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カテゴリ:■勝つために必要な知識■
理由は他にもあります。
台数を多く抱えている分、ある意味では対策をしやすい、ということも1つあるでしょう。 例えば、パチンコが400台あるお店で、大海がうち200台という店があったとします。ここのお店は40台一島なので大海の島は5島。 この5つの島のうち、絶対にあることがお店の中では常に起こっています。 あることとは何か? 粗利金額に差が出ている。 ということです。 ここまで台数が多くなると、(というより今、ほとんどのパチンコ店がそうだが・・・)個別に台の調整をしないことが大多数なんです。 (ここでいう個別の調整というのはある特定の台だけ極端に回してみたり、 回さなくしてみたり・・・という調整です。いわゆる統一ゲージ) だって、200台もあるんですよ。同じ台が。 そんなことしてたら台の管理ができません。 夜調整する人が変わる時だってあるのにそんなのムリムリ。 でも、一定の基準値(千円あたり20回、大当たり出玉1650とかで統一)に合わせるということはしますよ。 つまり、基準値から離れている台を(つまり回りすぎている台や回らなさすぎる台)基準値に近づけるように調整はします。 それでも、粗利金額に差が出てしまうんです。 (この訳は説明するとむちゃくちゃ長くなるので省略・・・) そこで、目標の粗利金額よりも多くいただきすぎている島(もしくは列) をイベント対象島として謳って集客する訳です。 実際にどの島にも絶対この島にしかいない常連様っていますよね? その常連様を大事にする上でも島単位での粗利金額の一定化というのはお店にとっても結構重要視されるんですよ。 私が現役でやっていた頃のデータでも、同じ調整していても粗利金額全然違うんですよ。 稼動データも全然違う。その中で常に同じ調整していると抜きすぎの島、 逆に出しすぎの島ってのがでてくるんですね。 それをほったらかしにしておくと稼動低下の原因の1つとなってしまいますから、 ある程度のラインにはそろえようとするんです。 その時に島ごとにアケ、シメをするんです。 5島に名前つけてデータを元に考えてみましょう。 タコ島、カメ島、エビ、ジュゴン、カニとします。 台あたり粗利 稼動(島1台あたり平均打込数) 千円スタート 平均大当回数 タコ 4500 45000 20.1 23.4 カメ 3200 42000 19.8 21.8 エビ 9800 38000 19.2 18.7 ジュゴン 7600 40000 19.8 20.8 カニ 5200 43500 20.1 22.6 というデータがあったとしましょう。 店長のあなたはどこの島をアケ、シメしますか? このデータの時は真っ先にアケが入る島は間違いなくエビで決まりです。 (どのくらいアケてくるか?はその店の戦略なので一概には言えませんが・・・) 以下ジュゴン、ってとこまでかな?カニは多分アケないだろうな。 タコ、カメは開ける必要なし。 だってカニはスタート回っていて稼動もついてきてる。 稼動がついてきてるから大当たり回数も上がってますよね? だからアケの必要なし。 逆に稼動がついてきていないエビは大当たり回数もついてきていない。粗利も取りすぎている。 アケの要素すべてそろっています。鉄板ですね。 シメの可能性があるのはタコ、カメですね。 この2機種は台粗利も平均以下、なおかつ稼動は平均以上。 シメの要素はそろっています。 (念のために言っておきますが、これは一般論であり答えではありません。 ここでタコ、カメをアケるという答えでも面白いと思いますよ。 お客さんの裏をつくようで、爆発的に稼動が伸びるかも・・・・・) さあ、もうお気づきですね。 稼動が高いと大当たり回数もあがるから、出ているように見えてしまうんですよ。 粗利はちゃんと抜いているのに。 逆に狙いとしては大当たり回数が少ない島を狙う、というのがいいかもしれませんね。 このデータはでっち上げデータではありませんよ。 現実に十分ありえるデータなんですよ。 (実データではありませんが大体こんなもんです) 毎日このようなデータをみて、ホールの店長はどこをアケ、シメするか考えるんです。 ですから、店長の気持ちを考えることが勝利への第1歩と言えるのではないでしょうか? 〔送料無料キャンペーン中〕大海物語 VERY BEST-CD-(1/25~) 部屋の中でも車の中でもマリンと一緒にすごしましょ! ホールでかけるのもGOOD! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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