カテゴリ:日常
今日の日記は「趣味とスポーツと合気道。」の続きみたいなもんです。
もともと飽きっぽい私だけど、合気道だけは、細々とでも、できる限り続けようと決心。一生涯のスポーツとしてずっとやっていけたらなあ、なんて思ってます。今日はそれに付随して、スポーツに関する自分のトラウマをちょっとシリアスに暴露。 今までバレエ、テニスや卓球…やってきたけど、いろんな理由でやめてしまった。バレエは、好きだった。モダンバレエをやってる間は良かったけど、クラシックに転向してから、そこのバレエスクールのやり方がなんとなく合わなくて、やめちゃった。もともと運動は好きなほうなので(それと体質的に運動を定期的にしないとダメなタイプ)、中学ではテニスを始めることに。しかし、このテニス部、おそろしくスパルタだった。顧問の先生が怖くてたまらなくて、それに耐えられなかった。殴られたし、怒鳴りながらラケット投げつけることは日常茶飯事。先生はありえないほど気分屋。何秒か前まで笑っていたかと思えば、次の瞬間怒り出す。ほめているのかと思えば、ラケットをたたきつけてコートから出て行く。まったく先生の気分が読めない。これも怖さに拍車をかけていました。私はもともとプレッシャーにめちゃくちゃ弱い。ありえないほど弱い。だから、先生が見張る試合は私にとっては地獄だった。代々先輩の強い部。だから、自分たちも勝たなくてはいけないというプレッシャー。自分は強い中学名を背負っている。もし負ければその名が廃る、というプレッシャー。 ある日の大会。この試合で勝てばベスト16に入れる、という場面でした。あと2点で1セット相手に取られてしまう、という状況のとき。めちゃくちゃ緊張した私は…… なんと、ボールを空ぶってしまったのです。 試合には勝ったものの、当然のごとく、先生は大激怒。 そういう場面で弱気になることは、結局他のメンバーに迷惑をかける。チームプレイだと自分がうまく打てないことも迷惑になる。だから、それなりに努力はした…と思う。でも、うまくならなきゃと思えば思うほど、自分を追い詰めれば追い詰めるほどスランプに陥って、泥沼化。最初、楽しく練習していたときは順調に上達していたのに、精神的に苦しくなってからどんどん下手になってしまった。それで、限界を感じた。そんな私の精神の弱さを見て、部活を止めるとき、先生から 「お前は立派な社会人にはなれない」 と言われた。つまりのところ、私は根性がない。結局自分の弱さに勝てず、部活から逃げたわけだから。当時の私としては、自分を全否定されたような気がして、人生にも一番否定的になっていたのがこのとき。くやしかった。何もやめるときにそんなこと、言わなくても・・・。まあ今でも覚えてるくらいだから、トラウマってやつなのかなぁ。その後、部活に疑心暗鬼になっていた私はやさしい先生に救われ、卓球を始めたわけですが・・・。 今思うと、あの部活のやり方が自分に合っていなかったんだ、と思う。何も私だけが部活をやめたわけじゃない。私を含め4人がやめた。そうやって言い訳することはできる。でも同時に、自分の精神の弱さは実際未だに実感。スポーツだけじゃなくて、日常の場面でふとそれを感じる。何かを正視できなかったり、立ち向かえなかったり。だとしたら、私はあのときから少しも変わっていないのか?そう思うとたまに泣きたくなります。強くなりたい。どうしたら強くなれるのか。先生があの時言ったみたいに、私は立派な社会人になれないのか?いや、そんなはずない。・・・なんてふと思い出して、自問自答したり。 合気道を始めたら、最近そんなことを思い出すようになった。合気道は試合がない。優劣を競わない。個人プレイ。そういう意味で、私にとってはとてもありがたいスポーツ。ここでもう一度、本当の意味で、自分の精神を鍛えることが少しでもできたらいいな・・・なんて、儚い望みかもしれないけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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