脂質・・・体内に水を伴わずに貯蔵できるエネルギー貯蔵体で
脂溶性ビタミンの担体としてとても重要な役割を果たしています。
2000年の栄養素別摂取構成比が
たんぱく質
15.9%
脂質
26.5%
炭水化物
57.5%
エネルギー適正比率が脂質は25%が上限なのに、
1.5%もオーバーしている。
これが今管理栄養において問題視されている。
油モノの取りすぎということです!
ちなみに15年前は脂質が22.3%でした。
栄養素としての脂質
g当たりのカロリー数は9kcal/g
糖質・タンパクの2.25倍もある。
同じ量を食べてもカロリーは約2.3倍と思って下さい。
脂質は動物性と植物性があります。
日本人も食事の欧米化に伴い動物性の脂質摂取が
多くなって来ていますが、
動脈硬化性疾患が増えてきて、老化・癌・免疫系との関係も
指摘されています。
動物性の脂質よりも植物性の脂質を取る用ようにしましょう。