冷えは冬だけでなく、真夏でも冷えます。
そして手足の先といった「末端冷え性」的な方が多いはずです。
むくみも、 仕事が終わる頃には足首や
ふくらはぎがパンパンに張って足元がだるくなり、つらい症状です。
さらに「冷え」と「むくみ」は「足やせ」の大敵です。
放っておくと、やせにくい脂肪太りやセルライトができる原因にもなります。
「冷え・むくみ」は疲れが抜けず体調不良の原因になることもあり、
毎日の生活の上であなたの活力を確実に削いでいます。
根本原因は何?
実は生まれたばかりの赤ちゃんには冷えもむくみも起こっていません。
子供の内もあまりありません。
大人になってOLになったりした人に起きる症状なのです。
ですから、日常の生活習慣の中に悪い原因が潜んでいます。
まず、「末端冷え性」はその部分の代謝不足から起きています。
代謝、とはからだの細胞が栄養素と酸素で行う生命活動です。
その結果、熱が産生されて私たちの体温となっているのです。
冷えとは、根本的にはこの「細胞の生命活動」が
不活発になっている表れなのです。
つまり、冷えはからだの内側・細胞部分で起きているので
「外からあたためる」といった対症療法は意味をなしません。
「内側からあたたまる」ための
生理的環境を整えることが必要になります。
また、「むくみ」は次の2つのステップで簡単に起ってしまいます。
第1に、足に疲労が蓄積して足の筋肉が硬くなる。
第2に、その結果として血液循環が悪くなる。
「第二の心臓」といわれる足の筋肉は、
足の主要な血流ポンプです。
この部分が硬くなると血流が悪くなり、
余分な水分が「むくみ」として足に滞ってしまうのです。
また、血流が悪くなると「細胞での代謝」が不活発になりますので
「冷え」と「むくみ」には密接な関係があり、多くの女性に
ふたつの悩みが同時に発生しているわけです。
自然療法による解決法は?
「むくみ」にもっとも大きな速効性があるのは、
ズバリ硬くなった足の筋肉をやわらかくほぐすフットマッサージです。
特に、足裏よりも「ふくらはぎ」がもっとも重要な部位です。
ふくらはぎのコリを除去して足の血流を回復していくと、毎
日のむくみの発生自体がなくなってきます。
人によっては「ふともも」にもコリが生じていますので
足全体をほぐす必要があります。
さらに、足をまた硬くさせてしまわないために
、毎日の足の疲れを原因から軽減していく必要があります。
そのため、靴の選び方の改善にも配慮が必要でしょう。