食べる・歩く・食べる・歩く

東銀座で途中下車して、つくる・者たち展に立ち寄り。my箸である栗懐中箸の作者さんがいらしているとのことで勝手にトツゲキ。予定外にたっぷり長居をさせていただき、漆器の手入れの仕方も教わってきた。

我が家の食器はほとんどが漆器で、ごはんも、味噌汁も、おかずも漆椀だ。陶磁器のカチャカチャした冷たくて重い感じがニガテなこともあり。展示されている6年ものお椀が、未使用品よりも輝いていることにびっくり！伺ってみたら、漆器は早く水分を拭いて布で磨いてあげるといい艶がでるとのこと。私は恐る恐るなるべく刺激を与えないような使い方をしていて、こんなに磨いてあげると光るとは知らなかった。白んでいた漆器も磨いてあげれば輝いてくるそうだ。

帰りに木の料理用のへらと、ちょっと変った塗りのお箸をいただいてきました。

その後、Nikon銀座で先に入院させたF3を引き取り、Nikonサロンで渡邉 博史展を鑑賞。とくに、正面アップのポートレイトがどれも息遣いが聞こえてきそうな迫力で思わず息を呑み立ちすくんだ。

その後、こないだ買った着物に合わせる帯を探すつもりで、くのやさんに入ったのだが、思いがけずそのキモノとは関係ない帯を購入することになってしまった。それはそれはのデモノで、ありえない安さ(といっても、このお店のですからね)とのことだったけど、たぶんたぶんだからこそ売りたくないお客さんには絶対勧めないだろうということが伝わってきて、か、買ってしまった。仕立てあがって4月はじめくらいにきてくださいと言われました。さて、キモノを探さないと。

地下鉄駅に向かう途中でユニクロに寄って、インナーをいくつか購入した後はまっすぐ？帰宅。さっそくごはん炊いて塗りのお箸で地味な晩ごはんをいただく。汁物にちょっと添えた三つ葉が美味しくてほっとする。今は、ホットワイン中。充実した一日に感謝。