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2023.09.18
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カテゴリ:政治経済


現在の日本は、長年、デフレを放置したことによる供給能力の毀損を受け、コストプッシュでもデマンドプルでもなく、「サプライロス(供給能力喪失)」型のインフレに陥りつつあります


 つまりは、発展途上国化のゴールに到達しようとしているわけです。


 もちろん、すでに物価は多少上がっていますが、これは輸入物価上昇に起因するコストプッシュ型インフレです。輸入物価上昇の影響を完全に排除してしまうと(そういう統計はないのですが)、物価上昇率はゼロに近づくか、恐らくはマイナスに突っ込むでしょう。


 輸入物価上昇の影響の、売価への転嫁(やらなければなりません)が進んだという話で、別に需要が増大したわけではありません。


 土木、建設を例にとると、建築資材価格は2011年平均を100とすると、140にまで上昇しています。資材(ほとんどが輸入でしょう)が1.4倍になっているわけです。なかなか、洒落になりません。


 上記とは「別」に、1997年のピーク以降、公共投資削減、指名競争入札・談合叩き、労務単価引き下げ等により、建設業から200万人の生産者が消えた。さらに、少子化が加わり、土木・建設の分野は超絶的な人手不足になりつつある。

 


 建設技能労働者の労務単価を対2021年1月と比較すると、鉄筋工が5.1%上昇、溶接工が7.3%上昇、型枠工が5.8%上昇、鉄骨工が3.1%上昇、防水工が9.7%上昇、左官が6.5%上昇、塗装工が10.6%上昇、内装工が7.6%上昇、特殊運転工が14.5%上昇、とび工が9.5%上昇、普通作業員が11.2%上昇となっています。


 これが、サプライロス型インフレです。

【日本の建設業就業者数(万人)】


http://mtdata.jp/data_85.html#syuugyou

【2023年7月時点 日本の有効求人倍率】
http://mtdata.jp/data_86.html#yuko

 建設躯体工事従事者の有効求人倍率が9.8倍! とんでもない状況になっているわけです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆続く◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
記事タイトル: 大阪万博とサプライロス型インフレ
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Last updated  2023.09.19 07:25:26
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