国民民主党の玉木雄一郎代表との対談の通り、9月の自民党総裁選挙が終わり、新総裁が誕生すると、10月に首班指名、所信表明演説、解散総選挙と向かうことになりそうです。
10月後半の解散、11月前半の衆議院投開票となるスケジュールですね。
自民党総裁選挙とほぼ同じ時期に、立憲民主党の代表選挙が行われます。何となんと、この状況で野田佳彦・元首相が代表選挙出馬を表明しました。
『<詳報>野田佳彦元首相「安易な消費税減税しない」 共産党とは「一緒に政権担えない」 立民代表選に出馬表明
立憲民主党の野田佳彦元首相(67)=衆院千葉4区=は29日、党代表選(9月7日告示、23日投開票)への立候補を表明した。千葉県習志野市で報道陣の取材に答えた。代表選への出馬表明は、枝野幸男前代表(60)に続いて2人目。野田氏は「熟慮してきたが、代表選にチャレンジする。再び首相を目指す決意を固めた」と述べた。
野田氏は、立候補に至った経緯について、党内の若手・中堅議員からの要請を踏まえたとした上で「有権者の声が大きかった。街頭に立つことが世論調査。声を受け止めないといけないと改めて思った」と訴えた。(後略)』
消費税について、野田は、
「将来的にベーシックサービスを実現をしていく財源には、消費税がきちんと位置づけられるべきだ。この時期に安易に減税をするのではなく、現状を維持するのが基本だと思っている」
と、語りました。
野田の自説は、「消費税を財源にベーシックインカム(BI)を」という意味不明なものです。
ちなみに、維新や竹中氏などが主張するBIは、負の所得税と呼ばれます(元々はミルトン・フリードマン)。
年金、社会保障等は全て廃止し、高所得者層から所得税を徴収し、低所得者層に機械的に配る。「機械的」なので、行政の裁量は存在せず、ムダも生じない。
効率的でしょ? 低所得者層は所得税を支払うのではなく、受け取ることになるため、負の所得税。
野田のBIは、低所得者層も実質的に負担させられる(企業が増税分を価格転嫁するため)消費税を「財源」とするというもので、負の所得税よりも悪い。というか、負の所得税を上回る「悪さ」のBIシステムとか、よく考えつくな。
――――――――――――――――――続く――――――――――――――――――
記事タイトル: しばき型リベラル
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