるエネルギーのことで、
これが少なくなってしまいます。
また、運動不足はインスリンの分泌を高めますが、
インスリンには体内で脂肪の蓄積を促進する作用があります。
さらに、運動不足は脂肪合成酵素の働きを促進します。
運動することによってこうした代謝異常を正常に戻し、
太りにくい体質に変えることができるわけです。
食事療法を始めた直後は減量効果がはっきり出ますが、
徐々にスピードが鈍り、1ヵ月くらいたつと
あまり減らなくなってしまいます。
からだが、少ない摂取エネルギーでも体重を維持しようと、
消費エネルギーを減らすように代謝状態を変えてしまうからです。
このような現象を適応(adaptation)といいます。
運動療法はこの適応現象を克服するためにも欠かせません。
●1日300~100キロカロリーの運動量に
代謝を是正するための運動量としては、
1日300キロカロリーが目安になります。
しかし、肥満予防が目的であれば、
1日100キロカロリーくらいでいいでしょう。
●毎日できる運動が理想的
運動は毎日行うことが大切なので、いつでも、
どこでも、また1人でもできる歩行、ラジオ体操、
サイクリング、なわとびなどが向いています。
数種の運動を組み合わせるのもいい方法です。
運動の強度は中程度、軽く汗ばむくらいの運動で十分。
別に激しい運動をする必要はありません。
週1回くらいのゴルフやアスレチッククラブでの運動では、
ほとんど効果がないと考えてください。
●日常生活でからだを動かす習慣を
改めて運動といわなくても、
日ごろからなるべく歩くように努め、エレベーターなどを
使わないように心がけることも大切です。
万歩計をつけて1日7000歩以上歩くようにすると、
かなり効果が期待できます。