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カテゴリ:教授の雑感
ハワイは物価が高かったので、日本に帰ってきてから、「モノが安いな~」という感慨にふけっております。
朝マックでソーセージ・エッグ・マフィンとか頼んで、「320円です」なんて言われると、「2ドルか・・・」なんてね。ハワイのフードコートでハンバーガー食べて、18ドルくらいしたもんなあ。18ドルって、2700円じゃん。 日本の物価は安いわ~。とってもいいわ~。 まあ、安い安いって、なんでもかんでも買っていたら、無駄遣いになっちゃうんですけど、それにしても今の日本の物価が安いというのは確かですな。インバウンドで日本に来る外国人たちが驚くわけだ。納得。 それはともかく。 今、清水達夫さんの書かれた『二人で一人の物語』(出版ニュース社)という本を読んでいるのですけど、これがすごく面白い。 常盤新平さんの書いた本の中で、この本に言及している箇所があって、常盤さんがすごく褒めていたのよ。で、「ン? その本なら積読でどこかにあるはずだよな」と思って、大学の研究室を探したら出てきた。で、読み始めたら面白くて止まらなくなっちゃった。 これ、平凡出版(後のマガジンハウス)を設立した岩堀喜之助のことを、設立メンバーだった清水さんが回顧した本で、いわば岩堀さんの伝記でもあり、平凡出版/マガジンハウスの社史でもあるんですけど、何が面白いって、岩堀喜之助という人物の魅力に尽きる。まあ、エネルギッシュであり、かつ、人情家で、魅力的な人なのよ。そういう稀有な人物についての本だもので、面白くて仕方がない。 まあ、これも、常盤さんの本を読まなかったら積読のままだったかもしれないので、常盤さまさまですな。 でも、この調子で行くと、常盤さんと縁のあった人たちの本を片端から読まなきゃいけなくなってくるので、ますますドツボにはまっていくなあ。大変な宿題を背負ってしまったのかもね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 18, 2024 05:12:49 PM
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