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テーマ:暮らしを楽しむ(388251)
カテゴリ:教授の雑感
新著の出版もカウントダウン状態になり、後期の授業もそろそろ終わるタイミングで、本来であれば、年度末に出す予定の紀要論文を書かなくてはならないのですけれども、やっぱ新作の論文を書くというのは非常に疲れる。
で、面倒臭いなあと思っていたところで、またちょっと悪だくみを思いつきまして。 今から15年くらい前に、自分が指導しているゼミ生のために、卒論の書き方を指南する本を、所属大学の出版会から出版したことがあるのですが、それ、結構評判が良くて、何回か増刷した本なんですわ。 ところが、その本の在庫がそろそろ尽きてきたという連絡があった。 となると選択肢は二つあって、このまま大学出版会から再度増刷するか、はたまたいっそ一般の出版社から新版を出すか。 前者の場合ですと、販路が極端に限られてしまう。せっかく評判のいい本なのに、知る人ぞ知る状態。だったら、この際、一般の出版社から新版として出した方が、メリットがあるかなと。 「悪だくみ」というのは、このことね。 っつーことで、にわかにやる気が出てきたワタクシ。一般出版社からの出版を目指して、一部書き直しをしようかなと。 で、そういう思いで旧著を取り出してみると、さすがにこの15年ほどの時代の変化が如実に感じられる部分がある。 特に、インターネット利用に関する記述が、ちょっと古くなっているかなと。だって今はAIの時代だからね。AI時代に入った今、卒論を書く上でも、インターネットの利用の仕方が違ってくるわけよ。そこを大幅に書き換えないと、現代の卒論執筆指南とは言えないよね。 ま、そんなことを思いながら、一部改稿をし始めたのですが、何しろこちらは土台があるものを書き直しているだけだから、新作の論文を書くよりよっぽど楽。 で、人間というのは、楽な方に流れるのよ! ということで、本来であれば新作論文を書くべきところ、何故か急に古い原稿の改稿に取り組み出しちゃったというね。ダメだね、ワタクシも・・・。 とはいえ、夢は広がる。この新版、どこから出版しよう? 形態は? やっぱり新書として出すのがいいかしら? なーんてね。 まあ、新作論文の執筆がますます遅れそうですけど、仕事はしているんだから、許してね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 28, 2024 04:08:35 PM
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