三橋TVで解説しましたが、財務省は今年の骨太の方針の議論の際に、
「25年度までのプライマリーバランス黒字化」
という目標が実現できいだろうことを受け(実現されたら国民経済は地獄に突き落とされますが)、新たな財政目標として、
「国債利払費を含む財政収支の黒字化」
をぶち込んでくると考えています。強化されたPB黒字化目標です。
そもそも、PBは国債関係費を除く政府の財政収支を均衡させる(べき)という考え方です。
なぜ、国債関係費を除くのかといえば、既発債はどうせ借り換えなので、放置して置けばいい。利払い費も、名目GDPが増えて(税収弾性値によりますが)税収が増えれば賄えるから、それ以外の歳出(政策的経費)を重視するべき、という発想になっているのです。
もっとも、財務省にしてみれば、これは面白くない。しかも、予算案における国債利払費の想定金利は、財務省が決めている。
となれば、想定金利を高めて、
「国債利払費も税収・税外収入でカバーするべき」
という壮絶的な緊縮目標を立てたいところでございますね。日本のGDPが、それだけで2%マイナス成長になる。おしっ!
―――――――――――――――――続く――――――――――――――――――
記事タイトル: 「強化されたPB黒字化目標」を阻止せよ!
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