儲かる警察!儲かる自衛隊!を主張する人たちが経済を理解していない理由[三橋TV第859回]三橋貴明・saya
https://youtu.be/cySaDE2TILY
本日のエントリーは、できれば↑三橋TVをご視聴頂いてからお読みください。
sayaさんの冒頭の話からも分かりますが、
「自衛隊は自分たちの税金で運用されているのだから~」
云々の「アホか」な言説をする人が、「いわゆる自称保守派」に多い。
彼らは、二重に間違えており、
1.そもそも自衛隊が「国民を守る」安全保障サービスを提供する際に「利益」は関係ない
2.防衛予算は、国債発行により支出されており、税金が財源ではない
1は「国家観」の間違いで、2は「貨幣観」の間違い。両方とも見事に間違えている。
国家は、利益にならない「からこそ」提供しなければならないサービスがある。具体的には、軍隊、警察、消防、司法、医療、食料生産、教育、エネルギー、通信、交通インフラなどになります。
軍隊や警察や消防が、
「税金を払っている貴方は守ります。払っていない貴方は守りません」
司法が、
「税金を多く払った方に有利な判決を下します」
医療が、
「カネをたくさん払ってくれなければ、治療しません」
となったら、困るでしょ。
なぜ、↑この種の発想そのものである「税金で~」が出てくるのかといえば、単に貨幣観を間違えているためです。国家は、普通に貨幣発行(国債発行と財政支出)で公共サービスを維持しているのですよ。
それが、「どこかに財源がないと、公共サービスを提供できない」と勘違いし、そもそもユニバーサルに提供されなければならない公共サービスについて、「税金で~」とか言い出す。
まさに「アホか!」ですね
―――――――――――――――――続く――――――――――――――――――
記事タイトル: 郵政民営化が間違いだったとはっきり言わないとおかしい
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