4月の輸入物価指数(企業物価指数の一部)が公表になりました。
契約通貨ベースの輸入物価指数はほぼ横ばい。円ベースの輸入物価指数は前年同月比6.4%上昇と、3月の1.4%から上昇率が拡大しました。
もちろん、円安の影響なのですが、為替レートの変動には常にメリット、デメリットがあります。
円安は、輸入物価を押し上げ、コストプッシュ型インフレを悪化させる。国民の実質賃金を下落方向にもっていく。
同時に、輸出企業にとっては「ボーナス」のようなもので、実際にトヨタ自動車の23年度決算は、営業利益が対前年比21.4%増(!)の5兆3500億円。過去最高を更新したのと同時に、日本企業としては初めて5兆円を上回った。
円安による「ボーナス」分は、6850億円とのことです。
『企業物価指数、4月0.9%上昇 伸び率は横ばい
日銀が14日発表した4月の企業物価指数(速報値、2020年平均=100)は121.2と、前年同月比0.9%上昇した。3月から伸び率は横ばいだった。銅や原油価格上昇の価格転嫁が進んだ。加えて円安の影響で円ベースの輸入物価が上がり、企業物価の押し上げ圧力になっている。(中略)
円ベースの輸入物価指数は、前年同月比6.4%上昇と3月の1.4%から大きく拡大した。23年3月(9.4%)以来の伸び率となった。日銀担当者は「国際商品市況や為替の影響があり、上昇している。輸入物価はラグを持って国内の企業物価に影響する可能性がある」と説明した。』
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