さて、毎度毎度お馴染みの国の借金でござます。
もはや四半期の風物詩のようになっておりますが、財務省から国債(等)の数字が出るたびに、新聞・テレビといった大手メディアが、
「クニノシャッキン過去最大!」
と、報じ、「このまままでは大変なことになる」と、国民の恐怖を煽り、緊縮財政に賛同させようとする。
最近、繰り返している「単方向の思考」により、国民は、
「国の借金ということは、政府の負債。ということは、誰かの資産なのでは?(事実は、半分以上が日銀の資産)」
「政府が借りたおカネは、どこに行ったのか?(国民です)」
といったことは考えず、思考停止的に危機感だけを募らせる。という恐怖プロパガンダ(Appeal To Fear)が続けられて、早くも28年。
『国の借金、過去最大1286兆円 23年末、財政運営厳しく
財務省は9日、国債や借入金、政府短期証券の残高を合計したいわゆる「国の借金」が2023年末時点で、過去最大の1286兆4520億円になったと発表した。高齢化に伴う社会保障費の増大などを税収で賄えず、借金頼みの厳しい財政運営が続いている。
借金の合計額は23年9月末比で10兆8404億円増加した。内訳を見ると、政府系金融機関などへの貸し付け原資となる財投債や政府短期証券は減少したものの、普通国債が1043兆7786億円と同16兆3657億円増えた。』
時事通信が悪質なのは、「【図解】「国の借金」の推移」というグラフを合わせて掲載し、そこではバッチリ「国民一人当たり約1025万円」と記載しているところです。
「国民一人当たり約1025万円」と書かれると、単方向の思考により、多くの国民は、
「自分が1000万円以上の借金をしている!」
と認識してしまい、恐怖を覚えてしまうわけですね。
でもね、それ、完全に嘘ですから。
―――――――――――――――――続く――――――――――――――――――
記事タイトル: 毎度毎度お馴染みの国の借金でござます
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