カテゴリ:旅行
昨日は天気が良かったので、ニーナを連れて山歩きに行った。
リスボン南部の「スピシェル岬」の近く。 普通、恋人や家族がドライブに訪れるのは、写真の頂上部分。 ここは、延々続く海岸線が見える絶景である。 でも私達が山歩きに行くのは、ちょうどこの写真が撮られた辺りなのだ。 つまり、「スピシェル岬」とは反対側。 いつもはあまり人にすれ違わないのだけど、今回はいつもより人が多かったですぞ。 看板なんかも立っちゃって、どうしたの? 看板には、この辺りには恐竜の足跡があるんだと書いてある。 今まで、その事は知っていたけど、何処にあるのか説明不足で分からなかったんだ。 そしたら、目の前の崖の地層に足跡がたくさんあるんだって。 (最初の写真の傾斜した地層部分) 説明によると、1億5000万年前~1億4000万年前のジュラ紀の地層のよう。 へええ、知らなかった。 でも対岸から肉眼では良く見えない。 見える足跡らしきものは、植物が茂っていて緑色になってる~。 アンソニーが「次回は望遠レンズを持って行く」と張り切っていた。 でもさ、役所のホームページでもイマイチ足跡が分からないんだから、家の望遠レンズでも無理なんじゃない~? でもね、山歩きの最中にも触れる所に恐竜の足跡があるの。 看板の説明通りに歩いて行ったら、簡単に足跡を発見出来た。 体長1.3メートル程の二足歩行の恐竜の足跡。 今回は写真は無いので、次回に。 発見出来て嬉しくて、その足跡が消える所まで追いかけて行ったけど、この場所も傾斜がすごくて、ちょっときつかった。 今まで何度も行った場所なのに、恐竜の足跡には気が付かなかったのは、説明看板が無かったからだ。 今回、看板が出来ていたのは、「ユネスコ世界遺産に立候補」していることもあるらしい。 なるほどね~。 そう言えば、去年地元の新聞で取り上げていたな。 道理で、訪ねる人も多くなった訳だ。 それにしても、大昔、恐竜達が平地(沼地)に付けた足跡が、今は切り立った高い山の崖部分に出て来ているなんて、大地のエネルギーのすごさを感じた。 興味のある方は是非、運動靴で行って下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅行] カテゴリの最新記事
|
|