どうしておなかが減るのでしょうか?
それは脳が糖質をほしがっているからです。
食事をした後は血糖値が上がります。
血糖とは血液中の栄養素のひとつブドウ糖のことです。
血糖値とはそのブドウ糖が血液中に
どれだけ含まれているかの数値です。
ちなみに空腹時で血液100cc中に
60~100mg含まれています。
そして食後に血液中の血糖が上がることを
血糖値があがるというのです。
食事を長い間摂らなかったり、
運動したりすると血糖値は下がります。
脳は糖質しかエネルギー源として利用できないので
不足してくると「おなかがすいた」という形で
司令を出してくるのです。
空腹感をなくすためには「食べる」ことなのです。
なにをどうやって食べたらよいのでしょうか?
食事をすると血糖値があがることは前に書きました。
血糖値が上がると脳は、おなかがいっぱいという司令を出して
食べるのをやめるようにいいます。
これには20分かかります。
だから20分以上かけてゆっくり食べればいいわけです。
だらだら食べていると、脳が司令を出しているのに気づかず、
つい食べ過ぎてしまいます。
また20分以内で早食いするのもよくありません。
脳からの司令が出る前に相当量食べてしまうからです。
早食い・ながら食いがいけないのは
こういう理由があるからなのです。
まとめ食いというのもよくありません。
朝食ぬき、昼はカップラーメンで、夜どかっと食べる。
食事と食事の間が開きすぎると、
脳は「次はいつ食べ物がくるかわからないから」と
食べたものを全部とりこんで蓄えてしまうよう司令を出します。
総摂取カロリーは同じでも
朝・昼・晩のバランスが悪いと太る
というのはそういうことです。
総カロリーが同じなら、
なるべく数回に分けて食べたほうが痩せるんです。