改めて時が流れるのが(この歳になると)早いと感じてしまうのですが、今月26日にパリ五輪開催となります。東京五輪から、はや三年。
それにしても、パリ五輪か。このタイミングで・・・。
昨日、フランスのアタル内閣が総辞職しました。
『フランス・アタル内閣が総辞職へ…マクロン大統領率いる与党連合の下院選大敗、後任首相めど立たず
フランスのガブリエル・アタル首相率いる内閣は、先に行われた国民議会(下院、定数577)選挙でマクロン大統領の中道与党連合が大敗したことを受け、総辞職する方針を固めた。16日にもマクロン大統領が辞表を受理する。
最大勢力となった左派政党連合を含め、いずれの勢力も過半数には達しておらず、後任の首相はめどが立っていない。(後略)』
とりあえずはアタル氏が「暫定内閣」を率いて、オランダ同様に正式な内閣発足までのつなぎをするのでしょうが、問題はフランスはオランダよりも「ややこしい」という点です。
下院選挙の結果、フランスの政界は与党連合、新人民戦線、国民連合に三分割されました。三国志ならぬ、三党志という感じですね。
マクロン大統領は、議会の「多数派」を踏まえて内政担当の首相を選定しますが、現時点では議会における多数派形成は困難です。
新人民戦線はマクロン政権の年金改革(要は年金削減)に猛反発しており、失業保険制度改革(要は失業保険削減)にも反対しています。社会保障制度をめぐり、マクロンの与党連合と新人民戦線は水と油です。
そして、移民政策を巡っては、国民連合と新人民戦線は水と油。互いに絶対に妥協できないでしょう。
さあ、どうする?
――――――――――――――――――続く――――――――――――――――――
記事タイトル: フランスの三党志
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