|
カテゴリ:教授の読書日記
吉増剛造の『我が詩的自伝』を読んでいたら、鮎川信夫のことがちょっと出ていまして。
田村隆一と詩誌『荒地』を創刊した詩人ですが、田村同様、詩だけでは食っていけなかったのか、この人は翻訳も沢山している。コナン・ドイルとか、ヘミングウェイなんかもやっている。 で、私は田村隆一の方は、割と関連本を読んでいて、面白いなと思いつつ、ちょっと女性関係が奔放過ぎてついていけないなと思うところもあり。 その一方、鮎川信夫の方はほとんど関連本を読んだことがない。でも吉増によれば、田村より鮎川の方が、存在としては大きいとのこと。 ふうむ。そうなのか。 というわけで、今度は鮎川の本、あるいは鮎川についての本を読んでみたくなってきたのですが、うちの大学の図書館には、あまり鮎川本を置いてないことが判明。ダメだね、うちの国語科の連中。誰か一人くらい、鮎川ファンがいたっておかしくないだろうに・・・。 とりあえず、鮎川はコラムの名手だったそうだから、コラム集でも買ってみますかね。もっとも、とっくに絶版だから、古本じゃないと買えないけれども。 【中古】 最後のコラム 鮎川信夫遺稿集103篇 / 鮎川 信夫 / 文藝春秋 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 19, 2024 07:29:18 PM
コメント(0) | コメントを書く
[教授の読書日記] カテゴリの最新記事
|
|