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2024.05.24
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カテゴリ:政治経済

いよいよ「ヤバい日本経済」になって参りました。
 

 23年度の実質賃金は対前年比2.2%減。国民の貧困化が止まりません。
 

 しかも、リーマンショック期とは異なり、
「物価の上昇に賃金の上昇が追い付かない」
 形で実質賃金が下がり続けている。


 リーマンショック期は物価が下がっていましたので、給料が減らなかった人(※多数派)は別に困りませんでした。失業した人、給料が減った人が苦しんだ。


 それに対し、今回は物価上昇が牽引しているため、全ての国民が悪影響を受けている。

実質賃金、23年度は2.2%減 物価高で2年連続マイナス
 厚生労働省が23日発表した2023年度の毎月勤労統計調査(確報、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年度から2.2%減った。マイナスは2年連続。企業の賃上げで名目賃金にあたる現金給与総額は増えたものの、物価上昇の勢いに追いつかず、賃金が目減りした。
 マイナス幅は22年度から0.4ポイント拡大し、消費増税の影響で物価が上がった14年度(2.9%減)以来の大きさだった。(後略)』

【日本の実質賃金指数(長期)の推移(現金給与総額、2020年=100)】




http://mtdata.jp/data_90.html#RI2023

 2023年の実質賃金は、ピークの1996年と比較し、▲16.7%。


 内戦をやっているわけではないにも関わらず、過去四半世紀、ここまで貧困化が続いた国はありません。というか、そもそも実質賃金が下がっている国がない。


 それよりも恐ろしいのは、この惨状でありながら、特に政治家たちが「騒がない」という点です。


 特に、与党の国会議員。彼らは国民の貧困化について、特に気にしていない。

―――――――――――――――――続く――――――――――――――――――

記事タイトル: 日本国民の悲劇

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Last updated  2024.05.25 10:56:34
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