石破内閣の支持率が「思ったより低い」件については取り上げましたが、毎日新聞がさらに面白い調査をしています。
『小選挙区の投票先、「野党」26%「与党」25% 毎日新聞世論調査
毎日新聞と社会調査研究センターは3日、全国世論調査を実施した。1日発足した石破茂内閣の支持率は46%、不支持率は37%だった。15日公示、27日投開票予定の次期衆院選の小選挙区で与野党どちらの候補者に投票したいかについては、「与党の候補者」が25%、「野党の候補者」が26%で拮抗(きっこう)した。「まだ決めていない」は48%。(後略)』
もちろん、小選挙区制であるため、25対26の議席にはなりません。
例えば、A選挙区で、与党一人、野党二人が立候補したケースで考えてみましょう。得票が31対30対30になり、合計すると野党に投じられた票が圧倒的に多かったとしても、与党候補が当選することになります。
改めて、小選挙区は本当に問題がある制度です。というか、ほぼ完全な二大政党制の国でなければ、欠陥がモロに出るわけです。
日本の場合は野党が乱立していますので、よほど選挙区調整に成功しない限り、与党が有利となります。
わたくしは、民主制について、よく「最終的には多数決」と言っていますが(何しろ他に方法がない)、小選挙区制の場合は「与党否定」が多数派になったとしても、与党が勝つわけです。
ちなみに、27日予定の総選挙について、
「自民党に入れないとして、どこに入れるんだ」
と、反発されるわけですが、自民党以外ならどこでもいいです。とにかく、自民党の議席を減らすことが肝要です。
さすがに、自民党が第一党の座から転げ落ちることは(多分)ないでしょうから、連立のための「議論」が始まる。この議論こそが、重要なのですよ。
――――――――――――――――――続く――――――――――――――――――
記事タイトル: 刷新感皆無内閣
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